投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
グローバル・リンク・マネジメントとその他
株価
845円(人々は、いきなり墜落し地面に叩き落されるも、立ち上がり歩き始めている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 3486 | 8893 | 3238 | 3936 |
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企業名 |
グローバル ・リンク ・マネジメント |
新日本建物 |
セントラル 総合開発 |
グローバルウェイ |
市場 | 東証一部 | JQS | 東証二部 | 東証マザ |
業種 | 不動産 | 不動産 | 不動産 | 情報通信 |
時価総額(億) | 67.0 | 84.2 | 32.2 | 123.0 |
株価 | 845 | 423 | 333 | 338 |
決算期 | 2021/12予 | 2022/03予 | 2022/03予 | 2022/03予 |
予想売上(億) | 340.0 | 162.7 | 295.0 | 17.5 |
予想営業利益(億) | 17.7 | 16.5 | 11.5 | 1.0 |
営業利益率 | 5.21% | 10.14% | 3.90% | 5.71% |
予想純利益(億) | 14.0 | 12.7 | 5.5 | 3.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 25.5%/6年 | -9.5%/15年 | -3.7%/15年 | 8.5%/8年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 42.7%/6年 | -3.8%/15年 | -6.9%/15年 | 25.5%/8年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 41.8%/5年 | -7.2%/14年 | -0.9%/14年 | #VALUE! |
PER | 4.70 | 6.63 | 5.02 | 39.17 |
PBR | 1.43 | 1.12 | 0.44 | 26.53 |
ROE | 30.4% | 16.9% | 8.8% | 67.7% |
ROA | 7.4% | 5.9% | 2.0% | 47.9% |
配当利回り | 4.14 | 5.2 | 3.6 | 0 |
配当性向 | #VALUE! | 34.5% | 18.1% | 0.0% |
総資産(億) | 190.3 | 214.6 | 281.2 | 6.3 |
自己資本(億) | 44.8 | 68.1 | 71.6 | 2.0 |
自己資本比率(%) | 23.5 | 31.7 | 25.5 | 31.1 |
一言感想 | あげあ | いちおあげ | いちおあげ | 確変? |
今週は比較。2022/2/3に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益成長率20%以上のもの(対象82銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年02月07日取得。グローバル・リンク・マネジメント。投資マンション開発。比較にマンションっぽい。ゲストにグローバル仲間のウェイ。
グローバル・リンク・マネジメント
業績
投資マンション。東京23区内を中心に不動産土地仕入から企画、設計、賃貸管理、建物管理までのワンストップサービスによる投資用マンション販売(1棟販売、区分販売)と建物管理・賃貸管理を営む。
不動産ソリューション事業(投資用マンションの企画・開発・販売・建物管理、非レジデンス/ホテル・テナントビルの販売)
プロパティマネジメント事業(自社販売分譲物件を中心とした賃貸管理、サブリース)の2セグメント。
だそうですが、投資物件なので住宅用よりは外部環境に影響を受けやすそうだけど、不動産を用意して販売するという意味では不動産販売で他のマンション販売と同様不動産販売の文脈で数字は見ていいだろうとは思うところ。
増収が続きます。2020年は減益ですがこれはコロナの影響かなあとは思うところですが決算資料で「新型コロナウイルスの影響から期初計画の前提条件が大きく変化期中で成長方針の軌道修正を行いつつ、コロナの影響で前年比で増収・減益のイレギュラーな決算一方で、ニューノーマルに対応した成長基盤の構築が進みつつあり、修正計画の利益を超過達成」とは言ってますね。
もっと全体では変化率が上昇傾向2015年80%から2020年85.4%。2019年が83.3%なのでここがコロナで伸びたとなりそう。一方販管費は下落傾向でスケールメリットが効いてそうです。今期3Qでは85.6%でいうほど芳しくないですが価格が高めの不動産を扱うということで過去の四半期レベルでも売上利益かなりのブレがあります。このあたり好調不調は判断しにくい所はありますね。
財務
なので資産で見たほうがいいかもしれません。
目先3Qで総資産203億は流動190億は販売用不動産と仕掛け販売不動産で166億の現金14億とかでほぼ資産は在庫です。
借り入れは156億でうち有利子負債で135億とかでまあだいたい借金と在庫で終わりというバランスシートです。
それで主に在庫と借り入れも増やす形で資産増ですね。
目先までこの傾向が続いているので、この借りて不動産を仕入れて売るの回転をどこまで大きくできるか?がすなわち成長です。
目先は業績は足踏みですが資産面では拡大ですね。不動産が売れるならまた軌道にのりそうな。
CF
まあ営業CFマイナスですよね。
借りて(財務+)商品を売るもより仕入れて(営業-)という回転でFCFマイナス。
投資はあまりしてないです。基本商品を借りて仕入れて売るだけ。
新日本建物
業績
リーマン前に売上822億あったのがリーマンとかで営業赤字164億とか純赤字189億だして規模縮小。以降は売上100〜160億で成長感もさしてないけど利益は堅実に出すようになっているという種の不動産というかデベロッパー。
かつてイケイケで売上追ってたけどリーマンで死ぬめにあったので、以降は野望なんて捨てて慎ましく暮らしてるという印象。
BPSなどは・・
2008年1034.6
2009年48.5
2010年21.5
とかやってて、わりとまじで死ぬ目というか倒産ギリギリまで言ってそうで、だから不動産販売の拡大の回転がとまるとこうなってしまいかねないという事例になりそうです。
そしてもうこりごりだって成長は追わなくはなってそうだけど、2012年以降は、堅実に利益をだしゆるく成長風味もありその中でわりとROEも高め安定でBPSなら右肩で11年28%とかでてるのでそれでもしっかり価値上昇できてるってことにはなりますね。
そんな今期2Qでかなり好調そうです。販管費あたりも下げてきてますね。
まあ成長企業か?というと微妙感あり停滞蓄財ではないか?とはなりそっぷですが。
財務
目先2Qで総資産207億。流動が192億で現金60億の在庫が130億という感じですね。負債は130億で借り入れ主で借り入れ110億くらいですね。これもほど借りて商品持ってる感じです。
それで近年は資産を増やしてるけど、一貫して増える感じではないですね。それで長期に現金ととかBPSを積んできてる感じです。
近年は過去の痛みを忘れたのか環境がよくて大丈夫としたのか借り入れも在庫もふえて自己資本比率も2015年辺りよりも下がってますが。
リスクをとるようになってきてるということですね。なこともあり2015年あたりより好調な感じかもしれません。
CF
営業CFは2009あたりは大きなプラスで赤字出して不動産売りさばいた感ありますが、黒字の2012年以降も営業CF黒字が多いですね。回転を遅くすると営業CFも黒字になると。で2016年以降は赤字も多くなるというかんじで財務も反転。
という感じで不動産売買は、拡大期には営業CF-財務+になり、拡大を目指さなければ営業CF+財務-で、血を流して止まるときが営業CF++財務CF--って感じですね。であとは現金推移ですね。ここは近年は営業-財務+にしながら現金は+ですね。配当も2017年からはじめて増やしてきてます。
セントラル総合開発
業績
低PBRを選んでみたけど、ここも2008〜2012年でやらかして大きく減収して、2009年とかに大赤字もだしてるけど、それ以降は減収もしながら無事に軟着陸して、2010年以降は赤字もなくBPSなら右肩ですね。BPS成長率とかは比較緩やかで11年12%くらいですが。
いちおう2013〜2019、2020〜目先まで増収傾向ありますが利益推移などみても無理しないでやってる感は感じますね。
今期2Qで増収の赤字。2Qで+72%の増収とかがもう数字を作ろうとしてない感はあります。過去の四半期もかなりぶれぶれで、あまり四半期が信用できないところは通期だと辻褄とれてるところはありますが。
財務
目先2Qで総資産288億は、流動196億で有形固定83億とかありここは賃貸もわりとしてますね。有形固定は横ばい感が強かったですが2021年に増やしてますね。新たな物件取得したかんじでしょうか。
流動は主なのは不動産事業支出金で160億ほどで一応長期に伸びる傾向ですね。
手持ち現金はわりともってませんね。ここは賃貸も大きく比較はし難いですが、それほど見た目ほど財務は悪くはなさそうとは。自己資本比率も改善傾向だし。
CF
営業CFは赤字と黒字混じり。賃貸してるけど言うほど追加はしてなく投資CFは限定的かな。
不動産だしこんなもんかな感は。
あとは利益剰余金は一度マイナスに落ちて2011年に復帰で、2013復配してますね。以後は増配傾向。増配余地はありそうです。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足であげて・・?
月足でおちてあげ
確認。
評価・売買判断
グローバル・リンク・マネジメント
テクニカル的には、2018年上場時に1532とかでそれが2815までいくも以後奈落感でコロナで439まで。
以後は順調jにあげてきて2021年後半に1114までくるも目先は直近安値825をわって801までで週足レベルの上昇が崩れたか崩れてないか。
次の安値703をみて週足上昇継続にかけるとはできそうですね。439を切れなきゃ月足では下げ止まりですが、さすがにコロナ安値439までは付き合わないほうがいいのでは?とは思います。
ファンダ的には、投資関連だけど事実上の不動産販売。借りて仕入れて販売の回転。
コロナから目先は業績が足踏み感あるも(それでも成長)、四半期レベルではぶれもありバランスシート面では回転は止まってなさそうで、環境悪化とか仕入れている不動産の質が劣化とかでなければ辻褄はあいそうな。
借りて仕入れて売るの回転を大きくするやつなのでCFは終わってますし、財務も終わってます。回転がとまるとひどいことになるやつで、根本的にはいつでも止まりうるにはなりそうです。ただ現状止まらないできてるし元来ROEなどは高めで20-30%とかで、止まらないならかなりの勢いで膨れ上がると言うか、売上にしろEPSBPSにしろ相当な成長率で来てますので回転が止まるのに怯えながらも付き合うのも意味があるとはなりそうです。
評価。
PBE1.4ほど。PERでも5切り。これはみせてる成長性からは破格な評価ですし、故に高くもない配当性向でも配当利回り4%にとどいてます。
PBRで上もしたも0.9から10まであるようですね。まあ1.5ほどはよくある水準のようですね。なので上も下もですが、だから回転が止まることに怯えながらももって回転が続けられるならかなりの成果が残ってるはありそうです。とまるとだいたい死にそうですが。そんな感じにハイリスク・ハイリターンな感じではないかとは。
新日本建物
かつて拡張を追いリーマンで大爆発したなれのはてというか、反省して慎ましく稼いできた感はするところですが近年はまたアクセルをふかせつつあるようなところをどうみるか。といってもグローバルほどアクセル踏んでもなく現金は積んでるし自己資本比率もより高め。ですが、借り入れと商品は増やしておりリスクはとってきてるとはなりそう。
また財務レバレッジの影響も大きそうですが過去の安全運転?でもわりとROE水準が高く、また財務が悪かったからの伸びしろもありそうでBPS成長等は相当な水準で来てるといえば来ています。
評価。
PER7のPBR1.1。BPS成長とかからみるともっと上でもいいのではないか?とは思うし、このあたりの不動産販売は常に警戒が解かれないということにはなりそう。というか新日本建物なら過去にやらかした戦犯にはなりそうですし。というか配当利回り5%超えでこのあたりでバリュエーションが決まってそうな。
PBRでみて1.1ほどは上もしたもって感じ。0.6台くらいも時々あります。まあ配当もでて不動産不況でもこないともうそこまではない気はしますが。なところですが状態良化してるのはそうで、また配当利回りも高くこのまま高いBPS成長続くならわりと面白いかもしれないとは。いやもちろん不動産不況来るとこれでも無事じゃないだろうけど。
これもかつて規模が大きかったが(成長してたわけではなさそう)、リーマンで痛い目を見て事業規模を抑えたような経緯。リーマン後はBPSくらいは右肩も賃貸やってるとかで成長性とかROEは新日本建物より落ちる感。
財務は悪い方となりそうだけど、自己資本比率改善は続きBPSくらいは伸びている。
評価。
目を引くってかんじでもないし、環境悪化には弱い不動産でこれまた過去のやらかしもある戦犯だけど、PBR0.44とかですからね。
PBR0.44としてみるなら、やはり10%程度でてるBPS成長とかは破格とはみれてそれにしても評価低いとは。増配傾向ありつつもまだまだ配当性向低めでも配当利回り高めにでてるとか実際に月足で落ちてきたくらいのところで実際問題、拾ってのんびり待ってれば成果も出る気はします。過去みたいな不動産市況の悪化による業績悪化とかないならですが。あるとこれでもやっぱり厳しいと言うか大赤字もありえますので。あとそんなことなくてもPBR0.2台もあるみたいで基本あまり評価は進まないとはおもってたほうが。
キャリコネという転職関連サイトとソフト開発とセールスフォース代理店ってところでしょうか。
注目は浴びたというか関係者の煽りで注目とかなかなかひどい理由で目立ったかんじですが業績としてはずっと成長もせず赤字で来たような取るに足らない会社・・というのもひどいですがマザーズに居ながら赤字はいいとして成長もなかったような会社はそのとおりです。
それが計画で大幅増収で黒字化で、実際に2Qで大幅増収黒字化ではありますね。
全部好調っぽいですがセールスフォース及びリクルーティング関連が特に伸びてるようですね。目先はそれで営業利益1億ほどの純利益3億とかの計画ですが資産があまりないのでROEなどが跳ねてますね。目先2Qで総資産10億ほどで現金5.7億で総負債3.7億とかで財務自体は健全というか、なにも持ってないなかで稼いでるのでROEが跳ねてると、という感じで稼げるならすごい勢いで資産が積み上がりそうはそうですね。ROE維持できるなら意外に無茶というほどでもないけど、まあ大体こういうのはROE落ちますが。
前期まで営業CF赤字。今期2Qでは黒字ですね。
そうじてダメダメだった会社が好調になってきて、もともとなにもないので実際ROEがすごく跳ねてきてるはそうで、好調が続くならどんどん伸びしろはあるのでどんどん会社は良くなる・・なところはありそうですが、すでにPBR28とかつけてるのでどうですかね。PERでも42つけて、目先は純利益>営業利益で純利益ブースト入ってそうで実際はもっと上とみるべきで、いかに低迷を抜けて好調になってきて状態良化の伸びしろが多そうでもさすがにバリュエーションが見合わないのでは?とはなりますね。
あとは勢いが一時ならやっぱり状態が戻りよりひどいことにも有り得そうで。よいこの投資家はやっぱり狙うべき案件には見えないですね。ただボラティリティは出る気しかしなくゼロサムで勝てる、チャンスを掴むぞなんて無謀な方は面白い案件かもしれません。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
通常運転が続きます。
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