投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
チャーム・ケア・コーポレーションとその他
株価
1234円(人々は、きつい階段を力強く登ってきてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 6062 | 7083 | 6197 | 8113 |
---|---|---|---|---|
企業名 |
チャーム・ケア・ コーポレーション |
AHCグループ | ソラスト | ユニ・チャーム |
市場 | 東証PR | 東証GR | 東証PR | 東証PR |
業種 | サービス | サービス | サービス | 化学 |
時価総額(億) | 403.7 | 17.1 | 943.0 | 27130.5 |
株価 | 1234 | 815 | 998 | 4370 |
決算期 | 2022/06予 | 2022/11予 | 2022/03予 | 2022/12予 I |
予想売上(億) | 300.0 | 54.5 | 1,154.0 | 8,500.0 |
予想営業利益(億) | 29.3 | 0.5 | 67.0 | 1,260.0 |
営業利益率 | 9.77% | 0.95% | 5.81% | 14.82% |
予想純利益(億) | 30.0 | 0.0 | 39.3 | 792.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 20.2%/11年 | 12.3%/5年 | 8.9%/8年 | 6.7%/16年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 30.1%/11年 | #NUM! | 6.4%/8年 | 10.9%/16年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 41.3%/10年 | 175.7%/4年 | 10.7%/7年 | 7.9%/15年 |
PER | 13.41 | 848.96 | 23.98 | 32.89 |
PBR | 4.03 | 1.27 | 4.75 | 4.67 |
ROE | 30.1% | 0.1% | 19.8% | 14.2% |
ROA | 10.5% | 0.0% | 6.5% | 8.0% |
配当利回り | 1.22 | 0 | 2 | 0.87 |
配当性向 | 16.3% | 0.0% | 48.1% | 28.6% |
総資産(億) | 286.0 | 47.3 | 601.0 | 9876.6 |
自己資本(億) | 110.8 | 13.3 | 184.6 | 5576.4 |
自己資本比率(%) | 38.7 | 28.2 | 30.7 | 56.5 |
一言感想 | あげあげ | いちおあげ | あげ | あげ |
今週は比較。2022/4/2で投資勉強会参加してそこで耳にした銘柄で気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年04月06日取得。チャーム・ケア・コーポレーション。老人ホーム運営。比較に同業っぽい。ゲストにチャーム仲間のユニ・チャーム。
チャーム・ケア・コーポレーション
業績
老人ホーム運営としか。
売上右肩で売上で20.2%/11年複利ペースの伸びでこれは市場でも目立つ傑出した成長性を見せているとなりそう。このへんはさすが著名投資家さんももってるとかの注目銘柄。
端的にはなぜこの成長なのか?とか今後も成長が続くのか?とかな視点になろうと思います。
実績としてはグリグリ部屋数と売上伸ばしてる。
ポイントになりそうなのは
「介護付有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)に経営資源を集中」
「首都圏・近畿圏の都市部に付加価値の高いホームを拡大」
で、物件見ると居住性が高そうですね。
それで、「多数の案件紹介あるも、自社による新規開設はスタッフ採用やオペレーションの品質維持のため、年間10ホーム程度が適正」ってことで物件だけ作って売却する事業も立ち上げようとしてますね。
目先までの業績としては、普通に成長が続いており利益率なども下がるという感じでもなく
目先2Qで「、2021年11月30日付で子会社化した、介護付有料老人ホームを運営する株式会社ライクを連結対象に含めて」で売上加速はこのへんもありそうですが、比率的にはライクはさほどでもなくこれは純粋な増収が多く占めてそう。若干入居率低下などを懸念点にあげることもこれまでの傾向をまた今後の計画に支障があるような変化は各資料目先数字見ても読み取りにくいかなあとは。
中期計画も意欲的。2020年までで創業期でこれから成長期だなんて言っております。売上成長も20%堅持のようですと。
あと資料などみてるに、かなりしっかりした経営をしてそうな印象。普通に優秀な会社に見えるし、数字も優秀な会社のそれだし、それが悪化してるようには今の所見えにくいという感じですね。
財務
資産増。目先2Qで総資産358億は前期から大きく増えてますね。
流動が119億で現金29億、売掛23億、販売用不動産19億金銭の信託41億ってところ。有形固定143億でこれは買収のせいか大きく増えてますね。
以前は有形固定は言うほど増えてなく、あまり物件は持たないようには見えます。
のれんが増えてる買収ですね。目先31億。その他差し入れ保証金は45億でこれは年々増えてるのでやはり賃貸中心で物件を増やしてそうです。
負債は257億で大きく増えてますね。借り入れ130億未払い15億契約負債80億とかが中心となりそうで、買収で大きく構成変わってそうです。
わりと自己資本比率は低めで推移してて物件は借りてますがそれでも投資先行感はありますね、
あと2020年で自己資本比率向上。増資したみたいです。で、目先は買収して財務がまた悪化。逆に言えばお金はばんばん使ってくるスタイルとは。
財務は普通にわるく、逆流するとピンチにはなりますね。これは以前からだし今までは逆流してないのでより早く回転してるはそうですね。
CF
営業CFはでてます。
それで投資先行でFCFはあまり黒字は出さない感じ財務で補う感じでしたが言うほど有利子負債は増えてなく、2020年は増資したこともありあまりこれ以上借り入れ増やしたくなかったのかも・・というところで買収した感じでそれで借り入れは100億超えで次のステージですねという感じ。
これを劣化とみることはできるでしょう。
AHCグループ
業績
福祉(児童サービス)と介護(デイサービス)中心
業績推移をみると目先伸びてるけど2019-2021は横ばいに近く原価率90%程度以上で極めて労働集約的な印象を受けます。前期は赤字。
計画では大幅増収としてますが、コロナの影響は軽微とか立ち上げた事業所は順調に推移とか外食が回復等、楽観的な見通しかな?という印象は受けます。
まあそれでも赤字なんですけどね。
と、現状は原価率も高く薄利っぽいし、形態も違うので単純比較もどうかというところもあるけど、コロナ影響はありそうとはいえ、チャームケアは成長鈍化感ないけど、ここは後退でつまりは環境に左右されるほどの事業の強さとなりそうで、総じてよくある伸びるけど利益が出ない伸びないその他の多くのところと近く見えますね。
現状はですが。
まあ上場したてなのでいろいろ変わってくるかもしれませんが。
財務
財務はわるめ。自己資本比率は30%切り。上場前はもっときつめ。
目先通期で総資産47億で流動34億現金24億で半分くらい現金ですね。有形固定は10億でかなり増やしてます。
負債は34億で借り入れ30億近くで極めて負債の質が悪いですね。
普通に状態が悪いですね。まあ現金は持ってると言うか使いたかったという話にはなりそうで固定資産とか増やしてるし。
ある意味上場する意味があったにはなりそうですが、うまく事業を伸ばし利益をだして株主に報いれるのでしょうか?みたいな。
CF
営業CFが弱い。2021はマイナス。投資はしたいようでFCFマイナスで、2020は株式が発行2021は借り入れで資金調達。それで目先現金積んだ形。
借り入れにしろ増資にしろ返せるといいですね。
ちょっと申し訳なかったのか自社株買いしてます。少し返しましたね。株式発行で9.7億調達して2600万自社株買いで還元した感じです。
ソラスト
業績
医療と介護。
医療は医療事務の受託とか病院経営支援とかで、リモート事務とかわりとハイテクなこともしてそう。介護は施設からデイサービスまで。その他保育や教育。
セグメント。介護よりは医療支援寄り。
より付加価値が高いことが交じるということで原価率はAHCより低めの82%程度でこれが利益率とROEの安定化に資してそうでROEだと20%程度以上でなかなか以上に高めです。一方で、あまり高利益率になりづらい介護のみでソラストと同程度の原価率で営業利益率で上回るチャームケアの強さは目立ちますし、強くないとAHCみたいにギリギリみたいな感じでなりますし。
で、ここはわりと利益取れる医療が引っ張ってる感じですね。
2013年位から順調、2018年くらいから加速感もあり目先も引き続き順調で増収増益が続いている感じです。
財務
前期末総資産601億とかで増える傾向。
2018年に大幅に資産増。
「介護事業において9件のM&Aを行いました。中でも、2017年10月末にベストケア株式会社(以降「ベストケア」)、同年11月末に株式会社日本ケアリンク(以降「ケアリンク」)を子会社化したことにより、事業規模が一気に拡大しました。」
このあたりから介護に本腰となりそう。
で、総資産600億で流動資産240億で現金手形。有形固定120億は2018年以降伸びてるので自社物件を増やしながら拡張するタイプと。
のれんも毎年増えてるので毎年買収ですね。
負債は416億で借り入れ183億でその他は未払い75億とその他という感じ。
借り入れは2021は減ってますが、総じて借りながら買収や投資をして資産増してきてる印象。
当然財務は悪く自己資本比率は30%ほど。ですが自己資本比率は下がってないのでこのへんで区切ってそうです。
CF
営業CFはでてますね。
2018年で大きく増え2021はもっと水準は大きくなってるのでひとまず投資攻勢は収入をあげていると。
で、意外にFCFは出てて2019年以降もプラスです。現金も減るよりは増えていて手持ち現金はそこそこ以上にあり全部は無理ですが半分くらい借り入れも返せそうですね。ですが還元するとそう余裕もないとなりそうです。配当性向も比較的高めもあり増配などは増益が必要そうです。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2016年くらいから力強いあげ。100円以下から2021年に1906円まで。この上昇が続くか続かないか?
目先は1906から落ちてきて2021年の安値1048を割る1020をマークで週足でも安値切り下げでこれが長期下落に発展するか否かでわりと分水嶺なところは。といいつつ、コロナ安値594は割ってないのでより長期ではまだまだ上昇感。この1020か594あたりを基準にして上下を測る感じでしょうか。
あとは長期上昇だけどドローダウン自体は強めなのでそこは覚悟しておいた方が。
ファンダ的には、成長してる介護。介護付有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)に集中で狙ってる感ありというか総合して経営が優秀そうな決算資料と今までの数字。そして目先も鈍化感はなく。
ですが、目先買収してきて財務的には大きく劣化。これは傾向変化ともとれなくもなくこれをどうみるか?は分かれるかもしれません。財務は借り入れも増え状態も悪くなり悪化は悪化です。ただ目先は売上は加速ですね。
総じてリスクをとって成長を狙ってきてる会社とはなりそうでさすが人気銘柄ってところは。リスク取ってるので逆回転すると普通に崩れそうでだからリスクを取って成長してるんだって。
評価。
PER13のPBR4。ROEが20%でるような高成長企業とするなら低評価とするほか。チャームケアとしても2016年以降ではずっともっと上のPERをつけてきた中でおちてきて2016年後半以降としては最底辺のPERとはなってそうです。
成長鈍化あるいは逆回転懸念を織り込んだとはみれますが、そんなことはないとするなら拾ってみるとそんなことなかったらいい結果になりそうだなとは。
そんなことになるとここからでも大惨事です。高PBRだし。買収もあり財務悪化してるしないとも言えないかなとは。だからそれがあるとするかないとするかだろうと思います。
AHCグループ
最近上場の福祉&介護。いかにも労働集約的で薄利で低ROE。伸びてないこともないし計画は強気も目先赤字でなかなか先は険しい感。
財務は厳し目。自己資本比率は低めで借り入れも多く負債の質も悪い。資産は現金多めなので動けるけど、投資してあまり高収益になるのですかねえ?感。
総じてわりとよく見る売上は伸びるけど利益は苦しい付加価値の低い事業のようには。というかコロナのせいってところもあるけど、減収や赤字も絡んで環境に左右される感はあり、故に環境次第では転ぶということになりそうです。
評価。
PBR1.3とか。上場して下げましたねってところはあり、もちろんAHCとしては低PBRで、なにげにマネックスの介護くくりで最低PBRの介護らしく。となると軌道に乗り利益がちゃんとでるようになるなら・・って見方はできなくもないのですが。
まあ絶対的には利益も怪しいつまり蓄財も怪しいところでPBR1以上は過大評価とは言いたくなるところだし、まともに利益も出てるセントケアあたりのほうがいいのでは?とかは思いますが、だから軌道に乗るならこれでもいいかもしれません。
ソラスト
医療支援と介護と保育(と教育)。医療支援が祖業というかもとは医療事務教育機関として始まったようですね。
近年は買収などもからめ成長が続く。財務レバレッジのせいもあるがROEなどは20%程度で安定で、自己資本比率も低いも落ちてるわけでもなく一定の規律。投資優先のようでFCFも出てる感じで、総じて普通に回ってるという印象で、目先も順調が続く。普通に美点が多そうに見える。
評価。
PER23のPBR4.5とか。普通に高評価。普通に優秀な会社が普通に高評価という印象。
PER40以上から下がってきた感じで2018年以降では常に高評価でこれでもソラストとしては比較的低いPERのようです。
まわりみるともっと低いPERにされてるような優秀な企業もありそうな中これをどう見るかですね。例えば介護一本ですがここより高い成長率を見せててROEも匹敵あるいは上回ってそうなチャームケアとかはPER14ほどみたいですね。まあ事業性が少々違うので単純比較もどうかと思いますが例えばこのへんをどう考えるかとかですね。
とはいえROE20%程度以上が続くなら今のPERほどは普通に手を出して長期持てば報われそうには思えるのもそうですね。続くかはわかりませんが。だから考え方次第。
衛生用品とうか繰り返し使う一般消費財メーカーだけど、花王とかが少し減速してそう(化粧品のせいかな)だけどここは相変わらず順調という印象。高成長ではないけど増収増益維持で好調なのではないか。
外部環境に関わらずROEや利益率も安定的でやはりシェアを取った繰り返す使う一般消費財はつおいというか堀持ちですねって感じ。
あとは資産増えてますね。FCFでてますねって当たり前だよなあって感じ。
そんなわけで相変わらず順調。
でもだからというわけでPER33ほどは普通に高いし、それが2013年以降で普通によくある水準で、安定的で優秀な会社がいつものお値段ですねって感じ。優秀さが続くならBPS増くらいは取れそうですねって感じです。そして優秀じゃなくなると死ぬやつです。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とりたてて特になんかあるわけでもなく。
ってそろそろ決算が近づいてきてるんですけどね。
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。