投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
MRKホールディングス
(東証二部/小売)
株価
121円(人々は、怒りを爆発させるも押さえつけら屈服させられてる。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。優待銘柄リスト見て利回り5%以上あるなかできになったものをチョイスして分析します。MRKホールディングス。ライザップの子会社の下着。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年01月31日に取得。
業績
セグメント。だいたい婦人下着。
ライザップの子会社というかライザップの買収まつりの一環で買われたやつですね。
「ライザップ」がまたアパレルを買収 補整下着のマルコを子会社化 - WWDJAPAN
「近年、マルコは業績不振に陥っており、15年3月期は4億7000万円の営業赤字、16年3月期もさらに赤字幅が悪化する見通しで、新規顧客獲得のための効果的なマーケティング活動や宣伝広告による立て直しが急務」
と、負ののれん戦略?(負ののれん検索でライザップがサジェストされてた)で会計処理で純資産を下回る価格で買収決めると、その分が利益計上できるわけで、安く買える低迷入ってる企業を買うと利益が伸びて成長している様に見えるというやつでが、ライザップが買収したのは2016年あたりで赤字の頃なので・・・見事に立て直したとなりそうですね。黒字転換をし売上もかなり伸ばしてきてます。ダメダメだったのをふつうに利益出るところまで。ここの手腕は見事と褒めるしかないとなりそう。
といはいえ利益率などは高くは・・ないのですが、小売でもあるしまた近いっぽい白鳩やシャルレも似たようなもんだし、小売離れてワコールあたりでもいうほど高くもないのでこんなもんかもしれない。ROEあたりは赤字もでてまともに出てませんが特別損失などの影響が大きく、そういうことが特にない2018年が巣の実力に近いかもしれません。
2021年とかもコロナの影響でコストがかかりとかこれをやったとか云々ありますが、数字としては以下で・・
売上。
利益。
マタニティが収益化できてないけど、本業の婦人下着は増収でまた利益は出るようになってきてる傾向ありですね。
あとは特別損失などはちょくちょく切ってくる傾向はありそうですが、注意ですが順調になってくるとそういうケースは減ってくるかもしれません。
今期2Qで増収増益ですね。進捗は弱いですが例年Qごとでブレがちでなかなか測り難いところは。その中で婦人下着はわりと好調っぽく。
財務
2018年から資産減。特損を切ってるところありますからね。
前期で総資産180億で有形固定資産は37億は、増えてきてますね。店舗増とかでしょうか。
一方流動は減って123億。売掛商品などを減らしてます。現金2018年の92億よりは減って73億ほどですが目先は増えてて減ってるという感じでも。商品減も増収もしながらなので適正化が進んでいるとみていいかな?
あとは投資その他の資産が減ってますね。30億から15億まで。投資有価証券とかはなくなったようにみえてこのへんで損失は飛んでこなさそうですね。
負債はまとめて46億でこれは現金以下ですね。目立つものは手形とかでなにげに財務は極めてきれいでね。以前からのようです。
あと株主優待引当金とかありますね。そう大きくないですがポイント引当金とかとより大きく、わりと顧客とか賞与引当金より大きくてわりと株主優遇してる感は感じます。
CF
営業CFは赤字も多かったんだけど、2020,2021で黒字で来てますね。FCFもプラスに転じてますね。
あと2017、2018年に大きめの財務CF。増資してます。財務いい中なので借り入れよりは増資を考えてくる会社だとは留意したほうがいいとは。
ただ目先は業績も安定してきて営業CFも黒字化で投資もしながら現金も積んできてるところで、現状増資する理由がないようには思えます。増資がないとは全然言ってません。配当はしぶめ。株主優遇費用も財務で支出してますが配当といい勝負。
利回りとコストを踏まえるとこれは優待で相当株主還元を低コストでブーストしてるとも。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でさげ
月足でふいてさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、ライザップのせいだとおもうけど2016及び2017年にふき上げて733まで以後は落ちる一方とはなりそうですが120〜110はずっと反発点になってきて高値を切り下げる形の下落ですね。三角持ち合いとはなりそう。これが高値を破ると一気に上昇に転じるは可能性をみててもいいかも。いろいろな意味で144とか184ですね。あとは116も基準ですがこれを切ると選択ですね。
ファンダ的には、たぶんライザップに負ののれんので利益嵩上げのために買われた婦人下着小売ですが、その後ライザップの手腕だろうとおもうけど見事に赤字脱出で、普通に稼げる会社に復帰。目先も本業はちゃくちゃくと足場がためが進んでる印象。
財務はもともと悪くもなかったけど、現金>総負債ぐらいは成立する財務健全企業で、特損切れるような大きな投資有価証券などももうなさそう。また赤字だった営業CFは黒字化になったと思われ・・・
総じてもう健全な小売業には見えます。ただ得損をばんばん切ってきてるので意外にROEも低くて純赤字も低く出てBPSも伸びてるのか微妙なところをどうみるか。
評価。
PER36はともかくとしてPBR0.9とか。特にライザップ買収後としては低めのPBR.。
BPS伸びてないところはあるけど、絶対的にもPBR0.9でむちゃくちゃなバリュエーションだとは感じませんかね。よりあえず優待で株価が狂ってるとかいうならNOに近いのではないかとは。(廃止されるとその時は売られると思いますが)
その利回りをとると、自社グループのポイントのみを額面評価で・・
100株で33%ほど。1200株でも21%ほどで、ユーザーだとかなりいいんじゃないかレベルであったりします。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9980
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9980
IRBANK:https://irbank.net/9980
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
通常運転でございます。
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記事補足してます。