（3143）オーウイル　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

オーウイル

(東証ST/卸売)

株価

1163円(人々は、急上昇してそのせいでバランスを崩していたが、態勢は整えてきている。）

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。市場統計推移記録表で2016/2/12と2022/6/24比較をしてROEを10％以上あげてかつPBRを落としているもの該当311銘柄からきになったものをチョイスして分析します。オーウイル。食品原材料商社。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年06月28日に取得。

業績

食系商社。

業績的には2004年以降営業赤字っもなく最収益も2005年以降黒字で安定性があります。

同時高原価率で営業利益率2％以上つけるのは珍しい感じで薄利。

これらはいかにも専門商社でありがちな傾向で堅調な専門商社となりそう。それで長くは増収傾向もありあますが目先は減収もありだし売上成長率も10年1％もなく停滞じゃないでしょうか。

同時にBPSは右肩で複利10年10％くらいのペースで蓄財で、堅調な専門商社で停滞蓄財という印象。

目先通期で減収増益。「利益面においては物流費、広告宣伝費及び貸倒引当金繰入額が増加したものの、主力カテゴリーの農産物加工品や乳及び乳製品、大型シーリングファンの売上総利益が増加」で端的には儲かる商品が売れたですかね？

計画は増益ですが過去は上振れも下振れもある感じで当てにするのもどうか。

とはいえ好調なのはそうですね。

財務

資産増。総資産105億で流動90億でほぼ流動。各項目長期だとなんとなく増えてる感じですね。短期だと増えたり減ったり。

負債は67億くらいでこれは長期横ばい感。借り入れ21億で借りてないわけじゃないけどあとは買掛40億とかで負債の多くは買掛。

財務はいい方ではないけど、問題があるってほどでも。というか長期に自己資本比率あげるなど改善も進んでますし。BPSも右肩だし。

CF

営業CFは赤字混じり。棚卸資産とか仕入債務というか安いときに大量に仕入れたりするのでしょうと。

FCFは長期にはそんなに余裕なさそうでこのへんも専門商社あるあるではあるけど、財務が悪くなってる感じでもないのでなんだかんだ堅調にやってるということでしょうか。

配当は決め打ち感ある。近年はさすがに余裕で手増配してるけど。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいから高値ブレイク感
週足であげかもみあいか
月足であげて調整。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年までの上げがあり1617まで。以後は下落してたけどコロナ850円までみて反転というか調整というか。そえれで1000-1100あたりをウロウロですが、この調整を終えて方向性がでるかどうか。

目先は2月1171高値を破り1183をマークしてこれが上昇トレンドまで発展するか。とはいえ2021高値1239は破れてないのでまだ調整感は強いです。

なので1239を破れるかですね。底は目先安値996がいいのではないか。975とか850もありますが。

ファンダ的には、堅調な専門商社という他。長期に赤字もなく。成長感もないわけじゃないけど、停滞感はありやはり停滞蓄財。目先は好調といえるけど成長かは微妙というかわからない感じ。

地味に利益は出るので財務改善自体は進んでいるというか蓄財。一方あまりFCFに余裕があるタイプでもなさそうで大幅な増配とかはどうですかね・・？って感じ。

総じて堅調な専門商社でだから停滞蓄財。

評価。

PER6とかPBR1とか。目先好調で比較高ROEにでているのでPERなどでは高い気もしないし割安感もそこはかとなく。でも同時にPBR・・でも低い方みたいですね。ということでオーウイルとしては好調な割にPBRでも低評価っちゃあ低評価ですが、堅調な専門商社以上の数字とか出てないようにも見えるので、絶対的にはこんなもんとは感じなくもないのでその辺どう見るか。とはいえ配当利回りで4％ほどあるし好調（ROE維持）が続けばBPSも結構伸びそうでそんな悪くないようには思えたりはします。