大河の一滴

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(2309)シミックホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

シミックホールディングスとその他

株価

1497円(人々は、はっちゃけたりもするも長く全然進めてない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2309 4671 2183 4994
企業名

シミック

ホールディングス

ファルコ

ホールディングス

リニカル 大成ラミック
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証ST
業種 サービス サービス サービス 化学
時価総額(億) 283.3 216.9 197.4 192.0
株価 1497 1923 798 2725
決算期 2022/09予 2023/03予 2023/03予 2023/03予
予想売上(億) 970.0 450.0 124.4 288.9
予想営業利益(億) 76.0 28.0 12.2 14.8
営業利益率 7.84% 6.22% 9.84% 5.12%
予想純利益(億) 39.0 18.0 8.7 10.6
売上成長率(年複利/期間) 10.5%/15年 1.6%/16年 16.4%/15年 4.3%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 8.2%/15年 6%/16年 7.5%/15年 2.2%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 6.1%/14年 4.7%/15年 #VALUE! 5.6%/15年
PER 6.93 11.17 20.70 17.09
PBR 0.97 0.86 2.75 0.81
ROE 14.0% 7.7% 13.3% 4.7%
ROA 4.3% 4.5% 5.5% 3.4%
配当利回り 2.27 3.33 1.75 2.57
配当性向 15.7% 37.2% 36.3% 43.9%
総資産(億) 911.9 402.6 157.2 314.0
自己資本(億) 250.7 234.0 65.4 224.0
自己資本比率(%) 27.5 58.1 41.6 71.3
一言感想 あげ 停滞蓄財 あげ 蓄財いちおあげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で2022/7/15と2016/2/12を比較しROE10%以上かつ当時より上昇していてかつPBRを下げているもの(対象105銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。チャイナ・ショック?トピックス最安値時よりROEをあげているのにPBRを下げているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年07月15日取得。シミックホールディングス。医薬品開発支援グループ。比較に同業っぽい。ゲストにシ”ミック”仲間の大成ラ”ミック”。

シミックホールディングス(2309)

業績

やってること。

株価は長期レンジ感あるも成長している。・・も利益率が下がる傾向はありまたROEあたりも10%以上はあまりつけずに低利益率というか原価率80%前後でこれは労働集約感のある派遣業あたりに近い数字の傾向。

わりと好調な2021は、ヘルスケアが弾けている感じ。も、ほかはそうでもなくあ、赤字部門もあり。

これも。利益とれるCROとヘルスケアに頑張っていただきたく。

それで今期2Qでかなり順調に増収増益。で、セグメント変えてますね。製薬とヘルスケア。ヘルスケアが絶好調。受注も好調そうでいかにも好調ですね。

 

財務

資産増。も、自己資本比率が下がる傾向があるのをどうみるか。

前期末で総資産911億で有形固定は400億でこれまた伸びる傾向。建物とかずっと増やしてますね。要るのか?と思いますが従業員あたりは増え続けてますね。連結で5600名ほどでかなり多めですね。

以下のようなデータも。

流動385億で伸びる傾向はありで手形あたりが多めです。現金はそんなに増えてない。

負債は567億で増えてますね。借入のレベルは2015年あたりからあまり変わらずですが2021は減って170億ほど。

他に目立つ負債は、未払い65億、退職金102億で借入以外目立つのはあまりないけど、基本的に自己資本比率も低いし有利子負債比率あたりも高めで財務はあまり良くないですね。BPSくらいは右肩。

 

CF

営業CFは出てますね。ですが設備投資は多めで2008-2021トータルのFCFはマイナスだったりします。

と、投資に引っ張られてCFの弱さがありそうです。

な、ところもあり一応成長で増益ですが増配はない感じですね。

 

ファルコホールディングス(4671)

業績

セグメント。

成長感はなく、利益率あたりも高くはない水準でこれもROEが10%はつけないくらい。

とはいえ赤字もなくBPSくらいは右肩。

ということで停滞蓄財です。

BPS成長率4.7%/15年くらいですね。ここ二年はもっと上ですけど。

そんななかで目先通期は好調。2022で利益取れる臨床が「臨床検査事業は、デルタ株が猛威を振るった令和3年7月から9月までにかけてCOVID-19関連検査の受託検査数が
大幅に増加~臨床検査事業の売上高は33,670百万円(前年同期比23.8%増)、営業利益は4,894百万円(同148.0%増)」ってことでコロナ関連の検査が業績押し上げている感ありますね。

計画は上振れも下振れも。

 

財務

純資産増。

目先402億の総資産で有形固定は100億程度でこれは増える感じでもなく。流動も増える感じでもなかったけど、2021年2022年に現金などを積んだ形ですね。

そんなところですが、目先借入<現金だし総じて健全だし問題もなく。

 

CF

営業CFは安定的で投資も含めてFCFも基本的に出ますね。

それでこれまで現金は積まない形で増配が続いてきましたが、目先は営業CFの水準があがり増配しながら現金を積んだ形。

 

リニカル(2183)

業績

医薬品開発業務支援会社。

セグメント。各種利益高め。

成長してるけど、利益率が下がってるのをどうみるか。

原価率が近年高めでこれを以前のように下げられるか?がポイントかなとは。

ROEあたりは上の2つより高めで、過去はより高めで利益率なども踏まえてリニカルのほうが一枚二枚上とは見れるけど、だからそれが近年劣化気味なのをどうみるか。

で、目先で「日本事業の復調に加え、欧州・米国事業がCOIVD-19前の正常な成長軌道に回復し、対前年で大幅な増収増益。」でコロナで足踏みしたところから正常化しつつあるようには。だからあとは利益ですね。

計画が上振れも下振れも。

 

財務

資産増。目先通期で総資産157億で流動103億で流動右肩。現金も59億と多め。

有形亭6.6億で少なめ。買収とかしてるけどのれん自体は34億とかで現金以下だしそれほど大きくもなく。

負債は91億で借入は36億程度で現金以下。他に目立つ負債は前受21億とかで自己資本比率は高くもないけど、負債の質は悪くはなさそうです。

BPSは右肩。

CF

だいたい営業CFは出る方だしFCFもでてますね。マイナスの2019は買収入ってマイナスなので、普段は投資もすてないので基本FCFでそうです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげかもみ合い
週足でさげてもみあい
月足であげたりもしてるけどもみ合い感
確認。

評価・売買判断

シミックホールディングス(2309)

テクニカル的には、2013年とか2018年に噴火感あるけど、以後は落ちてて下は1100台は2013年も2020年も変わらずで結局長期もみ合い感。

目先も2021年につけた1800を破れずというところで現在まで方向性があるのか微妙。コロナ安値1136とか目先安値1330を見ながらレンジの下の方で拾い上の方でってやり方もあるかもだけどどうなんでしょうね。

 


ファンダ的には、受託して製薬とかのお手伝い。みたいなところですが、成長はしてるものの原価率など高めで従業員も多めで労働集約感があり数字的には派遣業等に近い傾向はありそうです。

加えて投資が案外必要で、固定資産の投資が続きそれがCFの質も低く長期にFCFでてるか怪しい感じ。もあり財務などはなかなか悪め。

とはいえ目先の業績は好調で、これが続くかそしてCFや財務に反映するかみたいな視点でしょうか。

評価。

PER7のPBR0.9。製薬関連で特殊性はあるし一部カテゴリは高利益率で高付加価値感もあるけど総体としてはだから労働集約の派遣等みたいな傾向もありそして投資でCFが取られるみたいなところからのCF財務の質の悪さを踏まえるとこんなもんって気もしなくもなく。

・・なんですが、シミックとしては過去にあんまりないくらいの低PERで、PBRにしてもわりと低い感じで相対的には低評価で市場環境よくなると評価される気も。目先まで業績自体は好調だし。増配とかまで来るかはかなり微妙そうですが。

 

ファルコホールディングス(4671)

臨床検査と調剤。

成長感はなく、停滞蓄財の部類だけど目先は利益率高い臨床検査が好調でその蓄財がブーストした感じでは。これまで増配などするとお釣りがなかったのが現金を積みながら増配も進める感じに。

この好調がどれだけ続くかというか、コロナで臨床ブーストなのでコロナ次第のようには。

評価。

PER11のPBR0.8ほどで、これくらいはPBRでよくある水準で上も下もありいかにもニュートラルくらい。目先コロナも再流行する感じの中PBRニュートラルはまあ手をだすのも選択やもしれないけど、業績減速すると下も普通にありそうで、まあそういうのをニュートラルって言う感じなんでしょうね。

 

リニカル(2183)

医薬品開発業務支援会社でコロナで足踏みも長期にかなり速いペースで成長。

過去は利益率も高く非常に高いROEもマークしてましたが近年は原価率が高くなる形で利益率源でROEも下がりちょい高い程度まで。これがまた高ROEといえる利益率まで回復できるか?みたいな。コロナは落ち着いた感あるので可能性自体は。

その他収益性は落ち気味だけど普通に黒字だしCFも問題ないので財務もそんな問題ないしというか普通に成長。

評価。

PER21のPBR2.7。高評価な部類。2016年以降だと低い水準だけど2016年以前だとよくある水準。2019年以降はROEは低く出てるし、どうなんでしょうねえってところはあるけど成長だし落ちたといえど低ROEなわけでもないし、評価される理由もあるので目先は好調だしそれを見ながら持つのは選択肢になるのではないかとは。

 

大成ラミック(4994)

食品用包装フィルムメーカー。

長期に地味に成長してますが、EPSなら伸びる感じでもなく一方BPSは右肩感あるので大枠では停滞蓄財の部類と見てるのがいいのでは。

目先は増収増益も計画は増収減益なのでやはり過去の延長線上とは。

あとは堅調ぶりをみながらBPS成長5.6%/15年とか額面4.4%ほどの配当優待利回りをみて納得するなら手を出しても。

普通にCFでて財務改善もして蓄財自体は順調だって感じでBPSとインカム合わせて10%近くをPBR0.8ほどは普通に狙えるようには思えます。まあ化けるとかは期待しづらいようには思えて地味目の投資になりそうですが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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