大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3844)コムチュア/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

コムチュアとその他

株価

2865円(人々は、ぬかるんでるけど丘に登る道を力強く登ってきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3844 4060 4379 2773
企業名 コムチュア rakumo Photosynth ミューチュアル
市場 東証PR 東証GR 東証GR 東証ST
業種 情報通信 情報通信 情報通信 機械
時価総額(億) 923.7 62.3 57.6 52.9
株価 2865 1094 374 694
決算期 2022/03予 2022/12予 2022/12予 2022/03予
予想売上(億) 241.0 11.0 21.0 90.0
予想営業利益(億) 38.0 2.5 (8.3) 6.4
営業利益率 15.77% 22.55% -39.31% 7.06%
予想純利益(億) 24.0 1.9 (7.8) 3.7
売上成長率(年複利/期間) 10.5%/15年 19.8%/4年 39.3%/3年 -0.4%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 16.7%/15年 #NUM! 3%/3年 -0.5%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 17.9%/14年 206.1%/3年 439.1%/2年 2.6%/14年
PER 38.05 32.79 -7.40 12.23
PBR 6.75 6.57 2.18 0.43
ROE 17.7% 20.0% -29.5% 3.5%
ROA 14.6% 12.5% -18.1% 2.4%
配当利回り 1.29 0 0 3.6
配当性向 49.1% 0.0% 0.0% 44.1%
総資産(億) 164.8 15.2 43.1 154.3
自己資本(億) 123.5 9.5 26.4 103.6
自己資本比率(%) 74.9 62.4 61.3 67.1
一言感想 あげあ あげあ 増収赤字 停滞蓄財

 今週は比較。銘柄スカウター10年クスクリーニングで10年売上利益成長率10%以上かつROIC10%以上のもの(該当83銘柄)から気になったものをチョイスしなるたけ今までみてなかった銘柄と比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年04月20日取得。コムチュア。いろいろシステム。比較に近いっぽい。ゲストにコム”チュア”仲間のミュー”チュア”ル。

コムチュア

業績

銘柄スカウターでは業務支援ソフトに分類。

わかりにくいやつだけどいろいろ組み合わせて業務システムを作るやつですね。

業績は右肩感ありますが、常ではなく2009-2010とか2021に足踏みがあります。

原価率などを見るに、自前で定形ソフトを作りそれを提供というよりはいちいち顧客に合わせて開発するシステム開発に近いスタイルかなとは。

利益率はあがらなくもないけど規模による販管費低下が主となりそうでもともと低い水準なのであまり利益率が上る感じではなく売上が伸びないとみたいなところはありそうです。

減収というか横ばいの2021は以下のようにプラットフォームとデジタルラーニングが不調。まあでも主力好調だしそもそも増益なのであまりマイナスと見るのもどうか。

それに今期3Qではデジタルラーニングも含めプラットフォームもまた伸びてというか全部好調な感じになって普通に増収増益でまだ順調ですねとなってますね。

 

財務

資産増。前期末で総資産164億で有形固定7億に流動127億で流動よりで現金82億で半分現金で現金も増えてるかな?という推移。

負債まとめて41億で現金の半分で普通にいいというか順調なソフト系会社ですねって感じ。

のれんでてますね、

コムチュアがエディフィストラーニングを買収/IT人材育成事業のM&Aニュース| M&A・事業承継の仲介会社ならM&A総合研究所

コムチュア、キヤノンマーケティングジャパンの子会社で人材育成分野のサービス提供企業の全株式取得、子会社化へ|M&Aニュース|日本M&Aセンター

コムチュア<3844>、システム開発のソフトウエアクリエイションを買収 : M&A速報 : M&A情報データサイト | レコフデータ運営のマールオンライン

 

と、ちょくちょく買収もしててこのへんはいかにもイケてるソフト系成長企業という印象。

まあ

会社説明とか決算説明とかみると普通に優秀という感じは致します。

IR説明会資料(2021年)|コムチュア株式会社

 

CF

営業CFだして設備投資はほぼいらない。ときどき買収などもしながらFCFは2013年以降常にプラス。で増配しながら現金積んでる。

いかにも優等生。

配当性向高めなのをどうみるか。

rakumo

業績

SaaSサービス(グループウェア商品と連携した企業向け生産性向上クラウドツール「rakumo」の開発・販売)

GoogleWorkspaceとセールスフォース用があるようですね。

上記サービスのアドオンというか、足りない機能を補うオプションを売るみたいな。

動画でも見給え。

www.youtube.com

 

業績は伸びてる感じ。

 

SaaSで定形ソフトをうる感じなのでユーザー数増えると原価率も販管費も下がるやつですね。順調に伸びれば利益率30%とか40%とかも届くかもしれません。継続率99%とか言ってるし伸びそうは伸びそうですね。

現状わかるのはこの程度まででしょうか。

一方、Googleやセールスフォースに乗るやつなので、このへんの気分次第で前提から壊れるかもしれないとかはあるかもとか。

すでに高ROEで20程度ですね。

通期決算出て増収増益。増益はかなり来てますね。計画も増収増益ただ伸び率は高成長ともみなしにくいところはありそうな?このへんをどう見るかですかね。

 

 

財務

通期で資産15億で流動13.7億の現金12.9億。細かく見る気なくします。

上場スル必要は財務的な理由ではない感ありますね。

CF

営業CF出るに決まってるし、投資も要らないのでFCFも出るに決まってて上場したてで無配で現金積んでますねって感じ。

 

Photosynth

業績

クラウド入退室管理システム

Akerun入退室管理システムとは | 導入社数No.1スマートロック

クラウド化でどこで誰が入ったとかの管理面とか施工が簡単とかオフィスの無人化とかもできてなかなかIoT感あります。

業績。赤字。

赤字タイプは売上は伸びつつも販管費にやたらかけて原価率を抑えられてる感じにはみえますが

人件費も販管費にはいってそうでそうでもないかも。

まあまだわかんないですが売上とれると利益は出そうな類には見えます。

まあそれも売上が伸びてなんぼというか大きくのびてなんぼですが。

 

財務

通期で総資産43億で流動38億で現金35億。

おおよそ資産は現金。

負債は16億。借り入れが8億ほど。

今のところそんなもんですかあ以上の感想はないかなあ。

 

CF

営業CF赤字。5億ほどマイナスでFCFだと-9億でこのペースだと4年でキャッシュなくなりますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合いですかね
週足であげっぽい
月足であげ
確認。

評価・売買判断

コムチュア

テクニカル的には、2011年くらいから基本長期上昇感。特に2016年位からは上昇感強いですね。といいつつドローダウンは2330から1110とかもあり深めでもあるというかわりとグロースあるあるの値動きにはなりそう。その中で下落転換に警戒しながらどこまでドローダウンを許容するかみたいな視点でしょうか。

2021年以降安値の2235をみながら3695を抜けて伸びれるか?みたいな視点とかでしょうか。


ファンダ的には、様々なサービスを用いていろいろな業務システムを組む系の業務システム開発。個別受注開発みたいな感じであまり原価率販管費が下がる感じでもなくやはり売上のばしてなんぼ。

その中で買収なども組み合わせながら長期に安定成長してきているという感じでしょうか。CF財務も問題なく総じていかにも順調なソフト系会社とはなり、ROEなども高めであまり欠点が見えないし目先まで順調というところは。

ただ、成長率は高成長というところまでは行かず、ROEや利益率も20%は出してない感じで高成長とか高収益とかいうよりは安定方向にウェイトがある感じのようには。

評価。

PER38のPBR6.7とか。普通に高評価。極めて高い評価と言えなくもない水準。このあたりだと成長率20%30%とか利益率ROE30%以上もちらちらしてる評価帯とも思えるところで、見せている成長性とか収益性とのバランスをどう見るか。まあ安定的だと見られてるということだと思いますが、だからこの高評価をどう考えるかですかね。

このPER40近くはコムチュアとしても高い方でマックスPER50くらいで下を見るなら2016年以前はPER15程度もちらちらでありだからどう考えるか。

自前定形ソフトを売るような規模に応じてぐんぐん利益率が上がるような類でもなく労働集約で開発したりするシステム受注開発や、既存ソフトを組み合わせる卸売寄りとしてはわりと優秀でもPER20程度以下は散見されそうでだからこのバリュエーションをどうみるかですね。

ちなみに2018年以降はこの評価水準で株高を続けています。だからどう考えるか。

 

rakumo

Googleとセールスフォースに乗っかるアドオン提供。典型的な定形ソフトサービスを売るやつで基本規模がでるほど利益率あがるやつのようには。大型開発とかしだすとわかんないですが。

CFの筋もよく財務もド健全でケチがつけられない。総じて順調なソフトウェア会社。

ただ高成長ではなさそうですね。でも既に結構高収益です。順調に規模が出れば傑出した高収益になる可能性も結構ありそうには。

あとは、基本他社サービスにのるコバンザメみたいなところはありそうでそのへんどうみるかでしょうか。

評価。

PER32とかPBR6.5。高評価ですね。高評価される理由はあると思いますがこれでも上場時PER300とかから落ちてきた感じではありますね。どこまで下を見るかってところではありますがどう考えるかですね。高成長ではない(成長してるけど)ので考えどころですね。ちなみに今のところ週足レベルでは下落一直線です。どう考えるかですかね。

 

Photosynth

クラウド入退室管理システム。事業的は面白みがありますし、各KPIも伸びてますねって感じですけど、現状は黒字まで至っておらず赤字垂れ流し現金垂れ流しのいわばボランティアでこれが商売になるのと体力尽きるのとどっちが先だろう・・?みたいな、まあお金尽きる前に借りるか増資でも来そうですし、成長率は高いので収益化もはやいかもしれないというか、現状はだめという他ないけど可能性はあるといういかにもグロースIPO案件やなあとは。現在はダイヤじゃなくて石というか石ですらなくお金垂れ流すゴミです。ダイヤになるといいですねって感じ。

評価。

PBR2.2。赤字なのでPBRしかない。高い成長率を維持し黒字化するとPBR2.2は弾けるやもしれないとは思う水準だったりはします。

・・・まあでも黒字化の前にBPSは減りそうで、そうなると株安するかPBRが増えるので結局BPSをどれだけ毀損せず利益出せるようになるかということで可能性しかないと感じます。これは悪い可能性も含みます。

 

 

ミューチュアル

産業機械商社&メーカー。

シクリカルですねという業績推移。

シクリカルで伸びてる感じではないんですけど営業赤字も2006年で微妙な赤字なやつしかなさそうで、長期にBPSを地味に伸ばしている感じのいかにも停滞蓄財。

ただ低ROEで蓄財力は微妙感あり2007-2009は還元負けでBPS減。

でもまあそれくらいでBPSはわりと右肩でだから停滞蓄財って感じで2.6%/14年のBPS成長は高くもないけど配当3%とみるとPBR0.4台のバリュエーションで5%程度超のリターンはまあありな人もいるのではないかというか、2015年以降としてはミューチュアルとしても低評価で下を限らせながら時節を待つみたいなスタイルだと選択になる気は。

3Qで減収減益で厳し目。っでも黒字で過去の延長線上としか。

・・・まあ原材料高で赤字とかの警戒も入ってそうな気もしますが。でもPBR0.4台だし織り込んでそうとも。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算習慣に入りました。

これが便利だったりしますとここで宣伝。

それくらい(しかない)。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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