大河の一滴

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(2737)トーメンデバイス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

トーメンデバイス

(東証PR/卸売)

株価

5660円(人々は、階段状に登ってきていま一歩大きな歩を進めるもおおきすぎてバランス崩している。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで10年売上成長率10%以上かつ利益成長10%以上かつROIC15%のもの(対象52銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。トーメンデバイス半導体商社、豊田通商の子会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年07月11日に取得。

業績

半導体商社。

・メモリーDRAM、NAND FLASHSSDMCP
・システムLSI(SOC/ASIC、Display Drive IC、CMOSイメージセンサー
・液晶デバイス(液晶パネル)、LED、OLED(有機EL)、MLCC(積層セラミックコンデンサー)、積層セラミックコンデンサー、バッテリー

とかを下ろす感じで、海外優勢。

半導体活況で特に目先は弾けている印象。半導体恩恵ですね。

そして卸だというのが強みであり弱み。

強みは、売れなければ在庫を絞ればいいわけで固定費が少なく見る限り1999年以降営業から純利益まで赤字なし。中には22%減益の2009年とかもあります。以上のように半導体という外部環境に左右されるものでありながら利益が底堅い

弱み。

非常に薄利で低付加価値。原価率95%オーバー。これでも利益が出るというのが卸という業態にはなりますね。

ただそれでも低ROEってほどでもなく5%弱から目先は20%近くまででてて目先は絶好調ですね。

そんなかんじですが目先通期は半導体様様で大幅増収。

スマホ用メモリーが特に好調のようです。

用途だとPC、サーバー、ストレージとスマホでストレートなコンピュータですね。

そんなん感じで絶好調ですが、計画では主要ターゲットで需要減を見込み減収減益見込みですね。とはいえ絶対的には好調の部類にはなりそうですが。

計画は上振れも下振れもあるけど保守傾向が強いですかね。いや、下振れもありますが。

そんなところですが、中期経営で計画より大きく上振れ。

つまりはこの半導体活況は読めるものではなかったとはなりそうです。

 

 

財務

純資産、BPSなどは右肩でこのあたりはいかにも蓄財。

自己資本比率は低めですが、借り入れは増えてる感じでもなく一進一退。

目先通期で総資産1169億で流動1149億で資産ほぼ流動。大きなものは手形類約650億商品401億現金67億でほぼ資産は商品手形。

負債は776億で買掛478億未払金149億に借り入れ95億とかでだいたい買掛未払いの構成となりますね。

それで手形商品を増やしながら成長と。このあたりはいかにも卸でそして余計なものは持ってない構成には見えます。

在庫過多が怖いといえば怖いですがまあこれまで平気でしたし現状心配する段階ではない気は・・といいつ商品自体は2021年で大きく増えてます。売上出てるので当たり前ですが減収しても在庫減らないなら問題かもしれません。

 

CF

営業CFは赤字混じり。在庫などで大きく動くこともありそうですが長期にはプラスですので問題があるとも。

投資は非常に少なめ。財務諸表的には、商品仕入れて売るだけでCF的にも固定資産や投資で足を引っ張られることがまずないなさそうとは読み取れますね。

還元は配当性向で区切ってそうで今のところ堅調としか。減益したときにどうなるかですかね。過去は減配してますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげですかね
週足であげてさげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期にはあげ。2015年2018年2020年2021年に高値を取ってきてます。

目先は2021年で大きく高値をとった後に落ちてきている印象。これがどのへんで落ち着き反転するとみるかでしょうか。

基準になりそうなのは目先5320とか20213年安値3860とかその前の3205とか。3205とかは遠いので現状はやはり5320を見ながら切るなら様子見しかないような気は。

 

ファンダ的には、半導体卸。半導体活況を受け目先業績が弾けてます。

計画ではピークを越え後退感あるのでそのあたりどう見るか。

その他多くの堅調な専門卸の特徴に準じます。薄利も利益は底堅く、事業に投資など要らなくCF財務であまりリスクもなく。もあり過去の逆境時の黒字維持などに現れるのでしょうとは。

このあたりは先日のTOWAみたいに業績後退時の業績不安はさほど大きくいない面はあります。投資も進めてないので大きくなった固定資産が固定費をあげるなんてこともありませんし。

評価。

PER7のPBR1ほど。目先は高ROEに突っ込んでいて今のROEを維持できるなら評価低く見えますが、まあこれは維持できるとは考えないほうが良さそう。となると、過去のもっと低ROE時はPBR0.5近辺もちらちらで、状態のいい専門商社がわりと高評価されてるとみるのが正しい気は。

その意味で業績後退入ると怖い位置には見えますが、好調が続くならBPSは結構伸びそうで、配当利回りも5%越えで(優待もあり)、迷うくらいの水準には思えたりはするのでやっぱりどう考えるかというかその人の視点次第ではないか。

まあもう一声でいい感じやもしれませんね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2737

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2737

IRBANK:https://irbank.net/2737

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

いよいよ、土曜日ネタの在庫が切れそう。・・とずっと言ってそうですが今年中は持たないというか追加しないと8月中には尽きるはそうなんですよね。

どこまでもちますか。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)