大河の一滴

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(6254)野村マイクロ・サイエンス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

野村マイクロ・サイエンス

(東証PR/機械)

株価

4280円(人々は、準備を重ねて大舞台を成功させて舞台から降りているところ。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上成長率10%以上かつ利益成長15%以上かつROIC15%のもの(対象113銘柄)野村マイクロ・サイエンス。超純水製造装置メーカー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年05月30日に取得。

業績

超純水を作る機械とメンテナンスとか。

超純水は文字通り高純度な水。100%ではないみたいですね。

何に使うかというと、半導体とか液晶パネルとか製薬工場ってことで半導体関連です。というわけで本日も半導体関連です。ありがとうございます。

長期業績は凸凹してるんですが長くは2010年からは伸びる傾向ですね。とはいえだから凸凹でいかにも外部の企業投資意欲に左右されるシクリカルですね。

それで2020で凹んだのちに以後は弾けてきているという。2021で利益水準がぐっとあがってます。

2021「水処理装置については、旺盛な半導体設備投資需要を背景に各地域の半導体関連企業から受注した超純水製造装置の工事が進捗したことに加え、韓国での大型水処理装置案件の受注等により〜利益面については、水処理装置の売上増加と低採算案件が一巡したこと等により売上総利益が増加したことに加え、テレワークの実施等により販売費及び一般管理費が前期比で減少となったこと等により」と、半導体様様と利益面では低採算案件がなくなったとかテレワークで助けられた感はあるけど原価率、販管費ともに下げて収益性が上がった形です。

2022はその好調を引き継ぐ流れですが、売上自体は「、水処理装置については、旺盛な半導体設備投資を背景に韓国、中国・台湾の半導体関連企業からの受注が増加したことに加え、国内外の水処理装置案件の工事が順調に進捗し、売上高は19,684百万円(前期比6.9%減)と前期に続き高水準」と弾けた前期からは丁重でそのかわりメンテナンスが増えて全体としては増収ですね。このあたりをどう考えるか。

と、ピークアウト感もあるのですが計画自体は増収増益ですね。半導体まだ好調とは言ってます。近年は計画は保守傾向はありますね。

 

財務

2016年まで資産減方向で以降は伸びてる感じ。有形固定は2016年まで増えて以降は減って2019年で大きく処分している形ですね。

土地とか建物はあまり変わってなく建設仮勘定がなくなったのが主な理由となりそうですが、赤字があるわけでもなく特損があるわけでもなくちょっと自分にはわかりませんね。

まあでも近年は好調で資産が伸びてるはそうですね。利益水準あがったので当たり前ではありますが。

目先は総資産270億で有形固定190億流動233億。

ここ数年で有形固定は上がってなく規模拡大に投資は必ずしも必要なさそうです。現金も増える傾向で、目先は現金≒総負債に近い状態で財務は健全と言えそうですし、実際自己資本比率も改善傾向です。

CF

営業CFは赤字混じり。まあ赤字出るとぜんごは大きく黒字なので長期は普通にプラスですが。なので単価が大きい少数の大型案件とかが長期に渡る感じなのは想像できます。それでタイミングによっては売上凸凹するしCFもマイナスになると。

投資自体は水準低め。FCFも長期にはでますね。実際借り入れ返して現金積んできてます。

好調なので増配傾向。利益連動感はあります。過去には減配もあり。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげかもみ合いか
週足であげで目先は下げ転換感も。
月足でもみあってあげてるみたいな。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場は2007年で2950初値からリーマンもあるけど2009年までに283までとなかなかひどい上場ゴールで以降も上場水準を戻せず、下は2016年に更新するといういかにも上場した意味がわからない系の推移でしたが、2017にかなり吹いて300とかから1254まで。以後は吹いた水準でもみ合いしていたのがコロナ以後は本格的に上昇し、上場水準を破り5770まで。遅咲き?といえますが、このコロナ以降の上昇が続くのか、戻すのか?みたいな視点。目先は5770からは落ちて3260まできてますね。

いかにも上昇が崩れた感じの推移ですので目先は怪しい感じ。底っぽいのは目先3260とか2021年以降安値の3025あたりでしょうか。ここらを基準に上昇継続で4325、5770突破とかをうかがう感じが良いんじゃないですかね。


ファンダ的には、超純水の製造機械メーカー。半導体だけではないけど目先業績を引っ張っているのは半導体でやはりここも半導体様様。そして今後の不沈もかなり半導体次第とはなりそう。前期はピークアウト感はあるも計画では伸びるとしてますね。そもそも凸凹してるしそんなものかもしれません。

もちろん限界はあるだろうけど、これくらいの増収だと投資をしなくても対応可能で固定資産などは増やしてきてないです。故に利益が伸びてるしまた減収も比較的傷が抑えられそうです。CFは乱れる面もあるけど長期にはプラスで近年は好調なので財務も改善傾向。

・・なところで、投資とかしてないので環境悪化で業績はそんなにひどいことにはならなさそうなところはあるけど、株価はどうでしょうね・・って感じで、結局はここも半導体次第ですね・・・ってなりますね。

評価。

PER11のPBR2.4とか。目先はROE20%でててROEでも12%とかで普通にこの調子が続くなら過小評価ってなりますが、続かないだろうが市場評価だろうねとは。目先は機械の売上も下がってピークアウト感も無きにしもあらずでそのへんもあり目先は調整気味に株安ってのはわかる推移。

なので、だから結局半導体次第・・ってなりますね。イケる感じだとまだ見せ場もあるような気は。イケない感じでピークアウトで低ROE化に向かうと厳しいというか過去はPBR0.5近辺が定位置感あるのでとても厳しいことになる気はいたします。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6254

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6254

IRBANK:https://irbank.net/6254

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転でございます。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)