大河の一滴

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(1909)日本ドライケミカル/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

日本ドライケミカルとその他

株価

1635円(人々は、定住地を抜けて冒険を始めたがしばらく成果は芳しくない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 1909 6870 6824 4264
企業名 日本ドライケミカル 日本フェンオール 新コスモス電機 セキュア
市場 東証ST 東証ST 東証ST 東証GR
業種 機械 電気機器 電気機器 情報通信
時価総額(億) 117.4 81.9 236.2 43.0
株価 1635 1390 1880 917
決算期 2023/03予 2021/12 2023/03予 2022/12予
予想売上(億) 455.0 123.7 362.8 37.3
予想営業利益(億) 29.0 12.7 43.0 1.6
営業利益率 6.37% 10.27% 11.86% 4.29%
予想純利益(億) 19.0 3.9 24.6 1.2
売上成長率(年複利/期間) 6%/13年 -2.5%/14年 4.8%/16年 29.5%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 2.4%/13年 -5.7%/14年 6%/16年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 11.4%/12年 5.7%/13年 5%/15年 52.8%/2年
PER 6.02 20.09 9.44 36.23
PBR 0.65 0.66 0.64 3.93
ROE 10.8% 3.3% 6.8% 10.8%
ROA 4.6% 2.1% 4.9% 6.0%
配当利回り 1.83 - 1.97 0
配当性向 11.1% #VALUE! 18.6% 0.0%
総資産(億) 414.5 186.9 501.8 19.8
自己資本(億) 176.0 119.2 365.2 9.8
自己資本比率(%) 42.5 63.8 72.8 49.6
一言感想 あげ 復活? あげ あげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で2022/7/15と2016/2/12を比較しROE10%以上かつ当時より上昇していてかつPBRを下げているもの(対象105銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。チャイナ・ショック?トピックス最安値時よりROEをあげているのにPBRを下げているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年07月19日取得。日本ドライケミカル。防災系。比較に防災関連業っぽい。ゲストに人災対策の退出管理のセキュア。

日本ドライケミカル(1909)

業績

防災系のものを提供。防災設備が伸びてますね。

長期業績も以下みたいな推移で毎年伸びる感じでもないけどだいたい成長ではないか。

リーマンあたりもわりと無難に乗り切ってます。

ROEにしても10%程はキープで、スケールメリットだとは思うけど長期に原価率もさげて来てる感じで、この傾向を続けられるか?みたいな視点で見るのがいいのではないか?

通期出て増収で計画も増収増益。

計画は上振れも下振れもですが近年は上振れ多め。

総じて目立つこともないけど堅実で真面目な会社という印象を受けます。

 

財務

資産増。

目先通期で総資産414億。有形固定92億で伸びてますね。投資は必要なタイプだろうと。

流動291億でこれも伸びてます。主なものは現金55億が伸びていて手形類150億ほど商品19億仕掛品原材料25億等々で堅調な製造業という印象。

負債は217億で有利子負債73億が伸びてるというか2020で増やしてますね。

日本ドライケミカル<1909>、消防機器メーカーの韓国Masteco - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

これっぽいですね。ドライケミカル自体が株主ではないですが資金など援助で(貸付とか計上してる)ので変則的な買収みたいな感じになってますね。

それで負債がふえましたが以後は返済に回ってる感じです。で2022には29億あった長期貸付がなくなってますね。

みたいなムーブですがBPSくらいは右肩。というか成長率自体は 11.4%/12年となかなか以上のペース。

 

CF

営業CFは赤字混じり。赤字のときは売上債権の影響が大きそうですが、時折マイナスもはさみつつ大きくは水準をあげてきててなかなか好印象はそうですね。

2016、2020年に大型投資が入りFCFマイナスはありますが、2022はそこそこ投資しながらFCFをプラスを維持で、CFが強くなってきてる印象は受けます。

現金は積んでますが、還元はやる気なさそう。増益も増配はしてないしなので配当性向落ちてますね。やる気出すと増配余地が大きいではありますね。

 

日本フェンオール(6870)

業績

こういうの。

セグメント。

主力の防災システムが高利益率なのでそれが引っ張る形で増益ですがこの減収ぶりをどうみるか。一応目先反転ですがいかにもシクリカルな動きでどうみるかですかね。

とはいえ営業利益の折れ線グラフは下にいってて赤字っぽいですが、0%はもっと下で

営業赤字自体は2001年まで遡りますね。純赤字は2008年。

BPSは伸びてる感じではあります。2018年以降いかにも伸びが鈍化ですが。

計画は出してないけどだしてもあまりアテにならないところはあります。一応実績で減収に歯止めがかかり増益も来てるのでこの先をどうみるかですね。ちな受注は伸びてきてるようですね。

まあそんな感じでシクリカル蓄財。

 

財務

2017年くらいまで資産増も以後は伸びが止まってますね。一方自己資本比率は2020年まで改善で、つまり2017-2020はリストラ局面ですね。

それで2021は、資産増、借入もして自己資本比率反転で一転アクセルを踏んで来てるはそうですね。

ですが有形固定などは増やしてきてないですね。

増えてるのは手形とか製品とか。

のれんも増えてますね。買収。

日本フェンオール、防災機器メーカーのシバウラ防災製作所の全株式取得、子会社化へ|M&Aニュース|日本M&Aセンター

借入などの負債も増えてますね。

と、やはりアクセルは踏む感じでこれをリストラを終えて反撃だとみるかどうか。

というところですが1Qで減収減益ですね。1Qですが。

 

CF

営業CFはでてます。

投資も少なめで買収した2021とかFCFマイナスとかですがFCFもだいたいプラスで現金も積む方向ですね。まあ2021借入で補っても居ますが。

配当はとうして増配傾向。あまり増益してない中で増配してるので目先は配当性向97%とかまでいってますね。配当性向的には厳しいけど手持ち現金からはまだ余裕がありますがさて。増益こないとしんどそうではありますね。

 

新コスモス電機(6824)

業績

ガス警報器。

1999年からみても営業赤字純赤字もなくかなり堅実。

業績は成長感ありますが、リーマン前は結構足踏み感はあります。

増収だからっぽくはありますが、原価率低減傾向。

ですがROEは目先は10%でたけど多くは7%に届かないくらい。

目先通期は特に好調だけど頑張ったみたいな定型文っぽいことしか書いてなく。あまり株主の方には向かってる感じではないようなところ。けど事業は真面目に取り組むみたいな。

総じてパンチ力はないけど堅調な警報器メーカーという印象。まあ別に悪くないしむしろかなりいい選択になるかもしれないとは。

 

財務

言うことなんてねえなあという推移してる。

CF

CF出ないはずがないとみるとでてるし、投資が多くてFCFがマイナスなときもありますが、2018年以降はずっとFCFプラスというかだいたいプラス。

現金も積んでる。

配当も増配系統。配当性向は控えめ。なところですが2022年は自社株買いしてますね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足でもみあってあげて?
確認。

評価・売買判断

日本ドライケミカル(1909)

テクニカル的には、2013-2019であまり動きがなく。も、コロナまえくらいから上昇でコロナで下がるも2021年までに1048から2460まで。そこから下落に向かってますが、これを元の場所に戻るか?2020年以降の上昇をなぞるか?みたいな。

基準になりそうなのは目先安値1480円か、コロナ安値1168円、あるいは2013年以降安値1001円あたりが基準になりそうです。1480は週足レベルでは絶賛下落トレンドですね。日足では反転感もありますが。

 

ファンダ的には、防災関連。設備やら消化器やら消防車も。

毎年伸びる感じでもないが長期に地味に伸びてリーマンあたりも大過なくやり過ごしてて、派手さはないが、ROEあたりもみてもわりと高い水準で安定的で堅実で真面目さは感じるところです。

CFは時々営業CF赤も挟むも、長期には水準をあげてきて現金を積みながら資産増でBPSあたりは結構なペースで伸ばしてきてます。

ただ還元はやる気なし。BPSがより伸びてる理由でもありそうだけど。

評価。

PER6のPBR0.65とか。PERでもPBRでもドライケミカルとしても低い方。2013年以降でもあまりない水準っぽいです。絶対的にもROE10%程度安定のものがPBR0.6台は評価低めには感じますね。ですが化ける感じではないですね。投資は地味な感じになりそうです。現に2013-2019は会社はずっと堅調ながらほぼ株価水準が変わってませんし。

それらも承知で待てると言うなら悪い選択じゃないとは思いますけどね。

 

日本フェンオール(6870)

シクリカルな防災関連。減収が続いてきたけど、赤字自体は少なく長期的にはBPSは増。その中で近年は資産増は足踏みで負債を減らしてきてる感じでリストラ局面ですね。CFは出ててそこは健全ですが、利益が低迷する中で増配も続けて目先は配当性向がいっぱいいっぱい。

そんななかで業績が反転し資産増や買収なども入りリストラを終えて反撃感もでてますが、このへんをどうみるか。1Qは減収減益。

評価。

PBR0.65とか。計画出してないのでPERなし。

PBR自体はフェンオールとして上も下もあるという感じでいかにもニュートラル。業績が伸び悩み減配とかなら普通に下もありそうだし、反撃となり業績反転増益までいくなら上もありそうで業績次第よねって感じはします。

ですが、業績加速の根拠が用意できないならこれでなくてもいいというか他にいくらでもあるんじゃないかとは思ったりします。

 

 

新コスモス電機(6824)

 

堅実なガス警報器メーカー。

長期に地味に成長、赤字もなく堅実。増収にも助けられてるとは思うけど長期に原価率下げるくらいのコスト意識。あまり高くないけど安定的なROE

非常に堅実なCFと財務。

まあ目立たないけど全然悪い会社には見えません。株主の方にはあまり向いてないとは思います。もうないけどジャスダックや二部の堅実ないぶし銀なイメージ。

評価。

PER9のPBR0.6。まあ利益ぶれるところはあるから、PERよりPBRで見たほうが見やすいかな。PBR0.6ほどはどちらかといえば低い方くらい。0.4台くらいはあるようだけど、上の方が広そうなので堅実が続くと見るのなら拾うのも。

化けるのはかなり考えにくいとは思います。

 

セキュア(4264)

IT駆使した入出管理。

オフィス・事務所向けセキュリティ対策|設置場所から探す|入退室管理・防犯カメラなど、オフィスセキュリティのことならSECURE | 株式会社セキュア

場所によってセキュリティレベル変えたりできる模様。

事業的にはいかにも伸びそうな気はするのですが。実際伸びてはきてますが上場したてでまだなんとも。

一応伸びてますが、計画の増収がほどほどでこれをどうみるか。

上場したてで、成長する中で利益も出始めってところですでに実績ROEだと高めもでてて、可能性自体はありそうだとは。

あとは夢をどれだけ描くか?ってところですかね。ひとまず1Qは減収みたいですが。まあ1Qだし。

財務CFはまだ実績短すぎてなんとも。

で、あとは夢のお代PER36とかPBR4とかをどう考えるかですね。ROE20%出せるならPER20ほど。今の市場見渡すとROE20%出ても高成長じゃないと物足りなさはある。計画も1Qも20%増収は出てませんね。出ないとは言ってません。どう考えるかですね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにとりたててなんもない。

たぶん夏枯れ。

 

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用語解説(日記比較編)

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