大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3179)シュッピン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

シュッピンとその他

株価

1093円(人々は、頂点を取って叩きのめされるもまだリベンジを諦めていない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3179 7618 2674 7358
企業名 シュッピン

ピーシーデポ

コーポレーション

ハードオフ

コーポレーション

ポピンズ
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証PR
業種 小売 小売 小売 サービス
時価総額(億) 262.1 164.7 113.9 197.2
株価 1093 313 816 1938
決算期 2022/03予 2022/03予 2022/03予 2022/12予
予想売上(億) 415.8 338.0 245.0 260.0
予想営業利益(億) 29.7 9.7 15.0 16.0
営業利益率 7.13% 2.87% 6.12% 6.15%
予想純利益(億) 20.7 5.0 10.0 10.5
売上成長率(年複利/期間) 15.2%/10年 -1.5%/15年 7.6%/15年 11%/4年
EPS成長率(年複利/期間) 39.2%/10年 -0.1%/15年 2.8%/15年 47.5%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 24.4%/9年 9.6%/14年 3.5%/14年 81.3%/3年
PER 11.44 31.62 11.33 17.90
PBR 4.68 0.6 0.85 2.54
ROE 40.9% 1.9% 7.5% 14.2%
ROA 16.4% 1.3% 5.5% 8.0%
配当利回り 2.56 4.47 4.9 2.06
配当性向 29.3% 141.4% 55.5% 36.9%
総資産(億) 126.1 372.2 181.1 131.3
自己資本(億) 64.0 264.6 130.0 73.9
自己資本比率(%) 50.7 71.1 71.8 56.2
一言感想 あげあげ 後退蓄財 あげ あげ

 今週は比較。配当優待利回りを見ながら気になったものをチョイスして比較します。低位株多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年05月10日取得。シュッピン。カメラとか商材を絞った中古新品小売を何個か。比較に最近聞かないPCデポ(これも利回りで引っかかった)といろんな商材を一個でやるハードオフ。ゲストにシュッ”ピン”仲間のポ”ピン”ズ。

シュッピン

業績

時計、筆記用具、自転車もやってますがカメラが主力。

高額になりやすい商材に絞った各種専門店(新品、中古)を展開してる感じですね。

WEBを使いこなしてる感じで、WEB会員は右肩でWEB関連KPIも多くそしてそれぞれ順調さを感じますね。

中古比率は半分ちょいくらいですね。結構普通の小売。

業績は2020,2021は足踏み入るも成長で来てますね。売上複利15.2%/10年とかなので結構な高成長です。この記事投下時点では決算でてそうですが、2022の増収は2020、2021の反動もありそうで、成長ペースは落ち着くとみてたの方が精神的に楽そうな。

一応

2020年カメラで「消費税率引き上げ直前の9月は駆け込み需要が高まったものの、その後の反動減の影響及び他社ショッピングサイトの取引きが減少し、あわせて新型コロ
ナウイルスの感染拡大にともないメーカーからの一部商品供給の遅延や新製品発売の延期などもあり」

2021「外出自粛や景況感の落ち込みによる消費マインドの一時的低下、一部メーカーでの製造ライン停止による商品供給不足や新製品発売延期と入国制限にともなうインバウンド需要の落ち込み等」

で足踏みですね。逆に言えばこれらの逆風で減収を2%程度で済んでるともいえるかもしれません。今期はそれでだんだん通常運転に戻ってきてる感じですね。

あとは利益率やROAなど小売としてはかなり秀でているという印象です。ROA10%でるのはなかなか珍しい。ニトリが近いですね。MonotaROやZOZOなどは置いといて小売でも上位の収益性を誇るとはなりそうです。

大きくはこの傾向を続けられるか?になりそうです。

だから目先順調。反動かそうでないかは考えたほうがいいかもしれない。

 

財務

資産増。

前期末総資産126億。流動111億で流動よりで商品68億売掛21億現金18億あたりが主な資産でだいたい資産は商品、現金手形くらい。

負債はまとめて62億で負債≒商品くらいですね。有利子負債39億にあとはこまごま。

目先3Qでも商品、売掛増やす形で資産増ですね。負債ものばす形で借りて商品を確保するムーブを拡大してる感じです。

買い取り順調とはなりそうですね。不良在庫を買ってる疑いもできなくもないですが商品を増やしながら拡張してきたわけでひとまずその延長線上にあるとみるのが現状妥当だろうとは。というか、目先はそれまで守ってきた自己資本比率50%前後を大きく下回る形になってきてますね。アクセルを踏んできてるになりそうです。

 

CF

営業CFはだいたいプラスだけど2021はマイナス。2021は棚卸しの増加が効いてそうです。それで今期もマイナスになりそうな気配ですね。

財務で補う感じもあります。

それで、在庫を増やしながらっで投資もありでFCFは現状あまり出てないとなりそうです。このへんは成長が強いほどFCFは出にくいところはありそうで注意点かもしれません。FCFが出るようになることは成長鈍化を示すにはなりそうですので。

 

ピーシーデポコーポレーション

業績

一時はビジネスモデル的に注目浴びたり悪名を轟かせたりしたのですが最近は名前を聞かなくなり、久しぶりに見ると株価も低迷で業績も売上減って冴えない感じ。

ただ黒字維持でBPSも伸ばしていて堅調?といえば堅調。いや衰退局面だけど。

とりあえず業績推移。

決算説明資料見ると

説明会資料 | IR資料室 | 会社情報/IR | PC DEPOT

サブスクとうたってる月会費のデジタル機器サポートサービスの売上比率がかなり高くなっていて(目先50%ほど)をさらにあげるとしてもうあまり小売じゃなくなってるところはありますね。

といか70%くらい非小売ですね。

サブスク会員もこっそり増えてて、じょうじゃ・・じゃなかったサポートを必要とする方向けを囲い込んでよろしくやってる感じは。

それで去年あたりで会員システムを変更したようでネットで既存のプレミアムメンバーの申込みができずまた、サブスクプランの詳細がわからないというかプランの説明申込みは店舗でやってる感ありでこのあたりは情強の凸炎上を避けるこすいことをしてるようにも。

サブスク型モデルへのCX~PCデポのケース | 株予報コラム

「新ビジネスモデル 独自のサブスク型へフルモデルチェンジ」

https://www.belletk.com/pcdepo202106.pdf

現在新規申し込み終了でかつHP上で現在募集しているプランの詳細は見つからず。

まあ方向性としては、家庭のデジタル担当として月額での各種サービスにあたるのを強化の方向性は変わらずというか強化にはなりそう。

会員は増えてるとなりそうで、全体減収が転じると景色は変わりそうなところはありそうで、会社資料や周辺記事をみてると去年辺りから勝負来てる感はあったりなかったり。

反転かはわからないけど。目先3Qが増周に転じてはいますね。

あとこれは象徴的に見えたけど、プレミアムメンバーのみの入店できる時間を設定などわりとじょうじゃ・・じゃなかったお得意様優遇の姿勢は明らかにでてきてるのかなとは。このへんの姿勢をどうみるかはありそうです。

 

あと今期はいろいろ上記にまつわる移行期になりそうで、コストが掛かってるようで下方など出ています。

このへんを早く片付けられるか?は一つの視点ですね。

 

財務

2017年まで資産増で以後横ばい感。

前期末総資産372億うち流動268億の有形52億で流動より。固定は2019まで減らしてまた目先増えてるね。建物も2016年まで増えて足踏みで2020、2021でまた伸ばしてるところはあります。

流動は2016年まで伸びて以後足踏みで2021は増えてて2020、2021でいろいろ反転感あります。流動は現金114億の売掛93億で売掛は2016年まで増えて、以後減ったのが2019年からは減り止まってる感じで現金も増えてますね。

これは悪名高い割賦が一時から減って、減り止まった感はあり騒ぎで逃げた顧客が逃げ切ったようなところはあるかもしれません。あと割賦商品販売からサービス提供に比重が移ってきたとか。

負債はまとめて107億。借り入れ案外多く57億。ほかは細々普通の現金持ちであるし財務自体は良好。その気になれば借り入れも返せますね。

目先3Qも総じて傾向は同じだけど、借り入れ増やして有形固定を増やすムーブしてますね。

 

CF

営業CF安定的。特に2017年以降は規模がでてる。まあこれは売掛を現金に変える動きとなりそうだけど。投資しながらFCF出してる感じですね。

現状増配傾向。

 

ハードオフコーポレーション

業績

ちょっと上の2つで疲れましたので流します。リサイクルショップだけど、売上は増収傾向も利益率低下で減益が続いてましたが目先計画で反転。

今期は大幅増益で好調ですね。

上方「国内の既存店売上高およびインターネット売上高は計画を上回り好調に推移いたしました。海外におきましても、米国の3店舗が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準以上に回復し、台湾2店舗も計画を上回り、好調に推移いたしました。」

2017年以降低ROEに突っ込んでまして、2019年以降は還元負けでBPSは減ってる感ありましたが、これで利益率減に歯止めがかかる展開になればROEもかなり回復し、還元も余裕が出てなかなか面白くなるかもしれませんね。そしてなにげに減収はなくかなり底堅く長期に成長を見せています。

 

財務

資産増。自己資本比率も高く財務は良かったのですが、2019年以降還元負けでBPSが増えなくなり、2020以降ではしてなかった借り入れも始めてますね。まあ自己資本比率の絶対は高いですが。

商品と建物あたりは伸びてて店舗増えてる感はでてます。

そんな中で財務が悪くなり始めたところなので、ここでROEが戻ってくれるかはわりと分かれ道な気は。

 

CF

営業CFは出てて、FCFもでてるけど還元踏まえると足が出そうなとうか出てそうな雰囲気。実際2021は減配入りましたね。

2022計画は戻してますが。

なので、FCFでるも還元に吸い取られて居た形が目先利益反転でどうなるか?みたいな。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげっぽいもみあい
週足でさげてあげ
月足であげて調整ですかね。
確認。

評価・売買判断

シュッピン

テクニカル的には、上場から2018年まで強めに上昇も、以後は大きく下げコロナまでに1908から516まで。でも大きく落ちるたびに戻す気配はみせてて、目先は2018年以後の高値1325を破る高値1484をマークした感じでいちおう調整の中で上値を取ろうとするところも見受けられますのでこれに乗るのは一つの視点。ただやはり1908よりは下なので調整で過信も禁物か。

基準は週足直近安値957をみながら1484を越えていくなら調整を抜け出すことに向かう流れでこれらあたりでしょうか。

 


ファンダ的には、順調な小売。高額になりそうな商材の専門店をいくつかネットをかなり活用。

コロナでインバウンド等の逆風で足踏感ありますが目先はそれを越えてまた順調に戻ってきそうなところもあり、在庫などをかなり増やしてきてます。これを反動か?どうかが見極めポイントでしょうか。在庫を伸ばす感じの成長なので伸びてるとCFは赤字になりがちで得に目先はその傾向が強く財務は悪化してるのをどうみるか。

あとはでてる数字からは小売としてかなり優秀とは。MonotaROとかZOZOには及ばないけどニトリならあまり遜色を感じない収益性はみせてそうです。

評価。

PER11のPBR4.5とか。みせてる収益性成長性からは評価低めな印象で成長鈍化、収益性悪化の警戒は織り込んでそうな。実際にシュッピンとしては上場からも最底辺なPERつけてそうなところはあります。

一方高PBRなので減益というかROE下がるのは普通に無茶苦茶デンジャーには思えるのでだから順調が続くかですかね。続けばそのうち明るい未来はありそうな評価水準には思えたりはします。あるといいですね。

ちなみに優待は2年持つと年間一万円分の買い物券で配当も合わせて利回り額面11.7%でてます。まあ買い物券は1決済で5000円分のみ使用で高額決済には向いてないところありますが。ちな○ル○リすると目先相場で配当込みで8.4%とかです。

 

ピーシーデポコーポレーション

一時期騒ぎになった感じの企業ですが、その後も利益は出し続けより月額会員を増やしてさらにその方向を強めようとしてる段階には。

その以降で減収もありコストも掛かり目先業績は冴えない感じですが、トンネルをぬけると明るくなりそうにも。で、トンネルを抜けられるかどうかで見方は変わりそうです。

CFはかなり筋が良さそうで、会員ビジネスになりより安定感はでてそうです。なので財務も良さげですが目先は投資もあり借り入れ増やすなど悪化も。このへんもプラスとみるかマイナスと見るかは分かれそう。

評価。

PER31のPBR0.6。低ROEなのでPERはいいとしてPBR0.6は普通の冴えない小売の評価とは。実際業績さえないので妥当っちゃあ妥当ですが、なのでここを小売と見るかとさえないから脱出できるか?が視点となりそうですね。

だから現状は冴えない小売でそこから抜け出せないという評価帯には見えます。

PBRでは2015年以前にならないとない評価水準のようですね。

ちなみに優待を非会員で額面評価すると配当優待で7.6%ほど。ちなメ○カ○でらしい価格とすると6.0%とか。

 

ハードオフコーポレーション

リサイクルショップだけど、長期にお店を出す感じで増収がずっと続き赤字などもないんだけど、近年は低利益化、低ROE化で還元負けする形でBPSが減少にそれまでしてなかった借り入れも始めるなど財務も悪化する気配だったのですが、目先利益が回復してきてこれが利益率低下のトレンド反転か否か?の分かれ道みたいなところは。

これで利益率ROE回復してくれるとなかなか明るそうですが。そのあたりをどうみるか見極めるかでしょうか。

評価。

PER11とかPBR0.8とか。普通の堅調な小売っぽい評価には。もしくは少し低めの評価かもしれないくらい。ハードオフとしても2015年以降なら比較的低めかなあくらい。

ROE回復しないと冴えないというかBPSを減らしながら還元ですが、配当利回り高めでこれでバリュエーション決まってそうな。BPSちらしながらだと減配に怯えながらになりそうであまり選びたくないなとは思います。なのでやっぱり回復するかじゃないでしょうか。

 

ポピンズ

株価的には上場からふいて奈落して上場初値下回る上場ゴール感強い在宅に保育とか介護派遣とか保育学童運営。保育学童が主。

 

伸びてるけど成長率は高い方でもなくそれで在宅にしろ園運営にしろ労働集約感が強く原価率も80%近くであまり規模で収益率向上も期待しにくいと多くの保育サービスというか派遣みたいなものと近い事業性はもちそうです。現状他の保育とかの競合と比べても抜けた収益性や成長率は見せてなさそうであるし、かつほかはもっと低PERに抑えられてる感もありまだなかなかゴールが足りないのでは?という印象は受けたりします。

まあ財務は改善してたりFCFもちゃんと出てたりだしROEなどもそんなに低くもないからまあ絶対的になしとも言えないんだけどでも、これを選ぶならほかを選んだほうがいいよね?とは思っちゃうのでそれを乗り越える強い理由がないならやっぱり他でいいのではないか。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

もう通常運転。

自分は各種ルックスルーのものが良くなって終わったくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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