大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4956)コニシ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

コニシとその他

株価

1649円(人々は、進みすぎて乱れた秩序をずっと整えようとしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4956 7966 4972 7372
企業名 コニシ リンテック 綜研化学

デコルテ・

ホールディングス

市場 東証PR 東証PR 東証ST 東証GR
業種 化学 その他製品 化学 サービス
時価総額(億) 671.3 1760.0 155.1 67.4
株価 1649 2295 1869 1188
決算期 2023/03予 2023/03予 2023/03予 2022/09予 I
予想売上(億) 1,220.0 2,850.0 430.0 54.9
予想営業利益(億) 69.5 215.0 35.0 14.3
営業利益率 5.70% 7.54% 8.14% 25.99%
予想純利益(億) 96.0 155.0 25.0 9.0
売上成長率(年複利/期間) 0.6%/16年 2.5%/16年 3.8%/16年 5.3%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 11.9%/16年 2.6%/16年 2.9%/16年 24.1%/3年
BPS成長率(年複利/期間) 5.2%/15年 4.2%/15年 5.1%/15年 13.9%/2年
PER 6.12 10.25 6.17 7.22
PBR 0.85 0.74 0.52 1.49
ROE 13.9% 7.2% 8.4% 20.6%
ROA 8.1% 5.1% 5.5% 8.0%
配当利回り 2.97 3.83 4.55 0
配当性向 18.2% 39.3% 28.1% 0.0%
総資産(億) 1191.5 3025.7 455.8 111.5
自己資本(億) 686.7 2092.1 283.5 38.3
自己資本比率(%) 57.6 69.1 62.2 34.3
一言感想 停滞蓄財 あげ あげ あげあ

 今週は比較。2022/10/7のKABU+データみて、ROE10%以上かつPBR1以下で気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年10月07日取得。コニシ。接着剤のボンド。比較に接着っぽい。ゲストにものではなく男女をくっつけてるデコルテ。

コニシ(4956)

業績

木工ボンドとかのボンドが主力。

セグメント。化成品もあるけど利益はボンド中心。

で、最近建設会社を子会社化し建設にも参入したようです。

業績。長期に地味に増収ですが成長率は売上 0.6%/16年 とかで高くはないかなとは。ですが2013-2020は増収が続いてますし、ROEも結構安定的です。赤字は1999年以降だとないようですね。

その中で201は大きく減収・・っぽいですがこれ会計基準の変更のせいですね。後退感はないですね。とはいえ成長してるかは微妙で横ばいに近く停滞と見てたほうがストレス少なさそうです。

それで前期は増収増益で工事は後退ですが前期に大型案件があったといってるし県庁の範囲内となりそう。

今期1Qで増収減益。まあ1Qだし通期も減益ですが、絶対の利益水準としては2018年以降たいして変わらなくやはり停滞蓄財の部類ではないか。堅調とも言えます。

ちなみに今期は「固定資産の譲渡による固定資産売却益として、第2四半期決算に71億76百万円の特別利益が発生」としてるのでPERブーストしてます。

 

財務

蓄財は順調だという推移。借り入れも対してなく自己資本比率も長期に改善かな?

前期末総資産1191億で有形固定は256億ほど。伸びてますがこれは上記の建設買収の影響が大きそうです。流動822億は右肩感。現金もそうですね。261億とか。

負債462億固定負債はあまりなく流動負債411億で主な負債は手形類で350億とかなので相当健全に見えます。

BPS成長率とると5.2%/15年とかでいかにも堅調。

 

CF

営業CFはかなり安定2008年とかはマイナスはあるけどそれぐらい。そもそも長期に赤字なしだし。FCFもだいたい出て絵tマイアンスの2019は、2018年の買収を受けたやつなのか設備投資が大きめで。

増配を続けながら現金積んでるやつ。

近年は自社株買いもそこそこ入るように。

 

リンテック(7966)

業績

放送テープとかフィルムとか。粘着モノを含む平べったいものってことですね。

長期に売上伸びる方向で利益も大凡伸びる傾向。局所では後退してるし成長企業って感じではないけど気がついたら進んでる感じでしょうか。営業利益なら1999年以降ないし純赤字も2001年にある程度で安定性高め。ROEも高くもないけど下がる感じでもなく。

なのでEPSもあげるんだけど毎年は上がらない一方BPSは毎年あがってるので停滞蓄財の部類で見てるのが正しい気はします。

BPS成長撮ると4.2%/15年でユニシに劣りますね。目先は1Qで増収減益。1Qだし計画もそんなもん。増収なので大きくは好調ですがやっぱり増益は微妙でやはり停滞蓄財かなとは。

 

財務

財務いい。自己資本比率70%誓うで有利子負債などほぼない。

中身見る必要もあんまり感じないけど有形固定は増えてて増収で設備投資は要りそうなな雰囲気。

 

CF

営業CFは安定。FCFも普段は出てますが2017年に買収かましてここは大きくマイナス。

リンテック、米国のフィルムメーカーMACtac Americas, LLCを取得 | 山田コンサルティンググループ

資金借りたようでその後は借り入れ返してだいたいなくなったようです。

また買いたくなったのか最近複数買ってますね。

リンテック<7966>、米Spinnakerからラベル用粘着紙・粘着フィルム事業を取得 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

リンテック<7966>、米国の粘着製品メーカーDuramarkを子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

と、近年はわりと買収して海外で伸びようとしてるムーブがありますね。

まだ資金もあるし黙ってればFCFでるやつでこの傾向続きそうな?

還元も増える傾向で時折自社株買いも。

 

綜研化学(4972)

業績

粘着剤が主力の化学製品メーカー。

長期に売上は伸びる傾向も毎年じゃなくいつの間にか伸びてる感じとか過去に赤字もなく堅実な化学メーカーという印象。利益は足踏み感強めも目先は増益傾向。

まあ蓄財と見てた方がいいのではないか。

その中で2017年以降はROEも比較高くでてて順調な感じはしますね。

今期1Qで増収増益。計画だと大幅増益ですがどうですかね。

計画は下振れすることがおおくあまり信用できないところはありますね。

 

財務

資産増。自己資本比率も微妙に増加傾向。借り入れあるも有利子負債比率は低く特に中身も見ないでもいいかなあ感。有形固定推移くらい見ると増えてて、投資は必要そうなのとBPS成長とると5.1%/15年とか。別に低いってほどでもない。

 

CF

営業CFだいたい出てて、設備投資してFCFもだいたい出て現金積んでる。

地味に配当増えてますね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいですかね。
週足であげたりさげたりはあるもヨコヨコになるのかな。
月足であげて調整。
確認。

評価・売買判断

コニシ(4956)

テクニカル的には、2018年まで上昇で2189。以降はコロナ1085とかまで下げるもあるが調整に入ってる感じで、2189は破れず。

コロナ以降は上昇といえば上昇なので調整高値1911とか、安値1378、1432あたりをみながら1911突破し上昇形成するかを見る感じでいいのではないか。

 


ファンダ的には、ボンド屋。化成品とかもやるし最近は建設にも手を出してきてますが、全体業績としては長期に地味に伸びてるやつで、赤字もないしROEも安定的でとかく堅実さを感じます。伸びてないこともないけど成長力自体はさほどないので停滞蓄財と見てたほうがいいかもしれません。も蓄財はさらに底堅く財務CFは健全でその中で増配や自社株買いもこなしながら現金積んでる感じでROEも結果一定感あるので、ROE維持は意識してる気もするしこの調子ならこれまでのBPS成長5.2%/15年は続く見込みも高そうです。配当3%程度も踏まえ8%前後のリターンを見込めるとはできなくもない。

評価。

PER6のPBR0.9。PERは固定資産売却益もありブーストで近年なみの純利益として45億くらいするとPER15前後となりそうで、いかにもほどほどかちょっと高めか。

まあ利益45億はちょっと保守的なので50とするとPER13前後でこれだといかにも平均的。

PBRだとコロナ以後はいかにもよくある水準で、いろいろフェアバリュー感はあるのですがとかく堅いし、ほどほどのものを程々の価格で買う案件となるっぽいですがそれだけに難易度は低そうで黙って持ってればなにげに堅い成果が得られるのではないか?とは思ったりします。ユニシの業績財務と一緒ですね。

 

リンテック(7966)

フィルム屋。ユニシと同様に長期に成長でそして安定性もあるのも同様。その中で買収も活用し成長模索も同様で大きな傾向は近いものが多いです。総合して停滞蓄財っぽいのも同じく。

その中で財務も健全CFも余裕ですがROEとかはユニシに一枚落ちる感じでBPS成長も差が。この辺をどうみるかですね、

評価。PER10のPBR0.74。ユニシに一枚落ちる評価で結局バランス取れてるなとは。

PBR0.7台はよくある評価で低めはそうですね。傾向が変わらないならどこかで見直されるとして拾うのもいいかもですね。地味にBPSとか伸びると思うし。

 

 

綜研化学(4972)

停滞蓄財の主に粘着剤。

長期に伸びてて、赤字もなく堅実ですが利益は足踏み感強くやはり停滞蓄財としてBPSとPBRを主に見てる方がいいのではないかと思ったりします。財務やCFに問題がある感じでもなく蓄財自体も順調。一方業績は計画は強気感もありあまり利益が伸びる感じでもないし積極的に買われるかな?というところはありそうです。

評価。

PER6のPBR0.5ほど。PERはあまり信用できなさそうな中PBR0.5ほどは、BPS成長5%ほどに配当4%超は破格といえば破格で安いと見れることはみれますが、要するに買われるかなあというとどうですかね。綜研化学としては、PBR0.5ほどは上も下もあるいかにも定位置って感じ。買われるかもしれないし売られるかもしれないし市況次第って思いますが地味に持ってると配当合わせて年9%程度とれるかもね?という雰囲気は感じます。

 

デコルテ・ホールディングス(7372)

フォトウェディング。

ようするに盛ってる映える写真を撮るサービスのようです。いかにも今どきっぽい。その他アニバーサリーフォトとかフィットネスとかもやってるようです。実際の結婚関連もしてたそうですがそれは撤退してますね。

 

業績は以下で落ちて伸びてる感じですが落ちはコロナのせいで、売上に関してはコロナ前まで伸び続けて、目先は落ちたものを取り返すか?ってところみたいですね。

反面利益は足踏み感も強いのでグロースによくある売上伸びるけど利益足踏みをどうみるかでしょうか。

なところですが、利益率が高くROEも計画20%超えでここではなかなか目を引きます。

同時に資産は固定資産寄りでスタジオを出店する形で成長で自己資本比率も低めで投資がかさみそうなところはありますね・・・目先はFCFでてますが。

・・でこれがPER7以下ですかってところはあるんですが月次など見ると撮影件数は減ってるのをどう評価するか単価は上がってるので値上げしたと思われます。合わせて増収ですが、成長鈍化とくると渋いかもしれませんが現状伸びてて、一応高利益率の高ROEなところはありますね。さて。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないっすね。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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