大河の一滴

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(7425)初穂商事 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

初穂商事

(東証ST/卸売)

株価

2027円(人々は、勢いで砦の攻略を目指したが押し返されて膠着していたがまだ砦攻略を目指して攻勢に出てきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

 今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニング売上営業利益5年10%以上かつKABU+データ2022/8/5取得で業種平均PBRを下回り実績ROAを上回るもの(対象30銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。初穂商事。鉄鋼・建築資材商社。基本時価総額順なのですが、今日明日は明日が決算でるので後にずらしました。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年08月10日に取得。

業績

わりと広範囲な建築資材商社。

リーマンくらいは業績後退で赤字まででてますが、2011年以後は大きくは増収で地味に利益を出し続けてる感じで、とくに2020から売上水準があがり、目先は利益も加速してきているという状況。

大きくは卸らしい原価率と利益率でその中で、スケールメリットですかね?目先は利益率が改善。もともとかなり低いので1%の改善で大きく増益。

 

2020の大幅増収「当社グループにおきましては、連結グループ経営が本格的にスタート」で連結始めたのが理由となりそうで、中身は内装建材-9.8%住宅環境-15.9%でエクステリアが118億初と、成長があったかというとなかったとなりそう。

2021は増収増益ですが売上は微増。増益要因は

・秋口以降に荷動きが活発化したことや仕入価格相場に対応した適正な販売価格の維持及び配送体制の見直しによるコストの低減

・新設住宅着工戸数に持ち直しの動きがみられ、リフォーム需要も堅調に推移し、営業面において販売店向けのキャンペーン実施により安定した業績で推移

・外装板金工事の大型案件の受注や生産活動の再開により需要に持ち直しの動きがみられた

あたり。まあ好調っぽく見えますが、成長というよりは環境に助けられたシクリカルな結果のようには。

そんな感じですが目先2Qで上方を伴い内装建材で「材料価格の高騰に伴う建設需要の持ち直しには至っていないものの、仕入価格相場に対応した適正な販売価格の維持を徹底したこと鋼材等の原により、前年同四半期を上回る業績で推移」もありますが住環境とエクステリアも堅調っぽいですね。

 

財務

連結もあり資産増。前期末で総資産189億で流動134億で手形類67億商品11億現金54億というところ。現金は増える傾向はありますね。

有形固定は比較大きめで35億で商社のわりにはもってそうな。まあ増える感じでもない。

負債は110億。借り入れ13億といかで主な負債は手形類。およそ80億で。

自己資本比率自体はほどほども余裕で現金>借り入れだし問題ないのではないかと。

BPSは右肩。

CF

営業CFは赤字もあるが長期にはプラスでしょうか。

設備投資はそんなにいらず長期のFCFはまあプラスですねという感じ。まあ潤沢ってほどじゃないけど普通にやっていけそうな水準。

配当性向ほどほどで、増配傾向。現状は余裕ありそうな金額。貯金49億あって(借り入れ14億)3億収入あって1億配当配りますみたいな塩梅。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足で持ち合いから高値ブレイク
月足で調整の中で持ち合いから上抜け感。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年まで上昇で2675をつけてその後1275までおちるも2020年2002で下落高値を破り押し返され調整を続けてた感があるも再び2002を破り2070で高値切り上げで再度上昇2675超えを目指していくか?みたいな局面。

そのシナリオ狙いするのもいいのではないかとは。底は調整安値1533とかコロナ安値1275でしょうか。

 


ファンダ的には、建築資材系商社。2020とか業績跳ねてるけど連結はじめましたで、成長とかではなく。目先も好調も外部環境に助けられてる感もあるのでやはり大きくはシクリカルではありそうだし実際にリーマンは赤字まで。

とはいえ、卸であり過去の赤字もBPSが目立って減りましたとかもなく、しばらくずっとBPSが右肩くらいになる程度には堅調。

財務も問題なくキャッシュリッチってほどじゃないけど、現行の配当くらいは余裕で出せる余力はあり。

総合堅調なシクリカルな卸で目先が追い風ですねくらいでしょうか。

評価。

PER5のPBR0.45。低PBR。まあ高評価になるタイプの会社ではないにしても目先の好調さをもっても低評価と言える低PBR。これでも初穂としては定位置っぽいですがさすがに環境要因もありそうとはいえROEも上がってきて低ROEと切り捨てるほどでもなくなっており好調見ながら持つのはわりといいのではないかとは。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7425

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7425

IRBANK:https://irbank.net/7425

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転です。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)