投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
明光ネットワークジャパンとその他
株価
578円(人々は、背伸びした生活に疲れ田舎に逃げ帰り小さく暮らし始めている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 4668 | 4645 | 2179 | 3160 |
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企業名 | 明光ネットワークジャパン | 市進ホールディングス | 成学社 | 大光 |
市場 | 東証PR | 東証ST | 東証ST | 東証ST |
業種 | サービス | サービス | サービス | 卸売 |
時価総額(億) | 160.7 | 44.8 | 45.8 | 96.9 |
株価 | 578 | 422 | 779 | 720 |
決算期 | 2022/08予 | 2022/02予 | 2022/03予 | 2022/05予 |
予想売上(億) | 198.0 | 173.1 | 123.9 | 570.0 |
予想営業利益(億) | 10.4 | 8.6 | 5.9 | 2.0 |
営業利益率 | 5.25% | 4.97% | 4.74% | 0.35% |
予想純利益(億) | 10.3 | 3.8 | 2.8 | 0.8 |
売上成長率(年複利/期間) | 4.4%/15年 | -1.1%/14年 | 6.2%/14年 | 3.9%/13年 |
EPS成長率(年複利/期間) | -2.4%/15年 | -0.3%/14年 | 1.9%/14年 | -1.4%/13年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 1.8%/14年 | -9.3%/13年 | 6.7%/13年 | 11.1%/12年 |
PER | 14.15 | 11.21 | 15.28 | 119.21 |
PBR | 1.39 | 2.43 | 1.5 | 2.33 |
ROE | 9.8% | 21.7% | 9.8% | 2.0% |
ROA | 7.0% | 3.1% | 3.3% | 0.5% |
配当利回り | 3.81 | 2.37 | 1.07 | 1.25 |
配当性向 | 53.8% | 26.6% | 16.3% | 149.0% |
総資産(億) | 146.5 | 123.8 | 86.9 | 161.9 |
自己資本(億) | 100.3 | 16.1 | 25.2 | 43.5 |
自己資本比率(%) | 68.4 | 13 | 29 | 26.9 |
一言感想 | 停滞減収 | 停滞蓄財できず | 停滞 | 停滞減益 |
今週は比較。2022/4/2で投資勉強会参加してそこで耳にした銘柄で気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年04月07日取得。明光ネットワークジャパン。明光義塾。比較に同業っぽい。ゲストに光仲間の大光。
明光ネットワークジャパン
業績
明光義塾。2012年まで増益、以降は2015年くらいまで横ばい。売上は2017年までのびるも減益してきて売上も伸びなくなって以前より利益が出てなくなっています。
成長をおって順調だったけど、利益が伸びなくなりもっと売上求めたら収益性が悪化して売上伸ばすどころではなくなって、あちこちガタがきてみたいな感じでわりと成長崩れという感じであるあるなのではないか。
成長鈍化した2016年位から販管費増で原価率も上昇が止まらず、収益性が悪化みたいな。販管費は多少落ちましたが、原価率をまた低下させられるか?がポイントでしょうか。
と、なかなか低迷感もあるところですが、前期2021年の決算資料から。
2020「新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、消費者心理が冷え込んだことに加えて、緊急事態宣言解除までの休講期間中における減収の影響は大きく、厳しい経営成績」の反動な面はありそうですが、一応業績反転をみせていてこれが長期の業績底打ちになるかどうか?という視点はもてそうです。
生徒数も増えてきてるようですね。
それで目先減収も増益の修正ですね。事業譲渡などの再編も進めているようです。
回復傾向も見れなくもないですが、とはいってもコロナ前を回復してなさそうで現状は予断を許さない状況かなあとは。
財務
目先1Q総資産151億。流動が108億で有形固定5億でほぼ有形固定持ってないですね。固定資産は投資有価証券20億が主とかになり、流動も現金92億とかなのできわめて現金や有価証券寄りの資産構成。
負債は、総負債46億は<現金ですし、主な負債も契約負債133億とかで財務的には極めて健全ですね。
ですが2015年以降資産は増えてないと言うか減ってますね。特に2020でのれんの減損でかなり。もっともそれでのれんがほぼなくなったので現状いよいよ財務はきれい。
CF
営業CFはでてます。それで固定資産などはほぼ持たないので業績低迷でもFCFは安定的に出て現金は減るよりは積んでますが余裕があるというほどではないかな?感。2020年の純資産減ものれんが飛んだやつで現金には影響がなく。
という感じで基本CFまわりは非常に綺麗。
還元は減益などもしたので減配入ってますね。減配せんでも保てるはそうかもだけど、さすがにそしたら現金減りそうということで、仕方ない措置なのかもとは。
市進ホールディングス
業績
だいたい塾だけど介護もしてる。
業績は長期に横ばいかあるいは若干後退なんだけど、2012-2015に純赤字。
このへんでかなりいろいろテコ入れしてそうで特損を連発というか基本特損はちょくちょく入れてきてる印象。2021はコロナ関連の損失大きめ。
結果として、2009-2011年あたりの水準からは無駄な資産を捨てて利益率があがりROEもあがって2019年からは増収も見られるようになってるので悪いとも。まあ2008年以前はもっと良かったんですが。
ざっくりな流れは2008年までは堅調であったがそこから業績悪化、2012-2015でばんばん特損切ってリストラ、以後も2018年までは減収でリストラ気味だったのが2019年からは増収も入るようになり、目先3Qでも堅調で計画で208年に準じる利益水準まで立て直してきてるにはなり、ROEとかでなかなか高いところまできてますね。
業績的には2009年以後をトンネルとするとそこから抜け出してきたようにも。
財務
2013-2016で総資産の減少があり、以後は伸びてます。純資産は2012-2015で大きくへり以後は伸びたり縮んだり。
目先通期で総資産124億で流動54億の現金36億。有形固定は30億ほどですね。敷金保証金が17億とかで賃貸は多そうですね。
負債は107億で有利子負債が55億ほどででほかは未払い14億その他という感じで財務自体はよくはないですね。借り入れは2020まで減らしてましたが2021は増やしましたね。あと剰余金マイナス。
有形固定は2013年から2019年まで減って以後増えてなく、流動が増える感じです。
総じてあまり固定資産を増やさす来てる感であまり資産保有リスクを取ってないと言うかその方向の中で借り入れ増でまたアクセルを踏み出したような印象は。
CF
営業CFは2015年以降は安定。偶然なところもあるでしょうが、営業CF減る傾向。
2015-2018はFCF出してましたが、2019年以降またマイナスもでてますね。
といいつつ設備投資は同じくらいで子会社の取得とか入ってますね。
市進ホールディングス<4645>、居宅介護支援の「ゆい」を子会社化 - M&A Online - M&Aをもっと身近に。
これだけじゃないとは思うけどこういうので介護方面は強めてます。
剰余金マイナスだけど一応配当出してますね。優待も含めるとそこそこな利回り。
成学社
業績
軽く流す感じで。
増収傾向も収益性が微妙になってきてる感じで。
原価率があがり薄利になる傾向をどうみるか。
目先は上方もははいり好調ではあるが利益としては計画5.8億は2012年辺りに及ばず。
と、介護とか外食とかでもよくある薄利で伸びても利益が伸びない安定しない類感は。営業赤字はないですが。
財務
前期末で総資産86億でうち有形固定39億。物件取得しながら伸びるやつですが、2020、2021は有形固定減ってますね。息切れ感は。
流動は伸びてて、借り入れも伸びてますね。
それまで有形固定は増やせてたけど、借り入れなども増やしながらそれを増やせないは後退を感じますね。
CF
営業CFは安定的。投資などしてFCはでたり出なかったり。
目先は増えてた配当が減ったりしてて、ここでも曲がり角かんありますね。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足でさげてもみあい
月足でさげてもみあい
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2017年まではドローダウンもありながらなんだかんだあげですが1657をとって以降はさげつずけ、521まで。521以降はさげどまりもみ合ってる感じですね。
これはもみ合いから反転狙いをするか否か?ってところでいろいろ521が基準になりそう。ここを切らないなら反転とみるし、切るならまだ下落継続とするみたいな視点とかで。
ファンダ的には、明光義塾。FC寄りの塾チェーンですね。
過去伸びてましたが業績がしばらく低迷入って伸びなくなってるし、過去より収益性もおちていていかにも冴えない。ただコロナからという面もありそうだけど、目先業績は反転してて生徒数も増えつつあり業績後退を食い止められるか?否か?くらいのところにはありそうで食い止められるならおもしろくなりそうなところは。
FC中心というところもありそうでCFが非常に筋がよくこの低迷にあっても営業CF、FCFは安定的でそして財務も大半現金と有価証券とCF、財務にはほとんど危ないところがありません。
ただ還元はこれ以上強めると現金とか減りそうなところもあり元の還元水準にもどすのはやはり業績回復が必要かなとは。
評価。
PER14とかPBR1.4とか。業績後退とか停滞とか考えると少々評価高いような気もするけど、配当利回りでは3.7%ほどで業績反転感もあり財務CFの健全さも踏まえるとインカム銘柄としては見れるってところはあります。優待もありそれも踏まえるとなかなか以上の利回り。
・・・まあ、ずっとそうでその中で減益してきて減配の株安という流れなんですが。まあ業績反転感もありさらに無残に業績悪化が進むのも考えにくくなってきてるようにも思えるので意外に。ROEとか実はなにげに低くもないですし。
塾の他に介護方面に進出中。・・大きくは2009からの低迷があり長らくリストラチックに推移してきて資産など随分減らしましたが、2016年以降はわりと利益も安定し。2019年以降は増収に向かってきてます。あまり資産は持たず特損もほいほい切ってきそうで特損はいつでも飛んできそうだしBPSは増える感じではないんだけど一方高ROEな部類になってきて、EPSは2008年に準じる程度までだしてきてわりとリストラ終えてまたアクセル踏むところはあるかも。この辺のムーブをどうみるかですかね。
評価
PER11とかPBR2.5。現状のROEを維持できるとするなら結構見れる評価水準であるとは。PERでもわりと低い方ではあります。あとは、特損切りながらでもROEを下げずにBPSとか資産を積み上げできるか?みたいなところですかね。現状成果まで出てなさそうですが、いい方向にはきてるところはありそうです。
長期に伸びてきたけど、伸びるに連れ薄利になるところはあり、減配が入ったり借り入れ増やしながら、固定資産を増やせないとか、BPSの伸びも後退など、いろいろ曲がり角感はあります。
目先は上方も入り好調なようにはみえるけど綻びになりうる点もちらちらあるような。なにか強い理由があればそれでもという視点は持てますがさてどうでしょう。
評価。
PER15のPBR1.5。格安なバリュエーションならその強い理由にもなりうるかもしれないけどさてどうでしょうね。
低迷感あるも目先は業績反転で財務CFの心配はなさそうな明光ならPERPBRがちょっと下だし、リストラ終えて業績も加速感ある市進はより低PERだしなかなかこれらを退けて選ぶ強い理由ってどうでしょう。いやあるならもちろん選べばいいと思いますが。
大光
食品卸。食チェーン・ホテル・レストラン・学校給食向けの食品卸売(外商事業、オリジナル商品開発)、業務用食品スーパー「アミカ」運営、水産品(貝類中心)の卸売を営む。
長期に地味に伸びてきて2019まではほぼ増収なんですが2020、2021で後退。コロナのせいですね。さすがに減益ですが薄利でも赤字とかにならないのは卸のしぶとさで普通にコロナの中で減収も黒字をキープ。今期3Qは営業赤字だけど小幅だしまあ大丈夫なんじゃないでしょうか。
資産に関しても長期に純資産増で有利子負債を減らしてきて自己資本比率改善と蓄財が進むって感じ。営業CFも2016年以降は安定的でFCFもでてますねって感じで増配傾向で、おおよそ順調なんですが評価がちと高い気が。PBRで2越え。小売も混じってるけど堅調とはいえ卸でもスーパーでもちょっと過大評価な気は。
まあ大光としてはこれでもよくある水準みたいで、この評価は自分はちょっとわかんない。もってる土地が高いとかですかね。いや、わかんないんだけど。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにございません。
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