投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ユーザーローカル
(東証PR/情報通信)
株価
1605円(人々は、輝いたデビューに届かず四苦八苦を続けている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニング売上営業利益5年10%以上かつKABU+データ2022/8/5取得で業種平均PBRを下回り実績ROAを上回るもの(対象30銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。ユーザーローカル。WEB解析ツールなどマーケティングツールっぽい。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年08月24日に取得。
業績
WEB系サービスをなんこか。一見何やってるか分かりづらいやつですが以下のような感じで、AIチャットやWEBサイトやSNS分析ツール等々。
以下のような方向性ですね。
こういうのいかにも理念倒れで事業の体をなしてないとかはありがちですが、AIとかビックデータのいくつかはしっかり事業化し、利益と成長を両立させてきてる・・ってのがちらちらでてきまして、ここユーザーローカルも高い利益率を維持しながら売上もEPSもBPSも20%超のペースで伸びてきてます。
サービスはいろいろありますが、どれがどのくらいの比率とかはあまり開示がなく詳細は不明感ありますが、一番にWEBアクセス解析ツールとSNS解析ツール載せてるのでたぶんこれが主力だとは思いますが、やっぱり載せてないので全体業績から測るしかないのではないか。
目先決算通過ですが、普通に順調な通過で過去の延長線上でかわらず順調ですねという他。
通期で増収が続き順調ですが、売上に関しては現状4半期で増収を続けてきてますので(17年10-12以降常に増収で四半期決算通過)大枠の順調さはここをみるのがいいのではないかと思います。ちな営業利益あたりはブレがあります。
あとは利益率は高いも下がる傾向は認められるのが一点、原価率の上昇が認められます。広告宣伝費とか研究開発とかに投じるとは言ってるのでこの傾向は反転するとは思わないほうがいいかもしれません。
あとは利益率は抜けてますがROA(ROEも)などは傑出して高くないところはあります。利益率の高さはあるも自己資本比率などは高く、安全志向はあるかもしれませんし、そのせいでEPS成長などがスポイルされるところはあるやもしれませんがこのあたりはそれが悪いとかではなくそういう方向性かもしれないとは。
もっとわかりやすく言うなら、それなりに高成長でありながら財務などにリスクはとっておらず開発とか広告など言いながら高利益率は維持でつまりはそういう方向性。
財務
自己資本比率89%とか。
前期末総資産62億で流動57億で現金53億。現金右肩。もうほかは見る気が起きなくなる資産構成でだいたい資産は現金でその現金も積み続けているような感じ。
負債7億で固定負債なし。主な負債前受金3億法人税2億未払金1億とか。
はい。市場でももっともきれいな部類のBSしてる。
CF
営業CF当たり前のように出て投資は少なくよってFCFもでて、常に現金積んでる。
配当はじめましたって感じでまだまだ小さく雀の涙。配当利回りは低いけど伸びしろはありますね。ちなCFで余裕そうな4億を配当すると利回り1.5%なので別に高配当するような感じではないですが。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみ合い感
週足でさげかもみ合いか
月足で上場ゴールして調整
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2017年の上場近辺が高値で以降それを超えられてない上場ゴール。(まあ会社は成長してますが)3522高値でコロナまでに903までコロナ以降は上昇感もあるけど上場株価にはとどいでないし2760の高値は破れてないしで調整中という印象です。
調整終えて上昇をみるというのはありかもしれない。1329ですかね。週足レベルでは下げ止まって転換感もでてるので、1329を見ながら上を向かう展開をお祈りでしょうか。1329切ったら素直に逃げるのがいい気はいたします。
ファンダ的には、AIにビックデータとかいかにもなハイカラなことしてる。それが虚仮威しでなくすでにしっかり利益になってるというか市場でも上位の利益率と成長率を叩く感じになってます。現状4半期で増収を繰り返しCFも超余裕で財務も超健全のド安定経営。細かいサービスの開示はないが増収ぐらいをみながら付き合うに足る信頼性はあるようには思えます。だからというかもっとリスクを取れるようにも思えるけどあまりとってなさそうなところはありますが、これは個性とみても。
評価。
PER31のPBR4.6とか。市場でも優秀な企業が高評価を受けているという案件。現市場環境化においては相当な高評価維持とあって成長率20%クラスは普通に期待されてそうで、また安定性を志向されてそうなこともありこれを裏切るような展開だと地獄がありそうなところは考えられます。安定かつ高成長なので裏切られることがあまり織り込まれてないので裏切られるなら痛いということですね。
そのへんを踏まえるのなら十分持つ意味も見いだせそうな?というかユーザーローカルとしてはPER30近辺は上場来で最低水準はそうです。もっと下はないとは言えないですが、もっと上が常についてきたってやつですので。まあこのへんは市場次第な話になるところですが。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3984
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3984
IRBANK:https://irbank.net/3984
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにありませんよ。
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記事補足してます。