（4771）エフアンドエム　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

エフアンドエム

(東証ST/サービス)

株価

2031円(人々は、じっくり安定的に歩を進めてきたけど、しばらく足並みが乱れている。）

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで10年売上成長率10％以上かつ利益成長10％以上かつROIC15％のもの（対象52銘柄）からきになったものをチョイスして分析します。エフアンドエム。中小企業向け業務支援サービス会社。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年07月11日に取得。

業績

わりと利益率高いのが目を引きます。

サービス情報 | 株式会社エフアンドエム

サービス見るといろいろありますが、主なのものは・・

個人事業主・中小企業向け会計・財務・労務・人材などバックオフィスの業務代行・各種情報提供のコンサルティングサービス。主にこれみたいです。

生命保険営業職員などの個人事業主・小規模法人に対する記帳・経理代行サービスのアカウンティングサービスみたいですね。たぶんこれ。

ビジネスソリューションは士業向けコンサルやオフィスステーションなどのクラウドソフトの提供になりそうです。現状赤字ですが勢いよく売上は伸びてますね。

という感じで目先も好調で計画も勢いを継続するものが出てきてますね。

全体としても高利益率でROEもあげてきてますね。

という感じで高収益であるコンサルアカウンティングに先導されつつ、ビジネスソリューションもそだって来つつもともと高めの収益性がさらに上がってきてるようには。

財務

資産増。で高自己資本比率で有利子負債あたりも返してしまってますね。

目先通期で、総資産120億。流動が54億で現金43億手形10億。流動伸びる傾向。

有形固定は26億でこれはわりと多めですね。定期的に伸びてる感じです。事務所とか支社とかになりそうです。無形固定資産多めで25億。ソフトが主。

存外に固定資産多めもまあ問題があるという資産構成ではなさそう。ソフトあたりは展開次第では減損もあるかもです。

負債は合わせて29億。まとめて現金以下だし負債もその他が多いくらいで有利子負債もなくなって総合健全と言う他。

CF

営業CF安定。増える傾向も認められます。

それで設備投資（おそらくソフトが主）をしながらだいたいFCFだして現金も積む方向で配当も増配傾向と回っているという印象のCFです。

ついでに営業CFマージンの水準が高め。数字的には堀持ちの疑いがあります。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげるもあげ
週足であげですかね
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期になかなかスムーズというかいつのまにあげてるみたいな推移。順調というより堅調というかんじですがそれが2021年高値安値で1887、1190、2560、1290とわりと乱高下した感じでこれが落ち着いて巡航速度になるのはどこくらいか？みたいな視点ですかね。

目先日足安値1787を見ながら切るなら逃げるとかがいいんじゃないでしょうかね。あるいはあるかわからないけど1290に近づくタイミングで拾うなど。

ファンダ的には、中小企業向けの業務サポートと、個人事業主などの経理代行にクラウドサービスなど育成中。業務サポートと経理代行の利益率の高さが目立つ。クラウドサービスは赤字も伸びてます。総合かなりの利益率でまたROEなども伸びる傾向でもちろん成長傾向。

CFも業績に準じる質の良さ。ただ投資は事業性のわりにわりとしてそうで、ソフトとかが多めも固定資産はこのての会社にしては比較多め。業績がくじけたときは減損とかくるかもしれません。

総じて優秀なサービス？ソフト？企業。

評価。

PER16のPBR3.2ほど。絶対水準としてはかなり状態の良い企業に思えるところで過剰評価という気はしません。PER25程度でも不思議じゃないかな？とみると2019年〜2021年でよくあえる水準です。PER16ほどは2015年以降くらいでは比較的低い方くらいの水準。まあ比較的評価低いとは言えそうです。

2014年以前はもっと低めのPERだったりするのでこれをどみるか・・って当時はもっと低ROEだったので、現在は低ROE化懸念を織り込んでるくらいとは読めますがだからどう考えるかですね。