投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ジャパンエレベーターサービスホールディングス
(東証PR/サービス)
株価
1727円(人々は、力強く駆け上がってきたけど目先足が上がらなくなっている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上利益成長率15%以上かつROIC15%実績ROE15%以上のもの(対象67銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2022/4/23比較でPBRが低くなっているもの(対象36銘柄)からきになったものをチョイスして分析。成長力みせてるのに血のクリスマスより低評価になってるものを拾う意図。ジャパンエレベーターサービスホールディングス。独立系のエレベーター保守会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年05月02日に取得。
業績
エレベーターというか保守会社なんだけど、目につくのは高い成長性と利益率やROEの高さでこのあたりは多くの保守会社をぶち抜いてそうなところ。
ビル管理ですが日本空調サービスあたりは利益率6%程度以下ROEも10%前後で推移くらいで増収も2桁はなかなか出せずいかにも水準が違う感じ。
いちおう会社側ではこう言ってますね。
技術力のある割に値段が安いぞと。
実際に以下がオシみたいで、
上記の施設が入った本社・・ではないみたいですが施設をつくって、研修やらリモート点検の開発やら運用やらと、テクノロジーも用いてかなり効率的に高品質な点検を行ってそうな雰囲気。
エンジニアをGPS管理して効率的に現場に向かわせたりリモートで無人点検をして異常を早期発見して対処など、総合的にやってることが高度な印象は受けます。
売りらしいリモート点検の「PRIME」の動画。
というわけで、ご覧の通りの業績推移でございます。
目先3Qまで絶好調ですね。なかなかエグい増収増益率。人海戦術でもないので売上ほどは人も取らなくてよさそうにも思えて実際従業員の増えは売上以下のそして一人当たり売上営業利益も増加してますね。
となるとですよねーの原価率販管費低下傾向。
あとは保守契約数あたりの推移をみてこれが順調ならば・・って気はしますね。
業績がだよ。株価はまた別の要因の話もありますし。
で、だから目先まで業績は絶好調ですね。加速感すらあります。
財務
当然ながら資産増。
前期末で総資産204億で有形固定資産81億でこれは増えてますね。上の機能てんこ盛りの施設への投資っぽいですね。流動も81億とかで主なものは現金16億手形36億原材料(パーツなどでしょう)21億で手形原材料は増えてますね。
のれん16億。上場して買収を連打してるようです。顧客を買収するみたいな感じですね。
【ジャパンエレベーターサービスHD】ここ2年で10件超の企業買収|「独立系」トップの座 - M&A Online - M&Aをもっと身近に。
負債は99億で小さくはないけど、自己資本比率は改善傾向で50%まで。借り入れ34億を含んでいろいろですね。
目先3Qでは借り入れを63億までに加速させさらに投資とのれんもふやしてますね。このあたり前のめりですね。自己資本比率も後退。とはいえ46%ほどで劣悪まではいかないけど良くはないですね。
CF
まあ営業CFでますね。
それで投資熱心でFCFは赤字が続いてますね。黒字は2019年くらいで今期もマイナスになりそうな雰囲気が3Qで。
それで財務CFで補う感じでこのあたりは前のめりに投資して拡大してるパターンですね。
現金はあまり手持ちは増やしてなかったですが、前期今期と増やしてますね。さすがに規模でてきましたし、そういうことですかね。
還元は並。バリュエーション高いので低配当利回り。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげて調整感
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、上場から基本的に強い上げ。それで2017年上場111円とかから2021年9月に2992円まで。そこから目先は強めのドローダウンが入り1424とかまで来てる。これはコロナ安値950円などより上でありまだ長期上昇と言える株価推移とはみなせるけど、このドローダウンが上昇中の調整なのか、長期の下落転換なのかを見定めるかんじでしょうか。ひとまず目先は1424から反転してる感じで色んな意味で1424が底になりそう。さらにわるとコロナ安値950円が基準に。このへんを見ながらでしょうか。
ファンダ的には、エレベータメンテナンス。技術力と効率運営で保守会社としては異常といえる収益性と成長性をみせる。
目先まで好調で、その中で上場以後投資も活発買収も連打で前のめりに近い感じで成長を狙ってきてる印象。伸びてた自己資本比率も今期でまた後退でこれ以上はあまり改善させる気もなさそうな。
現在はまわってますが、リスクはとってるので逆回転は怖いことは怖いですね。だから今はまわってるとしか。
評価。
PER59のPBR14で普通に高ROEの極めて高評価。これは保守会社につくようなバリュエーションではなく、保守会社とはみなされておらずなんか特別に優秀な会社が特別に高評価されているという種の評価にはみえるところ。
これでもこの会社では比較的低めのバリュエーションで上はPER100近くまで。PER35くらいまではあるようです。常に高評価されてるという感じでその中でどう考えるかですかね。行くのも選択にはなるとは思います。
ちなみに成長鈍化なんてきたらひどい目にあうと思います。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6544
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6544
IRBANK:https://irbank.net/6544
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
決算週間です。
頑張る人は頑張りそうでない人はのんびり行きましょう。
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記事補足してます。