大河の一滴

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(1450)田中建設工業 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

田中建設工業

(東証ST/建設)

株価

2250円(人々は、躁鬱病である。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニング売上営業利益5年10%以上かつKABU+データ2022/8/5取得で業種平均PBRを下回り実績ROAを上回るもの(対象30銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。田中建設工業。解体工事専業。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年08月25日に取得。

業績

建築構造物(商業施設・ビル、工場・倉庫、学校・病院施設、集合住宅、官公庁施設等)の解体工事と関連工事(土木工事、山留工事、基礎解体工事、杭抜き工事)の施工監理。ということでだいたい解体専門。

とてもどうでもいいことですが日本ブレイク工業(もうやってないようだ)というものを思い出しました。

IRBankみると上場前から伸びてますね。おおよそ増収増益。

 

利益率あたりも一貫して二桁キープでなかでもROAも二桁キープでこれは銘柄スカウターで建設234社でスクリーニングかけると、5年平均利益率で上位8位でROAで上位4位でなにげに建設業界屈指の収益性を誇るとなりそうというか、上位の顔ぶれは純建設っぽくないのもあるし事実上の建設業では最上位になりそうですね。

 

そんな感じですが1Qを増収増益で通過。売上は横ばいに近いですね。利益は大幅増益。1Qですが。とはいえ堅調以上となりそうです。

このへんは以下の持たざる経営が効いてそうですね。

資料などみるに建設らしい泥臭さは感じますけど、真面目というかしっかり管理はされてそうで決算資料出してる事自体もそうですしわりと好感するのはそうですね。

 

財務

前期末総資産70億でで流動58億で現金29億完成工事未収入金が23億とか。

有形固定は9億ほどですが増えてないですね。

負債は16億はまとめて現金より小さいですし主な負債は工事未払金10億法人税2億とか。

建設はあまり固定資産もってないことが多めですが、やってる工事は大型でお金が入ってくるまでが長く資金繰りが辛く借り入れがわりとあるというのは多めですがここは違って財務は極めて健全ですね。・・といいつつ近年は好調な建設が多く利益の蓄積で財務改善してるところも多めですが。投資がいらないので長く堅調だと現金が蓄積してきてる事例も多かったりは。

 

CF

なところで、財務もよく少単価の仕事が多いとかもありで営業CF安定してそうだと見るとそうでもなくマイナスもあり乱高下気味。とはいえ少なかった次の期は大きく入ってる感じで長くには普通に出てますが。

投資は極めて少なめよってFCFも同様ですね。

配当は配当性向で決めてそうです。減配とかもあります。大きくは増益傾向なので増配で来てますが。現在の配当性向なら余裕そうでたぶん現金積まれることになりそうです。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげてさげ
月足でいちおうあげですかね。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018上場で2020年までに高値安値で1100から2990まで。

も2990以後は下落で1600まで。1600からは反転感あります。

チャート的には乱高下感ありますが、目先安値1600は一応長期の安値切り上げであり一応長期上昇を崩してない形にはなります。1600をみながら長期上昇形成をみるのはありかもしれないけどもうすでに1600は遠目だしわりと形が崩れていかにもシクリカルって感じでもあり扱いは難しそうな気はしたりします。

 

ファンダ的には、解体専門建設。長期に成長であり利益率やROAなど高水準で業界の中では目を引く収益性。とはいえ建設でシクリカルであるので毎年成長するとかは期待がすぎるだろうとは。財務は非常に良い。CFは乱高下感はありこのへんはやはり建設だな感はあるも長期には普通にCFは余裕で投資も必要ないのでより余裕。財務もいいし。

決算資料などみるに建設というか二部的な泥臭さはあるも、経営はうまく言ってそうで出てる数字はその結果かもしれんなってところはあります。優秀な様に見えます。

その中で引き続き業績は好調ですね。受注あたり見ながら付き合うのは普通にありではないか。1Qでは受注は開示してない模様。前期末では順調ですね。

評価。

PER10のPBR1.8とか。出てる成長とかROE実績などからは十分低評価・・とはみれなくもないけど建設自体が利益を信じられておらず低PERに抑えられるところが多く、他社はPER5近辺とか平気であり、PER10でも建設としては評価されてるにはなるところは留意だし、田中建設としてもよくあるPER水準ではありあまり安いと見るのも。

そんな感じですが好調を見ながら長く付き合うつもりならまあ選んでもいいんじゃなかとは思ったりはします。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1450

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1450

IRBANK:https://irbank.net/1450

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)