大河の一滴

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(3690)イルグルム 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

イルグルム

(東証GR/情報通信)

株価

717円(人々は、一度挑戦してうまくいかずにその後はうだうだしている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。2022/9/18に銘柄スカウター10年クスクリーニングで売上利益10年最高値更新の銘柄(対象197)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25比較してPBRが低くなっているもの(対象72銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。イルグルム。マーケティングプラットフォーム。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年09月20日に取得。

業績

セグメント。

それぞれいろいろサービスありますが・・


マーケティングプラットフォーム事業は運用型広告市場向け広告効果測定ツール「アドエビス」、広告代理店DX・運用型広告レポート作成「アドレポ」を提供。

アドエビスが主。単価はあがるもアカウント数減ってる。

アドレポ。アドエビスよりかなり比率低め。

商流プラットフォームはEC-CUBEとか。

業績としては伸びてますが、商流は足踏み感でマーケティングが伸びてる感じです。上では商流が利益出てるけど、前期はかなり利益が出てきて継続性はどうでしょう?というところは。よって、増収が続くマーケティングがやはり重要とみてるのがよろしいのかなとは。

それでマーケが引っ張る中で増収が続いてますが、利益は足踏み感。利益率も伸びてもまた抑えられるって感じですが規模も出てくる中で原価率及び販管費も下がってきており今後はどうなのでしょう?というところ。

3Qで増収減益。

まあなんだかんだいいながら新規サービスも貢献してそうで増収ですが、主力のアドエビスがアカウント数を減らしてるのをどうみるか。

中期計画は強気っぽいですができるんですかね?感。

なところですが、2018.19などは赤字ですがそれ以外はまあROEも低い水準でもなく、伸びてるは伸びてるのでその辺もどうみるかでしょうか。

財務

資産増。2018年に自己資本比率も低下。ここで有利子負債も。

株式会社ロックオン、株式会社EVERRISEが提供する運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」事業を買収 | 株式会社イルグルム

借りて買収したとなりそう。

前期総資産は31億、有形固定は0.3億のれん4.5億ソフト4.2億とか。

流動は18億で現金13.9億で売掛3.7億。

ということで資産は現金とのれんとソフトでだいたい。その他もありますが。

負債は14.9億。借り入れ10億その他2未払い2.3億とかでまあだいたい問題ないのではないか。

 

CF

営業CFは安定的でそして最近は加速。

ソフトだろうけど設備投資が大きめあまりFCF出てない・・というのはそうでもなくて、2019年以降子会社取得とか事業譲受とかで黙ってればFCFでるやつですね。

配当自体は増配傾向ですが配当性向は低めで赤字で無配にもなってるので還元は熱心な方ではないですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてもみ合い
週足でさげではないか
月足であげたりもしたけどずっともみ合いか下げ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場して2500からさげて677、2016年に5260まで行くも以降はさげてずっともみ合いか、目先は675と上場最安値をマークで下落ですね。

週足で下落でもあるのでトレンドとしてはやっぱり下落となりそうです。日足ではもんでる印象なので675を底にトレンド転換を狙うみたいなことはできますが。

 


ファンダ的には、伸びてるけど利益は足踏みのソフト会社。も、原価率など下がるなどで利益が大きく出そうな気配もないわけでも。

その中でまだ目が出ない増収も減益ですが、主力サービスで単価はあがるもアカウント数を減ってるのをどうみるか。それと近年は買収も散発でそれで増収でしょうか。一方コストを回収しきれてないところはありそうです。

そんな感じですが、買収を散発できるほどCFに余裕がありそうで財務自体も以前より悪化も、目先は改善してて絶対的にもそんなに問題もない。

そんな感じで主力サービスに傷もあるけど、買収などに頼って伸びようとしてるところをどう考えるかですかね。ROEとか自体も低いものでもないし現状は特にひどいことはなってないし、取得した事業が伸びてくれるなら景色一変もあるかもしれません。

評価。

PER21のPBR2.6。結構評価高め。結構(利益)成長を織り込んでそうな印象は受けます。イルグルムとしては低PERでかつPBRでも最底辺のようですね。

ずっと期待されていたけど、最近は見限られて来てるはそうですね。なのでここで業績一変なら面白くなるかもしれませんが、まあどうでしょうね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3690

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3690

IRBANK:https://irbank.net/3690

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に中小小型で観測される中でかなり低いPERPBRをつけてかつ低流動性なものってのが多いんですよね。状況としては2013年アベノミクス以前の状況に近いかな?とは思ってたりします。

なので時代が巡るならそのへんは報われそうだとは思ってるんですけど、問題は時代が巡るか?なんですよね。以上は2013年以降かもしれませんし。

そして異常だとするのも正常だとするのも自分以外の投資家共なんです。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)