大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(8473)SBIホールディングス 日記(分)

スポンサーリンク

 

注目銘柄(市場/業種)

SBIホールディングス

(東証PR/証券・先物)

株価

2685円(人々は、出世はしたがその後はしくじりもあり足踏みをしている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。2022/11/13取得のKABU+でデータでROEROA営業利益率PBRの業種平均を出しROAROA営業利益率で業種平均を上回り、かつPBRで下回るもの(該当719銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。SBIホールディングス。ネット証券最大手。数字は上記の通りですが、2016年以降営業利益がないので、経常利益で代入としてます。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年11月11日に取得。

業績

金融関連色々やってる。

SBIはソフトバンク・インベストメントだとおもいますが元々ソフトバンクグループの金融会社としてスタートですね。

今はグループ放れて資本関係もなさそうですが名前はかえなくなかったみたいでSBIは「Strategic Business Innovator(戦略的な事業の革新者)」の略になってるようです。

それでイートレードを軸に買収などを繰り返しながら今の規模になったかんじですね。

このての総合金融は、財務レバレッジがかかって自己資本比率も低かったり、営業利益出してなかったり、予想も出してなかったり、そも総合金融で各部門の影響も複雑だったりIFRSだったりとわかりにくさがあろうと思いますし、自分もよくはわからないのですが、そういうのはこまけえこことはいいとざっくり判断するのがいいのではないかと思うところで、それはBPS推移でもみればいいのではないかってことで以下。

長年停滞感強かったのんが近年BPSが大きく伸びて目先は特に伸びているという感じ。2009年には純赤字もあるね。

2022「収益の増加は主に、ベンチャー企業への投資等において認識される「FVTPLで測定する金融資産から生じる収益」の増加及び新生銀行を当期の第3四半期に子会社化したことによる「償却原価で測定される金融資産から生じる受取利息」の増加等の要因によるものであり、税引前利益の増加は主に、株式会社新生銀行の子会社化に伴う負ののれん発生益を263,847百万円計上したこと等の要因によるもの」

とかとかの要因で前期はジャンプアップですがいずれも一時的な要因思えるところで、その中で目先2Qで大幅増益で大幅減益ですがこれは前期利益ですぎで2019年辺りよりは上なのでまあ結構順調な感じではないでしょうか。

そんなかんじですが一時は除いてもROEで2015年以降は10%程度はでておりそこくらいの地力はありそうとも見れるし、経常赤字自体はすくなく一定以上の安定性もあるとも見れる中でバリュエーションを考えればいいのではないかとは。

 

財務

財務はわるい。も、しかたないね。金融機関だし。

前期末でみる総資産倍以上になってます。7.2兆から17.8兆円。でもみると増えてるのは主に現金が0.8兆から2.5兆の営業債権が1.1兆から8.4兆とかでこれは新生銀行子会社化の影響が大きそうです。

「SBI vs 新生銀行TOBで起きたこと、これから起きること」

https://incomepress.jp/business/6963

同時に負債もたっぷり増えたので例えば預金1.4兆→7.7兆とかで、銀行はとかくBS膨らみがちでそれを組み込んだことにより全体のBSも銀行よりになったかんじです。

その意味で銀行飲み込んでいろいろこれから。

 

CF

金融機関のCFはよくわからない。

現金くらいは増えてきて、2022にジャンプアップ。だいたい銀行のだね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い感
週足であげてもんでる
月足でなんとなく上方向
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年まであげがあり、1000円台くらいから3655まで、以降はコロナで1275まで下がる局面もあるもだいた2000円台で推移してる形でしょうか。

大枠では2018年以降調整をしてるという視点は取れます。

この調整を終えてまた上に行くシナリオを見れるかですかね、

週足レベルでは目先安値2392とか2526において上昇狙いか・・コロナ以降の安値が2392ですね。なので基準はやはり2392がいいのではないかと。


ファンダ的には、ネット総合金融最大手だけど、事業多数で見えづらいし、銀行とかお金の動きが大きくそして複雑な感じ、正直なところ状態を測り切るのはかなり難易度高いというか自分はできないというか、すごく頑張ればできるかもだけどそこまで頑張って状態把握に取り組むのもよくわからない。

というわけで、大雑把に大枠の売上推移とかBPSROEの推移とか現金推移などみながらざっくり状態を測るのがいいのではないか。

その視点では買収もくりかえし成長に意欲的でかつその中で中核にもなりうる銀行を飲み込んだこと、そして過去にはあまり赤字もなく基本ROEも低い水準ではなく(すくなくともだいたいの銀行や証券会社より高い水準に思える)、増配なども続く状態であり、総合的に上手く言ってるし優秀とみていいのではないか。

目先のBPS増とか高ROEは一時要因多そうでこれは続かないと思われます。

・・なところですが財務は絶対的には劣悪でレバレッジもかかりまくり実際に破綻の常習業界である金融はそうなので一定以上の警戒心はもってつきあいたいとは思うところですが。

評価。

PBR0.7。PERなし。金融業としてはPBR高めですが、これはROEなどの実績も踏まえより状態がいいのがより高評価されてるでもありそうで妥当というか、PBR0.7程度はSBIとしてはわりと低評価ではありそうで、一時とはいえ大きく業績伸ばした局面では低めかな?という気はします。一時だろ?という警戒がわりと強めに織り込まれてる気もしなくもないです。ピンチというよりは上がり目な気はしますし。まあ新生銀行買いが失敗じゃね?という織り込みかもですね。

あとは増配傾向のなか配当利回り高め。このへんでみれるかも。新生銀行があまりしくじらないは前提ですがなんだかんだわりと悪くもないかもしれません。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8473

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8473

IRBANK:https://irbank.net/8473

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになくへいわ。

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)