大河の一滴

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(3902)メディカル・データ・ビジョン 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

メディカル・データ・ビジョン

(東証PR/情報通信)

株価

997円(人々は、目立った後に終わったかと思わせつつ大復活でまた終わったようでながく足踏みしている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上利益成長率15%以上かつROIC15%実績ROE15%以上のもの(対象67銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2022/4/23比較でPBRが低くなっているもの(対象36銘柄)からきになったものをチョイスして分析。成長力みせてるのに血のクリスマスより低評価になってるものを拾う意図。メディカル・データ・ビジョン。医療データサービス会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年05月02日に取得。

業績

医療系のシステムを提供してそれを分析してそのデータを販売する二本柱。

データネットワークサービスは「主には、医療情報の発生元の1つである病院に向けて、病院の経営を支援するシステムを提供します。それと同時に、病院もしくは個人から許諾または同意を得て医療・健康情報を蓄積します。
主な製品は、「EVE」「Medical Code」で、それぞれの売上は初期導入費と月額保守費用で成り立っています。「EVE」は、DPC対象病院(救急車が止まるような比較的大きな病院)の約半数のシェアを誇っています。」

だそうで、

データ活用サービスは「「データネットワークサービス」で蓄積された医療・健康情報を、病院もしくは個人から匿名化した情報の二次利用について許諾または同意を得て、製薬会社や研究機関等に向けて、薬剤や疾患に関する分析データを提供します。
主なサービスは、「MDV analyzer」と「アドホック調査サービス」です。「MDV analyzer」の売上は年間のシステム利用費、「アドホック調査サービス」の売上は、その作業工程により価格は異なりますが、都度の分析費用で成り立っています。
さらに、保険会社などに対しても各種分析データの提供を開始しています。」

という感じで、システム提供もデータ提供もストック性高そうな?

という感じで実際に上記のように売上は右肩で、原価率も低くそして販管費が年々低くなる形で営業利益率RPOEは伸びて25%前後まででこれはもう市場でも傑出した部類の収益性まで。

ただ成長率自体は2桁維持くらいで急成長って感じでもないのでそこは留意。

そうですね。以下ぐらいを見ながら判断していくのがいいのではないかとは。


それで目先は通期出たばかりで1Qもなく。

通期までならだから順調ではないか。

 

財務

資産右肩。

前期末で総資産55億で流動45億で現金32億と、もう細々見る気もなくなりますね。

負債まとめて13億。主な負債は法人税と前受収益。借り入れなしですね。自己資本比率落ちたのは法人税増えたからみたいなところもありそうで。

総じて順調なソフト会社だとは。極めて財務に問題がないやつ。

CF

となるとCFでますよねーて感じ。

2017とかは買収もありFCF赤字ですが、2019年からは営業CFの水準が上がったことによりFCFもでるようになってますね。

以前はわりとCF弱かったのが2019年以降は完全に軌道に乗った感あります。

また目先も買収してます。

MDV(3902) 株式会社AIR BIOSの株式取得(子会社化)に関するお知らせ - |QUICK Money World -

と、買収なども絡め成長も狙ってきてる感じ。

CFも安定化してこの傾向は続きそうな。

は、あるんですが還元はより強化ですね。

配当もだしてますが自社株買いはそれ以上。

還元性向だとかなりパンパンです。よって買収があれば買収で余った分は全部還元に突っ込むみたいなところは出てきてます。現金推移はFCFほど伸びてません。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげというかもみあいというか。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、大きくは2018年まであげで2370まで。そこからコロナまでさげ418。も、コロナ後は突き抜け3625まで。そこから下落で923で結局2018年高値2370以下あたりとなり長期のもみ合いという印象。

どこかで反転して2370、3525を越えてまた上昇を見れるか?という感じかで、下はコロナ安値418とか目先923とか。これらをみながら判断するような感じですかね。

いずれにせよボラティリティは高そうでいかにも市況に動かされるグロースって感じで難易度高そうな印象。

 


ファンダ的には、医療システムを提供。そしてそこからのデータも活用分析しそのデータも販売みたいな。データ販売のほうが大きくなっておりそして伸びてる印象。

業績は完全に軌道に乗った感があり高利益率高ROEに突っ込んできてます。でも高成長ではないところは留意。

CFも完全に軌道に乗りずいぶんキャッシュリッチになった感。も、買収などに使うもあまりは還元により向かっておりBPS成長あたりは結構地味です。

みたいな、高ROE高還元企業みたいな感じにはなってきてます。キャッシュリッチなので財務はど健全。

評価。

PER35のPBR9とか。もちろん高評価される理由はありそうですが高評価です。が、現在水準はMDVとしてはコロナ安値あたりも下回るPERみたいというか上場来の最底辺PERみたいではありますね。これをどうみるか。

絶対的には高評価&高還元でBPS成長率あたりは渋いところがあります。EPS成長は自社株買いもありなかなか以上ですが、EPSは逆流の可能性もありますね。だからこの高収益&高評価&高還元&高成長でもないをどう考えるかですね。

もちろん狙う理由は見いだせられるとは感じます。

ちなみに減益低ROE化など来たら大惨事になりそうな気はもっとします。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3902

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3902

IRBANK:https://irbank.net/3902

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算ですが、大枠異常なしというか優待系は廃止が多そうな雰囲気。

優待族としては異変ありにはなってきそうでがさて。

だいたい増配とセットなので被害としてはさほどでもなさそうですが。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)