大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7072)インティメート・マージャー/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

インティメート・マージャーとその他

株価

1162円(人々は、奈落に落ちて這い上がろうとするもまたすぐ落ちてまた奈落に居る。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7072 6185 2159 7073
企業名 インティメート・マージャー SMN フルスピード ジェイック
市場 東証GR 東証PR 東証ST 東証GR
業種 サービス サービス サービス サービス
時価総額(億) 37.7 80.5 85.2 20.4
株価 1162 601 547 2212
決算期 2022/09予 2023/03予 2022/04予 2023/01予
予想売上(億) 23.0 140.0 154.0 29.0
予想営業利益(億) 0.3 4.6 6.4 2.0
営業利益率 1.30% 3.29% 4.16% 6.83%
予想純利益(億) 0.2 2.2 4.0 1.4
売上成長率(年複利/期間) 11%/5年 22.1%/9年 7.6%/15年 3.2%/5年
EPS成長率(年複利/期間) -26.1%/5年 15.3%/9年 -1.2%/15年 11.1%/5年
BPS成長率(年複利/期間) 27.6%/4年 30.8%/8年 10.5%/14年 36.3%/4年
PER 176.86 36.16 21.12 14.07
PBR 2.8 1.82 1.72 2.42
ROE 1.6% 5.0% 8.1% 17.2%
ROA 1.2% 2.6% 4.9% 6.7%
配当利回り 0 0 0 2.12
配当性向 0.0% 0.0% 0.0% 29.9%
総資産(億) 17.6 83.2 81.1 21.2
自己資本(億) 12.9 43.8 45.6 8.4
自己資本比率(%) 73.6 52.6 56.2 39.4
一言感想 増収減益 いちおあげ 蓄財 あしぶみ蓄財

 今週は比較。市場統計推移記録表でマザーズ高値の2021/10/14と2022/6/3で銘柄比較をして、ROEがプラスかつ20%以上上昇しているのに時価総額50%以上下げているもの(8銘柄)からチョイスして比較します。業績好調だけど株価を大きく落としているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年06月08日取得。インティメート・マージャー。データマーケティング支援(よくわからない)。比較に四季報おすすめ比較銘柄。ゲストに四季報隣のジェイック。よくわからないので。

インティメート・マージャー(7072)

業績

DMP専業のデータマーケティング支援会社と言われても。

DMP

「Data Management Platform(データ マネジメント プラットフォーム)」の略ですね。

ざっとネットに蓄積されたデータをまとめてマーケティングにいかす的な。ビックデータの亜種みたいな理解でいいのでしょうか。

HPみても今ひとつ何をしてるのか何ができるのかがわからなかったというかそもそもインティメート・マージャーという言葉がよくわからないですが以下のようなものはあったので雰囲気で。情報まとめるといろんなことがわかるからそれを使って有効な施策打とうぜ。それに協力するぜって感じですね。

そんな雰囲気で。

 

それで事業はわかりにくいぶん業績がわかりやすければよかったけど業績も上場して減収減益ですよね?って感じになってます。

まあそれで上場以後のびてないしそして低ROEになってて、よくわからない会社があまりうまくいってなさそうだって感想にはなるんですが目先2Q決算説明資料をみると今期はなかなか以上に好調で、前年比売上+40%営業利益+33%で単価など主要KPIも改善傾向でアカウント数なども伸びも堅調で、あるいは反撃はここから・・?みたな感じにもなってるのをどうみるか。

よくわからないですが、いろいろ加速してきてる感じで加速が決まれば雰囲気でかなりいけるかもなんてことにもなるかもしれません。

よくわからないがゆえにすごいのがよりすごく見えるとかはあるあるだと思いますし。

 

財務

目先2Qで総資産18.8億ほど。うち流動18億の有形固定6千万とかで極めて流動寄りで現金14億とか。

負債は借り入れ1億とかあるも全部で5億程度で主なものは買掛2.9億とかでまったくきれいなやつですね。

マーケティングとかソフト会社で順調な方にはありがちとはなりそうで故に問題がないとは言えます。

それでうち5.5億ほどが上場時の株式発行ですね。これなくてもって感じなのでやっぱり問題なし。

 

CF

2021年までの実績で営業CFは赤字もあり。まだ安定的にプラスになるほど規模がないとはなりそう。

とはいえ長期にはでてそうだし、現金はほどほどあったのが上場で更に積んで当面は大丈夫じゃないかな?とはなってますね。

利益剰余金自体もプラスで伸びる方だしあまり心配するところではないかなとは。

 

SMN(6185)

業績

インターネット広告会社。ビッグデータ処理・人工知能金融工学をコアにアドテクノロジー事業(DSP「ロジカド」、広告枠のリアルタイム売買、広告リクエスト、入札リクエスト、広告配信)を展開。と銘柄スカウターに。

ビックデータとか人工知能とか金融工学とかすごそうだしハイカラ〜って感じ。

業績は以下の通り。売上右肩で順調ですね。

ただ増収率はさほどでもなく2021とか2023計画では二桁もでてないところもあるし、2021、2022は減益で、原価率高めで薄利傾向あったりするしROEも2018年とか高めに出てるけど、その他は10%届くかって感じで2021年以降はもっと低め。と、言う感じで過ごそうなキーワード散りばめながらここ数年はNTTのほうがすごいかな?とは言いたくなる感じでさして凄くないって感じ。(2020年以前はNTTのほうがROE低め。利益率は高いけど)

そんな感じで成長は評価しないといけないとは思うけど高成長ではないし、高収益もかなり微妙ですね。

目先は通期では増収で計画も増収で比較的堅調。

減益をどう見るかだね。

 

財務

総資産83億。流動45億で有形固定3.5億とかで流動より。

流動は現金22億、手形21億とかでふつう。

またのれんとソフトがおおく無形で29億。

負債はまとめて39億。2021年から借り入れをして有利子負債17億ほど。

2021。2022の業績悪化がわりと財務に響いている感じです。増えてた資産増も足踏み。

あとは2021は買収してますね。業績悪化というよりはこれのために借りて買収してのれんなど増やしてる感じです。

SMN、三陽商会からEC支援会社を買収 16億円で: 日本経済新聞

このあたりをどうみるか。

CF

営業CFは安定的。赤字でも別に普通にCFは確保。(減ってはいるが)

で、2021年に借りて、投資してFCF大赤字のムーブ。

上の買収ですね。

これ一発で長期のFCFマイナスなのでわりと勝負な買収とはなりそうです。

現金自体は買収こなせる額がありましたけど。

なのでいろいろこの買収がターニングポイントにはなりそう。

無配。

フルスピード(2159)

業績

インターネット広告会社、フリービットの子会社。

2016,2017くらいは伸びてたけど以降は鈍化感もありそして2021で後退で2022は大きく後退。

2012年も後退がありわりとシクリカルな印象。

2021「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う店舗型広告顧客案件の需要低迷の影響を受け」とかでアドテクノロジー事業が後退ですね。

で、計画減益は「「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており」でこれは事業後退じゃないですね。とはいえ利益も後退にはなるので事業も後退から足踏み感あります。

計画は上振れ下振れあるけどどちらかといえば強気感。

他にもROEなど下がる傾向で総合あまり強さを感じないですね。特に目先。

これで足踏みをしてまた伸びていくとみるのか、このまま足踏みや後退が続くと見るのかくらいでしょうか。

 

とかとかみたところで以下のニュースを

フルスピード上場廃止へ 親会社フリービットがTOB | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議

親会社にTOBされて上場廃止ですね。

フルスピードの広告代理店事業は、抜本的に構造改革を施すか、当該事業を軸とした構造からの脱却を図る必要がある」で「上場を維持しながらフルスピードの中期的な発展、再成長に取り組むことは必ずしも最善策ではない。非上場化するほうが、有益かつ早期に目的を達成できる」って感じでやっぱり立て直したい状態であって、それを手っ取り早くやるためにTOBするみたいな。

 

財務

資産増。自己資本比率なども改善傾向。

も、2011とかは純資産ギリギリと言うか債務超過に落ちているっぽいですね。利益剰余金も2010〜2015はマイナス。

2011年とかはいろいろ手を広げすぎて特にアパレルが赤字で、それを処分する形で売上規模減の資産減ですね。それで黒字化はして以後は総じて伸びてましたが、ここにきて調子悪くなったので親から再指導ってかんじでしょうか。

2010あたりはネット広告、WEBサイト運営、データセンター、その他広告、アパレル、その他とかまでしてましたが

2021年でも・・いろいろやってるけどアパレルは捨ててセグメントはアドテクノロジーマーケティング(とその他)に整理されてますね。

選択と集中というやつでしょうか。それで復活したけどだから目先はまた崩れてきてTOBだって。

 

TOBもあるし今のなかみ細かく見ない。

 

CF

営業CFはでています。

2015年以降はFCFも安定的。このへんで別に足をひっぱってるわけじゃないですね。それもあって再教育すればまた優等生に戻れるというみこみなのでしょうか。

まあそれぐらい。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげて反転かもみ合い
週足でさげかなあ
月足でよくわからない。
確認。

評価・売買判断

インティメート・マージャー(7072)

テクニカル的には、長期の値動きはよくわからないというか、2019年10月に上場4000円でその後2021年8月までに900までさがってその後3900まで高騰するもまた大幅下落して1200近辺と、傾向性とか読み取るの難しいというか上場ゴールだし乱高下だしあまり正攻法むけではないなと言う印象。

乱高下に期待して上場安値900あたりを下の目処にしてさらなる沸騰の再現狙いで900切ったら逃げるとかなら儲かるかもしれないねみたいな感じ。つまりよくわかんないやつ。

 

ファンダ的には、正直申しまして事業的なことはよくわからない。他社比較で優位性があるのか?とか環境悪化に強そうか?とか。上場から早速後退して低ROEに甘んじてるところをみるとおそらくあまり優位性のある強い事業かというならおそらく違う。

とはいえ、業績後退局面から目先2Qでは盛り返しつつありこのペースが続くなら景色は変わりそうだとは。

CFはまだ安定的にプラスになってない感はあるも、財務は足を引っ張るような中身ではなく必要なら必要なところにお金を投じられる財務余力もあり、規模もでればCFも安定しそうな感じではあります。すくなくとも成長に固定資産への投資は不要と思われます。

評価。

PER190のPBR3とか。PERとかみるとびっくりするほど高評価でよくわからないものが異常な評価をされてる・・と見がちになりそうな気もするけど、これは低ROEがゆえなところもあり、ROEが上場前水準15%出るとみると現株価水準はPER20前後換算となり、目先40%成長が落ち着き20%くらいのペースが出ると見ると、これでわりと十分見れるというところはあったりします。

なのでROE15%あたりがひとつの目安ぐらいにここくらいまでいけるか?みたいな視点でどうでしょうかね。

可能性自体はある気はいたします。事業の中身も社名の意味もよくわかんないけど。

 

SMN(6185)

ビックデータとか人工知能使ってインターネット広告。すごそうな感じに聞こえるけど別に業績はすごい感じではない。とはいえ成長はしてて素直に伸びてはいるネット広告会社とみれば。

それで収益性が高いわけでもなかったけど、ここ数年それがおちて純赤字まで。その中で買収をしてきた感じでこのあたりをどうみるか。

借りて買収のムーブで相応に財務悪化しています。それ以前は財務は悪くなかったしあまり投資も要らないタイプではありそうなので安定するなら問題は少なさそうですが赤字などを脱して安定できるか?が焦点でしょうか。営業CF自体は安定的なので可能性は結構あるように思えます。

評価。

PER36のPBR1.8とか。高めの評価。ある程度の業績回復を織り込まれてそうな。ちなROE10までつけるとPER18。

今の市況だとちょっと他にいいのあるかなあとか思っちゃうのでかもめとしてはROE10%以上のおちつくという評価をされているとは見たくはなりますね。

まあ評価されてるときはPER70とかもあり、PERこれくらいはわりと過去にありそうでもあるし考えるかですね。

 

フルスピード(2159)

広告&マーケティング

かつて不採算事業もあってかなりやばいところまでいったぽいけど、立て直しながらく順調だったが近年雲行きが怪しくなり、親会社が出張ってきてTOB上場廃止

ということで今から何ができるわけではないけど、このTOBでお買い上げされるのを狙えたか?いうと難しいかなあとは、

株価的には2017年ピークでこの辺が成長率のピークで以降は成長鈍化の見られる中1281円から315円まで株価はおちて最後に551円でお買い上げであるけど直前までずっと下がり続けたような形勢なのでTOBの可能性をみても持ち続けるのはかなりしんどそうには思えます。来ないかもしれないしね。

PBRあたりでも下がり続けてますが業績悪化局面でこれも価値をさがるものをもってることで正攻法な思考だと難しそうなって感じでかもめてきには難易度高いなあって感じです。

 

ジェイック(7073)

就職・採用・教育支援サービス会社。

教育融合型の人材育成・紹介サービス(教育研修・人材育成後紹介、無料就職支援講座付き)を提供。

とか聞くと採用支援だけでなく教育もやるとなるとより高付加価値でちょっとおもしろいことしてますね感。

業績は以下の通り。コロナまで伸びてコロナでくじけて回復中。この先過去の天井破って突き抜けて行くかどうか?

2018売上+25%とかあるけどその他は言って15%ほどで続くか訳でもなく高成長にはならないかな。

それで、2020年水準でROE20%にROA10%に届きこれはなかなか高収益となりそうです。ここに再び届くならなかなか見れる気はします。普通にROE<PERですし。

それで計画ROE17%とかですね。

資産は流動よりで現金が資産の半分以上。借り入れもあり自己資本比率も低めだけど見た目ほど財務は悪くなさそうです。純資産も伸びる傾向です。CFも問題ある感じでもなくこのままコロナ前の業績に戻りさらに伸びる感じだとPER14ほどはなかなかいいんじゃなかとは思いますというか株価的には上場からずっとおちてPERにしろPBRにしろジェイックとしては最底辺ですね。好調ならどこかで反転するんじゃないですか?とは。

それがどこかはわかりませんがもうそんなに遠くない気はしたりはします。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

市場はあれ気味だけど特に何かあるわけでもなく。

亀になって配当を受け取る日々くらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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