大河の一滴

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(3981)ビーグリー 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ビーグリー

(東証一部/情報通信)

株価

1125円(人々は、スタートでしくじり頑張ってるが、戻ることができず足掻いてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。優待銘柄リスト見て利回り5%以上あるなかできになったものをチョイスして分析します。ビーグリー。まんが王国。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年01月31日に取得。

業績

セグメント。

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プラットフォームは小説投稿サイトのノベルバとかゲームとかあるけど主力はまんが王国ですかね。よくあるコミック電子書籍サービスですが逐次ポイント購入とサブスク的毎月課金でポイント優遇とかありますね。マンガたくさん読む人はわりとお得かもしれない。

で、コンテンツはぶんか社。買収しました。

あの「まんが王国」が老舗出版社を買収した必然 | インターネット | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

競争激しい電子書籍の特にコミックなどで、コンテンツ制作部分を抑え独自コンテンツを確保したいみたいな意図は働いてそうです。ぶんか社自体はかなりコミック向けで女性向けっぽくてめっぽうまんが王国とも相性いいのではないでしょうか。

あとは同じ路線でありそうですが、日本テレビとも提携入ってます。

プレスリリース|企業・IR情報|日本テレビ (提携のリリース)

それでこんなのが飛んでくると。

日本テレビが運営する2.5次元俳優のYouTubeチャンネル 「ぼくたちのあそびば」を『まんが王国』が漫画化!制作過程も配信予定 | 株式会社ビーグリー

日テレ系のユーチューブチャンネルのコミカライズをまんが王国で行うとか。おそらくぶんか社も絡んだ作家選定などもするんじゃないですかね(憶測

そのようなメディアミックスを志向してるかんじですね。

業績は増収が続きますね。利益は2018年で落ちるも以後回復で前期で2017は上回り。

今期は売上はねてますが、主にぶんか社を子会社化したせいですね。

3Qでも伸びてそうですね。一応二桁%の伸び。のれん償却やらゲームやらでセグメント赤字ですね。ゲームは以後は黒字見込みとは言ってます。

・・そんな感じですが買収のコストで利益は下に出てそうですが好調か不調かというと好調なようには。

あとは、低成長ではないと思うけど高成長か?というと微妙かもだし、ROEあたりも傑出というほどでもないし、また何より非常に競合が多いところなので過信は禁物だとはおもいますね。

まあその中でわりといろいろ手を打ってきてるしわりと好調っぽいという感じですね。

それで優待は10000円分のまんが王国で使えるポイント。株価1125円で優待利回りは8.9%ほどですね。配当はありません。

財務

2020年に総資産はねてる。ぶんか社の吸収ですね。

目先3Qで総資産195億で有形固定6500万程度で流動が79億。現金34億手形43億は。いかにもソフトよりって感じですが、これですね。のれん98億。

資産半分のれんで当面償却していくことになりそうです。

負債は140億で借り入れが80億程度でこれが重いですね。前期で大きく増やしたものですが早速返済が進んでますね。ほかは大きなものは手形28億とか。あとはこまごまというところです。

のれんと借り入れが大きいですがそれを除くとよくある好調なソフト企業となりそう。故にこののれんと借入の推移がどうなるか?はポイントになりそうですね。返せなくなるとめっぽう苦しくなるとは。

 

CF

営業CFはプラスで推移も強弱。これからぶんか社をくわえてどうか?みたいなところはですが3Qまでで現金積みながら負債圧縮してるので強化になりそうですが。

基本出版社も電子書籍も投資でお金かかるもんでもなく、買収などでもしなければ基本FCFはでそうです。で、買収したので2020は大きなFCF赤ですね。

大きな施策をうってこないならしばらくは大丈夫そうには見えますし目先までは順調に類するものだとは。

配当はしてません。代わりにうちのマンガ読んで納得しろって話でだから優待ってことですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみあいかさげか。
月足で上場してゴールしてうだうだしてる感
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場あたりに最高値2545。で、わりと絵に書いたような上場ゴールで650まで。そこから持ち直し2500まで行くも高値は破れず。また跳ね返される形で、まあ大きな視点では方向性なしですかね。

目先はもみ合いっぽいところから落ちてますが、週足レンジ安値っぽいコロナ安値864とか目先安値1040とかを底にみながら2500をとか1900越え辺りを基準にみるかんじですかね。レンジは破れないとするなら高値近辺に行くなら売るし、上昇トレンド形成とみるなら持ち続けるみたいな視点で。


ファンダ的には、主に電子書籍屋。コンテンツ作成と確保を目指してぶんか社を買収、日テレと提携みたいなムーブも進行中。総じて順調ではありますが、コンテンツ配信が目先赤とか利益は安定してないところは。といいつつ総合ではだいたい増収増益ですけどね。

財務自体は順調なソフト会社のそれですが、のれんと借り入れが重くBSの半分程度を占めるところをどうみるか。だいたいぶんか社の買収のせい。のれん償却は利益を圧縮する所有はあるというか今期プラットフォームの赤字はそれのせいもあり。いちおうその中でのれん償却と仮い入れ返済は進みつつあり自己資本比率も改善。

あとは総合的に競合他社が多く厳しい事業環境であるのは否定し難い。今は稼げてるが、うまくいかなくなるならやはり借り入れとかのれんなどは爆弾で、のれんの大型減損とか資金繰りの悪化とか増資とか来るシナリオもありえるといは。だから目先は順調に見えます。

評価。

PER12台。絶対的な評価は難しいとは感じる。高いというか伸びてるけど、競合も多く財務などにリスクもありとかを重く見るとこんなもんって感じだし、施策などを評価し期待するならもっと上とみるのもありな気がするところで、かなり見方次第ではないかとは。

ビーグリーとしてはPER9〜28くらいの範囲内のようです。目先は平均よりは低いくらいにはなってますね。

まあ順調だし成長もしてるので優待もらいながら成長を待つくらいのスタンスが結局いい感じかもとは思います。まんが王国つかうならばですが。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3981

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3981

IRBANK:https://irbank.net/3981

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今日は休みでしたが記事は投下。休んでもよかったとはけど書いたので投下。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)