投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
MRTとその他
株価
1049円(人々は、底辺でのたうつも瞬時まぐれ当たりした程度で一向に明るい展開は見えない。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 6034 | 2175 | 2934 | 8203 |
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企業名 | MRT | エス・エム・エス | ジェイフロンティア | ミスターマックス・ホールディングス |
市場 | 東証マザ | 東証一部 | 東証マザ | 東証一部 |
業種 | サービス | サービス | 食料品 | 小売 |
時価総額(億) | 60.0 | 2671.1 | 105.2 | 239.3 |
株価 | 1049 | 3065 | 2231 | 604 |
決算期 | 2022/12予 I | 2022/03予 | 2022/05予 | 2022/02予 |
予想売上(億) | 40.0 | 400.4 | 105.0 | 1,244.0 |
予想営業利益(億) | 8.0 | 62.1 | 8.5 | 44.0 |
営業利益率 | 20.00% | 15.50% | 8.13% | 3.54% |
予想純利益(億) | 5.0 | 52.8 | 5.3 | 30.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 18.9%/10年 | 24.2%/15年 | 19.7%/3年 | 1.9%/15年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 20.8%/10年 | 26.4%/15年 | 345.5%/3年 | 19.6%/15年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 28.5%/9年 | 30.6%/14年 | 30.4%/2年 | 0%/14年 |
PER | 11.69 | 50.57 | 18.02 | 6.68 |
PBR | 2.66 | 9.81 | 2.43 | 0.69 |
ROE | 22.8% | 19.4% | 13.5% | 10.3% |
ROA | 10.0% | 10.7% | #VALUE! | 3.6% |
配当利回り | 0 | 0.34 | 0 | 4.47 |
配当性向 | 0.0% | 17.3% | 0.0% | 29.9% |
総資産(億) | 49.8 | 494.4 | #VALUE! | 823.1 |
自己資本(億) | 22.0 | 224.0 | #VALUE! | 278.3 |
自己資本比率(%) | 44.2 | 45.3 | 48.8 | 33.8 |
一言感想 | あげあ | あげあげ | あげあげ | 増益っぽい |
今週は比較。2022/2/18に銘柄スカウター10年スクリーニングで3年売上営業利益成長率20%以上のもの(対象120銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/17比較でPERがより低いもの(該当48銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。高成長に関わらずコロナショックトピックス最安値日より低PERなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年02月21日取得。MRT。医療系人材紹介会社。比較に医療求人のエス・エム・エスとオンライン診療っぽいジェイフロンティア。ゲストにMR仲間のマックス。
MRT
業績
医師・非常勤人材紹介サービス「Gaikin」(非常勤医師紹介)、医師の転職紹介サービス「career」が中心。
おおよそ増収が続いてる成長企業とは。ただ利益は2017-2019で薄利とか2020の減収で印象がよくないところは。
大幅増収の2019/3「医療人材紹介件数の増加・連結子会社の増加」で、
次の2019/12は減収ですがこれは期替えで短いので事実上の増収ですね。
となると売上に関しては増収が続いてますね。
それで2018-2020は原価率高が続いたので利益率低めに出てましたが2021は原価率が下がる形で大幅増益しています。
HPにある2021決算説明資料で・・以下のような感じで
同時に「コロナワクチン接種業務への医療従事者紹介拡大」とかでこのハジケ具合は一時的ブーストが入ってるかもしれないところはありそうですね。計画も減収減益感あるものがでてます。
とはいえ総じて伸びてるという感じで、その中で前期は特にはじけた感があるのをどうみるか。
その他事業撤退なども入り減損とかも入ってて今後は増益というか利益安定しそうな感じにも思いましたが、以下のアプリなどへの投資とかもしたいようで減益予測ですね。
オンライン診療・健康相談 | Door.into 健康医療相談
財務
IFRSきらい。
まあ総資産50億ほどで流動37億の固定12.7億は流動は手形類ですごく増えてて「一時的に取引医療機関に対して新型コロナウイルスワクチン接種業務の従事者に支払う給与の資金を提供したこと等に伴い営業債権及びその他の債権が2,379,990千円増加」とか23億ほど増えてますね。一時の資産ではないかってところで資産ブースト入ってそうです。
そういうところもありますが、総じてわかりにいというか、EPSでてるのにBPS増えてないとかで自分にはちょっと状態判断がむずかしい様に感じるところは。さすがに目先は純資産もBPSも大きく伸びましたが。
まあでも財務自体は健全にはなりそう現金>有利子負債くらいは成立してるし。
CF
営業CFはだいたいプラス。2021年はマイナスですね。上の営業債権の影響が大きめなのでこれは容赦すべきですかね。設備投資自体は要りませんが大きめの投資案件が散発してていうほどFCFは余裕ありそうな感じでも。
無配ですね。
と、過去までは意外にしんどい感じですが、今期利益が跳ねたのが一線を越えたことを示すか?という感じで越えてると事業性もありかなりラクになりそうな気もしないまでもない。
エス・エム・エス
業績
看護師・介護職人材求人の最大手。カテゴリ絞ったニッチトップですね。
基本ずっと増収増益が続いてますね。ROEも20%程度以上でだいたい安定極めて低い原価率(ただ営業利益率はそれほどでも)で、市場でも屈指の安定性を誇る優良高収益成長企業という印象。
ただ利益率伸びる感じでもないく成熟ちゃあ成熟だし増収が大事ですね。
3Q増収増益。増益大きめだけど計画ではいつもどおりって感じなので利益率向上とはまだ見ないほうがいいかも。とはいえ順調ですねって感じ。
財務
2016年で資産跳ね。自己資本比率も減ってますね。買収の雰囲気。
2016「アジア・オセアニア地域12カ国と香港で医薬情報サービスを展開するMIMSグループを買収」
これだね。
SMSと三井物産、英医療情報会社を買収 300億円で: 日本経済新聞
ここで借り入れもしてますね。
その後はだいたい返済に回ってきてるようですが2019年はまた借り入れ。
MIMSの完全子会社化となにかの株式買ったようです。
で、前期で総資産494億で流動232億で有形固定9億で極めて流動よりの資産ですがのれんや商標権などの無形固定が大きめで213億ってところで、基本極めてソフトっぽい会社だけど、のれんとかがのっててこれを毎年償却してて総資産増が抑えられてる感じです。
そんな感じで総資産の伸びは緩やかで純資産が伸びてる感じ。
CF
営業CF伸びてる。ほぼ右肩。極めて強い会社に見られる特徴かもしれない。
2016に借りて投資のムーブMIMSの買収だね。
それ以外はFCF出てることが多く、特に近年は現金積んできてる感じ。
大きくは増配傾向です。配当性向は低く、余裕感ありますね。ここにかんしてはもっと還元して良さそうな?
ジェイフロンティア
業績
・メディカルケアセールス「SOKUYAKU」(オンライン診療〜服薬指導〜処方薬の宅配)
・ヘルスケアセールス(自社ブランド商品/健康・美容・教育・癒し・医薬・医療の通信販売、サイト「酵水素328選」「くすりの健康日本堂」)
・ヘルスケアマーケティング広告代理(インターネット広告)
お、オンライン診療いいやんってセグメント見ると。
メディカルセールス、オンライン診療赤字ですやんという。で、上場したばっかりで数字も揃ってなくよくわからない。とりあえず上場していきなり株安に出てます。
ということで稼ぎは酵水素とかいう酵素と水素でダイエットとか言ってる通販サイトと品数が少なさそうな健康日本堂とかいう通販サイトの二種でだいたい現状健康食品メーカーです。
まあ会社としてはオンライン診療を押したいみたいで2Qで黒字化してるのでこれは特にコロナも追い風となりそうで伸びそうというか、2Qで1445と結構な伸びですね。健康食品は利益的に落ちてます。上場のために前期で利益を出してきた可能性。
とはいえ他のヘルスケアも黒字で、このままオンライン診療が伸びると楽しそうはそうかもしれないところはありますね。
ただ全体であまり利益は出てなく進捗は売上も利益も足りてないですねってところもあるので、いろいろ不確定要素が多く現状はやっぱり絵に描いた餅とみてるのが正しそうな。
ちゃんと描けるといいですねって感じに持つといいことにもなるかもしれないし大外しするかもで宝くじですねという感想。
ただオンライン診療はだから伸びてますので実際の宝くじよりはいい宝くじになっても不思議じゃないです。
財務
総資産55億。現金41億でこれは前期末16億からジャンプアップで株式発行っぽいですね。
その他目立つ資産は、売掛5億商品3億前払費用1.8億ののれん1.5億とかでのれんとかはあるけど資産だいたい現金で有形固定0.3億とかの極めて流動よりの資産構成。
負債まとめて11.5億。現金4倍ありますね。
それ以上はまだよくわからん。
CF
上場前営業CF出てるようです。2Qでマイナスですね。法人税でマイナスで前払いや未払いでマイナスなので、基本CFの筋は良さそう。
あとは買収。これとかですね。
EC支援会社や医薬品EC会社など3社を買収、「酵水素328選」の通販会社ジェイフロンティア | ネットショップ担当者フォーラム
健康食品メーカーとしても頑張ってるようです。
結構いい宝くじかもしれません。配当なし。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足であげてさげ
月足でよこよこ感ある。
確認。
評価・売買判断
MRT
テクニカル的には、2014年上場で1637から495までおち2016年に噴いて5780とかと乱高下がひどい感じですが、以降も乱高下というかレンジは広めだけどレンジ内に収まりあまり長期のトレンドがでてる感じでもなく。だいたい3000〜700くらいか。それでコロナで800とかから2468まであがるもまたコロナ前の水準にもどった感じで、コロナで行って来い下感じにはなってきてます。
コロナ以後の安値1089は割ったので次はコロナ底値806とか2016年以後安値715あたりが基準にできそうです。このへんをみてレンジ安値の基準にするとかまさかの上昇トレンド発生を期待するとかでしょうか。まあでも素直にトレンド出てる感じでもないので難易度自体は高めに見えますが。
ファンダ的には、医療の人材紹介サービス中心。基本的に増収が続く2019は減収に見えるもこれは期替えによるもの。その中で前期は特にコロナによる恩恵もあり売上にブーストもかかってる疑いで、計画も減収減益のものではあるが成長鈍化などとみるのも悲観すぎかも。
素の収益性は高そうですが、新規事業にコストを掛けてそうで利益が圧迫される期が多めのようには。今期もそれに当たりそう。
財務は問題があるようにはみえないけどIFRSもありちょっと状態も測り難く目ない部分も多め(これはかもめの主観部分ですが)
CFも営業CFは出るも投資もあってFCFは案外弱く配当もなし。ただ利益水準があがったとみるならここはかわるかもしれない。
とまあ、成長は成長だけど傷も多いという印象。どうみるのかなにを容赦するのかみたいな視点がいるかもしれない。
評価。
PER11近辺でPBR2.6とか。見せてる成長性とか予想ROEは25%ほどありそうとなるとPER<ROEというか≒ROAくらいにはなりそうかつ総資産はブーストかかってそうだと<ROAになりそうで、正直かなり評価低い気はするところです。
いろいろ傷もあり不安定なところもありなにより減収減益の計画とかもでもありますがさすがにどこかで見直されそうな・・?って気はします。
実際に目先PERは上場以来で最も低い水準にはなりそうですね。だいたい30以上が常できたようには。どう見るかですけど。
医療介護系求人。ニッチというほどニッチじゃないかもだけどニッチトップ。
極めて安定的そして高収益に成長が続く。2016年に大型買収も決め海外進出も順調となりそうでわりとケチのつけられない業績。
財務はきれいなソフト系会社となりそう。ただ大型買収ののれん等がのっかっておりこれをどうみるか。まあCFも安定的でのれん償却しながらBPSも伸ばしてる感じ。還元は甘いかも。
評価。
高評価PER50とか。極めて高い評価もされる理由もある会社には見えますが、さすがにこの水準はどうかというかどう考えるか。
過去から見ると21020年以降は高めの水準です。過去を見ると平均は40程度で下がったとはいえまだ歴史的には高い水準。2013年以前はPER20も切ってたようです。
だからどう考えるかですね。
ジェイフロンティア
健康食品とオンライン診療とおまけっぽい広告代理。会社の押しはオンライン診療。
現状稼ぎは健康食品ですが、なんか上場前ブーストかかってそうでなにげに全体業績怪しそうってのは置いといて、オンライン診療は伸びてますし事業性は面白くあり、健康食品も買収とかこなしテコ入れも進ん出る感じで、可能性自体はありそう。
上場で現金も手に入れておりさらなる買収などテコ入れも可能そうには見えます。
が。現状絵に描いた餅だよなあって感じでまだあまり形になってないところは。
現状高ROEとか高利益率になるかなあってところは・・といいつつ売上自体は結構伸びてますね。夢は結構あるかもしれないとは。
評価。
PER17とかPBR2とか。PER17は成長が続く、特にオンライン診療が花開くとするならなかなか悪くない評価水準にも思えたりはします。目先は伸びており黒字化もして花開く方向にあるようにも見えます。
な、ところですが今からいろいろ判断できるほど材料が揃わないってのはありそうで、やっぱり宝くじかなあ。結構可能性もあるかもしれないとは思います。
ミスターマックス・ホールディングス
ミスターマックスという他。
長期に売上地味上げ。2015年に店舗閉鎖損とかの特損切ったあとはわりと利益も安定しROEなども10%近くで特に2021はかつてないくらいのROE利益率がでて利益が出た感じ。
資産は順調増でCFも2016年以降は赤字気味から黒字傾向になってきてますね。
3Qで減収減益なんですがこれは前期が良すぎたからで総体としては2016年以降調子いいし、前期今期は特にいい感じですね。
まあでも成長というよりは停滞蓄財の部類で見るほうが正しそうです。そうすると2017年以降でPBR0.7ほどはいかにもよくある水準。というか配当も踏まえて低評価ですね。目先減収減益でもあるしすぐって感じでもないですし化ける感じでもないけど地味に持てるならそんな悪い選択肢には見えません。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
普通に普通にしてます。
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記事補足してます。
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