大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3970)イノベーション/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

イノベーションとその他

株価

1954円(人々は、滑り台からジャンプして着地に入ってきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3970 3688 3679 4178
企業名 イノベーション CARTAホールディングス じげん Sharing_Innovations
市場 東証マザ 東証一部 東証一部 東証マザ
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 46.9 575.2 323.9 64.5
株価 1954 2242 290 1700
決算期 2022/03予 2022/12予 2022/03予 I 2022/12予
予想売上(億) 43.0 283.0 155.0 53.9
予想営業利益(億) 6.5 55.0   4.6
営業利益率 15.12% 19.43% #VALUE! 8.59%
予想純利益(億) 3.5 41.0   3.0
売上成長率(年複利/期間) 15.5%/7年 13.3%/10年 39.9%/10年 68.1%/4年
EPS成長率(年複利/期間) 78.3%/7年 #NUM! #VALUE! 48.5%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 75.5%/6年 32.6%/9年 56%/9年 57%/3年
PER 13.12 14.02 #VALUE! 21.71
PBR 1.64 2.09 2.19 4.31
ROE 12.5% 14.9% #VALUE! 19.9%
ROA 11.2% 7.4% #VALUE! 14.1%
配当利回り 1.54 2.41 1.21 0
配当性向 20.1% 33.8% #VALUE! 0.0%
総資産(億) 31.4 553.8 201.0 21.0
自己資本(億) 25.1 274.5 129.9 15.0
自己資本比率(%) 80.1 49.6 64.6 71.2
一言感想 あげあげ あげ あげあ あげあげ

 今週は比較。2022/2/18に銘柄スカウター10年スクリーニングで3年売上営業利益成長率20%以上のもの(対象120銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/17比較でPERがより低いもの(該当48銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。高成長に関わらずコロナショックトピックス最安値日より低PERなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年02月22日取得。イノベーション。だいたいITトレンド。比較に四季報おすすめ比較銘柄のCARTAとじげん。ゲストにイノベーション仲間のシェアイノベ。

イノベーション

業績

セグメント。オンラインメディア中心。

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メディアは以下のようなもの。

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ITトレンドはいわばITシステムの価格コムみたいな感じですね。口コミもあります。BIZトレンドはやめてITトレンドに統合したっぽいですね。

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ここからIT担当者とかがこれみて、比較したり気になったら資料請求したりする感じ。それで成果報酬っぽいけど、イノベーションに売上みたいなかんじでしょうか。

コロナもありサイトユニークユーザー数も伸びてますね。

ほかはセミナー動画とか、ウェブセミナーのSaaSモデルとかあとは見込み客を管理するこれもSaaSぽいものとか顧客に送った資料を管理するツールなど。

総じてTOBのDXって感じのサービスが多めですね。

全体業績としては、2018年位まで足踏み感あるなかで2019年くらいから加速してきてますね。売上が加速したことで販管費がぐっとさがって、原価率も下がる傾向。事業性的に売上立つとさらに伸びそうには思えます。

その中で3Qで上方をこなし好調ですね。コロナブーストはありそうですが。利益率などは前年並み。あとは「前連結会計年度より連結子会社となりました株式会社Innovation IFA Consultingが提供する金融プラットフォーム事業においても売上に寄与し始めてきた」とかもありこれも上乗せ入ってます。ITソリューションは横ばいみたいなかんじになってるのは留意。

そうごうなかなか面白そうですし様々な数字はわりと優秀な印象ですが常に成長してる感じでもなく、ROEも15%に満たず傑出してるか?というとそうでもないという印象です。

 

財務

3Qで総資産34億で26.7億流動の20億現金。有形固定は1800万しか持ってないですね。あと目立つのはソフト系2億と有価証券4億とかで極めてきれいなソフト会社って感じ。

負債はまとめて5.7億借り入れもないですね。

と、とてもきれい。

 

CF

2019年まで営業CFが怪しかったのですが、2020年以降大きくでてますね。おそらく損益分岐?を超えた感は。投資してますが有価証券とか買ってます。

あとは2021で新株予約権で現金増えてます。

総じてここ二年で資金繰り環境がぐっと改善したという感じは。

CARTAホールディングス

業績

サイバー・コミュニケーションズVOYAGE  GROUP が合体したみたいな。

 

以下みたいな事業で。

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以下みたいなセグメント。

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イメージが掴みづらいけど広告代理店色が強そうな。違うかもだけど電通の子会社だし多分合ってる。電通の手先で電通の仕事を助ける的なイメージで。

全体としては2018年まで成長も2020年まで後退し、また盛り返す形。利益自体は減収の割に下がってなく、不採算事業を切ったのかも。

2019「2019年1月1日付で、当社を株式交換完全親会社、株式会社サイバー・コミュニケーションズ(以下「CCI」といいます。)を株式交換完全子会社とする株式交換(以下「本株式交換」といいます。)を実施〜当連結会計年度の連結業績は、CCIの2018年10月1日~2018年12月31日の3ヶ月分の業績に、株式交換後の当社の2019年1月1日~2019年12月31日の12ヶ月分の連結業績を合算した金額となっております。このため、第1四半期連結累計期間以前の連結財務諸表との間には連続性がなくなっており」

実質リセットと考えていいかも。

2020「2019年12月期は、決算期変更の経過期間となり15ヶ月間(2018年10月1日~2019年12月31日)を対象とした変則決算となります。」

という感じで2019年でリセットの2019は大きくでてるかんじですね。

そうなると見た目よりは全体堅調となりそう。一個留意点として上の株式交換の影響か毎年というか以前から毎期減損切ってるところはありますね。全体からは大きな影響はないですし、これでROE向上してるところはありそうです。

それで通期でたところですが、結構増収増益で各セグメント好調な感じですね。計画も増収増益。

やはり特に2019年以降は状態が良くなってきてる印象です。

 

財務

2019に大きくふえてる。

目先通期で総資産553億で流動425億で現金210億売掛183億。現金は増えてますね。有形固定はほぼない流動よりであとは目立つのはのれんとその他の無形固定47億と投資有価証券52億とか。

負債はまとめて276億で買掛169億預り金34億が目立つくらいで借り入れもほぼなく、財務は基本きれいで問題ないとなりそう。

 

CF

営業CFは上下あるけど基本プラス安定。2019年以降は伸びてます。

投資もすくなくFCFも余裕ですね。現金積んでます。

 

じげん

業績

軽めに流します。

ライフメディアプラットフォーム事業として人材・不動産・生活(美容・介護・旅行・車)領域でユーザーと顧客をマッチングさせるサイト(約30のサービス群を提供)を運営。

大手の情報サイトから求人情報などをひっぱって整理して集客して送客するみたいなマッチングでアフィリエイトのごっついのと理解すると近いかも。

急成長できてましたが、2020年に成長鈍化で2021は赤字で曲がり角感はありますが、

2021でコロナとかで業績を下方見積もりしてのれん減損などをするなど複数の子会社で厳し目の展開となってましたが、今期は全カテゴリ復活の兆しで利益もおおよそ回復し売上も過去最高のペースで来ています。「FY2021/3は下半期より旅行・人材領域においてコロナの影響を強く受けるも、他事業の業績拡張もありFY2021/34Qを境に前年対比増収増益に回帰」

わりと意欲的な中期経営計画もでてて事業譲受なども入っており業績後退にもめげずなかなかアクティブな感じです。

計画で利益は出してません。

売上はでるとして3Q利益率に0.6×純利益とすると155億×20%×0.6で純利益18.6程度でこれは時価総額323億でPER17ほどのROE14%くらいですね。

 

財務

3Qで総資産208億で流動106億の非流動が101億とか。

流動は現金中心で86億で現金は積む傾向。非流動は66億ほどがのれんで有形固定などは1億もなさそうで非常にすくないです。

という感じでソフトの会社で余裕を見て買収みたいなスタイルですね。

負債は合わせて65億で<現金であり財務は問題ないという他。

2020の資産減ものれんの減損が主な理由になります。

 

 

CF

営業CF安定。赤字の2020も営業CFでてるしFCFプラスなのはポイント。

のれん減損ははいるも本質的にはまるで会社の危機とかそういう種のものではないとはなります。設備投資もいらず投資は買収や事業譲受が中心となりますが、2018年以降FCFを出すレベルで推移で基本的には現金を貯める方向です。

配当は配当性向低めですが自社株買いも入ってますね。

あと営業CFマージンなどはかなり高めで数字的には堀持ちの疑いもあります。実際赤字とかでもCFは傷ついてないにはなります。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でよこよこからくずれ
週足であげてさげですかね。
月足で上場ゴールして一応あげ
確認。

評価・売買判断

イノベーション

テクニカル的には、2016年末で上場も4350から20018年末までに626まで。

以降は上昇に転じコロナも越えて2020年夏に6700までいくも以降はさげてよこよこか、安値割ってるので下落ですかね。それで目先はさらに安値を割ってきてる感じでコロナ以降のあげをかなり帳消しにしてコロナ安値1276が迫ってるというなら迫ってる。ですがまだ遠いですね。目先1940は底われで1276までは基準なしの下落トレンドなので目先逆張りはしんどそうですね。まあ1276までつけるとPERあたりがとんでもなくなりますのでそれまでのどこかで反転あるいは、減益が襲ってきそうですが。


ファンダ的には、主に企業が企業向けサービス(主にシステムソフト)を探す価格コム的なサイト。あとクラウドっぽいサービスもいくつか。サイト運営はコロナでDXブームもあってか非常に好調。調子に乗ってか金融関連サービスにも進出。一方クラウド系は成長鈍化。財務はきれいで、CFは特にここ二年の躍進でとてもラクになってきた印象。収穫できるようになってきたという感じ。

ただ、利益率やROEは高いほうだけど傑出ではないし、ITは成長鈍化させてるし、総合して会社として強いものがあるか?とうならどちらかといえば環境がむいて好調だという印象。あとコロナブーストはいってるのでおちつくとどうか。

評価。

PER13ほど。上場来で最低辺PERではないかと。好調さを踏まえると安くは見えますが、減益とか業績後退を織り込んでるかもしれないとは。コロナブーストもありそうなる可能性もありそうには思えるところですのでどう考えるか。

傑出した高収益とか高成長ではなさそうにみえますが、この程度のPERって見方もできます。まあこれも減益などなければで、どう考えるかですね。

 

CARTAホールディングス

サイバー・コミュニケーションズとVOYAGEが合体したもの。

合体以後は別物で、期替えも含み順調とみるべきか。目先まで好調。財務も問題なくCFも余裕がでてお金積み出しているようには。

評価。

PER14とか。状態からすると評価低いように思えるけど、カルタとしてはよくあるか平均より低いかなくらいのPER。

別物とみるべきかもだけど2017年以前はもっと低いPER水準もあるのでどう考えるか。

まあ、のんびりまてるなら結構良い選択な気はします。

 

じげん

たぶんアフリエイトのごっついやつ。

成長鈍化とかコロナで業績も後退感でてましたが今期は、また増収で盛り返してまた成長軌道に載せてきてる感は。

利益率も高く基本的には高収益。ただROE低下傾向はあるかもしれなくてそこは注意。

CFは潤沢。赤字でも資金繰り自体は健全で買収なども絡めながら現金を積んできてるような状態。のれんなどがかさむも負債<現金くらいは成立です。

近年はFCFだしながらも買収を散髪する形。

評価。

計画をだしてないが、計画の売上の低い方で3Q利益率くらいで試算するとPER17前後。

絶対的状態からは評価低めに見えますが、まわりも株安で相対的にはもっと有力な選択肢もあるかもしれないくらいかも。成長がまた頓挫するともっと下はありそうです。

ですが、順調さが続くならさらに強気の中期経営計画が実現みたいになると流石に上になってくるのではなかそうかとは。なのでその辺をどう考えるかですかね。

 

Sharing_Innovations

セールスフォースの代理店とかシステム受注開発とか自社アプリ開発で占いアプリとか開発運営してますね。セグメント的にはシステム受注開発とセールスフォースが中心のようです。

原価率などをみると79−76%ほどで開発者を雇い開発を行うシステム開発感。従業員数とかみたいですが上場したてであまり数字がなく。ただ平均勤続1.8年とか不吉な数字が見えましたね。システム情報とかは従業員右肩で平均勤続は8年とかですどうぞ。

成長自体はしていてROEなども高く計画で20%近く、ざっと数字をみるに優秀な方のシステム開発会社という印象。あとは上場したてで通期でたばかりでなんとも。

資産20億で流動15.9億の現金9億の固定5億でうちのれん4.6億とか。負債6億で<現金であり、上場株式発行もありそうですが財務はきれいでCFも出てる感じで総じて順調なシステム開発会社という印象。正直それ以上はよくわからんって感じです。

PER21とか、絶対的には計画通りに順調だと見れる水準。普通に高収益のシステム開発会社には見えますし。ただ昨今の市況を踏まえ高収益の成長企業でもシステム開発会社に現状のPERが許容されるか?は視点になりそうです。あと成長鈍化とか低ROE化はかなり許されなさそう。というか上場から現状でも許されなくて株安してます。

どう考えるかですね。あと勤続年数気になる。買収でリセットされてるならわかんないけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですよ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表