投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
高周波熱錬とその他
株価
583円(人々は、地道に進んでいたが挫折して挫けてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 5976 | 3433 | 5987 | 1969 |
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企業名 | 高周波熱錬 | トーカロ | オーネックス | 高砂熱学工業 |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | JQS | 東証一部 |
業種 | 金属製品 | 金属製品 | 金属製品 | 建設 |
時価総額(億) | 255.3 | 933.5 | 16.1 | 1360.5 |
株価 | 583 | 1477 | 967 | 1937 |
決算期 | 2022/03予 | 2022/03予 | 2022/06予 | 2022/03予 |
予想売上(億) | 515.0 | 425.0 | 52.0 | 3,000.0 |
予想営業利益(億) | 33.0 | 101.0 | 2.1 | 138.0 |
営業利益率 | 6.41% | 23.76% | 3.94% | 4.60% |
予想純利益(億) | 24.0 | 66.0 | 1.5 | 110.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 1.8%/15年 | 3.5%/15年 | -1.7%/15年 | 2.2%/15年 |
EPS成長率(年複利/期間) | -2.2%/15年 | 3.6%/15年 | -9.2%/15年 | 8.4%/15年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 0.9%/14年 | 7.8%/14年 | 2.5%/14年 | 2.5%/14年 |
PER | 9.69 | 13.61 | 10.61 | 12.17 |
PBR | 0.4 | 1.93 | 0.3 | 1.01 |
ROE | 4.1% | 14.2% | 2.8% | 8.3% |
ROA | 3.2% | 10.3% | 1.5% | 4.1% |
配当利回り | 4.29 | 2.71 | 2.07 | 2.99 |
配当性向 | 41.5% | 36.8% | 21.9% | 36.4% |
総資産(億) | 755.7 | 641.8 | 101.8 | 2711.5 |
自己資本(億) | 562.3 | 442.0 | 53.4 | 1321.4 |
自己資本比率(%) | 74.4 | 68.9 | 52.4 | 48.7 |
一言感想 | 停滞 | あげ | 停滞 | びあげ |
今週は比較。配当優待利回りが高そうなリスト(非公開)を眺めて上位から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年12月17日取得。高周波熱錬。高強度鋼材製品。比較に同業っぽい。ゲストに熱仲間の高砂熱学工業。
高周波熱錬
業績
優待はクオカード。1年以上で取得で目先で配当優待利回りは6%でほどほど高め。も、配当が利益連動で減配もちょこちょことしてますね。
2008年以降で大きく売上レベルが変わってないですね。利益も同様感でEPSが伸びるって感じでもなく。ただ赤字はなくBPSならゆるやかに伸びている感じというか。正しく停滞蓄財ですね。
ですが、低ROEでBPS成長率も0.9%/14年とかですので蓄財スピードも遅め。という感じにいかにも冴えない停滞蓄財の二部・・じゃなくて一部ですね。
2Qで増収の黒字化ですが去年が低調なだけど進捗的に長期停滞の範囲内というしか。
ただ最近配当方針変更があり年10円下限から 「自己資本配当率(DOE)1.5%を下限」に変更入ってるので配当はわりと安定しそうな。ただそれはそれでBPS減る気もしますが。
財務
BPSは増えてないこともないけどざっくり資産は増えてる感じでもなく。
2015年以降は総資産も純資産もおおよそ横ばいですね。
それで自己資本比率は高めで借り入れ<現金ですね。
そういうわけでためこんだ上で配当を出してるような会社ですね。
CF
営業CFは安定的。そして投資してFCFもおおよそ出てますね。その中で現金は2016年まで増えてましたが以後は減ったりもしながら維持という感じ。
みると2017年以降は自社株買いも散発的に入ってます。
BPS増のわりに純資産増えてないかなあとはあったので自社株買いの影響はありそうです。
そういうわけで溜め込んだ上で稼いだのを還元してる会社ですね。ちなみにDOE1.5%だと大幅増配とかは期待しづらそうですね。
トーカロ
業績
表面改質加工サービス会社。なかなか目を引く業績。
長期jに成長感あり赤字もないというか。普通に長期成長で15年売上3.5%/EPS3.6%/BPS7.8%は普通に優秀。EPSは物足りないがリーマン挟んでますしね。
利益率も技術力ありそうで高いというか原価率65%前後はこの手の金属加工会社としてはかなり低そうな。(ネツレン、オーネックスは80%前後)
BPSも右肩でROEも落ちている感じでもないの大きくは順調ですね。
目先も中期経営計画出てて無茶でもなさそうな目標もでてますしこれができると普通に順調な範囲になりそうな。
目先の2Qも普通に好調。
ちなみに優待はないです。
財務
財務は良好。自己資本比率高めですね。借り入れはあるけど<現金であるし実質無借金はそのとおりですね。
有形固定資産≒流動資産でこのあたりはよくあるメーカー感。
CF
営業CF安定。設備投資はいるもおおよそFCF出る感じでおおよそ増配しながら現金積んでますね。
他に特に言うことも。
オーネックス
業績
金属熱処理専業メーカー。
業績をざっとみてはいはい停滞蓄財って感じ。
長期に成長なし、赤字もちょっとあるけど総じて利益。BPSくらいは伸びてる印象。も、薄利で低ROEでいかにも冴えない停滞蓄財です。
目先1Qも過去の延長線上って感じですね。
財務
長期にゆるく資産増。も、近年は2015年以降は横ばいですかね。流動も有形固定も増えてないかなあって感じ。蓄財もちょっと怪しいかもしれない。
CF
営業CFは安定。このあたりは安定的だけどあまり危機感が醸成されないのかもとは。やっていけるからね。
FCFもだいたいでるけど配当と負債返済すると終わりというか、たまに大きな投資は必要そうでそこで大きくFCFマイナスが出て以後数年以上かけてそのマイナスを取り返す感じで現状維持で一杯感もありますね。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみ合い
週足でさげてあげっぽい。
月足であげてさげ
確認。
評価・売買判断
高周波熱錬
テクニカル的には、2009~2017年まで緩やかなあげ感があるも2020年までに上げがリセットされた感あり大きくは2009~2012くらいの株価水準ですね。目先は432の安値ついて反転してる感じで週足レベルでの上昇はみれるのでそれにのるのも。そうですね。546とか526を見ながら伸び続ける限り持つとか。あとはやっぱり長期でも低い株価水準なのでもっと上を狙うのもいいかもしれない。撤退どころの判断が難しそうですが。
ファンダ的には、金属部品とかですが総じて停滞蓄財。CFは安定的で財務も中な健全感。その中で儲けたぶんをおおよそ還元で長期にわずかにBPSが伸びてるくらいの・・停滞蓄財企業ですね。
評価。
PBR0.4とか。残当という感想。ただ2020年以降の水準は割と低めでそれ以前の水準に戻るならPBR0.6以上とかでそうなると期待できるなら持つのも。
となんとなく厳し目な見方になりますが、安定的ではあるし、その中でめっぽう低評価でやっぱり配当優待利回りも高めでかつDOE採用であまり大きく減配される心配も後退とかもあるし何より単元が小さいので分散の一つに突っ込んでおくとそんなにひどいことにもならんかな?とは思ったりします。
トーカロ
長期に順調感のある金属加工。高成長とうわけでも傑出した収益性を誇るという感じでもないけど、節々に優秀さは感じるところでいうほど目立たないかもしれないけど普通に優秀で、いかにも安定成長を地で行ってる印象。目先も業績優秀で中期経営計画も地に足がついたものが出ている印象。
評価。
PER13とかPBR1.9とか。金属加工とかの会社というか本質的にはシクリカルな疑いは晴れなさそうでこれでも高評価とはなりそう。実際にはトーカロとして上も下もの評価でいかにもニュートラルな水準。下はPBR1近くもあるしPERでも10切りもありますね。
絶対的には状態はよいというか明らかに市場平均よりいい会社でそれを平均的PER15より低いところで買うは別にありとはなりそうだとは。
まあでもできれば株安したところ狙いたいですね。そういうタイミングかというとなかなかどうでしょうにはなりそうですが。
オーネックス
一応BPSも増やせてないこともないけど、増えるスピードはわずかとなりそうで、蓄財というよりは現状維持で一杯感はある金属加工。
普段はFCF出るも時折大きな設備投資でなかんかCFも余裕もないかも。
評価。
PBR0.3。これも残当。現状維持で一杯感もあり待ってればBPSも伸びるというかんじでもなさそうで、いかにも冴えないけど配当利回りも高いわけでもないしよっぽど業績向上の根拠とかでもない限りはもっといい選択肢があるような。まあPBR0.3は結構低い方みたいではありますが。
一応長期に成長。とはいっても売上2008年2433億が2020年3200億とかでゆるい成長って感じで成長企業というよりは停滞感強いですが。
とはいえ赤字もなく極めて安定的です。BPSくらいは右肩感もあるというか原価率が90%くらいから86.6%になる感じで増益が進んでますね。近年は増益でROEが上がり10%近辺まできてるのでこれくらいを維持できるならなかなか長期に伸びていきそうなところは。
他は財務程々。営業CFは赤字も多いが長期にはFCF普通に出てそうですね。総じて堅調。安定感もあるのでだからROE維持できるならわりと良さげなところはある。
評価もPBR1ほどはわりとある水準ぽくて上も下もって感じ。もう一声いくなら拾うのもよいかもしれぬとは。まあパンチ力はある方ではないというかもっといい選択はありそうだとは思うけどそんなに悪くもない気は。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
もう年末モードで旅行計画と準備など。
寒いところに行きます。
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