大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2678)アスクル/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

アスクルとその他

株価

1621円(人々は、攻めていたのは昔。それからずっと戦線は膠着している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2678 7984 4768 5393
企業名 アスクル コクヨ 大塚商会 ニチアス
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証PR
業種 小売 その他製品 情報通信 ガラス土石
時価総額(億) 1580.8 2260.7 7647.6 1555.6
株価 1621 1756 4025 2294
決算期 2023/05予 2022/12予 2022/12予 2023/03予
予想売上(億) 4,555.0 3,070.0 8,280.0 2,250.0
予想営業利益(億) 145.0 208.0 536.0 265.0
営業利益率 3.18% 6.78% 6.47% 11.78%
予想純利益(億) 94.0 159.0 366.5 180.0
売上成長率(年複利/期間) 6.1%/16年 -0.6%/16年 3.9%/15年 2%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 4.9%/16年 6.7%/16年 4.5%/15年 5.5%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 5%/15年 1.2%/15年 9.1%/14年 7.6%/15年
PER 16.80 12.78 20.82 8.45
PBR 2.78 0.87 2.68 0.99
ROE 16.5% 6.8% 12.9% 11.7%
ROA 5.0% 4.9% 7.5% 7.3%
配当利回り 1.97 3.19 3.11 3.84
配当性向 33.2% 40.8% 64.7% 32.4%
総資産(億) 1880.2 3245.8 4862.5 2469.2
自己資本(億) 567.6 2284.7 2987.4 1542.9
自己資本比率(%) 30.2 70.4 61.4 62.5
一言感想 あげ 停滞蓄財 あげから足踏み あげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で2022/7/15と2016/2/12を比較しROE10%以上かつ当時より上昇していてかつPBRを下げているもの(対象105銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。チャイナ・ショック?トピックス最安値時よりROEをあげているのにPBRを下げているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年07月15日取得。アスクル。オフィス通販。比較にカウネットコクヨとたのめーるの大塚商会。ゲストにアス仲間のニチアス

アスクル(2678)

業績

通販。TOB向けのアスクルTOC向けのロハコ。やはりTOBアスクルが規模大きめ。

地道な品揃え拡大なのもあり順調に売上伸びてる感じですね。

ロハコは足踏み感も強いもアスクルは順調という感じです。

あとは数字の通りとか言いたくなりますが、中期経営計画がわりと強めなところは。

これができると営業利益275億で2022実績のおよそ倍で、3年で営業利益倍程度ですね。

なところで基本これができるのか?と言う視点で見てるのがいいのではないかと。

それで売上成長率加速させると言ってるので、これもできるか?みたいな。

過去計画自体は若干強気ですが総じて大体正確でこのシナリオに乗っていけるか?を見る感じが良さそうな。

大きくはROEは上げる方向で原価率も下げてきて営業利益率なども過去より高い水準も多くなってきてて、売上加速が懸念ですがその他はそんなに絵空事でもないようにはみえます。

 

 

財務

自己資本比率などを一定にキープしながら資産増。

有形も伸びてないこともないけど、資産の流動が多めで現金、手形あたりが多め。

まあ問題あるようには見えません。

ただスマートに資産増とか自己資本比率改善とかはしてないので、その辺を減点するかしないかって感じですかね。

 

CF

営業CF出ますよね。

それで2015年以降は投資もしながらFCFも出てます。このへんは順調な小売という感じです。

それで増配もしてますね。自社株買いも時々入る感じ。

配当性向はあまり変わってない中純資産配当率が伸びてますね。このへんで質的良化をみることも可能ですね。

 

コクヨ(7984)

業績

文具トップ。ではあるけど文具はセグメントのグローバルステーショナリードメインカウネットのビジネスサプライ及びオフィス家具などの空間価値が主というか、利益だとオフィス家具ですね。

業績は売上は横ばい感あるけど、利益は増益。

原価率も下がってるのですが。

見るにコロナでオフィスリニューアルで利益率高い家具が出てるので、このへんでなかろうというか、利益率の高い空間価値の売上が重要かなとは。

ではあるんだけど、成長企業って感じでもないし高ROEでもないので大枠は停滞蓄財の類とみるのがいいのではないか。2012年以降はBPSくらいは右肩。

計画もコロナあたりは下振れもあるけどだいたい正確。

1Qでセグメント変えしてるね。減収とかあるけど増益だし既存の延長線上ではないか。

 

財務

資産増で、自己資本比率も地味に改善で有利子負債なども返す方向。

中身も見る必要ないわって感じで蓄財って感じ。

 

 

CF

営業CF出ますよねって感じで、FCFも毎年出てますね。

現金右肩。いかにも堅調な企業というところは。

増配傾向。

目先は自社株買いも入ってます。現金積みながら。

 

大塚商会(4768)

業績

2019年まで成長も以降は苦戦感あります。

 

 

システムインテグレーションが足踏みですね。端的にはコロナのせいとなりそう。ここは中小顧客多そうでテレワークも思うようにいかなかったのではないかと。

S&Sはたのめーるとかたよれーる。このあたりはコロナの影響が少なさそうで堅調ですね。

という感じで、やはりSIの復権が必要ではないかなとは。目先1Qだとまだ減収でまだ厳しそうな印象。1Qですが。

あとは、資料の泥臭さとか洗練されてない感とかとはありますがROEとか安定的だしやはり長期成長で基本的にはなかなか優秀なようにはみえますね。

 

財務

資産右肩。

自己資本比率も改善傾向。これは目先までですね。借入あるし返してる感じではないけどいかにも付き合いでの負債感で現金も積んでますね。

BPSは右肩。    9.1%/14年で普通に優秀な部類。

 

CF

CFド安定。営業CFは底堅くFCFも常に出てますね。現金は右肩。

配当も増配傾向。配当性向自体高めですね。その意味で増配余地はやはり増益できるかで、やはりこのへんはSIの復権次第感。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいじゃないですかね
週足でさげっぽいけどもみあい感
月足で基本ずっとも居合ではないか。
確認。

評価・売買判断

アスクル(2678)

テクニカル的には、2016年くらいまでの上昇があり、以降は2019までの下落はあるけど、長期上昇の中で2016からずっと調整をしていると見るのが正しそうな。

その意味で調整を終えて上にいくか下にいくかですが、ひとまず2019からは安値を切り上げつつ高値はと破れない調整って感じで、1299あたりを見ながら2357とか2770を破る展開を期待する感じでしょうか。


ファンダ的には、通販。TOB向けとTOC向け。TOB向けが主でより好調なものもTOB向け向け。

総じて順調な小売。ROEなどを見ると結構優秀な小売。目先も順調で成長方向です。そのた順調な小売に準じるという印象。

中期経営計画が意欲的な印象、当面はこれができるか?ではないかと。できるとなかなかおもしろいのではないかとは思いますのでそれを見ながら付き合う感じでしょうか。

評価。

PER17のPBR2.8とか。基本順調な小売であり成長もしてるし出てるROEや目指すROEあらするともう少しつけてもって気もしなくなはない。

というか2014年以降くらいならもっとも低いPER水準でこれもROEを挙げてきてる中で低PERでその意味で過去のアスクルより状態はいいけど評価は低いです。計画できるとするなら持ってていいのでは?とかは思いますが、周りもそんな感じだし2013以前はそんな低バリュエーションもごろごろとなりそうなのでその辺とも相談にはなりそうとは思いますが。

 

コクヨ(7984)

文具のイメージが強いけど、文具は売上的には家具とカウネットの次くらい。カウネットは薄利で利益インパクトは小さい。主力はやはり家具。オフィスリニューアル需要で家具が強め感あり好調はあるけど、総じて停滞蓄財の部類。

ですが、CFは安定的で財務も改善が続き蓄財は順調という印象。

評価。

PER13のPBR0.9とか。PER13ほどは以外に2013年以降でも低い方だったりします。

PBRではいかにも上も下もありほどほど。その意味でフェアバリューかちょっとお安いですかね?くらいには感じますが配当利回り3%にBPS成長4%としてPBR0.9・・はいかにもほどほどですね。まあ長く持てば損はあまりないんじゃないかとは思います。事業自体はかなり堅いし。評価も高いって感じにも見えないし。ほどほど価値を創出している企業を程々の価格で買う案件のようには。

 

大塚商会(4768)

ITというか、中小企業にIT危機やシステム販売でもう少し泥臭い印象・・であとはたのめーるとかたよれーる。

コロナでSIが足踏み感。たのめーるなどは順調もやはり利益率が高く規模も大きいSIの復権がほしいところ。目先はまだ足踏み。

その他長期に成長でCFなどは底堅く財務も順調で、総合かなり優秀というかスマートというよりは泥臭さを感じるものですがかなり優秀な印象は受けます。

評価。

PER21のPBR2.7とか。目先株安も現状いかにも上も下もでよくあったPER水準。その意味で評価も過去の延長線上ですが、なので評価は普通にまだ成長を続けるとう評価ともみれて目先主力のSIが足踏みしてる中これをどうみるか。

基本優秀なのでPER20はいっかとかは思わなくもないですし配当あたりも3%あるしこれもまあいっかとか思いますが、成長とまるともうちょい下も普通にありそうでその意味ではもう一声とかで見てたほうが無難は無難そうとは。

 

ニチアス(5393)

産業資材メーカー。

こういうの。

長期に営業赤字もなく堅調ですが、リーマンあたりに業績後退もあり基本シクリカル。

その中でコロナ抜けて順調が続いてますね。利益率は増収で伸ばしてる感じでやはり売上感は。

それでBPSあたりみても 7.6%/15年の成長率でROEも結構安定的でこの調子が続くなら配当3.8%とかも踏まえてPBR1はそんなに悪くないよなとは。

財務もCFも順調でこのあたりも十分選択肢になるとは。

・・なところですが結局はシクリカルとなりそうなので、売上ですね。だから目先まで高水準で順調です。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにございません。だいたいのいち日はそんなに長い投資人生の中でさしたる意味を持たない日です。たまに重要な日はあるけれど。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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