大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6089)ウィルグループ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ウィルグループ

(東証PR/サービス)

株価

1352円(人々は、一度優勝王者になったのち長くスランプだったが再度王者を目指し始めている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニング売上営業利益5年10%以上かつKABU+データ2022/8/5取得で業種平均PBRを下回り実績ROAを上回るもの(対象30銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。ウィルグループ。人材派遣。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年08月24日に取得。

業績

人材派遣。

セールス(販売支援スタッフ派遣・請負)

コールセンター(オペレーター派遣・請負)

ファクトリー(軽作業スタッフ派遣、製造・検査・梱包請負)

アウトソーシング業務で海外比率も結構高め。

やってることは付加価値が高くなさそうな派遣で、基本的にあまり高付加価値でない人材を大量に派遣するみたいな類になりそうで、それもありか利益率低め。

 

その中で原価率下がる形での利益率向上は認められます。

そういう薄利寄りですがその中での増収増益で成長をどう見るか?とはなりそうです。

ROE自体もかなり高め。ROAはそうでもないです。

薄利ではあるけど回転率やレバレッジで収益性を挙げて成長してきてるですね。

そんな漢字ですが1Qで順調感ある通過。通期も増収増益の計画ですね。国内は足踏み感ありますが。


財務

資産増。

前期末総資産523億で自己資本比率は低め。

流動は272億で非流動は250億。有形固定は少なめ12億で資産で大きいのは現金89億(増えてる)営業債権等174億(増)に使用権68億のれん65億とかで、海外もあり買収絡みっぽいのはあるけど、手形類と現金が大きな資産となりそうです。

負債は392億で手形類153億と借入79億とかが大きめで他はいろいろ。現金<借入っぽくはあるし、見た目ほど財務は悪くないにはなりそう。手形で資産負債が膨らんでる類。逆に言うと事業にかかわる資産は手形類くらいとなり、このへんは派遣あるある。

2019年以降は借入減。

CF

営業CFは出てる。2019年とかは投資が大きめでFCFマイナスとかでてるけど、2020以降はFCFも安定ですね。2021以降は投資が少なというか買収でもしないとあまり投資することがなく営業CFはだいたいFCFになる構造。

・・という感じに買収でもしないと資金繰りは余裕感あります。もちろん業績が堅調の範囲ですが。それで順調なので目先は現金積んできてますね。買収また飛んでくるかもね。海外伸ばしたように見えますし。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげてあげ
月足であげて調整感
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年までに大きく上昇で2014年183とかから2139まで。

以降はコロナ452まで下げてますが、以降は上昇に転じた感もでてきて目先1616は、コロナ高値の1441を破ってるので、再度2139を目指して上昇を見れるかみたいな塩梅でしょうか。

それで目先安値1028で週足レベルの上昇継続をみながら1616超えをみるかんじですかね。


ファンダ的には、派遣会社。高付加価値というよりは、あまり付加価値の高くないところを薄利で回す感じの派遣会社。原価率高めで利益率は低め。競争優位性がないとは言わないけど、高付加価値ではないところで回転率とレバレッジで戦ってるような類の会社。それで薄利で高ROAではないとはなるけどROEはかなり高め。だから回転率とレバレッジで高収益に突っ込んでる形ですね。実際問題EPSにしろBPSにしろ高い成長率を維持してきてるとなり、大枠ではこのようなスタイルをどうみるか?崩れれば脆いタイプはそうかもしれませんが、現状崩れてなく順調です。目先も海外が引っ張る形で順調。

自己資本比率は低いも、負債の質自体はそんなにわるくはないとはなりそうです。買収などしないならCFも余裕というか目先現金積んでるので買収とか来ても不思議はないです。

評価。

PER9.4のPBR2.5。実績としての成長率やROEなどを踏まえると低PERというしかないにはなりますね。とはいえやってる事自体は低付加価値の派遣の回転だし、派遣業は景気後退に弱いところもあり、利益率が低いここは常に警戒を織り込んでそうでわりと常に低PERにされてるところはありPER10程度も別に低いとみるのもどうかというかこれぐらいはウィルグループとしての定位置。この手の薄利の派遣会社は多くそうなのではないか?

ただ過去にPER40くらいいったこともあり市況の展開次第では評価進むかもしれないし、なにより順調ではあるし、順調であるならあまりPERも下がるような位置にもあるとも思えず。可能性はある選択にはなるんじゃないかとは思います。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6089

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6089

IRBANK:https://irbank.net/6089

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

旅行計画してて飛行機誤予約してキャンセルしたら全損しました。LCCゆるさない。

と、飛行機嫌いをひとつ進めたのですが、LCCはできたら支払いをあとにできるものがいいと感じた秋前。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)