大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4344)ソースネクスト/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ソースネクストとその他

株価

170円(人々は、遠征しにいったけっど敗北して戻ってきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4344 4704 2326 4814
企業名 ソースネクスト トレンドマイクロ デジタルアーツ ネクストウェア
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証ST
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 231.7 10134.1 983.7 20.3
株価 170 7200 6960 156
決算期 2022/03予 2022/12予 2022/03予 2022/03予
予想売上(億) 104.9 2,089.0 90.0 30.0
予想営業利益(億) (17.7) 420.0 40.0 0.5
営業利益率 -16.86% 20.11% 44.44% 1.67%
予想純利益(億) (17.4) 303.0 27.7 7.0
売上成長率(年複利/期間) -0.6%/15年 5%/15年 13.3%/15年 -3.4%/15年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 1.7%/15年 20.2%/15年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 12.2%/14年 5%/14年 14%/14年 0.5%/14年
PER -13.31 33.19 30.07 2.83
PBR 2.08 4.59 8.06 1.26
ROE -15.6% 13.8% 26.8% 44.5%
ROA -8.6% 7.2% 18.6% 45.5%
配当利回り 0 - 1.08 0
配当性向 0.0% #VALUE! 32.4% 0.0%
総資産(億) 203.3 4204.6 148.6 15.4
自己資本(億) 122.1 2190.9 100.4 8.6
自己資本比率(%) 60.1 52.1 67.6 55.5
一言感想 あげて赤字。 あげ あげあげ 停滞蓄財もできない

 今週は比較。配当優待利回りを見ながら気になったものをチョイスして比較します。低位株多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年05月11日取得。ソースネクスト。ソフト屋。ポケトークなるものも。比較にソフト特にセキュリティっぽい。ゲストにネクスト仲間のネクストウェア

ソースネクスト

業績

2019,2020あたりは業績跳ねてますが2019年3月の資料など見るとポケトーク推ししてますね。AI翻訳機で訪日外国人観光客がこんなに増えてますとかどーんと出してる感じです。

それで味をしめたのか、他のIOT機器もリリースしますよとして

と、意気揚々だったのが2019ですが以後は以下のように推移。

 

2020までは調子良かったですが、コロナ来襲ですね。ポケトークが大打撃を受けて後退となりそう。

残念ながらポケトークの比率はでてないですね・・とおもったら2021で出してますね。

売上128億の内、22億ですね。も、2020年は90億だったのだいたい売上消し飛んで大打撃という感じすが、消し飛びつつ全体では上記程度に耐えてるとみれなくも。

ポケトークは苦しんでますが海外比率などをあげるなどでその中でも立て直そうとしている感は。

新型コロナウイルスの影響によりポケトークの販売が大きく減少したものの製品の多角化により利益を確保」とは言ってますね。IOTの新製品も出し続けているようですのでIOT製品を広げる方向性は継続ですね。

それで目先の3Qでは赤字まで。

減収が厳し目でここが反転するか?みたいな趣になってきてはいます。

ただポケトークが米国で好調のようですね。

みたいなところはあるけど家電店と自社オンラインサイト等が後退気味などがいかにも苦しげ。

これを反転させられるか?にはなってきそうです。

記事時点では通期出てますね。

 

財務

目先3Qで総資産219億。流動が137億で現金50億商品50億売掛18億ってところ。有形固定は8千万でかなり流動よりの資産構成。ソフトや契約関連の無形資産30億有価証券40億で現金有価証券で90億程度。

負債は106億ですが借り入れが大きめで86億有利子負債で負債の質はかなりわるいとなりそう。2021でぐっと有利子負債が増えた感じですね。

現金有価証券≒有利子負債程度で財務は劣悪まではいきませんが、2021に借り出してここ2年で急激に財務悪化してきてるので結構正念場にはなりそうです。

 

 

CF

2020,2021は営業CFマイナス。FCFもですね。

2020は棚卸し資産とかの影響ですね。ポケトークとかの在庫を増やしたところにコロナがきてわりといきなりPDじゃなくてピンチになってるところは。

現状借りてしのいでる感じ。

無配に落ちましたがやむなし感。

 

トレンドマイクロ

業績

たぶんだいたいウィルスバスター・・かはわからなくて法人向けも強そう。詳細は開示ないっぽい。

なにげに世界企業。

業績だいたい右肩で利益率20%オーバーでかなり優秀。

ですが 売上複利5%/15年で高成長ではなさそうで、ROEも15%前後で傑出した収益性成長性はどうかな?という感じでどちらかといえば安定成長企業の部類かなとは。

ROEは安定的なのでBPSでみていいと思いますがBPS5%/14年ってのも高成長じゃないですねとは。

その中で堅調な成績で通期を通過して計画は増収減益。「費用につきましては戦略実行の勢いをさらに高めるための人的投資継続による人件費の増加、また新型コロナウイルスによる制限緩和の環境における出張やイベント費用の増加を見込んで」とかで減益の見込みですね。

減益ではありますが総じて過去の延長線上から外れたという感じではないと感じますね。

 

財務

資産増。前期末総資産4204億で流動3217億で現金1977億で現金右肩感。

負債は1999億。主な負債は短期繰延収益1000億で・・これは前受金みたいなものですかね。基本右肩で増えてますね。

借り入れなどもなくこれは財務健全となりそうですね。というか順調なソフトハウスですねって印象。

 

CF

みるまでもなく営業CFド安定で、投資もさしてかからなくFCFはだいたい出て増配しながら現金積んでいる感じです。

還元性向高め。純資産配当率は10%を超えることもおおく、自社株買いなども入り還元性向は以下のようにかなり高め。

多くを還元してるので安定高ROEのわりには蓄財は進まずBPS成長あたりは比較的低めにでるという構造ですね。まあ還元やめるとROEみるみる下がりそうですが。

 

デジタルアーツ

業績

情報セキュリティソフトメーカー、情報漏えい防止フィルタリングソフトの国内最大手。というかi-FILTER。

業績だいたい右肩。

売上複利 13.3%/15年でEPSなら20%でてる普通に高成長。

目先ROEも20越えてきて利益率40%超えでこれは市場でも屈指の成長性に収益性となりそう。これが続くかどうかみたいな視点で。

まあ販管費ぐりぐり下がってるので増収するなら続くのではないか。

一応減収減益の2020年公共向け市場で「前連結会計年度に売上高をけん引した 金額的規模の大きい受注案件の反動による減少が生じたことに加えて、児童生徒向けの1 人1 台の学習用端末と、 高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想(GIGAスクール構想)において、2019年12月に閣議決定さ れた補正予算案2,318億円が盛り込まれたことにより、交渉中の案件内容に見直しが行われ、当連結会計年度に獲得 を見込んでいた案件が、翌連結会計年度以降に繰り越される見込み」で一応理由ありですね。

それで目先通期がでて普通に絶好調ですね。好調だったので反動あるかもだけどとりあえず普通に好調という感じです。

 

 

財務

資産増。通期総資産193億で流動171億の現金157億。現金右肩。

もうほかのもの見る気もおきないですが目先自己資本比率低下。

負債71億で前受56億で自己資本比率悪化は前受の急激の増加のせいです。

絶好調すぎて財務悪化みたいな感じです。

 

CF

営業CF。安定というか右肩に近い。FCF安定。右肩に近い。

増配しながら現金積んできてる感じ。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげかもみあいか。
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

ソースネクスト

テクニカル的には、2013、2018年あたりに大きく上昇。2013年は以後長くもみ合い感あるし、2018の上昇も773から142までで結局全戻し感でてますね。

この上がったけど戻してだいたい2014-2018の水準でここから反転上昇、水準をわってさらに下落かもみ合いを見極める感じでしょうか。基準は目先反転142とか2013年以降安値95をみながら202とか385超えを覗うみたいな。


ファンダ的には、ポケトークがヒットして他の商品も投じるなどしようとしていたところにコロナが来ていろいろピンチ。ポケトークは減りながらも米国などで頑張ってる感はあるも、他のソフトとかも苦戦で赤字まで。

目先は営業CFも赤字で現状借りてしのいでおり急激に財務悪化してきてます。正直かなりしんどそうな状況にはなりそうです。

とりあえず減収や赤字に歯止めをかけたいところですが、さて。

歯止めかけられないと数年後にはわりととてもやばいことにもなりかねないとは。

評価。

PBR2ほど。赤字なのでPERなし。

いちおうここ五年で最底辺のPBRをつけているところはつけている。まあでもこれはコロナで状況も変わって、正直倒産まで可能性はありそうで状態を素直にみるとPBR2でも過剰評価とは判断できるというか、ある程度の復活は織り込んでいるとは見れるんだけどもう半分低位株というかボロ株みたいな領域なのではないか。

あとはそれが継続する前提も怪しいかもしれないとした上で、優待でオンラインでソフト等を買い物できるポイント。長期はいると4000ポイント分買えたりします。額面で5年持てば回収にはなる程度にはなってるし、メル○○でも6掛けくらいで成立してるので利回り14%くらいはあったり。

まあ、倒産もちらついて優待も続くかは極めて怪しいですが、単元2万円しない程度だし、復活するシナリオだと大いに報われそうで遊びで拾っておくのはなしではないかなあみたいなところはありそうです。

 

トレンドマイクロ

ウィルスバスター・・かは分からないけどセキュリティソフト企業でグローバル。

ド安定で、財務も健全CFならより盤石で長期安定成長企業。目先は減益も順調の範囲ではないか。

安定的に稼ぎそして多くを還元してる感じ。なのでROEのわりにはBPS成長率などは低めに出てますね。

評価。

PER33とかPBR4.5とか。高評価ですね。もちろん高評価される理由もあると思いますが、還元率が高いことも相まり高評価で利回りがさがる構造になってるのをどう考えるか。・・ってのもありますが、っ評価自体も現状比較的高めでトレンドマイクロで2013年以降で平均PERは28程度で、利回り上げる意味でもより安くしてほしいって意味でももう一声とかはいいたくなるかなあというか自分的にはもう三声くらい。

 

デジタルアーツ

セキュリティソフト屋。売り切りでもなくストック性は高く業績はド安定だし規模もまして収益性も上がってきてて、非常にうまく回ってるソフト屋という印象。

CF盤石で財務もど健全でケチがつけがたい。自己資本比率悪化は前受金の増加でむしろ業績好調なため。

評価。

PER30のPBR8。当たり前だが評価は高め。これはデジタルアーツとしては比較的低め。2013年以降平均PERで40程度です。2015年以降の低めくらいの水準。今後も延長線上に続くとするのなら検討してもいいのでは?とかは。2014年以前だともっと低いPER水準ですしPER15以下もありますね。この辺をどう考えるか。

あとは、超高PBRの高ROEなので減益とか低ROE化とか成長鈍化などはひどい目にあうとなりそうです。だからそのへんもどう考えるかって目先はその様子もなくむしろROE上がってきてますが。

 

ネクストウェア

ソフトウェア開発。

原価率などみるに受注開発とかですかね。

業績は以下の通りで伸びてる感じでもなく赤字混じりでBPSも増えてる感じでもなく現状維持でいっぱいの企業のようには。

というか剰余金マイナスですね。通算で儲かってないです。営業CFも赤字も多く、財務は調達側が多く総じて普通に厳しいという印象。

PBR1.2ほど。低ROEとすると普通に過剰だし、もっと低PBRでもっと安定してるものはいくらでもありそうとは思います。

なにかの理由で業績が一変するなどあるとかならええんじゃないの?って思います。・・そうでなければ良くないというか選ぶ理由あるんですかね?と言いました。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

もうだから通常運転。

今年はPERの切り上げはかなり諦めてる。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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