大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9232)パスコ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

パスコ

(東証ST/空運)

株価

1328円(人々は、ずっと決め手を欠きながら戦争は決着の兆しもないが最近は特に膠着している。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。市場統計推移記録表で2016/2/12と2022/6/24比較をしてROEを10%以上あげてかつPBRを落としているもの該当311銘柄からきになったものをチョイスして分析します。パスコ。GIS/航空測量会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年06月27日に取得。

業績

航空測量に地理情報システム(GIS)でそれを地図にしたりデータ化して物流に役立てたり、まあいろいろその情報を提供している感じ。

製品・サービスサイト|株式会社パスコ

業績は1999年以降営業赤字は2004年くらいで(純赤字はそこそこありますが)かなり安定感ありますが成長してる感じは特にないですがBPSくらいは長期に伸ばしている停滞蓄財企業という感じです。

その中で近年は利益が安定し、ROEも比較的高めに出てBPS増ペースも早くなってますね。

2016-2017とかは純利益がすくないか赤字とかですが、ざっとみて特別損失などが多い印象でわりとしょっちゅう減損とかしてるようでこのへんは注意。

それでこの特損が大きいと赤字にもなるが2017あたりですが、2020年は特別利益もあったため2020は黒字ですね。

そんな流れの中で2016ー2018で純利益が低迷したところはありますが以後は安定的に利益がでてます。

このわりと傷は深くなる前に切ってくスタイルがわりと功を奏してそうなところはありそうです。

それで近年は蓄財は順調だですが、同時に傷は浅いうちに切るでもあるのでたまに傷が痛いときがあるかもしれないとは。

目先通期増収減益の計画増収減益ですが、まあふつうに停滞の範囲かなとは。

 

財務

総資産横ばいに近く。

その中で純資産が地味に伸びていて自己資本比率なども上昇。

目先通期、総資産697億で流動557億で手形339億の現金197億で資産の多くは現金手形。現金あたり伸びる傾向。

有形固定70億。航空機とかあるかなあとか思ったけど意外にそれっぽいものもなく。また2013ねんあたりからずっと固定資産減らしてますね。この辺は持たない化をすすめてて過去よりは減損とかの可能性は減ってるはそうかもしれません。

負債は459億。うち借り入れが329億でわりと借り入れ多め。

有利子負債は2016年以降減る傾向が認められます。

という感じで長期に固定資産持たない方向になってきてて、特に2017年以降は有利子負債も減らすリストラ局面ですね。

総資産は増えておらず停滞ですが、その中で負債を返す形、固定資産を持たない形に蓄財が進んでいるという感じ。

 

CF

営業CFはだいたい安定的にでていて、2014年まではFCFはマイナスも多めですが、2015年以降はFCFプラスで推移。

これはだいたい有形固定資産の推移とちかく、2015年くらいから投資をおさえFCFをだす経営に切り替えた感は。

それで特に2018年以降は財務改善に現金も積んできてる感じですね。

配当はかなり余裕そうに見えます。とはいえ、配当は利益連動感ありますが。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげておちてよこよこ
月足でもみあいあないですかね。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期の方向性を感じない値動き。

いちおう2,014年2845から2018年680まで下落がありそこから頃名前で2290で上昇をみせるはあるが、2290のあとはずっと1200〜1500くらいでレンジくらいの推移。

このレンジ安値のコロナ安値1085とかそれ以外安値1245をみながら1465、1605、1728あたりを破り上昇転換するか?を測りながらですかね。

 

ファンダ的には、航空測量に地理情報システム(GIS)をつかって様々なサービス。

成長感は微妙も基本的に業績は底堅く赤字はあまり。特損は多めも最近は固定資産を持たない方向に来ており過去よりは利益が安定しやすくなっているようにも。過去から停滞蓄財感は強かったけど蓄財信頼度?は上がってきてるようには。

総資産は増えてないけど、負債を減らす形で財務改善と資産増。CFも安定感あり近年は現金も積んできてる一方還元は余裕そうです。

評価。

PER5.7のPBR0.8。停滞蓄財とみるとこんなもんですねという感じは致します。なのですがパスコとしては低PBRな方で2017年以前は1.5以上も結構多く、当時よりは状態もいいとできるので状態良くなった割には評価が低めといえばそうですね。

絶対的には過去よりは財務なども良くなっていて固定資産も減り特損の可能性も小さくなり同時に財務が余裕の中でそこそこ高配当でわりと低PBRもあり結構ディフェンシブで配当とBPS増くらいは狙えそうな気はします。まあ地味な選択ですが好きな人にはええのではないか?

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9232

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9232

IRBANK:https://irbank.net/9232

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)