大河の一滴

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(6787)メイコー 日記(分)

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注目銘柄(市場/業種)

メイコー

(東証PR/電気機器)

株価

2538円(人々は、劣勢を跳ね返し激しく進撃するも再び劣勢になってきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。2022/9/30に市場統計推移記録表で2016/2/12比較でROEが伸びてるのにより低PBRになってるもの(対象303銘柄)からきになったものをチョイスして分析。っ当時よりROEが高いの暴落した当時より低PBRになったものを拾う意図。メイコー。電子回路の基盤その他。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年10月17日に取得。

業績

プリント基板メーカー。半導体関連ですね。

長期には伸びてますし、特に目先は好調ですが、2008-2013は減収傾向だし、2015あたりは赤字でこういうのはシクリカルというのだと思います。

というわけでシクリカル。今は好調ですがいつかまた足踏みか赤字もあるのではないか。

前期は絶好調「車載向け基板は顧客内のシェアが拡大していることに加え、電装化
による需要拡大が継続しました。スマートフォン向け基板においても顧客内シェアが拡大し、これ以外の商品においても全般的に販売が増加~各工場の高稼働が継続する中、全社的なコスト削減策や歩留まり改善等の施策により好調に推移しました。これに加え、為替が円安で推移したことにより当連結会計年度の売上高と利益は過去最高を更新」とまあ好調ですね。

あとは上記から傾向をみるにやはり増収時に利益率が向上し減収時に利益率がさがる傾向はみられるというかこのあたりはいかにも製造業ですので、やはり基本として売上推移が大事ではないかとは。

今期1Q。増収増益。依然として好調で増収ですが「車載向け基板は、自動車の需要は堅調に推移しているものの、部品不足により生産が低迷したことから、受注面では減少傾向~スマートフォン向け基板は、受注面では、例年夏以降に新製品の発売があることから徐々に回復傾向となりました。販売面では中国の景気低迷やウクライナ情勢による欧州向け需要の低迷が重なり販売が減速」

目先好調も受注が減ったりスマホで販売が落ちてきてるなど懸念含みというかんじになりそうです。

とシクリカルなものがいろいろ懸念含みですが長期には伸びてきてるのと目先はその中で絶好調はそうなのとROEが目先20%近い一方不調時はマイナスととかく、振れ幅が広いのが踏まえるというか要するにだからシクリカルですね。

 

財務

前期末1683億で有形固定は825億でこれは2018年以降伸びてますね。それで2015から2017年にかけて減ってる感じで、このあたりから投資は必要だし、減収すると特損なので吹っ飛んでる感じです。(2015-2016で大きな減損)、一方流動資産は783億でこれは一環として伸びてます。現金は2016年以降減ってて増えてるのは手形や商品関連です。

負債は1096億でこれは一貫して上がってますね。自己資本比率は低めですがうち有利子負債663億で負債における質も悪めで財務は順当にわるいですね。

という感じに業績は伸びるも負債を増やしながら現金を減らしながらで固定資産が伸びる感じで、伸びてる間はいいも減速時に大きな減損なども出てきかねないやつで、割とチキンレース味を感じる業績と財務推移ですね。

CF

営業CFはでてますが、2013-201は弱い・・のはいいとしてFCF推移は以下で長期のFCFマイナスですね。

まあマイナスの分固定資産などが増えてるので黒字ではありますが、減速すれば飛ぶかもしれなくていろいろ危ういバランスの上にあるという印象はうけます。

 

そんな感じですが配当は利益並感ありますが、自社株買いも入っていて還元頑張ってる感あります。

これは頑張ってるといえます。FCFマイナスなのに還元頑張ってるので。続くかな?という疑問は感じますが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげからさげ
週足であげからさげ
月足であげてきてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2021まであげで4880まで。特にコロナ後は力強く。も、以降は落ちてきてます。も、コロナ安値までは至らずくらい。

上昇し過ぎの調整局面とは。コロナ安値が2018年以降の安値となるがここはかなり遠いので、なかなか下は見定めにくく。目先2424はいかにも週足で絶賛下落で逆張りになり、上昇トレンドにのるという視点だと扱いづらさはありそうです。業績が落ちない前提でPERで逆張りとかでしょうかね。・・とそうするとテクニカルから離れますが。

ほかは2021年安値1787とか。このへんを基準に。


ファンダ的には、主にプリント基板メーカー。目先半導体活況もうけて絶好調。

なのですが基本売上伸びるときにより増益、下がるときより減益でそして環境でかなり業績に影響をうけるいかにも固定資産よりのメーカーって印象。

そのなかで好調も投資がかさみFCFがあまりでてなく、現金は稼げてない中で負債も増える。目先は絶好調も懸念の種はあり来年あたりは経済後退か?みたいな言説も多い中ここも環境に影響を受け易い中で増えた固定資産を持て余す展開も懸念はそうですね。

総合して今は好調も外部環境には影響を受けやすく懸念複数も出てきてるというところ。

評価。

PER5.5のPBR1。目先好調のPERではない。つまりもう利益が伸びることは織り込んでないようにはなので伸びればその分・・とはみれなくもないけど、後退すると一気に赤字どころか、投資した固定資産を大型減損とか飛んでくるシナリオも想像できていやあ怖いですねって感じ。

まあでも増益は織り込んでないようにみえるのでもうちょっと伸びるなら一気に見直される・・というかPERでつけても10とかっぽいのでつけてもいかにも業績後退にビクビクしながら持つチキンレースみたいな投資になる気はするところです。

PBRだと、1は割と底辺・・というか2019年以降なら底辺の方というか好調の範囲なら底辺。

不調なそれ以前だとPBR0.3とかもあるので業績反転するならかなりまだ下がある感じで収はとりあえず死にそうって感想です。

厳しい気はしますがお祈りしながらチキンレースして祈りが通じれば報われるとは思いますが。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6787

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6787

IRBANK:https://irbank.net/6787

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転ですね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)