大河の一滴

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(9450)ファイバーゲート 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ファイバーゲート

(東証PR/情報通信)

株価

1022円(人々は、苦労して制圧した拠点を取り返され敗残逃亡している。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニング売上営業利益5年10%以上かつKABU+データ2022/8/5取得で業種平均PBRを下回り実績ROAを上回るもの(対象30銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。ファイバーゲート。Wi-Fiサービス。優待はやめました。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年08月25日に取得。

業績

Wi-Fiサービス。

個人というよりは集合住宅に付加価値をつけたい大家、管理会社に対してとか、ビジネスもフリーWi-Fiとか提供したい事業者とかに対してとか。

似たようなところに集合住宅向けのプロバイダのギガプライズなどありますが、それをWi-Fi形式で提供ってなりそうです。Wi-Fiなので使用者は配線とか考えないのでそのへんは好まれそうだなあという感想はもちます。

セグメントは以下。ホームユースで集合住宅向けが主ってことですね。

 

全体業績としては普通に増収増益が続き利益率もなかなか高めROEはかなり高めで優秀な数字が続きます。

不動産は最近買収してセグメントも作られました。ホームユース事業のテコ入れの面もありそうですが、これの増収分があり伸びてるように見えますが、Wi-Fi事業はマンションが15%増で以前よりは落ちていてビジネスは減収で踊り場感はあり、だからこの不動産をてこにしてWi-Fiを再加速できるか?ってところはあります。

 

そういうところはありますが、一度契約したら継続性は高くストック性自体は高い方となりそうです。

以下あたりのKPIみてもまだ順調の範囲かなとはみれたりはします。まあビジネス向けは減収なんですが。

あとは成長するという中期計画でてるので、当面はこれができるか?でみておくのがいいのではないかと。基本利益率高めの高ROEでストック性も高いとなるとできるならなかなか明るい未来も来そうな気はします。だからできるならよ。

あとはビジネスユースに行きたそうにしてるのでビジネスユース伸びないと厳しいかもしれません。目先は減収です。

 

財務

資産増で低自己資本比率ですね。

目先総資産130億で流動60億。現金23億売掛13億不動産14億とか。不動産は買収によりいきなり現れた感じです。現金と売掛は伸びてます。伸びてるなら基本順調ではないか。

有形固定62億。多くは通信設備で55億。これも伸びてますし、伸びなきゃ不味そうなものですね。

という感じに不動産など入ってますが、基本通信設備を伸ばして成長するスタイルで、マンション向けってのはあるけど実際に大家に近い資産事業スタイルとはなりそうです。

で負債は98億で有利子負債66億で、負債の質は悪いではありますが、基本借りて通信設備を入れるという感じですので、不味いことないというかそうすれば儲かるのはPLから読み取れる話なので、借りて資産を買って儲けるスタイルでだから大家に近いスタイルです。なので自己資本比率の低さは容赦していいのでは?とは思います。

あとわりとお得な優待ありましたが廃止になりました。株主の公平の観点で。

CF

営業CFは出ます。

それで設備投資は掛かる感じで投資先行でFCFマイナス維持ですね。それを財務で補う感じです。

という感じでおそらくは成長と財務改善が両立しないスタイルとはなりそうです。財務が改善してくるすなわち成長鈍化となってる見込みが強そうでそのへんをどうみるか。現状は悪化してるというか不動産会社買収したことによる悪化っぽいですが。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてきたところで跳ね
週足であげてさげ
月足であげてさげでいってこい感
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年上場で597とかから2020年2680とかまで上昇するも、その後続落で2022年に831で、おおよそ上場来であげたものをリセットでいってこい感。

目先は決算受けて日足で跳ねたくらいですがこれを長期のトレンド転換点とみるかどうか。

色んな意味で831が基準ですかね。コロナ安値766とか上場安値502とかでもいいかもしれれませんが。


ファンダ的には、集合住宅向けWi-Fiとか事業者向けプロバイダ・・になりますかね。

業績自体は成長で、ストック性も高く、わりと高利益率で高ROEで美点も多く。同時に成長鈍化の懸念もありそうで、不動産会社買収したりビジネス強化とか言ってますがこれをどうみるか。現状は形にはなってませんし、目先決算より加速しないと中期計画には届かなさそうなところは。

財務は悪め。というか借りて通信設備を入れて成長する感じで投資先行。入れた通信設備は基本きっちりCFを出す感じで、大枠の事業特性は借りて資産を買って安定したCFを得るという大家に近いとは。

評価。

PER16のPBR6.4とか。でてきている成長性とかROEとかみると今ぐらいのPERは見れる評価とはなりそうというか実際にファイバーゲートとしては上場来で最底辺のPERでファイバーゲートとしては評価が低いとはなりそう。

とはいえ実績成長で中期計画で会社も成長と言ってるが、成長鈍化感もちらつきビジネスユースは減収でこのまま成長鈍化にむかっていくと現市場環境もあり非高成長には厳し目の評価もありどうだろうか?感は。基本成長できてるギガプライズもPER10切りです。反面事業性から大きな減益はなかなか考えにくいので業績の安心感は一定以上はありそうです。

あとは不動産事業からのテコ入れやビジネスユースの加速もうまくいくとするか?ではないかとは思うところで、そのへんをどう考えるかですかね。やはり中期計画で出されてるペースがいい基準になるのでは?とかは思います。

ちなみにもってて優待廃止は喰らいました。ぐぬぬ。業績的に耐えられるとは思ってましたが会社が配る気なくした展開です。ぐぬぬ

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9450

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9450

IRBANK:https://irbank.net/9450

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

好調な方が多いけどそんなこと関係なく好調ではないみたいです。

なかなか失敗気味。大きく減ってるわけではないのでしょうがないとしますかという感じ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)