大河の一滴

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(3104)富士紡ホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

富士紡ホールディングスとその他

株価

3485円(人々は、浮いたり沈んだりして進んでないようにみえてよく見れば進めてはいる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3104 7970 4241 2003
企業名 富士紡ホールディングス 信越ポリマー アテクト 日東富士製粉
市場 東証PR 東証PR 東証ST 東証ST
業種 繊維製品 化学 化学 食料品
時価総額(億) 408.4 1133.6 28.4 428.9
株価 3485 1372 641 4570
決算期 2023/03予 2023/03予 2023/03予 2023/03予
予想売上(億) 365.0 1,080.0 33.0 670.0
予想営業利益(億) 62.0 120.0 2.5 46.0
営業利益率 16.99% 11.11% 7.58% 6.87%
予想純利益(億) 45.0 88.0 1.8 35.0
売上成長率(年複利/期間) -2%/16年 0%/16年 0.5%/16年 2.5%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 15.1%/16年 0.5%/16年 3.5%/16年 8.4%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 8.7%/15年 2.3%/15年 -0.2%/15年 5%/15年
PER 8.87 12.57 15.74 11.89
PBR 0.99 1.13 1.5 0.98
ROE 11.2% 9.0% 9.5% 8.2%
ROA 7.7% 7.2% 3.1% 6.3%
配当利回り 3.16 2.62 1.56 3.37
配当性向 28.0% 33.0% 24.6% 40.1%
総資産(億) 585.3 1225.8 57.9 558.7
自己資本(億) 405.0 940.0 18.9 417.0
自己資本比率(%) 69.2 76.7 32.7 74.6
一言感想 減収増益 あげ いちおあげ 停滞蓄財

 今週は比較。2022/7/28取得の指標・決算・財務KABU+データから業種平均予想ROE及び予想ROA及びPBRを算出し、それとそれぞれ比較し業種平均実績ROAを30%以上、予想ROEを50%以上上回りかつ業種平均PBRを下回るもの(対象89銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年07月29日取得。富士紡ホールディングス。繊維と研磨剤で今回は半導体向け研磨剤として。比較に半導体部品っぽい。ゲストに富士仲間の日東富士製粉。

・・・ですがこれを書いている時点でゼノブレイド3というゲームを買ってそれをやりたいのでしばらくなるべくこちらは簡便に済ますつもり。

 

富士紡ホールディングス(3104)

業績

繊維と研磨材が中核の持株会社で、研磨剤は半導体とかIT向けっぽい。

セグメント。

その研磨剤が高利益率で最近利益率のびているのは利益率高い研磨剤が伸びてるのだとううと。

ですが利益は主に販管費が下がる形ですね。

それで目先はわりとROEも伸びて10%くらいはつけるように。

この低販管費率が続くか?が視点でしょうか?

目先1Qは研磨剤が引っ張る形で増収増益。やはり研磨剤次第なところある。

な、ところですがあまり長期に成長感なくその中でBPSを伸ばしている感じで停滞蓄財の部類。

 

財務

長期に資産増で、自己資本比率向上で有利子負債もかなり返して財務も健全化で、いろんな意味で蓄財。

BPS成長率とると8.7%/15年とかでリーマンあたりも黒字維持でそもそもかなり堅実で蓄財マシーンとしては結構優秀。

有形固定は近年増えてるけど2017年以前は増えてもなくあまり投資はいらない方なのでは?感はあります。

 

CF

これならCF出るだろうなあとみるとやっぱり出てる。2018年以降投資をあげてるけど、だいたいFCFも出る感じ。

現金はあまり積んでおらず余裕分は債務返済と還元。近年は返すものなくなってるのでだいたい還元ですね。

 

信越ポリマー(7970)

業績

信越化学の子会社でセグメント。

精密成形品はかなり半導体よりでここも半導体活況で増収増益。

過去見るとリーマンあたり堕ちてるしコロナもおちて躍進のシクリカルなので調子よくてもいずれまた落ちると見ておくべきか。

リーマンあたりに純損失あるけど1999年以降営業赤字もなく基本堅実な会社。

上も減収しながら利益率上げたりしててわりとマネジメントも効いてそうですが・・やはり利益が伸びるのは増収時でやっぱり減収は基本的に触りたくない酒であろうとは。

そんなかんじですが目先1Qで結構な増収増益。精密成形品が引き続き好調。

 

 

財務

財務いい。借り入れなどもなしで自己資本比率も80%近く。BPSもだいたい右肩。

ですが長期に2.3%/15年程度で長期のBPS増スピードはそうでもない。

有形固定もあまり増えてる感じではなく、それほど投資は必要なさそう。

 

CF

営業CFでますよねーってみると出てて、投資してだいたいFCFも出てる。それで基本的に現金積んでますね。増配しながらだけど配当性向は低め感。

より低還元で低BPS成長率で現金積んでるなので現金積みすぎ感もしますが問題視されたのか近年は自社株買いもするようになってますね。まあでもまだ現金貯める方向ですが。

 

 

アテクト(4241)

業績

こういうの。

 

セグメント。

 

目先は比較好調だけど、利益絶対額自体は2014年あたりと変わっておらず目先の好調を一時と見るか成長と見るか。

シクリカルで2009-2012とかは赤字続きでそこでBPSも飛んでるのでこの辺をどうみるかというかやはり後退局面には付き合わないのが良さそうな気は。

まだ1Q出てないですが前期4Qレベルでは長期は悪くないくらいにはなりそうです。

・・なところですがROEはそう低くもないけどROAは低めでいろいろと上の2つより劣るという印象は。

 

財務

2013年以降は純資産BPSくらいは伸びてるけど、自己資本比率も低めで有利子負債も減ってる感じでもなくあまり進歩や良化という印象は受けず。

というか2012-2015が利益剰余金マイナス。

 

CF

 

営業CFは出るのですが、投資も必要で投資をするとあまりFCF出ないかな?というところと2017,2018で大型投資して大きなFCFマイナスがあり長期のFCFなかなか厳し目。

投資が終わると比較的ラクになりそうですがまあどうでしょうね。

で、業績もFCF伸びてる感じでもなく財務も厳し目で配当は控えめ。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげて反転感も。
週足であげてさげ
月足で一応あげ。
確認。

評価・売買判断

富士紡ホールディングス(3104)

テクニカル的には、月足長期にずっともみあってる印象はうけるも、一応2011年くらいから安値1350、1760、2212高値2100、3940、4480、4755と切り上げで上げといえばあげ。

目先の下落反転点3005あたりを切らないなら4755を超えを目指すだろうみたいな視点もとれなくも。3005切ると2212だね。ここはちょっと遠いのであまり見たくないですかね。なのでやはり3005基準ではないか。


ファンダ的には、停滞蓄財の研磨&繊維というか化成品。近年は半導体活況をうけ研磨剤が引張り利益率向上ですが、あまり成長感なく停滞蓄財な部類。とはいえ堅実だし蓄財力はありリーマン時なども含めて蓄財力はそこそこ以上。

財務も主な負債返しきってあとは還元に向かうか?というところ。

評価。

PER9のPBR1。これは上も下もあるくらいのPBRですが、どちらかといえば下より。いかにもほどほど安いくらいの印象。2013年以前もそう下はないくらいで化けるとかは考えにくいですが、のんびり構えてBPS増と配当を狙いつつ上がったら売るみたいなスタンスだと拾いやすいかなとは。

 

 

信越ポリマー(7970)

信越子会社の樹脂加工メーカー。長期に堅実でほぼ赤字なんてないけどやはりシクリカルで成長企業かというとどうでしょう?なところは、目先は特に半導体関連に引っ張られる形でシクリカルのいい方がでてそうです。

財務CF健全で蓄財感ありますが長期の蓄財力はさほどでも、とはいえ目先は富士紡より絶好調ですね。このへんどうみるか。

評価。

PER12のPBR1.1。PERはもう少し差もあるけどPBRで0.1ほどの差は富士紡とどっこいの評価かちょっと割増くらい。長期は富士紡がいいけど、目先は信越で目先の勢い評価ですかね。なので目先の勢いを見ながら衰えないようなら妙味があるはそうかもしれません。衰えたらよりまずそう。

実際過去の低いPBRとは0.4以下もありで今はわりと評価されててかつ業績の勢い落ちるとわりと下を見ないと行けないとは思うところですがそのへんを理解の上で今の絶好調にのるのはそんなに悪くないとは思います。

 

アテクト(4241)

近年ちょっと好調寄りには思えるけど長期には横ばい感強いし、過去の厳しいときは資産飛ばしてるし、堅調でも投資はかかりFCFは余裕ないし、よって財務も厳しい感じで総合厳し目の製造業という印象。そもそも業績加速の根拠がないとあまり触らない方がいいのでは?

評価。

PER15のPBR1.5。上の2つより状態は明らかに悪いがバリュエーションはこちらのほうが上なのは解せない・・というかこれでも株安進んでる感じで評価がそもそも低時価総額でボロ株評価ですね。規模が小さく状態も悪いので、なにか起きれば化けるし、状態悪いは伸びしろもあるにはなるし。

なのでいいことがあればそのインパクトでは会社一変もあるかもしれないのでそういう根拠が用意できるのなら狙うのも戦略としてはわからなくもないです。あるいはわからなくても宝くじとしてもちのも理解できなくもない。

 

日東富士製粉(2003)

国内4位の製粉会社、三菱商事の子会社。

大手の食品らしく長期に赤字もなく。BPSくらいも右肩感あります。5%/15年でBPS成長率も低いってほどでもない。

これはガチで業績がディフェンシブなのであまり業績後退も心配する必要性も低いかもしれない。長期に利益率も伸ばす傾向。

売上と原価率あたり気をつけてのんびり持つような感じが気にいるのなら。

1Qでは増収増益で順調ですね。

財務CF見る必要性も感じないけど財務見ると長期に負債返済し自己資本比率あげてきていかにも蓄財。CFもみるとFCF安定してますねって感じ。

なところで様々堅調ですが評価はわりとされてて過去はPBR0.5台くらいはあるので現在は状態より株価先行かもしれないとは見てたほうがドローダウンしだすと結構深くなるかもしれないとは。

ほんとに放置する気なら持つのも悪くないとは思いますけどね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算本格ですがいろいろ特にないというか。サボり気味かも。

 

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用語解説(日記比較編)

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