大河の一滴

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(3830)ギガプライズ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ギガプライズ

(名証NE/情報通信)

株価

983円(人々は、さんざんハッスルして目立つも疲れて元気がなくなっている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上利益成長率15%以上かつROIC15%実績ROE15%以上のもの(対象67銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2022/4/23比較でPBRが低くなっているもの(対象36銘柄)からきになったものをチョイスして分析。成長力みせてるのに血のクリスマスより低評価になってるものを拾う意図。ギガプライズ。みんな大好き大家さんに営業するマンション向けISP。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年05月02日に取得。

業績

HomeITサービス/集合住宅向けISPサービス。ほかもあるけどだいたいホームITというかマンションプロバイダで、ほかは現状枝葉末節。

ここは集合住宅向けISPってことで不動産を貸したり(売ったりもあるのかな)する方に働きかけて不動産に付加価値を与えるという方向性で、ネット付き賃貸はやはり競争力あるぞという感じ以下のように伸びてる感じ。

このへんはさすがにストックビジネスという感じはいたします。

実際に不動産向けですが業種としては情報通信でだからISPですね。

それで伸びてきてますした目先3Qはほぼ売上横ばいでこれをどうみるか。

HomeIT事業でも集合住宅向けISPサービスの提供戸数は15.2%増と好調感ありますが、増収自体は5.1%増と鈍化感もあり。不動産は好調もこれは規模が小さすぎますし。

利益も、猛暑や落雷等に起因した機器不具合による交換保守費用等が増加みたいで減益。

と、目先はずっと伸びてきたのが成長鈍化感もちらついてきてる数字が出てるのでだからどう考えるかですね。

利益率に関しては目先は販管費が落ちてますが原価率上昇。販管費は明らかに下がってて総合利益率があがってます。目先3Qも販管費下がってるのでコロナか規模でコストが下がってきてる感はありますね。

あとは、ROEROAがめっぽう高めです。収益性自体はやはりかなり高めにはみえます。

 

財務

資産増。

前期末で総資産112億は流動84億で有形固定18億で流動よりの構成。

流動は現金34億、手形32億、原材料11億とかが主でそれぞれ増加。

有家固定は2018年以降で急激に増えてますね。リース資産ですね。31億に減価償却-16億で15億くらいで有形固定はだいたいリース資産。

負債は70億で自己資本比率は低め。有利子負債は23億とかで手形13億、リース債務22億とかが主でほかはいろいろでそれほど負債の質は悪くなさそうです。

近年の自己資本比率低下はリース債務のせいですね。でも2021で自己資本比率良化で今期3Qでは負債をさらに圧縮してさらに改善してますね。

 

CF

営業CFは安定的。このへんはストック色強いISPという感じですね。

投資もしてますがだいたいFCF出る感じで現金はずっと積んできてますね。

還元はあまりやる気なさそうです。現状の還元は余裕感。だからとおうかお金積んでますが。まあROE下がってる感じでもないので貯めるなともいい難い所もありますが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげっぽいけど、大枠もみあい
月足であげて下げというか調整と言うか。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2020年までは大躍進で2010年39円が2019年に2750円まで。

そこからコロナで695までおちてコロナ後は反発も2375までその後は続落で896まで。

2750から下落感が強いが、コロナ安値695は割っておらず大きな意味では調整中。このまま695を切らなければいずれは上という考えはとれますね。896でもいいですよ。

このへんを見ながら1510とか2375とか2750まで突破の上昇トレンドをまた取れるかどうかを測りながらみたいな視点で。

と、いいましたが個人投資家人気というか振り回されるやつなのでどのみち大きなボラティリティは覚悟準備がされてるべきかなとは。


ファンダ的には、大家向けに物件の付加価値向上の文脈でのマンション用ISP

ストック色は強そうで提供物件数は順調に増えている印象。大枠順調とは言えますが目先は増収も陰りでこれを成長鈍化と見るか成長の途中の踊り場とみるか。

CFは潤沢でリース資産がかさみ財務悪化も目先は負債圧縮が急激に財務改善傾向・・とかなるくらいはCF財務は問題なし。還元がする気なさそうなのはマイナスですかね。ROEは落ちてないとはいえ。

評価。

PER10とかPBR3。これはこれまでの実績からは過小評価にはみえますが、つまり成長鈍化は織り込んでるとも言えそうです。なので成長の踊り場でまだ成長が続くとなれば妙味とはみれそうな評価には思えます。でているROEでは普通に>PERというかROAですら>PERとなってそうでだからこのROEが落ちずに成長が続くなら破格というか見せ場はくるのではないかと。なので究極には成長が続くとできるかどうか。

またEPSあたりが大きく落ちなければあまり成長鈍化してもあまり下を見なくてもいいとはみなせるかもしれません。その意味では強いストック性も踏まえてわりとローリスクともみれる評価帯まで来てるようには。

ただ同時に高PBRではあるのでこれでも減益はまずいでしょうね。そうなるとまだまだ下もあるという感じでだから結局は業績に対する見込みがどうなのか?というところになりそうです。そんなに悪くならないとするなら十分選択にはなるようには見えたりはします。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3830

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3830

IRBANK:https://irbank.net/3830

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

市場は軟調でまた各会社の業績計画も後退警戒を織り込んできてるのかな?とは感じてたりします。市場統計推移記録表の市場予想利益総和も後退してますね。

比率言えば横ばいに近いですが。

まあいろいろ揺蕩っているという印象を受けてます。

さて皆様はどう感じますか?

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)