大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6078)バリューHR/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

バリューHRとその他

株価

1349円(人々は、足場を固めてはステップアップを続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6078 2412 8876 3931
企業名 バリューHR ベネフィット・ワン リログループ バリューゴルフ
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証GR
業種 サービス サービス サービス 情報通信
時価総額(億) 358.5 3071.4 2866.0 26.4
株価 1349 1920 1873 1461
決算期 2022/12予 2022/03予 2022/03予 I 2023/01予
予想売上(億) 64.0 373.1 1,650.0 58.0
予想営業利益(億) 13.0 117.5 170.0 3.0
営業利益率 20.31% 31.49% 10.30% 5.17%
予想純利益(億) 8.4 81.2 114.0 2.0
売上成長率(年複利/期間) 12.9%/10年 9%/15年 6%/15年 25.4%/9年
EPS成長率(年複利/期間) 18%/10年 17.9%/15年 13.3%/15年 66.9%/9年
BPS成長率(年複利/期間) 22.4%/9年 10.1%/14年 12.6%/14年 37.3%/8年
PER 42.17 37.62 24.97 13.20
PBR 6.69 13.42 5.95 2.32
ROE 15.9% 35.7% 23.8% 17.6%
ROA 5.0% 22.4% 4.8% 8.2%
配当利回り 1.11 1.88 1.17 1.37
配当性向 46.9% 70.5% 29.3% 18.1%
総資産(億) 165.4 361.7 2362.6 24.4
自己資本(億) 52.7 198.7 566.3 11.4
自己資本比率(%) 31.8 54.9 24 46.6
一言感想 あげあ あげあ あげ いちおあげ

 今週は比較。配当優待利回りを見ながら気になったものをチョイスして比較します。低位株多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年05月06日取得。バリューHR。だいたいバリューカフェテリア。健康系とか福利厚生系サービス。比較に福利厚生っぽい。ゲストにバリュー仲間のゴルフ。

バリューHR

業績

事業は以下。バリューカフェテリアで売上利益8割ほど。

バリューカフェテリアは以下みたいな感じでストック性高そうな事業には見えます。

以下みたいなものをオンラインでこなす感じ。

 

業績は右肩感あります。

2015年以降はだいたい二桁以上の増収で利益率も高く、ROEもほどほど高め。

 

バリューカフェテリアの契約団体数とユーザ数が増えてる感じを見ながら持つのがいいのでないか。

12月決算でまだ1Qもでてないけどだから目先まで順調です。

 

財務

通期で総資産165億、流動65億に有形固定89億で結構有形固定よりですね。うち土地が62億。2018年に買ってますね。建物が29億でこれは2020年。

【売買】代々木駅近くの土地を取得、バリューHR | 日経不動産マーケット情報

2018年に千駄ヶ谷に土地を買ってこれは本社とか人間ドック付きのビルクリニックなどもあるところなのでこのためでしょうか。

流動に関しては65億の内50億が現金。

負債は112億でなかなか水準高めで自己資本比率も30%前後。これは2018年で有利子負債増やしてますね。目先70億。上の固定資産のためと思われます。

なので、千駄ヶ谷の固定資産が大きめですね。それ以外は現金が主という構成。

現金50億に有利子負債70億なので見た目よりは財務はいいとはいえそうです。良くはないです。

 

CF

営業CFはプラス安定。このあたりはストック性高く資金繰りの筋の良さを感じます。

2018年にかなり大きめ2020年にそこそこ大きめの設備投資。上の千駄ヶ谷ですね。

も、FCF赤字はそこくらいで基本現金も積む方向。調達してるのもありますが手持ち現金は増える傾向です。

増資もしてるのは留意点。

還元は増配傾向ですね。増益ですからね。もっと配れる気もしますが配当性向自体はそこそこ高いし優待もあって還元は熱心な方ではないか。

ベネフィット・ワン

業績

福利厚生サービス会社を請け負っている。業界最大手。

業績は以下の通り、目先計画(記事投下時は実績になってそうだが)これは会計基準変更によるもので、「適用しない場合の売上高は、通期が45,490百万円(前期比20.2%増)」なので目先まで事実上の増収増益といかむしろ業績加速です。

と、過去も減収は2005年くらい減益は2011、2002とかくらいしか見当たらなく長期に極めて安定的に成長してきてる感じで、目先は高成長という趣ではなくなってきてるが、ROE利益率などは極めて高い水準で市場でもピンの方の収益性を示してます。

こまごま中期計画でいったプラットフォーム移行などあるようですがとりあえず目先まで順調ってことで。

 

財務

2019年まで資産増の2020年で資産減。まあ現金へってて自社株買い含めた大型還元です。故にROE水準上がってますね。それで2021年は現金戻してますね。

有利子負債ほぼなし。

もう細々見る必要も感じませんが、自己資本比率は比較的低く理由は前受と手形未払いあたりが大きめなので。資産は現金が多めくらいなのでどのみち極めていいとなりそう。

 

CF

CF強い。営業でてFCFも出てる。投資もいらず。お金溜まる感じで、2020年は溜まったので大型還元した感じでそれも一年で回復。

配当性向は高め。とはいえCFの筋が極めていいのでこれでも増配はできそうだけど、株価的に成長は織り込んでそうなのでどのみち成長しないと増配に来ても厳しい気はします。

 

リログループ

業績

リログループは企業福利厚生を総合的にサポートできる唯一の企業です。」とかいってますが、比べられてるしだいたいベネフィット・ワンの競合と見ていいのではないか。

福利厚生代行サービス対決! ベネフィット・ワン×リロ・グループ | 2019年1月号 | 事業構想オンライン

業績は長期好調。減収はなさそうです。今期計画は大きく減収ですがこれはIFRSに変わることによりそうですね。ちょっと連続性が途切れるので注意点。                                            

ベネフィット・ワンとの比較ではだから減収がないのと原価率が高い形で利益率が控えめかつ売上が大きいところですね。目先はROEベネフィット・ワン優勢ですがROE自体は200%越えが定着感あり(2020,2021は割っている)普通に高収益です。BPS成長も 12.6%/14年で普通に高め。

目先も普通に好調っぽい感じ。

一応減益の2021は海外赴任支援とか海外戦略とか観光が厳し目感ありコロナのせい感ありますね。今期3Qでは海外戦略はまだ苦戦ですがその他は回復してきてる感もあります。まあ全体としては堅調な部類でしょうか。

 

 

財務

前期末総資産2362億で資産増。有形固定は224億で小さめ。流動1457億。現金手形増えてる感じで順調ではないか。

負債は1763億で財務悪めですね。有利子負債も800億とかで結構大きめ。・・と有利子負債は2020年で大きく増やしてますね。

これっぽいっデですね。

リログループ<8876>、リロケーションの米国子会社BGRSグループと同業大手の現地S - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

その他ちょくちょく小さい買収はしてるっぽく。2020が格別大きいですが

それで2020年は借りて買収する感じでBSが膨らんだ感じです。

わりと勝負来た感はあります。

CF

営業CFは安定的。特に2018年以降は水準があがってます。

それで2020は借りてFCFを大きくマイナスにして連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出してますね。

それで目先3Qで有利子負債900億ほどまで。とはいえ現金430億あり営業CFもでてるので重たいという感じまではいかないかも。

増配傾向続きましたが減益もあり減配してます。

その意味で曲がり角感はなきにしも。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で上げ気味でもみあい感
週足でもみあってあげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

バリューHR

テクニカル的には、長期上昇。ではあるけどそこそこもみあって、比較短期に上げるというのを繰り返している感じで、目先はわりと大きく上げて時間も経ってない感もあるので、上昇が続くにしろ当面もみ合いと見てた方が精神的に楽かもしれない。下落に転じて付き合うのもあれだとするなら日足安値1115あたりを底にみてるといいかもしれない。

 

ファンダ的には、主に健康系のストックよりビジネス。目先まで順調で増収増益が続き収益性もなかなか高め。

資産は土地ビルが大きすぎる気もしなくもないが、CFの筋もよく手持ち現金も多めでなにか危機になりそうかというとそういう感じでもないかなとは。

現状問題のない順調なストックよりビジネスとなりそう。

評価。

PER42のPBR6.7とか。非常に高評価となりそう。ストック性の強い好調な事業としても過剰評価感は否めないのではあるがPER40ほどは2017年以降くらいではよくある評価水準で定位置感あります。2015年以前はPER15以下とかもありこれをどう見るか・・というとわりと利回りで水準が決まってそうなところはありそうです。

目先優待を長期額面評価すると配当合わせて配当優待利回り9.7%ありポイント換算はあまりお得でもないみたいですがあっても困らない健康系サービスでもあり会社自体も成長が続きとそのへんで評価が落ちにくいようなところはありそうで、サービスに興味あるようなら手を出すのはいいかもしれないとは。

ただ成長で株価形成はしてそうなので成長が途切れるとひどい目にはあいそうなので底は注意点とは。

 

ベネフィット・ワン

極めて高収益で安定的な成長を見せてる福利厚生受託企業。高収益ではあるけど安定成長寄りで高成長とはみにくいかもしれない。

CFがド安定でよって、財務も健全。自己資本比率は比較低いけど。これはお金を預かれるがゆえでむしろ事業の強さからくるものに見えます。

減収は会計変更な上で普通に目先まで好調。

評価。

PER37とかPBR13。極めて高評価ですが、このへんはベネフィット・ワンとしては2015

年以降としては定位置くらい。2020年以降は格別に高かったのが株安で定位置に落ちてきたくらいで、この辺をどう考えるか。2015年以前だとPER15程度以下もあるのでだからどう考えるかですね。2015年以前の評価水準に戻していくシナリオも考えておくべきかなあとは思ったりします。

一応優待銘柄。提供サービスを割引できるやつ。ユーザーならば。

 

リログループ

福利厚生受託ですけど、ずっと成長してきましたが目先はコロナ理由も強そうですが減益も入り、これが一時かそうでないかの見極めは必要かもです。

大きめの買収もはいり、財務が悪くなってます。現状営業CFなど伸びてるので順調よりとはなりそうですが財務は悪化でわりと財務にリスクをとってきてるので業績がくじけるとわりとまずいことになるかもしれませんですがこのあたりをどう見るか。

もちろん勝負なので乗れば飛躍もありえそうです。これまでより背伸び気味の挑戦をしてきたというところだしそこにコロナが来て減益をみたということです。

手間取ると減益とか減配が重なりわりと厳しいシナリオになるも視野に入りそうな気はします。

評価。

PER25のPBR6。まあ普通に評価されているという印象というか。PERがこのへんは2015年以降はよくあるくらいの水準で、2015年以降のニュートラルな評価水準となりそうです。買収などの勝負が報わるとなるとわりと妙味になるかもしれませんし。くじけると下をかなりみないと行けないかもしれません。考え方ですね。

2013年以前だとPER10切もあるようです。どう考えるかですね。

 

バリューゴルフ

ゴルフサービス会社。副業にトラベル。ゴルフ用品小売だと思ってた

 

2021。2022でコロナでやられた感はあるけど、それを乗り越えてきてる感じは。

現状利益率低め感はありますが意外にネット寄りで実際原価率などは下がる傾向もあり、規模も出るなら利益率上がっていきそうなところは。

それで目先はROE>PERくらいは成立。

資産は流動寄りで投資CFもかからなさそうな雰囲気は。

(売上が伸びれば)見せ場もあるような気は致します。で、一応回復傾向だね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転に入ってきます。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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