大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(5395)理研コランダム/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

理研コランダムとその他

株価

2350円(人々は、波に揺られて先に進まない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5395 5381 6131 5122
企業名 理研コランダム Mipox 浜井産業 オカモト
市場 東証ST 東証ST 東証ST 東証PR
業種 ガラス土石 ガラス土石 機械 ゴム製品
時価総額(億) 21.7 91.9 28.8 725.4
株価 2350 636 833 3900
決算期 2022/12予 2023/03予 2023/03予 2023/03予
予想売上(億) 40.1 105.0 70.0 920.0
予想営業利益(億) 1.4 10.0 5.3 65.0
営業利益率 3.45% 9.52% 7.57% 7.07%
予想純利益(億) 7.4 9.0 5.0 47.0
売上成長率(年複利/期間) -2.7%/15年 1.5%/16年 -3.6%/16年 1.2%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 5.5%/15年 6.3%/16年 -2%/16年 4.3%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 1.2%/14年 -0.1%/15年 -2.2%/15年 2.8%/15年
PER 2.93 10.06 5.45 15.14
PBR 0.44 1.1 1.28 0.98
ROE 15.0% 10.9% 23.5% 6.5%
ROA 12.0% 6.2% 6.7% 4.0%
配当利回り 2.55 1.57 2.4 2.82
配当性向 7.5% 15.8% 13.1% 42.7%
総資産(億) 61.6 146.1 74.8 1175.6
自己資本(億) 43.9 80.9 20.8 719.6
自己資本比率(%) 71.3 55.4 27.8 61.2
一言感想 停滞から? いちおあげ あげ 停滞蓄財

 今週は比較。市場統計推移記録表で2022/8/26データで業種平均PBRROEを出して、平均PBRで20%低いかつ平均ROEより20%以上高い銘柄(該当329銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。業種平均より優れていてかつ評価の低い企業を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年08月31日取得。理研コランダム。研磨布。比較に研磨っぽいMipoxと浜井産業。ゲストに理研コランダムの親のオカモト。

理研コランダム(5395)

業績

研磨紙。最近勢いある半導体研磨というよりは、いかにも研磨というラインナップ。

研磨本業だけど薄利感・・といかセグメント赤字も結構ある。

業績も上がるというよりはさがるで停滞と見れるのかも怪しい。

そんな感じですがそれでも今回のスクリーニングで引っかかる感じでガラス土石の冴えないさはあるかもしれません。

・・・と、いいつつ今期は警句で純利益跳ねてますね。

1Qで「持分法適用関連会社の淄博理研泰山涂附磨具有限公司の持分を譲渡〜特別利益として関係会社出資金譲渡益572,000千円、為替換算調整勘定取崩益258,000千円を計上する見込みであり、税金費用として法人税、住民税及び事業税319,000千円、法人税等調整額(貸方)として214,000千円を計上する見込みのため、親会社株主に帰属する当期純利益は増加する見込み」という感じで、事業処分したがゆえに純利益が上がる形で、ROEが跳ねてますね。これ。

そしてそういうことがなければROEは5%でることも珍しく低利益率で低ROAで、典型的な低収益で売上維持も危ういくらいでBPS成長で 1.2%/14年とかで蓄財も怪しいで、停滞も蓄財も怪しい低迷企業とする他ないような感じに。

2Qもその範囲内です。

と結局、厳し目のガラス土石の冴えない一つにおちつくと。まあ営業赤字は1999年以降ないようですね。

 

財務

自己資本比率70と高めもあまり資産増えてる感じでもなく。

前期末60億で有形固定14億で伸びてる感じでもなく。流動25億でどちらかといえば減ってる。とはいえ現金とかは減ってなく手形製品原材料あたりが減少でこれを事業規模の縮小とみることもできるし効率化もいけなくもないですがROEが伸びてる感じでもないのでやっぱり効率化とするのは苦しいかも。

負債は17億ほどで長期に地味に減らしてる。

 

CF

営業CFはだいたい。投資してFCFも多くはでますが、財務で負債整理と還元をすると残らないという感じではあり。

BPSBPSも増えてない感じなので負債整理もどうかなあというか早いほうじゃないとなりそう。ていうかだいたい止まってる。

 

Mipox(5381)

業績

研磨剤ですが用途はハードディスクとか光ファイバー渡韓お研磨で半導体よりってことで近年業績好調ですが、リーマンとかもののみごとに大幅減収して純損失を5年連続とかなのでシクリカルだしシクリカルの引け目は大惨事にもなるというだからシクリカル。

 

目先は好調で前期は利益率を二桁にのせてROEも20%に迫る感じですが今期1Qは増収も伸び幅が落ちて利益は減益とピークはすぎた感もあるもさて。

製品で「ハードディスク関連市場の売上、半導体関連市場の装置売上が増加いたしました。一方、物流コ ストや人件費といった販管費等が増加した」

受託で「受注元の在庫調整や生産変更などによる受注減の影響を受け」とか言ってて、製品は売れて入るけど原価高をコスト転嫁するのは難しそうで、かつ受託では減産も入ってきてる感じでこのへんはピークアウト感でしょうか。

いずれにせよあまり強い会社という印象ではなく、近年は成長よりシクリカルのいい面が出てた感は。

 

 

財務

2017あたりに借り入れして自己資本比率低下で固定資産増のムーブ。

それで以後は増えてないけど、投資もせずで自己資本比率が上る感じでもないので投資してもあまり回収が進まない程度の収益性のようには。

目先はなんか資産が増えてますね。なんか第三者割当増資で野村證券で27億とか調達あるのでそれでしょうか。前払金になってそうです。

で、それは今期に有形固定資産になったっぽく。1Qでジャンプアップ。

野村に土地や建物を買ってもらった形には。

 

CF

2017年以降で営業CFマイナスも。投資してFCFはマイナスが多く、投資すると資金繰り悪くなりそうな感じはあります。

好調を収入にできないで、印象としては立場弱そうです。

 

浜井産業(6131)

業績

ごつい機械。全部じゃないけど。

 

 

半導体関連でもありそうで近年好調なところはあるけど、リーマン前を超えられてないし、2010-2017とかで赤字散発でこの辺はシクリカルというか売上50億くらいきると非常に収益が怪しそうな感じで利益が出るのは売れるときでいかにもシクリカルな製造業という感じ。

シクリカルでいつ反転するかわからないところありますが、増収してる限りは比較的見れそうな気はします。

目先1Qで減収減益。まだ1Qですが。計画はまだ増収。

 

財務

自己資本比率低め。目先はかなり資産増してきているというか、2017年あたりは自己資本比率一桁まで行き利益剰余金マイナスでわりと危機だったのを脱してきてるところは。

利益剰余金は2021にプラス。財務レバレッジも効いてそうですが目先はROEがかなり高く出ており急激に財務が改善しつつあり借り入れ返済も目先加速してきてるようなところは。有形固定はずっと減ってる感じでたぶん投資はあまり必要のないタイプ。

まだ財務は絶対的にわるめ。

 

 

CF

2015以前は営業CF赤字もでてたけど、以降は安定で、投資は基本的に少ないので近年はFCFもでてだいたい財務改善に回ってそうです。

それで2022は配当復活してて、また配当出せなくてごめんなさいの意味もあるのか自社株買いも入ってますね。

自社株買いは2億円で目先時価総額28億なので目先利回り7%に配当も入れるなら8.8%ほどの還元率で総額2.5億程度となりこれは近年のCF水準が出るなら普通に継続できますね。というか2018年以降のFCFで平均とると8億程度。2.5億還元して4.5億負債返済進められる。過去平均でればですけどね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげっぽいけど出来高
週足でもみあいのなかであげっぽい
月足であげて波に揺れてる
確認。

評価・売買判断

理研コランダム(5395)

テクニカル的には、大枠2015年までの上昇があり、以降は2800〜1700前後でゆらゆらしてる感じで、目先はその中で2021年以降で上昇で揺れてる感じだけど、長期のゆらゆら内という印象。目先は伸びてるので2215とかみながら目先の上昇に乗る・・なんてことをしようにも出来高が少ないので値動き見てどうのこうのが向いてないですね。

とはいえ1705とかつけるとPBR0.36とかだなと言う感じになるのでそれをどうみるかなんてはできますが。


ファンダ的には、研磨剤。ROEが跳ねてるけどこれは事業譲渡のため、それがすめば低ROEで低利益率の停滞企業が残りそうで、数年以上は事業停滞も資産蓄財も怪しいところで、配当配るのにいっぱいいっぱいのように見えるし目先までその延長線上内にありそうには。

まあ赤字は出さないくらいの安定性はありますね。

評価。

PBR0.45程度で相当な低評価。メーカーは冴えなくてももう少し上もつきがちにも思えてメーカーのPBR0.4台は相当低い評価に置かれてるとみてそう間違ってなさそうとは。

とはいえ状態見ると妥当だしこれぐらいはとくある定位置っぽい。下はPBR0.2台もあるようなのでこれでも下がないわけじゃない。まあ上もついたことありますけどね。

 

Mipox(5381)

シクリカルで近年はまあ好調なんですが投資して伸びてもあまり財務やCFが改善してない感じで、なかなかしんどそうには。目先も野村に工場?を買ってもらった感ですが、業績も陰りを見れなくもなく、大枚だして投資したけど財務悪化していうほど儲からない中で業績ピークアウトとかで、過去にならうなんてならないといいですが。

評価。

PBR1.1のPER9。2021年までの株高から続落ですが警戒を織り込んできてるとはなりそうですが、過去の低いときはPBR0.2台とかもあるようでどうでしょうねって感じ。

警戒されたピークアウトが来なくて更に盛り上がるなら反撃もあるかもですね。

 

浜井産業(6131)

半導体関連でもある機械メーカー。ガチな方なシクリカルとなりそうで、環境向かないと赤字連打でここもちょっと前まで財務破裂寸前に利益剰余金マイナスまで追い込まれてました。

も、その後は堅調で近年の半導体の後押しもあるのか急激に財務が回復しつつあり、財務レバレッジも聞いてROEも20%以上を維持しつつきてます。

まだまだ好調の範囲でまだまだ財務も悪いのでこの調子ならROE維持になりそうな気も・・

あとは評価低いので還元にふると妥当な還元率で利回りが飛ぶところもあり。前期並みの還元で利回り8%にBPS増はちょっと落ちて15%とかでも23%とかのリターンになる計算はできなくもない。

評価。

PER5のPBR1.3。目先のROEなどからは破格の低評価とは言えます。故にというかこの評価は業績後退低ROEに向かうという評価であるとみてるのが妥当だとは。

なのでそのような業績後退が起こるか?だとは思うんですよね。

ちょっとわからない。というかシクリカル。ここは半導体も絡むし。でも業績維持でROEも落ちないとなると、BPSがかなり伸びて還元も同等だと利回りも高水準でまあ悪い結果にはならないとは思います。業績維持で高ROE維持ならね。一年だけじゃだめだよ。

 

オカモト(5122)

コランダムの親。ドラックストアに置いてる夜の道具のイメージが強そうだけど、その用途よりはいろんな産業向けのほうが売上がある・・けど利益は生活のほうが基本大きいい(目先は産業があまり利益取れてない)ので夜のイメージで正しいかも。

長期に地味に伸びてないこともないけど、業績としては停滞蓄財の感が強いですね。

1999年以降営業赤字なし。純赤字は2004年以降はないですね。リーマンも黒字通過。

BPSくらいは右肩感。2.8%/15年とか。

財務も問題なさそうで、常にFCF出てる感じで現金も積んでてて大枠ではとても堅調。

総合してやっぱり停滞蓄財かなとは。

PBR1ほどはオカモトとしてはそこそこ低いくらいなので安定性重視とかオカモト推しとかだったりするなら位置単元くらい拾ってもそんなに悪いことにならないんじゃないかとは思います。あまり化けるタイプじゃないというか市場が化けないと化けないと思う。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転だよ。

 

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用語解説(日記比較編)

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