投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
グッドスピードとその他
株価
1418円(人々は、険しい荒れた岩山も苦労しながら登ってはきてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7676 | 9856 | 3186 | 4437 |
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企業名 | グッドスピード | ケーユーホールディングス | ネクステージ | gooddaysホールディングス |
市場 | 東証マザ | 東証一部 | 東証一部 | 東証マザ |
業種 | 小売 | 小売 | 小売 | 情報通信 |
時価総額(億) | 45.4 | 482.7 | 1893.3 | 33.6 |
株価 | 1418 | 1094 | 2359 | 999 |
決算期 | 2022/09予 | 2022/03予 | 2022/11予 | 2022/03予 |
予想売上(億) | 600.0 | 1,260.0 | 3,500.0 | 60.9 |
予想営業利益(億) | 10.0 | 74.0 | 175.0 | 4.0 |
営業利益率 | 1.67% | 5.87% | 5.00% | 6.57% |
予想純利益(億) | 4.6 | 50.0 | 120.0 | 2.7 |
売上成長率(年複利/期間) | 24.3%/5年 | 6.6%/15年 | 28.6%/10年 | 15.3%/5年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 43.3%/5年 | 8.8%/15年 | 37.9%/10年 | #NUM! |
BPS成長率(年複利/期間) | 50.2%/4年 | 6.2%/14年 | 42.9%/9年 | 35.7%/4年 |
PER | 9.66 | 6.93 | 15.10 | 12.54 |
PBR | 2.56 | 0.68 | 4.35 | 1.73 |
ROE | 26.5% | 9.8% | 28.8% | 13.8% |
ROA | 2.1% | 6.7% | 10.8% | 8.9% |
配当利回り | 0 | 4.57 | 0.89 | 0 |
配当性向 | 0.0% | 31.7% | 13.4% | 0.0% |
総資産(億) | 220.0 | 748.2 | 1110.3 | 30.2 |
自己資本(億) | 18.0 | 481.2 | 416.2 | 17.1 |
自己資本比率(%) | 8.2 | 64.3 | 37.5 | 56.8 |
一言感想 | あげあげ | あげ | あげあげ | いちおあげ |
今週は比較。2022/2/18に銘柄スカウター10年スクリーニングで3年売上営業利益成長率20%以上のもの(対象120銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/17比較でPERがより低いもの(該当48銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。高成長に関わらずコロナショックトピックス最安値日より低PERなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年02月24日取得。グッドスピード。中古車ディーラー。比較に同業ケーユーとネクステージ。ゲストにグッド仲間のグッデイズ。
グッドスピード
業績
SUVに注力の中古車販売。SUVミニバンなど絞った専門特化店舗を展開。
SUVに注力しつつ周辺サービスも揃える感じで
周辺事業もシナジーありそうというか、SUV買う顧客層に合わせた展開を狙ってる印象。あと二輪もやってます。
販売も伸びてるけどブレはあるなか付帯サービスは右肩感ありますね。
と、言う感じで中古車ディーラーなんだけど目の付け所がなんかするどいという印象。決算資料も良く出来てそうでみるといいかもしれない。
決算説明資料 | IRライブラリー | IR・投資家向け情報 | 株式会社グッドスピード
業績は増収が続く。店舗を構えるタイプにしてはかなり早い成長速度を見せてる印象。これをどうみるか。
2020は増収の伸びが低め「消費税増税と新型コロナウイルス感染症の影響により、中古車市場全体の販売環境が冷え込み」
2021もみると「株式会社チャンピオンを連結子会社化」で二輪進出ですね。
グッドスピードがチャンピオンを買収/カーディーラー事業のM&Aニュース| M&A・事業承継の仲介会社ならM&A総合研究所
今期も好調ですが増収はチャンピオンの買収効果もありそうで、以前ほどの成長速度はでないと見てたほうが無難かも。
利益は、やはり中古車販売で原価率は高く薄利。営業利益率2%もでないかんじです。ROAも低いです。ただROEは高め。財務レバレッジかかってますね。
という感じになかなか低収益なのをどうみるか。
財務
前期末で総資産219億で、有形固定79億で有形固定は伸ばしてて店舗増で成長するタイプ。
流動は129億で80億が商品。商品もおおよそ右肩。
という感じでに店舗と商品を膨らませながら伸びていると。
買収したのでのれんとかもあるけど無形固定あわせて2億ほどで額としてはすくなめ。
で、負債ですね。たっぷり202億。借り入れ157億で負債の質もわるく財務は劣悪な部類。それも有利子負債ぐりぐり増やしてきてて、その意味ではバリバリにリスクを取ってきてる会社でこのあたりをどう見るか。
事業が傾くとものすごくまずくなるタイプではありますね。
CF
営業CF赤字ですね。売上債権とか棚卸し資産でマイナスになってますね。
投資もばりばりにしてるので、わりとFCFのマイナスがエグいですね。
借り入れで補ってます。
まあ無配。
ケーユーホールディングス
業績
東京神奈川地盤の中古車ディーラー。
リーマン前後は減収もあるも長期にだいたい増収で利益も長期についてきてる感じ。
利益率も6%前後で安定でリーマン時も含み赤字なしと非常に堅調。
ROEなどは10%に届かない感じですね。これは財務レバレッジ効いてないからとはなりそうです。
今期も上方に増配を伴い3Qで増収増益と今期まで順調。
なところですが、あまりいろいろ説明する感じでもなく開示等も決算説明資料などもださないなど最低限に近くというか・・
HPもやる気なさそうだしというか地場の中古車ディーラーという事業も相まりとにかく地味みたいなところはありそうです。
でも長期に堅実に業績を伸ばしているふうな会社。
財務
前期末総資産748億。有形固定380億はずっとのばしていて土地とかも増えていて出店で成長するタイプ。
流動は336億で伸びる傾向の商品127億、現金154億もまあ伸びている感じ。
負債は260億ほど。借り入れ借り入れ125億とかで手形28億のその他55億とか。その他がなにか不明もずっと伸びてるのでたぶん事業にまつわるものかなとは。
まあ現金>借り入れくらいではあるし自己資本比率も低いわけでもなく財務は健全だし順調というかBPSなら右肩です。ROEも落とさず。
CF
営業CFは安定的。投資はしてますね。長期にはFCFプラス。
配当は配当性向で区切ってそうですが長期に利益伸びてるので増配傾向。
ネクステージ
業績
名古屋地盤の中古車外車ディーラー。
高成長。
利益率でいうとケーユーほどじゃないですね。2〜5%程度。
ROAよりROEのほうがかなり高いのでレバレッジ効いてそうです。
今期も好調で上方で3Q通過高成長が続いているという印象。
計画は近年は保守傾向ですね。
財務
前期末で総資産1110億で有形固定296億は右肩。店舗増で成長するパターンですね。
流動748億で商品413億、現金227億。商品も現金もおおよそ伸びてます。
負債は694億で借り入れ507億で財務は悪く質も悪いのですが自己資本比率は以前より上がってきて20%台から今期3Qで36%くらいまでで、改善が進んできてるはそうですね。借り入れも2021は返済に回ってます。
と、リスクを大いにとりながら伸びてきたのがだんだん蓄積もあり財務が改善してきてるという感じですね。
CF
2019年までろくに営業CFを出してない感じ。それで2020年に大きくCFをだして2021年もプラス。ずっとFCFをマイナス、財務をプラスにして貪欲に成長してきた・・ずっと種まきだったのがやっと収穫もできるようにもなったみたいな見方は。
まあ、財務だとずっとプラスで調達してますし、2021もFCFマイナスですが。
あと増資はよくしてそうなので注意点。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足であげからさげっぽい
月足でいちおうあげですかね。
確認。
評価・売買判断
グッドスピード
テクニカル的には、2019年上場で875から2160までいくもコロナに向かい500まで以後2655まであげるも目先は1411までさげてきてるね。
一応上場初値より上だし、高値安値も切り上げとはなるので一応長期上昇と見れます。その中で目先下落をどうみるか上昇継続ならどこかで反転となるわけで、基準としては1183とかが妥当ですかね。来れるかもしれないけど1411とかでもコロナ安値500はさすがに遠いですね。まあこれらをみながら2390とか2655超えを狙うか狙わないかみたいな。
ファンダ的には、SUV中心の中古車販売。バイクも加えてなかなかカラーも近そうでシナジー感じます。アウトドアとかファミリー向けというメッセージも顧客層を想像しやすく、付帯サービスも伸ばしてて、なかなか戦略感は感じます。業績と言うか増収は好調です。
ですが薄利ですね。低利益率かつ低ROAをどう見るか。同時に財務は劣悪で故に高ROEです。
ガンガンというか借りれるだけ借りて商品を買いあさり店舗を増やしているみたいな姿勢で、ものすごく(ものすごく)リスクをとって前のめりで事業拡張に勤しんでいるようには。CFマイナスで借り入ればんばんふやして財務劣悪で事業自体は低収益で薄利。あやうい橋を渡ろうとしてるはそうですね。ただ戦略的はそうのようには思えるし渡り切ると・・化けるのでは?みたいなところはあります。
評価。
PER10とか。とはいったもののPERも機能しないと言うか、薄利が故にちょっと利益率あがるとべらぼうに増益しそうなところは。一方橋を踏み外すとCF財務劣悪なこともありすぐさま奈落におちるようなところはありそう。
というわけでハイリスクハイリターンではないかと。減益とかみせないとPER的にはわりとありな水準には思えます。一応上場来でもっとも低い水準。あとこうやってリスクとって成長しようとする企業は市況の雰囲気いいと評価跳ねるところはあるというかこの会社PER30以上とかもあるので、雰囲気良くなると評価もあがるかも。雰囲気良くなるまでに橋を踏み外ないことを祈るみたいな投資になりそうという印象です。
東京神奈川地盤の中古車ディーラー。とかく地味。でも長期に赤字もなく非常に堅実堅調でそして成長で伸びてるもROEの低下なども見られず、だから堅実。
財務もCFもこれといって問題もあるとも。借り入れ増をどうみなすか?くらいでしょうか。
評価。
PER7とかPBR0.7とか。状態からしてわりと評価低いなという印象はうけるけど、ケーユーとしてはだいたいこんなもの。あらゆる意味で地味ですし。
その中でPER7ほどはさすがに低い方のようです。あとは配当利回りが4.5%超えでこっちでバリュエーションがきまってるかもしれません。
下を限定しながら地味に配当や成長をとるとかならわりと選択肢になりそうなところはありますね。
ネクステージ
貪欲に借りて出店するの繰り返しで拡大してきてかなり急成長。
それで規模が出てきたのか、劣悪な財務からは改善でCFもマイナス継続からプラスも出るように。激しく種まきしてきたけど、収穫もできるようになったという印象。まあすぐ種まきになってますが。
ある意味うまくいったグッドスピードの未来とも。この会社だと成長が収穫と成長が両立できるか?みたいなところになってきそうな。とりあえず収穫も見えたとはいえケーユーよりは遥かにリスクを取ってます。
評価。
PER16とか。本質的に薄利で低収益で堀などもないと思える自動車ディーラーに対する評価としては高いと見てたほうがいいだろうとは。成長すればこそ許される評価帯と見ておくべきではないか。
とはいえこれでもネクステージとしては2017年以降としては低PERな方で。成長が続くとするなら妥協範囲とはみれなくも。一方2016年以前だとPER10切りが定位置でしたね。だからこのあたりどうみるかですね。
gooddaysホールディングス
2019年上場でわりと新参の・・
暮らしTech(不動産のリノベーション/賃貸、不動産仲介・運営ビジネス、メディアビジネス、シェアオフィス、地域情報のサイト運営)
IT(システム開発)の2事業。
セグメント。暮らしテックとか赤字だね。
一応以下のような。いちおいサイトなど見ると物件をオンライン内見?みたいな感じでみれてなかなか便利そうではあります。赤字だけど。
と、くさし気味ですが2021年は減収減益もその他は成長してきており利益もちゃんとでてるし、ROEも低いわけでもなく。今期も堅調です。
資産も半分ほど現金で有形固定少ないソフト会社で負債<現金くらいではあり、数字見てると不動産よりシステム開発会社という印象です。(間違ってるかも
業績はわりと堅調でPERもおちて12台とかは業績のわりには見れることは見れるので選択にはなるかもしれない。若干CFが弱いのが気になるところですが。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にないすっね。
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記事補足してます。
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