大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3793)ドリコム/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ドリコムとその他

株価

505円(人々は、大きく盛り上がったりもするけどもとに戻り長期に進むことがない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3793 3815 9438 2585
企業名 ドリコム メディア工房 エムティーアイ ライフドリンクカンパニー
市場 東証GR 東証GR 東証PR 東証ST
業種 情報通信 情報通信 情報通信 食料品
時価総額(億) 146.8 36.2 297.7 158.5
株価 505 320 486 1263
決算期 2022/03予 2022/08予 2022/09予 2022/03予
予想売上(億) 109.0 23.5 255.0 248.6
予想営業利益(億) 17.0 0.9 18.0 22.0
営業利益率 15.60% 3.83% 7.06% 8.85%
予想純利益(億) 10.0 0.5 6.0 21.1
売上成長率(年複利/期間) 18.6%/15年 3.8%/15年 2.2%/15年 13%/2年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 2.8%/15年 -3.6%/15年 121.4%/2年
BPS成長率(年複利/期間) 8.3%/14年 1.9%/14年 8.5%/14年 228.9%/1年
PER 14.43 64.52 44.34 6.74
PBR 3.14 2.49 1.72 2.81
ROE 21.8% 3.9% 3.9% 41.7%
ROA 10.4% 1.6% 1.9% #VALUE!
配当利回り 0 - 3.29 2.01
配当性向 0.0% #VALUE! 146.0% 13.5%
総資産(億) 96.1 31.2 319.1 #VALUE!
自己資本(億) 38.0 12.0 174.3 #VALUE!
自己資本比率(%) 39.5 38.5 54.6 14.5
一言感想 いちおあげ 停滞散財 衰退? あげあ

 今週は比較。銘柄スカウター10年クスクリーニングで10年売上利益成長率10%以上かつROIC10%以上のもの(該当83銘柄)から気になったものをチョイスしなるたけ今までみてなかった銘柄と比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年04月21日取得。ドリコム。ゲームよりだけど携帯コンテンツの文脈で拾う。比較に占いとルナルナとかのMTI。ゲストに”ドリ”コムのドリ仲間のライフ”ドリ”ンクカンパニー。

ドリコム

業績

文脈としては携帯コンテンツとして拾ったけど、業績自体はだいたいゲーム。ゲームは主にスマホゲーム。

一応長期に成長傾向は成長傾向。

2012年以降売上がのびて。2018年以降はまた上の水準で目先2021,2022は利益も過去最高水準。みると原価率はともかく販管費は落としてきてそれもあり利益が出る体質になってきてるようには。

2018の増収「運用ゲームアプリ数の増加と新規IPゲームアプリ開発の進捗に伴う売上が計上された~利益面につきましては、運用ゲ
ームアプリ数が増加したこと、及び多くのゲームアプリが開発と運用の並走期にあることから、運用費が増加し利益幅を縮小」

2021「オリジナルゲームにつきましても、配信開始から8年を迎える長期運用タイトル、及び前期末に譲受したタイトル「ぼくとドラゴン」を中心に売上水準を維持し、安定的に業績寄与しました。運用タイトルの増加、及び運用中タイトルの順調な推移を受け、売上高は前年同期比で増加」

譲受タイトルと運用タイトルの増加で業績よくなってますね。

ただぼくとドラゴンはイグニスから最近もらったやつのようですね。

それで目先3Qで減収減益ですが長い視点では好調の部類。

それで今やってるのはディスガイアアイドルマスターみんなのゴルフダビスタなどの比較的有名なIPがあったりして、これらをIP持ってるところから受託し開発運営するスタタイルということになりそうで、人気どころを受注できるか?がわりと重要そうでその意味では受注をふやして業績が安定してきてる感はあるのでゲームのヒットに左右されるところはありそうも一応成長とはなりそうです。

それで会社としても少数から複数の開発運用するかたちをめざしているようですね。

だからそういう感じで一応ヒットに左右されながらも成長傾向ということですね。

となると従業員数あたり気になりますが以下のような感じのようです。

 

財務

前期末総資産96億で流動76億に有形固定1.1億で非常に流動より。現金は52億で半分以上現金ですね。

負債は57億。主なものは有利子負債31億でその他色々。負債内容は良くないですが、資産内容はいいので自己資本比率ほど財務状態は悪くはないとはなりそう。

ですが、利益剰余金がずっとマイナスで2021年でようやくプラスになった感じです。

これをどうみるかというか、利益剰余金をずっとプラスにできないのをマイナスに見るか、体制を整えてきてプラスにできたと見るか。

 

CF

営業CFはぶれ。でたり薄かったり大きく出たり。ただ2021に大きく出て今期も負債を減らしてる感じでやはり傾向が変わってきてるようには。

まだ無配。

でも配当始められそうな。

 

メディア工房

業績

セグメント。

占いコンテンツ(大手携帯通信会社やSNSサイト・ISPプラットフォーム向け提供)、One to One (1対1向け占い・非占いサービス)ってことでだいたい占いコンテンツ。

業績目先伸びてる感あるけど、過去の水準は破ってないし近年は非常に薄利であり低ROEといか純赤字は散発しBPSなら近年下がってきていて、現状維持もできてなくて散財という感じ。

そんな中で、目先2Qで結構な増収増益でなにげに過去の業績ピーク時に準じる売上ペース。

これがトンネルを抜けるか否か?みたいな視点ですかね。

現状ちょっとわかんない。

 

財務

2014年以降資産減。総資産より純資産が減ってるのが印象悪めですね。

前期末で総資産31億で流動28億で現金24億で資産はだいたい現金。なにげに現金は維持か増えてる感じ。

負債は19億で有利子負債が16億でこれは負債内容が悪いですね。でも総負債<現金ではあるので財務はいいかわるいかいうといいですね。これで純資産増とか自己資本比率が改善に向かうなら財務も心配はかなりかるそうなやつには。

目先2Qでかなり良くなってるというか手持ち現金で借り入れとかかなり返したようですね。業績が反転しなので安心して借り入れ返済に動いた感もありますね。

 

CF

営業CFは安定的だったりします。ただしか細いですが。でも投資もほぼ要らないので案外FCFもでてますね。それで現金は減ってる感じでもなく、こらえてれば堪えられるやつで目先はだから楽になってきてる感は。

 

エムティーアイ

業績

セグメント。

セグメントは以下。

HPの雰囲気とかみるにヘルスケアに重点を置きたいというか伸ばしたい感は感じますが現状赤字。

といか主力にコンテンツは有料会員数が減る形で後退傾向ですね。

全体業績も以下のように後退傾向。でも利益はでてて後退しながらリウ駅はでてBPSは増える傾向ですが、いよいよ低ROEになってきてBPSも減少をみたのが2021ですね。

といいつつ2021は純赤字「特別利益の減少や連結子会社である株式会社ソラミチシステムの当社保有株式の全てを連結子会社である株式会社カラダメディカに譲渡したことに伴い、その株式譲渡益に対する法税関連の連結決算上の処理において現行の会計基準に照らし合わせ繰延税金資産および法人税等調整額の計上を見送ったこと等」で、BPS減は一時の理由感はありますね。でも低ROE化傾向はそのとおりです。

とまあ各サービスまでみれば伸びてるものもありますが、まずは全体の傾向が反転するかどうかですかね。

1Qでて増収減益。現状はまだその傾向を認めるのははやいかな?という感じ。だいたい主力のコンテンツも伸ばしたそうなヘルスケアも減収だし。

 

財務

前期末で総資産319億。流動212億で現金155億で資産の半分ほどが現金でこのあたりはいかにも利益をずっとだしてるソフト会社。現金自体は増えてますね。

ただ2020から返してた有利子負債をまた借りており、財務はここ2年で後退しています。

そんな感じではありますが目先で総負債102億<現金127億でまだまだ財務自体は問題ないですね。

 

CF

営業CFは安定で、FCFもだいたいでてて現金は積む方向ですね。この辺はさすが。特に普通にしてればFCFはでてそうです。

還元は維持なんですが、利益が後退傾向なので配当性向が上がってきてますね。この傾向が続くと現金減りだしますね。そうなると配当維持するか?は一つの視点。どうでしょうね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげ
週足であげさげだけどもみあいですかね
月足であげたりさげたりだけど方向性はないのではないか。
確認。

評価・売買判断

ドリコム

テクニカル的には、大きく吹いて196から2492とかはあるんだけど、あげても戻す感じで長期には方向性が見えない感じ。長期レンジと言えばレンジで、2010年以降で196-2492とかでこれが続くとするなら目先の500程度はレンジの下の方なので辛抱強く待ってれば突風が来るというスタンスはとれるやもですが、500だって196とかになれば半分以下でなので考え方ですね。196だって割って戻らないとも限らないですし。


ファンダ的には、だいたいスマホゲーム開発運営会社。業績は安定感なかったけど長期には運用タイトル数もふえて成長感もあるし、利益も出るようになってきてますね。

目先もCFが安定してきて財務改善も著しく。

ゲームのヒットに左右されるところはありそうだし目先は減収減益だけど長期的には良くなる傾向で特に目先は状態が良くなって来てるはそうですね。

評価。

PER14とかPBR3。財務レバレッジもかかってそうだがなにげに高ROEでPER<ROEだったりして状態が良くなっているのも踏まえ意外に見れる水準には思えます。

ただヒットに左右されるシクリカルであり目先も減収減益とかもありどこまでみるかはなかなか人によって差もありそうでまた他にもいい選択肢もありそうにも。

ただ長期的には会社は良くなっているようにみえて株価もあげては戻る感じもいずれは上に向かう気もしなくもない気も。まあ目先は後退傾向であるので今すぐって感じにはみえませんが。

 

メディア工房

だいたい占いコンテンツ。ピークは過去にあり近年はずっと業績後退気味で薄利で低ROEBPSも減る感じでしたが、目先は業績反転し利益もなかなかでてきてる感じには。

財務は現金寄りでそしてCFは意外にしぶとく業績低迷でもFCFでてるくらいで現金はまだ確保となり意外に業績回復するとすぐに楽になりそうだし、なんか施策を打つ体力もあるとなりそう。というかなんかマッチングアプリ始めてるみたいだね。

評価。

PER71のPBR2.7。業績反転感あるといってまだまだ低ROEな部類でこれに高PBRつけちゃうとPER70とかの高評価となってるわけでして。というか普通にボロ株評価の延長線上にあり状態良化を踏まえてもまだまだ妥当な評価帯とみれるかどうか。

利益が過去のピークに準じるところまでいけばROE20%は越えそうでそこくらいならまあ見れる水準になりそうですが、業績反転しつつあるからって底まで見るのはまだ時期尚早な気は。となると、そこまで業績戻る前に戻った姿で評価されてるとなりあまり妙味が・・・ってボロ株の評価だからってなりそうでボロ株から抜け出すと妥当な評価しないといけないと思うんです。

 

エムティーアイ

ネット系の各種コンテンツ。全体としては普通に利益出てますが、業績自体は後退傾向で低ROE化が進み一時的な理由も絡むとは言えBPS減も入ってきてこれをどう見るか。高ROEを維持できてたなら減ることはなかったにはなりそうですし、後退しながらも蓄財は進められてたのにできなくなってきたはそうでありますので。

財務自体は健全。悪化は進んできてるのでこれもどうみるか?

CFは安定的で、業績反転をみるとなかなか楽になりそうですが現状はその感じはないですね。

評価。

PER32のPBR1.7。PBRは高いというほどでもないけど低ROEなのでわりとPER高くなってますね。業績後退傾向にあり低ROE化が進みBPS増も怪しくなってきたとみるとこれは評価低下が老いつてないようには。CFや財務の筋の良さをもってしてもどうでしょうというのが率直な感想。ここより極端ですが財務とCFの筋の良さをもちながら業績後退とかなるとクックパッドあたりがPBR1あたりまでみてますし。他のCF財務に問題のないソフト企業も業績が芳しくないとそこら暗いという印象はあるし、なのでだから業績全身は織り込む株価水準のようにはみえます。そのへんをエスパーできてるなら選択にはなりそうですね。

まあ配当で決まってそうな木はしますが、そろそろ減配もありえそうに思えますが。

 

 

ライフドリンクカンパニー

 

自社ブランド「LDC」のミネラルウォーター、茶系飲料(緑茶、麦茶、烏龍茶等)、炭酸飲料、茶葉製品(リーフ)の製造・販売。少品種大量生産、調達から販売までの内製化、工場の全国展開(岩手県〜宮崎県)により供給量の確保と低価格での製品提供。だって。

こういうの。一部。でもかなりラインナップは絞ってる感。

最近上場で、健康食品とか寄りでもない普通の清涼飲料水で珍しい気がしますが、設立自体は1972年で別に新興企業ではないようです。

一応伸びてる。

で、計画値ですが、ROE37%とか利益率8.8%とか、清涼飲料水としては相当な高収益なようには。伊藤園とかはROE10%以下程度に利益率5%でダイドードリンコROE2.6%とか利益率2%とかでお酒入るところは利益率は9%とかはあるけど、清涼飲料水メインだと目を引く収益性で「少品種大量生産、調達から販売までの内製化、工場の全国展開」が効いてそうには。

目先3Qとかも堅調そうですが上場したてであまり数字なのがなくそれ以上はよくわからない感じ。

あとは財務わるい。自己資本比率14%・・は目先3Qで良くなってますね。株式発行かな?まあでもそれでも33%でまだ悪い方。ただかなり安定的な食料品と踏まえればもう問題ないところかもしれませんが。負債自体は有利子負債大きめで質はわるいです。

CFはでてますね。このへんはにたようなものを繰り返し売るものででさす食品という印象。

評価はPER7とかですが低い気は。利益率が維持できるという前提でみると。なので減益を織り込んでいるというか今の計画水準を続けられないでしょ?とは思われてそう。

なので続くと出来るならなかなかおもしろい選択になるやも。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

出先なので通常運転でもない。

廃止されそうなローカル線を乗り継いでいました。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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