大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4690)日本パレットプール/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

日本パレットプールとその他

株価

1525円(人々は、平凡な日々からの冒険は終わったに見えたもまだ諦めきれてない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4690 7417 9223 4487
企業名 日本パレットプール 南陽 ASNOVA スペースマーケット
市場 東証ST 東証ST 名証NE 東証GR
業種 サービス 卸売 サービス 情報通信
時価総額(億) 25.9 125.4 14.2 39.9
株価 1525 1895 920 335
決算期 2023/03予 2023/03予 2023/03予 2022/12予
予想売上(億) 71.9 370.0 30.0 11.7
予想営業利益(億) 7.0 26.0 1.5 (1.9)
営業利益率 9.74% 7.03% 5.10% -16.57%
予想純利益(億) 5.0 17.5 1.1 (2.0)
売上成長率(年複利/期間) 1.2%/16年 -0.3%/16年 3.3%/3年 24.3%/5年
EPS成長率(年複利/期間) 4.2%/16年 5.2%/16年 -25.2%/3年 5.7%/5年
BPS成長率(年複利/期間) 3.2%/15年 5.3%/15年 5%/2年 76%/4年
PER 5.13 6.90 12.46 -20.39
PBR 0.49 0.57 0.53 5.58
ROE 9.6% 8.3% 4.3% -27.4%
ROA 4.8% 4.7% 2.0% -11.5%
配当利回り 2.3 4.38 1.52 0
配当性向 11.8% 30.2% 19.0% 0.0%
総資産(億) 103.6 373.1 56.6 17.0
自己資本(億) 50.6 208.8 24.0 8.0
自己資本比率(%) 48.9 56 42.4 46.9
一言感想 びあげ 停滞蓄財 いちおあげ 赤字成長

 今週は比較。市場統計推移記録表で2022/8/26データで業種平均PBRROEを出して、平均PBRで20%低いかつ平均ROEより20%以上高い銘柄(該当329銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。業種平均より優れていてかつ評価の低い企業を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年08月31日取得。日本パレットプール。パレット(荷物置くひらたいの)を貸している。比較に銘柄スカウターで建機・建具レンタルとして並んでいた中で目についた南陽とASNOVA。ゲストに部屋を貸すのを手伝っているスペースマーケット。

日本パレットプール(4690)

業績

パレットレンタル。・・という他。

以下みたいなものをレンタル及び販売。

借りる場所と返す場所が違ってもいいとかありますし地味に目の付け所。

 

そんなかんじですが長期に地味に成長で営業赤字も1999年以降で2018年だけみたいですね。

BPSくらいは右肩感ありますが、成長率4.2%/16年ほどで早い方ではなくこういうのは停滞蓄財というのではないか。

そんななかで中期経営計画が出てて10年後に売上100億とかいってますが現在までのペース増収率1.2%/16年だと加速しないと難しそうですね。

そんななかで1Qで増収増益。結構な増益幅でみると計画も最高益の計画であり、近年は以前より利益率ROEなどもあがってきており、このへんで良化をみるのなら地味ながら停滞蓄財以上になっていく・・?かも知れない雰囲気もないかもしれないくらいでしょうか。

まあそんなかんじに好調ではありそうです。

 

財務

前期末で総資産103億で総資産はずっと横ばい感ありますがその中で地味に純資産積んで自己資本比率改善できてますね。

有形固定資産79億でうち貸与資産が73億とかでこれがパレットでしょうね。パレットは2015年以降横ばいか減ってる感。流動18億。現金9億でレンタル未収金が7億とか。

借入は地味に減ってるとかありますが各資産そんなに増えてる感じでもなく、やはり停滞感あります。停滞蓄財で財務改善してるってかんじですね。

会社がいう100億に向かうならこのままではないだろうとはおもうところですが。

 

CF

営業CFは安定的。

投資もするけどだいたいFCFでますね。地味に増配とかしてますがほんとに地味で、ここからも停滞蓄財感。

南陽(7417)

業績

銘柄スカウターでは建機・建具レンタルで並んでましたがレンタルというよりは卸っぽい。四季報に販売中心と。とはいえリースとかレンタルもしてそうですね。

 

まあ販売でもリースでもレンタルでも業績は以下のような感じでいかにも停滞というかシクリカルで売上のピークは2005年とか。

利益自体は近年は高水準で2019がピークですが2019なのでやっぱり成長企業ともみなし難く。

とはいえ、赤字は1999年くらいからなさそうで、BPSは右肩感もあり、総合堅調な専門商社・・でしょうか。

BPSは5.3%/15年ほどの成長率。

1Qで増収増益。計画も増収増益。計画通りにいくと利益は最高益になりそう。その意味で好調ではありますね。成長というよりは好調だと思いますがー

計画は保守傾向で上振れがおおいようです。

 

 

財務

資産増の自己資本比率改善。

前期末総資産373億。有形固定は108億で微妙に伸びてる感はありますね。

貸与資産自体は185億で伸びるほう・・で有形固定越えてますが減価償却で78億ですね。総合増えてる感じでもなく。増やすけど減価償却の範囲内くらいってことですね。

それでわりと貸与資産は多くBS的にはわりとレンタル屋ですね。

それでも流動資産が240億ほどで、パレットプールよりはレンタル寄りではないですね。それで240億は現金80億、手形類120億、商品29億という感じで卸って感じ。

現金は積む方で蓄財です。

負債164億。主な負債は手形類120億ほど。借入も少なく財務は健全と言えそう。

 

 

CF

営業CFは安定的。投資もしてFCFは常に出てる感じですね。

地味にう増配傾向。

ASNOVA(9223)

業績

足場だけじゃないみたいだけど、足場のレンタルと販売。

 

上場したてでまだ業績はあまりない。

一応IRBankとかで伸びてる感じにはみえます。

HPはなんかおしゃれな感じになってるようにも見えますが、事業自体はいかにも二部っぽい泥臭さで利益率やROEとかHPでイキるのもずれてて、HPみていうて「低ROAじゃないですか」とか思ったり、もっと素人が作ったような二部的なHPしてほしかったですがHPはわりとおしゃれな感じです。

HPより業績整えてほしかったという感想です。

足場は貯めたらもう買わないとかいってますがどうなんですかね。高い営業利益率(願望)ではないか。というか事業的に近いともいえるパレットプールはレンタル資産ふやしてないけどこんな利益率ねーぞ?と。

 

そんな感じですが1Qで赤字ですね。1Qですが。

 

財務

前期末で総資産56億で有形固定が42億で有形固定よりで地帯資産が21億とかでたぶんこれは足場。流動が12億で現金多めですね。

有利子負債は多め28億で、わりと財務厳しいようにも。

 

CF

・・ですが、営業CFはしっかり出てそうで、投資してFCFは出そうではあるので数字的には今後次第感はあるにはある。

一応足場を買って貸してお金稼げてる感はありますので。

1Qではお金調達して足場を増やした感あります。

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげて反転感
月足であげるももどしてさて?
確認。

評価・売買判断

日本パレットプール(4690)

テクニカル的には、2019年まではいかにも冴えないヨコヨコに類する推移が2020以降で噴火感あり、2019年860から2020年2800まで。その後もコロナ越えて2021年位まで安値上げる展開も2021は続落し結局長期のヨコヨコ1000円前後にいってこいして終わったような展開だったけど、ここにきて、再度上昇で目先1550は2019年前の高値を破る展開ではありこれがやっぱり長期上昇トレンドの形成に発展するとするなら行くのも。終わったと思ったら終わってないではあるかもしれないし可能性は。

基準は977とか1207あたりが良いんじゃないでしょうか。

 

 

ファンダ的には、パレットを貸している。

近年ROEや利益率に良化は見られたり中期経営計画で意欲的?に成長を目指すとかはいってますが、でている業績とか資産推移とかは停滞蓄財よりのもので成長する感じは現状は。

財務は資産維持しながら地味に負債を返して財務改善感。CFも同様。余裕出たのか目先はちょっと増配。

総じてだから地味な停滞蓄財。

評価。

PBR0.5とかで、妥当としか。とはいえ近年はROE上昇傾向でこれを維持できてのPER5は、維持できるならわりと評価低い水準というかPER5だとパレットプールとしてはかなり低い水準というかPBRでもわりと低そうなところはありこれも近年のROEが続けばわりとBPS伸びてくれそうなところはあったりします。

まあでも化けるとかはあまり期待できない類のものだろうとは。2020年あたりはわりと化けてる感もあるけれども。やっぱり停滞蓄財だし。

 

南陽(7417)

機械と建機の卸&レンタル。近年好調感はあるけど成長というよりは停滞蓄財が好調って感じのようには。

ではあるけど、長期に赤字もなく安定的だし、蓄財力は別に低くもないし、目先は好調だしくらいでわるいことはない。

評価。

PBR0.6ほど。絶対的にはこんなもんかって気も。好調だし。

ただ南陽としてはこれでも高い方のPBRでわりと評価されてる方と見ることも。好調が途切れると少々怖いところも。途切れないと絶対的には悪くもないというか、配当利回り4%越えに優待もついてだからそんなに悪くもないです。もう一声来るとわりと良い気がする優待銘柄として。

 

 

ASNOVA(9223)

上場したてでいろいろ未知数。・・ですが、現状は低ROEだし低ROAだし低利益率で雰囲気的には停滞蓄財の部類。

足場を買って貸す感じで、現状は借りて買う感じです。とりあえず足場は貸せてるようなので停滞蓄財くらいはできてそうな雰囲気。その先に足場かして利益率40%超えでボロ儲けとかあるんでしょうか。

現状は競争優位性とか感じる数字は出せてないようには思えまし、足場持って貸す事自体はそんなに高度じゃないことに思え儲かるなら他が来そうな気というか、儲かるなら自分で足場持って余裕ある時は貸すとか考える企業とか出てきそうだよねとは思います。

評価。

PBR0.5ほど。名証ってところはありますが、これは普通に停滞蓄財で利益くらいはだせるでしょうくらいの評価で停滞蓄財のたぐいならそんなもんかなあ感は感じたりします。

会社がいうような未来があるとするなら拾うといいかもですね。個人的にはPBR0.5が背伸びしてるようでなかなか厳しい感想になりますが。

 

 

スペースマーケット(4487)

会議室などのワークスペースのプラットフォームとはなりますかね。スペース貸したい人と借りたい人をマッチングさせて手数料とるやつだね。

こういうのはシェア取ると強いですし、その強さのために赤字はいてシェアを取りに行くのもありとはなりそうですが、ここは赤字吐いて伸びてないとなりそう。

コロナで残念でした感はありますが、目先の減収がともかくいただけない。下方がきてます。「利用スペース数は堅調に推移しているものの、プラットフォーム上の1名利用
の構成割合が増加し、スペースあたりの GMV が大きく低下して推移した結果、GMV が想定を下回って着地」

赤字なのでとりあえず成長してくれないとって感じ。2019、2021は黒字だったりするので黒字化自体はできるかも感はあります。まあでもそれだとROE利益率一桁くらいで低成長にもなりそうで現状のバリュエーションは到底肯定できないとはなりそうで、いろいろ試されてる感は。遠くから生暖かくくらいにみるくらいでいいんじゃないかな。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転です。さえなく。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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