大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(6967)新光電気工業 日記(分)

スポンサーリンク

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

新光電気工業

(東証PR/電気機器)

株価

4655円(人々は雌伏のときを経て、大きく躍進をしてきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上成長率10%以上かつ利益成長15%以上かつROIC15%のもの(対象113銘柄)新光電気工業。インテルサプライヤー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年05月27日に取得。

業績

インテルサプライヤーって銘柄スカウターの企業カテゴリに書いてありました。

富士通の子会社で半導体のパッケージメーカーということで主にインテルに供給してるというかインテルの下請けというべきか。

こういう記事も。

先端半導体に不可欠な部材メーカー「新光電気工業」 | MonJa〈もんじゃ〉お金と暮らしの情報サイト

目先は弾けている。半導体さまさまという感じですね。

2021で狂った増益「フリップチップタイプパッケージは、パソコン向けおよびデータセンター用のサーバー向けなどで受注が大幅に増加するとともに、旺盛な需要のもと、昨年10月から新ラインが量産を開始し、生産能力が拡充されたことにより、売上増加に寄与しました。半導体製造装置用のセラミック静電チャックは、好調な市場環境を背景に需要が大幅に拡大し、プラスチックBGA基板は新ラインの稼働開始などにより、先端メモリー向けに売上が増加しました。また、リードフレームは、第3四半期に入って底打ちした自動車向けの売上が、その後さらに大きく回復したことなどにより、増収」まあ全部好調という感じ。

2022も狂った増収増益で絶好調継続って感じで上記のように。

見通しも半導体自体は需要旺盛で順調な計画ですね。

計画自体は強気傾向はありそうですが、ここ二年は強気を上回る好調で上振れが続いているようですね。

すごい売れてるので、原価率が89%とかから68%とかmでおちて営業利益率が3%台以下から26%台とかいう意味不明なジャンプアップしてて、製造業が弾けるとものすごく儲かるという事例にはなりそう。

他には投資も力を入れてそうです。

企業動向#271 新光電気工業 インテル向け拡大 2年で900億の投資 | MIRU

総合的に絶好調という他。

 

・・・なんですが、歴史的には2009年で大幅減収で赤字になり、以降はほぼ横ばいで2020まではBPSも伸ばせてないとなり現状維持で一杯で、目先の好調は半導体需要のせいで、この会社は恩恵は特に受けてそうですがこの会社の強さを示してるわけではないと思ってたほうが。よって、この半導体需要はいつまでなんだい?ってところからは逃げられないやつのようには。

その需要の終わり・・があるならおそらく過去のように大幅減収で赤字を叩いてその後はどうなるか?みたいになる展開は一つのシナリオとして用意してあるべきかなとは。

財務

2019年までは資産横ばいで自己資本比率も高めで推移。借り入れもなく現金も横ばいでほんとに亀の子で守ってたというか、ひたすら現状維持感はあったのが、2020年に借り入れしだしてそれまでほぼよこばいだった有形固定を増やしてきてますね。上記のとおりですね。

流動も2020まで横ばいでしたが以降ははねてきてます。

増えてるのは手形とか現金で、そして負債も同様に増えてますね。借り入れと手形など。

借り入れは短期借り入れのみですね。短期で返せるとしてそうです。

それで自己資本比率などは下がってますが、これは事業拡大がゆえで、借り入れも<現金で財務自体は普通に健全レベル。

このへんでもそれまで亀の子が需要をうけて事業が回転しだして大きくなってるにはなりますね。

ただ、固定資産などは増えててもちろんこれには固定費がかかるとおもわれ、需要がもとに戻るならコストになることは考えられてここでもだから半導体はいつまでなんだい?というのは突き立てられると。

CF

営業CFは安定的。それで投資も必要だけどだいたおFCF出てる感じでこの辺は亀の子。

も、FCFは還元で出てしまって残るものがなく現状維持というのが2019年までの景色。

2020年に借りて投資を加速させてきてここ二年は営業CFの水準が上がってきた感じです。FCFもマイナスは2020だけですね。

還元は横ばいというか、余裕は取られて現状維持でしたが、大きく利益がでたのでさすがに増配でそして配当性向がぐっと落ちてますね。

目先は手持ちからは還元はかなり持ちそうですが減益するとどうなるか。

配当方針は特に基準は出してないですね。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合いっぽい
週足であげ
月足でもみあいからあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2012~2020年くらいまで水準が上がらずっともみ合ってる感じだったのが2020年コロナ以降躍進感ある。コロナ安値689から2022年3月5990まで。目先は調整に入ってきてる感はありこなして上に行くか下落を形成するか?

やはりもみ合い安値4310をみながらでしょうか。これをみながら5990突破をうかがう的な。


ファンダ的には、半導体需要に湧く半導体関連。

2019年までは亀の子で現状維持でいっぱいいっぱいがいきなり好調で回ってなかった車輪が回りだしたかのよう。

目先は絶好調でまだ伸びる計画ではあるけど、だからこの半導体の需要がいつまでか?あるいは永続的に水準があがるのか?とかそういうの。

投資も進めているので固定費は増えてるはずで需要がもとにもどるとしんどい展開は予想できます。

評価。

PER11、PBR3.2とか。この半導体需要がつずき業績が維持されるとするなら破格な低評価とは言える。目先の業績からは見合わぬ低評価とはなりそう。

故に続かないでしょ?という市場評価とは見れるわけで、このへんをどう判断するかというか、事実上半導体の需要はいつまで伸びて落ちるか?という話になりそう。

まあわからないよね。が最適解な気はするけど、目先まで好調で計画もまだ伸びるという感じなので、まだ伸びるを織り込んでないとも言えるので市場評価は織り込まない中強気に出ればうまく言ったときには妙味があるみたいな考えでは行けるような気はします。

需要が戻るとしんどそうです。半導体が吹く前はPBR0.6~0.8くらいが定位置な感じですし。固定費増で大赤だしてくるとかするともっとしたかも。まあ出す前に利益出てBPSとか増えてそうでそうなっても今の株価水準からは悲惨でもないかもしれないけど。とかとかいろいろな視点はあったりします。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6967

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6967

IRBANK:https://irbank.net/6967

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないよね。

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)