大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(3092)ZOZO 日記(分)

スポンサーリンク

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ZOZO

(東証PR/小売)

株価

3165円(人々は、快進撃は止まり新記録は出せなくなり苦労をし始める様になってきてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上利益成長率15%以上かつROIC15%実績ROE15%以上のもの(対象67銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2022/4/23比較でPBRが低くなっているもの(対象36銘柄)からきになったものをチョイスして分析。成長力みせてるのに血のクリスマスより低評価になってるものを拾う意図。ZOZO。ZOZOTOWN。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年04月27日に取得。

業績

通期業績がでたばかりですが決算説明資料が話題になったようです。

kabumatome.doorblog.jp

2022年3月期 通期決算発表 - 株式会社ZOZO

実際の資料を見てみると・・環境によっては中身がいろいろみれない。

iPad miniで見ると以下。

f:id:kamomenotoushi:20220428085741j:image

Windowsでみるとこうですね。


とまあ、個性アピール?のためにいろいろ犠牲になってる感は。資料も見やすいかなあ?感はありますね。

という感じに環境に問わず決算資料が見やすか?よりは個性というか奇抜さを優先するスタイルみたいなところはありそうです。前社長の前澤さんが偉大だったせいかもしれません。

見やすいとはいえない資料で気になったのはこれですかね。

購入点数は維持位も購入金額が下がってきてる傾向。つまり単価がさがってますね。安売りですね。とはいえ、下げ止まってる感もありますが。会員数はいまだじわじわ増えてます。

・・みたいなところはあるのですが、全体業績としては現状減収は見当たらず、利益に関しては減益は2019年のみで利益率は30%近くでなによりROEが尋常な水準でも目先60%以上でそして上がる傾向すら見られる。

総じてとんでもなく高収益ってことで、上のわるふ・・じゃなくて資料も数字を出した上の話とはなりますね。

それで市場屈指の高収益性を誇りますが、目先増収は12.8%で計画で+9%で二桁増収が途切れた感で(2020も切ってるが)、高成長率ではなくなっているのをどう考えるか。

計画は保守傾向とも強気傾向ともみれないかな。

あとは、還元のところですが、配当性向は高めですが、自社株買いも定期的にはいり、長期の還元性向は相当高めでROEの割にはBPS成長率は低め。いや、それでも10年16%程度はでてますが。と、還元よりでROEのわりには資産蓄積は低いところはあります。まあ、それでも複利15%以上だしEPSなら20%も超えてますが。

 

財務

資産増。

目先通期で総資産1272億は流動1023億で現金655億。還元強めも目先が一番お金持ってますし、資産の半分以上がお金。

有形固定は112億で伸びてますね。

負債まとめて727億。本体は受託販売預り金234億。短期借り入れ200億に法人税82億とか。受託販売預り金なんて取引先からお金借りれるみたいなもんなのでん見た目より財務はいいですし、そもそも財務余裕感。

CF

営業CFは安定的かつ伸びる傾向。

設備投資は少なく、常にFCF出てる感じ。それで現金貯まる方向で、余裕をみて時折大型自社株買いとか。目先は一番お金持っててもっと還元できるでしょ?ってのはあるけどROE下がってるわけでもないしなあ・・と、強さしか感じないCF推移してる。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげかさげてもみあい
週足であげてさげかもみあい
月足であげてもみあいですかね。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、大きな枠では2018年までの株高があり、長期に非常な右肩(その間にボラティリティはあるが)で安値なら2009年62円から2018年4875円まで。

その後はコロナに向けてドローダウンで1151とかなり深めのドローダウンはあるもコロナ後に4430まで回復で、4875から下落に向かったともみれるけど、大枠もみ合いじゃないですかね。

大底は1151でこれは遠すぎて基準にしにくいので2020年安値の2424あたりを基準にもみ合いからまた上昇転換を狙う感じが現実的なところでしょうか。2424切は諦める的な。


ファンダ的には、決算説明資料はふざけてるけど、どこからどうみても市場屈指の高収益性を誇る化け物。ただ成長性は落ちてきている感はあるので高収益ながら成熟の域にはなっていて高成長はどうですかね?感は。

CFがともかく強く、それによって財務も問題なし。

な感じの中で利益CFは多くは還元に向かってる感はありROEのわりにはBPS成長はほどほど。まあ還元に向けるから高ROEが維持できてる感じですね。でも自社株買い含め非常に高還元ながらROEを下げずBPSも伸ばせてるのがやはり化け物って感じ。

評価。

PER23とか。PBRは15とか。非常な高ROEで高PBRになるのは仕方なく。これは今のROEを維持できないと非常に株価維持は難しいと見るべきかなとは。

ROEを維持できる前提でこのROEならPER23ほどは破格みたいには見れなくもないですが、高バリュエーションの高還元ってことでEPS成長なら2018年から2023でEPS倍でない程度かとみると、やはりEPS成長は長期はそれ以上でも今後は15%程度以上は難しいかなとみると配当合わせ15~17%とみると、PER23それでも妙味ある気はしますが、やはり成長鈍化の可能性は少々以上は織り込んでるような気がするというか。だから今後も還元合わせEPS15%程度以上いくぞってみれるならいいんじゃないかな?というかたぶんそのあたりが分水嶺な気がするところです。

ちなみに自分は今後15%程度以上でるかどうかならわかりませぬ。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3092

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3092

IRBANK:https://irbank.net/3092

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

GWおわりです。

旅行にカメラに散財してしまいました。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)