大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7689)コパ・コーポレーション/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

コパ・コーポレーションとその他

株価

1506円(人々は、滑り台で滑り落ち続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7689 2722 2178 5923
企業名

コパ・

コーポレーション

アイケイ トライステージ 高田機工
市場 東証マザ 東証一部 東証マザ 東証一部
業種 卸売 小売 サービス 金属製品
時価総額(億) 44.6 35.2 113.5 60.9
株価 1506 424 372 2723
決算期 2022/02予 変 2022/05予 2022/02予 2022/03予
予想売上(億) 40.0 183.6 484.4 170.0
予想営業利益(億) 2.2 4.4 12.8 6.0
営業利益率 5.37% 2.38% 2.64% 3.53%
予想純利益(億) 1.3 2.2 8.4 5.5
売上成長率(年複利/期間) 12.5%/4年 3.9%/15年 6.5%/14年 2.7%/15年
EPS成長率(年複利/期間) -8.2%/4年 6%/15年 2.6%/14年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 70.3%/3年 5.7%/14年 14.7%/13年 -0.2%/14年
PER 33.54 15.11 11.10 10.91
PBR 1.52 1.03 1.29 0.31
ROE 4.5% 6.8% 11.6% 2.8%
ROA 3.9% 3.0% 5.5% 2.1%
配当利回り 0 2.83 1.88 3.31
配当性向 #VALUE! 42.8% 20.9% 36.0%
総資産(億) 34.3 72.3 151.8 266.5
自己資本(億) 28.0 35.4 66.4 188.3
自己資本比率(%) 81.7 49 43.7 70.7
一言感想 あげも? いちおあげ 停滞 停滞

 今週は比較。2021/12/2に銘柄スカウター10年スクリーニングでROE10%以上、ROA5%以上かつEV/EBITDA倍率5倍以下のもの(対象208銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年12月06日取得。コパ・コーポレーション。実演販売。比較に通信販売のアイケイと通販支援のトライステージ。ゲストにジャパネットたかたを出したかったけどなかったので代わりに高田機工。

コパ・コーポレーション

業績

実演販売して商品を売る。

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以下セグメントというか販売ルートですかね。

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タレントみたいになってる実演半ばしさんがたのしげに商品を紹介すると商品が売れるというムーブ。

芸能事務所か。という芸人・・じゃなかった販売士紹介ページ

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こんな感じに実演。思ったより真面目でした。

www.youtube.com

 

いかにも目の付け所というか売り方というかで売上右肩ともなれば(投資家に)人気出ますよね。という感想。一回出てずっと株安みたいですが。

というわけで2021年まで売上は右肩。目先は相当な成長率というか勢いで来てますね。

利益率も10%オーバーは卸でも小売でも相当目を引く水準でROEROAも相当高い水準で目の付け所がユニークな勢いのある会社ってことになりそうですが・・

計画大幅減収減益ときてて、これはなんなんだ?ってところでしょうか。期替えは入ってますね。

前期末で「新型コロナウイルスの感染拡大の影響が懸念され、依然として今後の景気の動向を見通すことが困難な状況が続くものと予想~マイナスの影響を受ける販売チャネルであるベンダー販売及びセールスプロモーションにおけるイベント案件等につきましては、顧客の生活様式や購買行動の変化も加わり短期的な回復は見込めない」としたうえで「拡大を続けるTV通販及びインターネット通販のさらなる拡大に向け、また、ベンダー販売及びデモカウにおいては市場回復の波に乗り遅れることのないよう、社内体制及び仕入先等とのネットワークを強化~TV通販は運営会社への卸売り(BtoBtoC)であったものを、新たに当社にてTV番組(インフォマーシャル)を制作し、消費者へ直接販売(BtoC)する取り組みを開始」

みたいな感じですが、期替えの分も考慮しても弱気な計画感は。ってところですが今期2Qの決算説明で「巣籠り消費に関連していると推測される需要の落ち着きと、夏場の低温や長雨等の天候不順による夏の売れ筋商品の売上の伸び悩みが見られ、売上高は前年同期を下回った。
・売上の減少に伴い変動費は減少したが、2021年3月期に新たに倉庫と契約したこと等により固定費が増加したため、営業利益率が下落」って感じで見越してたところがありそうですめ。

ただコロナ前の2019年より低ペースでこのあたりはなかなか厳しい見方をせざるを得ないかなあってところですね。

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そんな感じで目の付け所がユニークで面白うそうな会社ではあるけど、あった勢いがはげてきてどうなんだい?って感じになってきてるようなというか株価なら着々と人気が落ちてるという感じになりそうですね。

 

財務

目先2Qで総資産33億。流動が32億で有形固定2700万とかで極めて流動より。流動は現金8億の19億が棚卸し資産で前期末12億からかなり増えてますが、若干商品持ちすぎとうか減収なので見込んで仕入れた商品売れてないのでは?という疑い。まあ2Qは前期でも増えてるからまだわかりませんが。

負債はまとめて3.7億でかなり軽いと言うか目立つのも買掛とかですね。財務は問題ないですね。

 

CF

営業CFは出てますね。事業性として細かいものを売る感じで大量に安く商品を入れるとかでないなら基本営業CFは出ないとかなりまずいとは思います。

投資はいりませんね。よって一応FCF出てます。

その中で目先減収で在庫も多くなって(現金も減ってます)さてどうなるか?というところ。

まだ無配。

アイケイ

業績

信販売。複数の通販サイト運営。

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いちおセグメント。小売と卸になりそうですね。あまり意識して区別するひつようない気がいたします。数字的に性質にてるし。

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長期に増収傾向。おおよそ伸びてきてますが、リーマン前後は後退してますし前年割れはも時折ありますね。目先もそうなりそうです。で、利益は薄利。小売卸だからしょうがないね。薄利が故にコストが1%動くと大きく利益が増減する形で減益はかなりあります。ただ赤字自体はリーマン前後のみですね。

わりと低ROEで2016年くらいまでBPS伸びてるかも微妙でしたが(減ってる感じではない)が2017年あたりから増益高ROE化してBPSくらいは伸びだしてます。

2018年から原価率が落ちだしてますね。

ちょっと短信色々見ても理由がよくわかりませんでしたが、たぶんこれですね。

PB比率目標をもっててそれが目先40%から65%までふえてさらに増えす計画のようですね。

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そんなところですが目先1Qで減収減益。というか赤字ですね。

1Qだし1Q弱めですのでまあこんなもんかもですが、前期4Qも赤字で印象は悪いですね。各種説明も今の所定型文っぽくだから1Qだしね。

 

財務

総資産2017年くらいから増。純資産もですね。

前期末で総資産72億は流動は62億で流動は以前から増床傾向。中身は手形と商品が主ですね。有形は3.6億程度。固定資産も10億程度でこのあたりは卸っぽい数字という感じです。

負債は36.7億で自己資本比率自体は高くもないですが2021年に有利子負債などを減らして向上してますね。小売ですが卸と考えるともう財務はいい方になるとは。

 

CF

営業CFは乱高下というかマイナスも結構あります。この辺も小売ではなく卸っぽいですね。

マイナスは棚卸資産、売上債権などの影響ですね。

投資自体は少なくFCFも長期ででてますね。

増益傾向でありよって配当も伸びてますね。過去赤字で減配無配あるのでそこは留意。

 

トライステージ

業績

セグメント。

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・トータルソリューションサービス(商品開発、事業計画、表現企画、媒体選定、受注、効果分析、情報加工、物流決済、顧客管理)
ダイレクトマーケティング支援サービス(メディア枠提供、WEB広告、オンライン会員制サービス「ソクレス」)

といったところでテレビ通販実施企業向けのオンライン会員制サービス「ソクレス」により放送枠提供(地上波テレビ通信枠の保有量シェトップ)とかは興味を引いたりもしますが。・・なんか今後はセグメント変えそうですね。最新会社説明資料でテレビ事業とWEB事業とDM(メール)事業に分けるみたいです。

なところですが、業績に関しては近年伸びてる感じでもなく利益は薄利で営業利益率低空飛行でROEも低めでBPSも伸びてないかな・・といった感じで原価率が90%前後であまり付加価値も競争優位性もある感じでもなさそうな。とりえずざっとみて近年は現状維持でいっぱいには見えます。蓄財・・もできてないという感じ。

目先2Qで減収減益。減収は横ばいに近いですね。進捗は悪くもないですし近年のトライステージにしては利益も出てそうで、これくらいを維持できるとBPSくらいは伸びそうな。でもそれくらいですかね。

 

財務

近年は純資産減る傾向ですね。

前期末で総資産151.8億で流動140億は現金と手形で半々くらいでしょうか。有形固定は少なめ。

負債は83億ほどで資産も負債も減る感じですね。のれんとか消えてたり固定資産が減る方向でリストラ感ありますね。負債減ってますが借り入れは減ってる感じでもなく自己資本比率は減り気味でこの辺もあまり状態良くなってる感じにはみえないですね。

ただ現金自体は70億とかで総負債と近い水準で現金も減ってる感じではないので絶対的な財務状態としては問題なく潰れるとか資金繰り苦しいとかはなさそう。

だからどうした感はあるけどなんかする余力はあることはありそうです。

 

CF

営業CFは安定的ですね。投資も要らないやつでFCFは案外余裕ありますね。

それでわりと還元熱心ですね。純資産減ってる割にBPS減ってないかな・・って感じましたが自社株買いを散発してますね。

それで儲かってる分はこれ以上溜め込まず還元で出してる感じですね。

そんな感じのスタイルをどう見るかですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でふいてさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

コパ・コーポレーション

テクニカル的には、上場4530から9320まであげるも以下ずっと下落で上場値、それまでの安値を突き抜けて更に下がると分だり蹴ったりの株価推移。どこからどうみても下落トレンドでいくなら下落トレンドと理解して入るしかないのでは。どこかで反転するとは思うしね。ちなみに売り禁のようです。


ファンダ的には、実演販売士が楽しく商品をうるというなかなか目の付け所で勢いもあり卸や小売としても相当高収益だったのですが、目先勢いが剥げて高収益も疑問が付き始めてるところで、ターニングポイントと言うかすでに株価も業績もかなり曲がってるねという印象。さて復活はあるのでしょうか。

とはいえ目先の調子でも別に儲かってる小売としてもそれなりに優秀と思える水準にも思えるので(このままなら)反転はどこかで。みたいには。

評価。

PER30のPBR1.5ほど。小売とか卸とかみるなら極めて高評価な部類になると思うところで、勢いあった感じの成長性収益性で目の付け所も踏まえてありな気がするけど、勢いと収益性が落ちてきてるとなるとちょいと過剰評価な気がします。株価これだけおちてもなお。

また以前の勢いと収益性を取り戻すなら面白いかもですね。

ただPBRで1.5ほどまでは来てるので現状を維持くらいならちょっと過剰かなくらいともみれなくもない気もするので反転はあっても驚きはしないくらい。

まあでも狙い次第だけど無配だし成長って感じでもなければあえて狙わなくてもとは思ったりしますね。

 

アイケイ

小売だけど卸っぽい通販。長期で増収傾向。薄利で低収益だったけどPBの拡大で原価率低下で利益率向上でROEも伸びてきてるというところ。

目先は四半期は減収減益ですがまだ1Q。

評価。

PER15のPBR1ほど。株価は目先落ちてますがPBR1ほどは長期のアイケイのよくある水準のようです。PBR拡大で利益も出るようになったとかもありますし、この傾向が続くならわりとありなような気はします。ただまた低ROEにもどるともっと低いPBRなどもあったりするのでそのあたりどう考えるかですね。

 

トライステージ

テレビ通販支援を主に他もみたいな感じのマーケティング支援。業績は足踏み感強くBPSも伸びてる感じでもなく薄利で低ROEでイマイチな感ありましたが目先は利益水準が上がっていうほど低ROEでもなくなってきてるところは。根本的には高原価率で競争優位性みたいなのはないと思いますが営業利益くらいは安定してます。

財務はリストラ局面も感じる進歩がない感じですが、その理由はかなり強めの還元で儲かった分は蓄積せず放出してるようなところがあります。CFは案外安定的で、財務自体も現金は高水準を維持で危ないとかはなさそうな感じですね。そういう感じの薄利停滞だけど還元は強いみたいなスタイルをどうみるか。だから目先高ROE化もみられこんなんでも面白いことになるかもしれません。

評価。

PER11とかPBR1.3。いちおうROE>PERくらいでPBR1.3もそんな無茶って感じでもなくいうほど高いという感じも。まあ2020年以前のROEとかになると厳しそうな気はしますが。2016年以降くらいならわりと低バリュエーションみたいですね。それ以前だとPBR1を切ることも多そうですが。まあPERではかなり低そうです。利益維持できるならだから意外に良い結果になるやもとは。あとは好みだと思いますが。自分はさほど好みじゃないので厳し目な視線ですが。このみだから仕方ないね。

 

高田機工

橋梁と鉄構。鉄構とはビルなどの鉄筋とかですね。鉄構は赤字ですが規模は小さめただどちらもブレがあり比率は結構変動するっぽいですね。

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業績はシクリカル感。伸びたり縮んだりですね。縮むときに赤字とかありますね。

近年は黒字が続いてますが基本低ROEBPSが微妙に伸びてる感じ。

総資産も増えてる感じでもなくで大きくは現状維持という感じですね。CFも強い感じでもなく。やっぱりこのへんでも現状維持感。

総じて現状維持で一杯の建設よりの金属という感じ。PBR0.3はいかにもというかんじ。これでも上も下もある感じ。業績向上の未来が見えたり辛抱強くまつとか配当狙いとかなら。シクリカルだけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転です。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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