大河の一滴

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(4800)オリコン 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

オリコン

(JQS/情報通信)

株価

993円(人々は、平凡な日々から一気に駆け上がり調子に乗って叩きのめされるも食らいついてきてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20220211173526p:plain今日は分析。投資勉強会に参加したのでがそのなかで聞いた銘柄の中で気になったものをチョイスして分析。オリコン。ランキングのやつ。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年02月10日に取得。

業績

みなさんご存知オリコンオリコンランキングのオリコン

セグメント。

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・コミュニケーション(WEBサイト制作・運営・広告販売、総合トレンドメディア・YouTube チャンネル「ORICON NEWS」、オリコン顧客満足度ランキング、ニュース配信サービス)

・データサービス(音楽・映像・書籍マーケティングデータ、有料サービス「ORICON BiZ online」、放送局向け

・モバイル(音楽配信サービス「オリコンミュージックストア」、電子書籍サイト「オリコンブックストア」)

ですね。

2011ー2018くらいまで減収が続いてましたが、2017年くらいから増益、2019から増収に転じてきてます。

伸びてるのはコミュニケーションですね。売上。利益もこの期間でおよそ倍です。

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顧客満足度調査を手広く広げる一方、それでニュース配信やPVのYou Tubeチャンネルや自社メディアを伸ばしてる感じですね。

増益に転じた2017で顧客満足度調査の品質改善への取り組みで商標利用(ランキング利用ですかね?)と広告収入が増えてて増収増益で

2019で完全にコミュニケーションが軌道に乗った感はありでここらで芸能音楽一本槍から様々な領域に進出する方向性に変えてきてる感は。

2019年資料から。

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これまで芸能音楽で培ったノウハウと知名度を活かして、調査領域を広げそれを広告に用いてもらったり、調査データから分析レポートを販売とかHPからの送客みたいな方向性になってきて再成長してる感じですね。

それでランキング増やしてますね。2019年141ランキングに対し2021年183という感じです。

 

これが成功してる感じで、2017年位から増益が続いていると。

それで2016年利益率9%ROE17.8%とかが2021年利益率23.6%ROE26.3%と収益性がぐっと上がってきてる感じですし、今期はさらに伸びる計画で来てますね。原価率推移などみると目に見えて減少傾向にあります。

ですが増収という点ではゆるやかで2021年とかは減収です。減益でもありますね。この収益性は上がってきてるけど成長感には乏しい感じをどうみるか。

今期3Qもコミュニケーションが引っ張る形で増益の上方ですね。売上も伸びてますね。

という感じで目先はかなり好調というか「四半期ベース営業利益過去最高」だそうです。

財務

自己資本比率が右肩で2008年12.7%とかが2021年82.7%とか。有利子負債グリグリ減ってだいたいなくなりましたね。

前期末で総資産44億は長期に増えてる感じでもないですね。流動35億で現金27億。これは近年はぐっと増えてます。手形が5億有形固定資産は1.4億とかで固定資産で稼ぐタイプでもなく増えてもいませんね。あとは目立つものもなく。

負債は減ってきてますが負債全部で7.6億とかで現金以下ですね。もう財務健全。負債は減ってきてますが2017年にかなり処分した形跡。そこらでだいたいリストラを終えて以降は固定負債をずっと返して感じでだいたい返しきったと。というわけで完全にきれいな感じに。

 

CF

営業CFGは安定。営業CFの水準自体はあまり上がってる感じでもなく。

ただ2016年に投資CFはプラスでここで固定資産売却してますね。以前はわっりと投資CFの計上はありますが、2017年以降はほぼ大きな投資CFの計上はなくなってます。

つまり2016年で投資はかかるけどあまり儲からないものから撤退し稼げるコミュニケーションに集中してきたという感じにはなりそうです。

で、2016以降は投資が減ることでFCFの水準があがり負債返済が加速し財務がよくなったとそれで返す負債もなくなったので還元強化にきてますね。

還元水準見てると超余裕そうですね。自社株買いも入ってますが頻度は多くもなく。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげてさげて持ち合いというか三角持ち合い味
月足であげて調整。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2019年位までヨコヨコ感あったけど2019年に一気にきて、600くらいが1900まで以後はコロナで509とかつけるも、900ー1300くらいのレンジで調整を続けている感じでしょうか。高値は切り下げて三角持ち合い味あります。いずれ下か上に抜けるという見方はできますね。

基準になりそうなのは1231抜けとか890われとかこのあたりを基準に例えば抜けたらついていくみたいな視点で。

 

ファンダ的には、オリコン。芸能音楽だけでなくランキング拡張中。モバイルもデータサービスもあるも、ランキング調査とそれの広告利用を様々な範囲に広げて収益性拡張。

それでかつてあってあまり儲からないものは切って、儲かるものだけを選択してきてる感じですね。投資がかかるものを捨ててCFも改善で財務も負債を返しきり財務も極めて健全の部類に。目先も好調でさらに稼いできてます。

ちょっとなかなかないくらいの高利益率高収益企業になってきてます。ただ増収率はさほどでもなく、この伸びてはないけど収益性があがってる傾向をどう見るか。まあ目先は伸びてますが。

評価。

PER14ほど。成長性はどうかなあ?ってところはあるけど収益性は抜けて高いとなりそうで評価が高く見えないのはそうですね。PER15とかを平均な評価と見立てると平均的な評価で収益性が抜きん出てるはそうですし。

なのですがオリコンとしては2020年以降としてはこれくらいがわりとよくある位置でニュートラル感はあります。

2019年からはPER30近くもありましたが、これは変革が成功した時期で目立つころになりそうですからここをニュートラルと見るのも。あとは2019以前はもっと低いPER水準でしたがこれも収益性がもっと低い頃となりこれもニュートラルと見るのも。って感じでいろいろニュートラルではないかと。

という感じでオリコンだけ忘れられていていきなり評価水準訂正入るとかは可能性低い気がしますが過剰に期待もされてない気はするところで成長すればその分は行けそうな気は致します。還元強化も可能性高そうだし。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4800

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4800

IRBANK:https://irbank.net/4800

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

なにもないぞ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)