投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
神島化学工業とその他
株価
1430円(人々は、ジャンプしては落ちるも、ゆっくり先にすすんでなくもない。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 4026 | 5285 | 5279 | 9081 |
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企業名 | 神島化学工業 | ヤマックス | 日本興業 | 神奈川中央交通 |
市場 | 東証ST | 東証ST | 東証ST | 東証PR |
業種 | ガラス土石 | ガラス土石 | ガラス土石 | 陸運 |
時価総額(億) | 132.1 | 33.6 | 22.0 | 452.3 |
株価 | 1430 | 580 | 718 | 3590 |
決算期 | 2022/04予 | 2023/03予 | 2023/03予 | 2023/03予 |
予想売上(億) | 212.0 | 165.0 | 118.0 | 1,006.0 |
予想営業利益(億) | 23.0 | 6.0 | 3.3 | 47.8 |
営業利益率 | 10.85% | 3.64% | 2.80% | 4.75% |
予想純利益(億) | 15.0 | 4.0 | 2.3 | 36.9 |
売上成長率(年複利/期間) | 1.3%/15年 | 1.4%/16年 | -3.1%/16年 | -1.8%/16年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 30.1%/15年 | 1.5%/16年 | 3.5%/16年 | 3.1%/16年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 4.6%/14年 | 8.2%/15年 | 2.2%/15年 | 3.9%/15年 |
PER | 8.63 | 6.96 | 9.04 | 11.94 |
PBR | 1.42 | 0.53 | 0.29 | 0.9 |
ROE | 16.5% | 7.6% | 3.2% | 7.5% |
ROA | 8.1% | 3.0% | 1.7% | 2.5% |
配当利回り | 2.52 | 4.31 | 3.48 | 1.11 |
配当性向 | 21.7% | 30.0% | 31.5% | 13.3% |
総資産(億) | 186.0 | 133.2 | 137.6 | 1469.1 |
自己資本(億) | 84.9 | 53.0 | 71.6 | 487.4 |
自己資本比率(%) | 45.6 | 39.8 | 52 | 33.2 |
一言感想 | いちおあげ | 停滞蓄財 | 衰退蓄財 | 倒れて立ち直り? |
今週は比較。市場統計推移記録表でマザーズ高値の2021/10/14と2022/6/3で銘柄比較をして、ROEがプラスかつ20%以上上昇しているのに時価総額50%以上下げているもの(8銘柄)からチョイスして比較します。業績好調だけど株価を大きく落としているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年06月08日取得。神島化学工業。建材・化成品で銘柄スカウターのカテゴリだとコンクリート製品。比較にコンクリート製品っぽい。ゲストの”神”仲間の”神”奈川中央交通。
神島化学工業(4026)
業績
セグメント。売上は建材よりだけど利益は化成品より。建材は建築向けで化成品は様々感あります。
業績は伸びる傾向はみてとれなくもないけど、リーマンあたりに赤字もあり2917年あたりからは伸びてないということになりシクリカルな印象。
赤字とかでなければROEは低くもないときが多く特に近年は安定的でBPSも右肩。
長期的には原価率、販管費も下げる傾向でシクリカルなところはあるけど真面目にコスト削減努力を続けるような姿勢が出てそうには見えます。
それで通期決算が・・これを書いている翌日ですね。
ということで続きは通期を見て、目先まで原価率販管費低下が続いてますね。
増収効果もありそうですが、売上規模がより大きい2017年などより低コストになってるのでこれは効率化努力ではないかと。
まあでも薄利のなかで営業利率が動いた感じなので逆風ふくと大きく減益は考えられます。
まあでも目先も増収増益で計画も増収増益で順調です。いちおう「社建材事業の主要マーケットである住宅市場は需要が堅調に推移し、新設住宅着工戸数が持家・貸家ともに増加し、2021年度全体では865千戸と前期比6.6%の増加」で建材が+10.1%で順調でかつ化成品も各種製品好調そうでなかでも「セラミックスは、蛍光体製品を中心に大幅な増収となりました。新工場建屋完成により2022年3月から順次設備が稼働開始」で化成品も+10.1%でやっぱり好調です。
というかんじでシクリカルだけどその中で目先は好調って感じですね。
財務
資産増。自己資本比率あたりも伸びる傾向。有利子負債も返してきてましたが2022は後退で有利子負債増の自己資本比率後退。上の新工場でしょうね。有形固定が88億から122億に増加以前も微増感あったけどここでジャンプアップ。
流動も増えてますがこれが2016から減らしてきたのが回復という感じですね。
それで借り入れも29億から48億でつまり借りて工場に投資で財務後退ですね。
そうでなければずっと財務改善してた感じで48億の借り入れは2019年に準じるレベルなのであまり問題ないという印象。
固定比率自体は半々程度。投資で増えたので業績後退は影響が大きくなりそう。
CF
営業CFは安定的。投資はいるけどだいたい営業CFの範囲内に抑えててFCFは出てますね。
2022はわりと大きな投資をしたのでマイナス。
常にFCFでるほどではないけど結構安定的かなとは。
2010年以降なら赤字もあるけど減配は・・2018の記念配からを除けばなしで来てますね。2022年は初めてっぽいまとまった自社株買いも入ってますね。
それでキャッシュは少なくなってるので余裕はいうほどないですが業績堅調ならいじできそう。
ヤマックス(5285)
業績
コンクリート二次製品。土木と建築用ですね。土木中心。
業績は長期で伸びてないこともないけど、停滞じゃないですかね。2012、2013あたりは赤字もあり。
それで薄利でシクリカルな薄利停滞企業って感じで冴えるか冴えないかというと冴えない方にはなりそう。
ただ、ROEは低くもないので赤字を脱した2014年以降はBPSは右肩に近く。赤字の時期も加えたBPS成長率は複利8.2%/15年とかで別にこれはこれでわるくないとなりそう。
という感じにシクリカルで停滞蓄財。
目先決算もこんなもんじゃないですかって通過で過去の延長線上のようには。
財務
蓄財という印象。2014年以降は総資産横ばいに近い中で純資産増で上がる自己資本比率かえす有利子負債。
まだ絶対の自己資本比率は低く、現金<有利子負債ですので道半ばともいえるし伸びしろがあるともいえます。
有形固定あたりは増えてなくその意味では投資はしてないですね。
既存の設備で稼ぎながら負債返して停滞蓄財。
CF
営業CFでますよねーってみると出てる。
投資はいるけど営業CF内でFCFはだいたいで余裕は負債返済に向いてきてるようには。
現金も積んできてるのでやはり総合蓄財で、業績は停滞も地道に稼いで財務を改善しているという感じには。
日本興業(5279)
業績
これもコンクリート二次製品。景観素材とかもあるけどおおよそ上のヤマックス同業とみてよさそうです。
それで違いは2012、2013で赤字などはないけど通して減収傾向にある中で利益率を伸ばす形で減益は抑えてるようなところ。
もっとも低ROE張り付きで儲かってる感はなく。
それでもBPSは右肩あるのは褒めるところですがBPS成長率は2.2%/15年ほどとぐっと控えめでいかにも冴えなく、衰退薄利の中でその中で切り詰め貯金だけは進めているみたいな感じですね。
目先通期で減収減益。計画で増収も横ばいに近くこれは過去の延長線上ではないですかね。
財務
地味に蓄財。
総資産が減る傾向。その中で純資産が微妙に伸びる形で自己資本比率改善の有利子負債減少。
有形固定などは減る傾向で、負債も減少ですね。投資を抑えて負債を返す方向で財務改善が進むみたいな形でBPS増。
延々亀の子になってリストラを続けている感じでこれをどうみるか。まあ一般的には評価されるタイプの傾向ではないですね。
CF
営業CFは安定的。それで投資はするけど最低限ですかね。FCFは通してプラス。普通に稼げてますね。とはいえ余裕の多くは負債返済で消える感じですね。
な中で近年は現金を積んでくる余裕が出てるようではあります。増配も入っていくらか生活が楽になった感は。
貯金をしていつか大きな機械を買って勝負に出るんだみたいな展開になるんでしょうか・・?
日足週足月足の値動き判断
日足でさげから反転感も
週足であげてさげ
月足であげてさげを繰り返しだけど大枠では上昇とも。
確認。
評価・売買判断
神島化学工業(4026)
テクニカル的には、月足レベルではあげてさげつつだけど一応高値安値を取っており上昇とはなりますね。
その中で930、366、2300、505、3305ときて週足レベルでは絶賛下落で1305まで日足レベルでは反転感もないこともないくらいで、日足の反転が週足の反転になり月足上昇継続というシナリオを狙いに行くのも選択ではありそう。そこは1305か、506となりそうだけど506はもうかなり遠いですね。やはり1305一択なのでは?切れるなら逃げるみたいな感じの。
ファンダ的には、順調な建材・化成品メーカー。薄利でシクリカルではあるけど長期に地味に効率化を測り、利益率などを貢献で真面目さは感じます。
CFも安定してて減配などもなく財務も改善してきてる感じで派手なことはないけどいかにも真面目な感じは。その中で大きな投資も入る感じで目先はかなり順調かなと。自社株買いなども入り還元も熱心感も。
ただ投資や自社株買いなどで手持ちの余裕は以前ほどなく。またシクリカルなところはあって業績後退来ると影響が大きそうなところは。まあ堅調な限りは大丈夫そうなというか目先順調なんだけど。
評価。
PER8.5とか。PBR1.4とか。決算直後で動くかもだけど、目先の好調さというかROE水準など見ると十分見れるというか神島化学工業としては低めなPERに出ており、順調さが続き成長とか高ROEが続くとみるなら十分妙味があると思うところ。
ただPBRでは1.4近辺は結構評価されてる水準で、2016年以前ならあまりない水準でまあ当時はより低ROEだったからなんですが。というわけで業績なりの評価水準で・・・実績のわりには低めな方とは思うけど、業績後退したら過剰・・って感じで今後の業績次第ですね・・って感じになる。だから目先まで順調。
ヤマックス(5285)
コンクリート製品。シクリカルなところはあり環境悪いと厳しいもそうでないなら地道に稼いで財務などを改善し続ける感じBPSなら右肩に近い停滞蓄財企業。
BPS成長などみるに別に蓄財能力も低くもないようには。シクリカルな面に気をつけながら蓄財そして還元に期待するのはありではないかとは。
負債返済もかなり進んで還元強化もそろそろ考えないと・・みたいな感じには見えます。実際に財務改善しながら増配傾向ですね。
評価。
PBR0.5。業績としてはほぼ停滞という感じで成長性もなくとするとこんなもんかちょっと低いかな?くらいの印象と過去をみるといかにもそんな感じ。でPBR0.5ほどはいかにもよくある水準。もっと低いとき高いときあるがまあフェアーバリューに属する水準といえばそうではないか。
同時に、配当は4%超えでBPS成長が過去8%からおちて6%ほどとみると合わせて10%がPBR0.5とみると割安感はありますが、常に低評価であまりバリュエーションがあがる気はしないが、年10%ほどでいいならわりと選択になるようには思えます。シクリカルなところはあるけど。まあ目先堅調だし。
日本興業(5279)
コンクリート製品。蓄財が進み財務改善は進んで貯金も増えて余裕も出てきてる感はあるも、業績自体は後退傾向で薄利でいかにも冴えない。先細りの中節制して貯金をために来てるような印象。
余裕は増えてるのでいつか反撃のときがくるやもだけど現状は冴えない中守りながら地味に貯金しきてる感じですね。
評価。
PBR0.29。低評価。おおよそ市場の最底辺評価レベルだけど、先細りの中貯金だけしてるなんてタイプはもっとも評価されない種のものでこれはやむなしとは。
PBR0.3切はそれにしても低評価なところもありそうだから拾うのも悪いとは思わないけど、どう転んでも地味な・・わけでもなくて時々意味不明あげしてるのでそういうときに売る戦略なら。
あるいはためた貯金で勝負に出るとか売上反転大繁栄などをエスパーできるならそういうのを狙うのもいいかもしれないね。
神奈川中央交通(9081)
神奈中バス。いちおう東日本最大のバス専業みたいです。
神奈川県の交通インフラを担い停滞ですねって感じだったがコロナで打撃。リーマンでも出してなかった赤字をだしてその後はそこから回復中という感じですね。
計画ではコロナ前比較でもう一息というところでつつがなく復活という感じでしょうか。
となればリーマンでも赤字がでなかったインフラですのでそういう視点ではみれるかもとは。
そこまでいくと高収益ではないけど堅実に稼ぎBPSくらいは非シクリカルな停滞蓄財という感じで見れそう。ユーザーなら優待も。
PBR0.9ならいかにも通常運転という感じ。下はPBR0.7以下はめったにないみたいでうすね。PBR1以上もあんまりないみたいですが。また堅調に稼ぐと見るなら地味で化けるやつではないけど堅実味はある選択にはなりそう。会社と一緒ですね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないですよ。
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