大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7483)ドウシシャ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ドウシシャとその他

株価

1590円(人々は、高い山に疲れて下山した後リハビリ中。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7483 8119 7453 2730
企業名 ドウシシャ

三栄

コーポレーション

良品計画 エディオン
市場 東証一部 JQS 東証一部 東証一部
業種 卸売 卸売 小売 小売
時価総額(億) 594.3 50.1 5683.0 1159.3
株価 1590 1963 2024 1035
決算期 2022/03予 2022/03予 2022/08予 2022/03予
予想売上(億) 1,034.0 360.0 4,800.0 7,150.0
予想営業利益(億) 90.0 1.0 450.0 189.0
営業利益率 8.70% 0.28% 9.38% 2.64%
予想純利益(億) 61.0 0.1 320.0 125.0
売上成長率(年複利/期間) 1.6%/15年 0.5%/15年 7.5%/15年 -0.2%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 4.2%/15年 -23.3%/15年 7.6%/15年 3.6%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 6.2%/14年 5.5%/14年 8.2%/14年 1.3%/14年
PER 9.16 466.27 16.64 8.80
PBR 0.75 0.43 2.51 0.54
ROE 8.2% 0.1% 15.1% 6.1%
ROA 6.5% 0.0% 8.1% 3.2%
配当利回り 3.77 1.02 1.98 4.25
配当性向 34.6% 475.1% 32.9% 37.4%
総資産(億) 940.3 240.6 3933.6 3862.1
自己資本(億) 733.4 112.4 2122.0 1938.4
自己資本比率(%) 78 46.7 53.9 50.2
一言感想 びあげ 停滞から苦戦 あげも足踏みかも? 停滞蓄財

 今週は比較。市場統計推移記録表で2019/12/30と2021/11/12を業種比較をし加重平均ROEが向上しかつ10%以上ある業種(海運,鉄鋼,非鉄金属,石油・石炭,卸売,電気機器,ゴム製品,化学)で11/12時点KABU+データでフィルタし気になった銘柄をチョイスして比較します。コロナ前より好調である業種の中からさらに好調な企業を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年11月18日取得。ドウシシャ。扇風機だけじゃない家電もやる雑貨屋。比較に雑貨っぽい。ゲストに扇風機も置いてるエディオン

ドウシシャ

業績

様々な雑貨の企画開発。

範囲は広く以下のような。

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メーカーというより卸ということで卸じゃないかな。ファブレスがイメージに近そうだけど、そのあたりはBS見ましょうか。

セグメント。卸でも利益率高そうに思えますね。

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実際売上原価推移など見ましても2010年74%とかから下げ続け2021年70%まで(販管費は上がる傾向)で、営業利益率はおおよそ6〜9%でこれは商品を仕入れて販売するだけの卸だとできない利益率です。

というわけで企画力や商品開発力で付加価値をつけてる感じでしょうか。

という感じですが売上自体は2012年あたりまでは緩やかに増収感はありましたが以降は足踏み感の強い推移ですね。2017〜2020年は減収もしてます。そのなかで利益は堅実煮出してるかんじで過去に渡って赤字はなさそうですね。

BPSは右肩。長くにはROEは下落してきては居ます。停滞蓄財って感じですね。

いちおう大きな増益をして2021・・ってやろうとしましたが開発型でヒット商品が結構出た感じですかね。

2Qで減収減益。売上は前年並にはなりそうですね。利益は流石に前期が好調だったところはありそう。計画は強気傾向はありますね。

 

財務

資産増。高自己資本比率はですね。

前期で総資産940億で有形固定186億はそれほど小さくもないですが大きめの投資をした2018年とかも物流センターに投資とかなのでやっぱり、卸というか流通よりで商品製造は自前ではしてなく企画だけっぽいですね。

流動は720億で基本増え続ける傾向。現金も増えてますね。480億ほど。総資産の半分は現金で伸びてる感じで財務は極めて健全ですね。

負債は192億とか。目立つのは買掛と有利子負債ですが、絶対額が小さいというか普通に負債×2<現金とかだって。

BPS右肩。

 

CF

営業CFでるしFCFもでるに決まってるよねーってみると実際そう。

設備投資もあまりしてない感じでやっぱりメーカー機能なさそうですね。

増配傾向。現金増やしながらなので余裕ありでももっとできるという見方はできます。

会社も余裕あると思ってか近年は自社株買いも散発するようにはなってますね。あわせるとかなりの還元性向。それでもお金貯められるくらい資金繰りは余裕感あります。

 

三栄コーポレーション

業績

生活雑貨卸。

セグメント。ドウシシャ比較で随分薄利というか赤字も。

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長期の利益率もいって5%程度で1%切ったりというか2021年は赤字でなかなか薄利で目先は苦しそう。

2017年までは増収傾向もありましたが以降は減収に転じてますね。BPSも減少に向かってます。

減収2018年あたりでいろいろ火の手があがってるかんじというかこれは拡大を志向して管理が行き届かなかった感がありますね。

その後は減収傾向になり2021は赤字「、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による受注減から、全ての事業セグメントにおいて大幅な減収となりました。ブランド事業におきましては、巣ごもり需要を背景に家具家庭用品事業セグメントにおけるネット販売は好調に推移したものの、実店舗を販路の主軸とする服飾雑貨事業セグメントにおいては、外出・移動の自粛要請や休業・時短営業の要請等の影響が大きく、ブランド事業全体で減収」状態がわるいところにコロナでダメージが広がった感は。

今期は増収黒字復帰としてますが2Qで増収も赤字だし進捗も微妙でなかなか苦戦中という印象は。四半期推移見てもまだ燃えてる感ありますね。

この調子だと特損・・はちょくちょく切ってるようですね。あるいは大きめなものも来るかも。

 

財務

2018年までは資産増ですね。自己資本比率あたりも改善。も、以降は資産減で自己資本比率も低下かな。目先2Qでは自己資本比率は改善しましたね。資産減らす形ですね。

前期末で総資産240億で流動177億で現金62億で現金増えてますね。手形などが減ってて商品などは伸びなくなってます。有形固定は2013年位からふえてなく目先2021は減少ですね。

負債は増えてる感じでもなく目先2Qは資産とともに圧縮なので財務自体はそう悪くはなさそうで、首が回らなくなるとかは考えにくいですね。

ただ財務面でもまだ火消し段階かな?とは。

 

CF

営業CFは卸もあり、出たり出なかったりだけど長期にはプラスですね。投資していうほど余裕はなさそうですが戦えなくもないかんじでしょうか。

で、還元とかすると余裕なさそうですが社債とか有利子負債で資金入れてそうで現金増は事業というよりは財政政策で増えてそうなところは。この辺をどう考えるかですね。

配当は維持してましたが赤字でさすがに大幅減配。目先の調子もみるとしばらく難しそうな。

 

良品計画

業績

雑貨屋といっていいのかというか無印良品ですね。

製造小売みたいなところはありますが一応業種小売で営業利益率10%近くは傑出の部類で、ROEROAも高水準で高収益でもあるし長期にかなりの成長を見せてる成長企業でもあり。

なところですが増収は続いてますが2019、2020年で減益となりこのあたりをどう考えるか。

2021年で持ち直し、今期も増益の見込みですが今の所計画のみで1Qも出てなく。

細かく見るべきところもありそうですがここでは流す感じで。

セグメント売上くらい貼っておきますか。

コロナで落ち込みをみせたけど目先回復してコロナ前を上回った感あるね。ここらはやはり地力があるとは。

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財務

資産増でしたが、2020年に純資産減。2020年に減損切ってるね。

良品計画/全世界休業響き特損186億7700万円、8月期当期損失169億1700万円 | 流通ニュース

コロナウイルス感染症の影響で、欧州事業、西南アジア・オセアニア事業低迷するなど全世界で店舗の休業、時短営業を余儀なくされた。店舗の休業などにより収益性の低下から、固定資産の減損として減損損失を142億6500万円、特別損失合計186億7700万円計上」これでこれまではなかった純資産減。

とはいえ毎年いくらかは特損切ってますね。このときは大型拡張のときだったので傷が大きくなった感。

有形固定資産で461億→824億→678億とかですので。大勝負でたところで盛大に冷水ってところでしょうか。

でも、それを越えて拡張で来てるのでだから地力あるようには。

流動は右肩。一方で2020年から負債がぐっと増えてます。借り入れがぐっと増えてますね。ただだいたい現金で積んでそうで有利子負債<現金くらいにはなってて返そうと思えばすぐ返せそうな感じではあります。

返さないで勝負したいんですかね。

 

CF

2020年は営業CF赤字。もそれ以外は安定的ですね。投資もしてだいたいFCFも黒字。

2020年投資加速感あるのでコロナとかなければアクセル踏む気だった感は。コロナで燃えたので目先は自体収拾に走ってた感あるけど、計画でまた増収増益がでて手元に現金もありでやる気ありそうだなあとは。なければお金返すと思うしね。

増配傾向。さすがに2020年とかは減配にきたけど、2021は再び増配。もっとも配当性向30%とかは言ってるので安定増益だから増配になってるところはあり増益をいのりましょうねって感じ。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいからさげ
週足でよこよこ感ある
月足で大きくはあげてさげ
確認。

評価・売買判断

ドウシシャ

テクニカル的には、2008〜2018年で上昇491から2748まで。以降は下落調整感が強い推移ですね。コロナで1033までいくもすぐ反発しまた落ち着いておおよそ2019年以降の水準。大枠ではヨコヨコですかね。いずれどちらかの方向にでるという視点はとれそうです。基準っぽいのは1033のコロナ安値。あるは2020年9月2182。ここらを基準にして。

 

ファンダ的には、商品開発企画力もある卸。メーカーではなさそう。生産設備よりは物流設備に力を入れるタイプ。企画力、開発力はありそうで卸ながらかなりの利益率で長期に赤字もなくド安定。BPSくらいは右肩。

CFもかなり還元しながらも現金積める程度に資金繰りはラクな感じ。よって財務が悪くなるわけがなく基本メーカーほど投資もいらないわけで極めて健全になっている。

ですが、業績は長く伸びてはなく足踏み感あり、よくも悪くも停滞する中で蓄財してる会社となりそう。前期は増益を見せたけど今期はやっぱり足踏みで計画も強気感ありいかにも停滞。

評価。

PER9とかPBR0.75とか。停滞蓄財とみるとこんなもん感ありますが、安定性とかは一枚2枚上でもうちょっと上の評価でもいいのでは?というふうには感じます。

実際ドウシシャとしてはPER10切はあまりなさそうで評価は低めかなあとは。配当利回り4%近くとなりこの視点でも企業状態の割には低めかなあとは。優待もあるね。

ただやっぱり停滞蓄財で企業が大きく成長するとかは見込み難く化けるとかはないですね。とはいえのんびり持って配当優待もらい続けたらあまりひどい目に合うシナリオは想像できないかなあって感じ。

 

三栄コーポレーション

ながく停滞気味も利益をあげBPSくらいは伸ばしてましたが近年は増収を目指した反動か管理が行き届かなくなった感もあり赤字もでて目先も赤字でなかなか延焼している感じ。まだ火消し局面に見えます。

ただ借りてる面は大きいけど現金も積んでますし財務自体も悪くもなく、CF自体はプラスで潰れるとかそういう感じでもなく火消しをして整理すればまた堅調な感じにはなりそうだしそうできそうなだけの財務余力などもありそうです。まだ燃えてそうなところはあるけど。

評価。

PBR0.4ほど。これは三栄コーポレーションとしても低い方で、燃えてて赤字ってのはあるけど、赤字幅としてはBPSがごっそり減るような大きなものでもなく火消ししてまた復活するなら上も見れそうな気もするくらいでしょうか。

実際だから三栄コーポレーションとして低いほうですし。まあ火消し復活するかはわかりませんが。さらにすごく燃え上がるかもしれないですしね。そんな感じ。

 

良品計画

優秀な製造小売。勝負に出た感のあるところでコロナで冷水かかった感もあって、業績も足踏み入ってますが、結構立てなおしている感もありこのあたりの地力はさすが。

一方で勝負は捨ててない感はあり、借りての財務悪化で現金を積んでる状態。立て直して勝負を続ける気はありそうな?

良かった財務などを傷つけてのことになるのでここで転べば結構リスキーってのはそうですね。わりと拡張をしてもなおこれまでのように優良企業で居られるか居られないかの分水嶺みたいなところもあるかもしれません。1Qもでてないのでここまで。

評価。

PER17ほど。2015年以降としては低い水準。ぐっと躍進したのもそれくらいからとも見れるのでやはり警戒含みな評価水準には思えます。

無印が勝負に出て勝つと見るならいくのもよいのではないか。いや勝負に出るかどうかもわからんけどね。

 

エディオン

大手家電量販だけど、成長してるか?というなら微妙な感じですが長期に赤字もほぼなく2009、2013あたりに赤字はあるもののBPSも大きく減るような感じでもなく長期にBPSくらいは伸ばしてる停滞蓄財って感じです。

一応原価率が低減傾向で営業利益率も過去よりは高くでる傾向ですね。下方来て前年比減益だけど前期が良すぎたところもあり長い目で見たら目先はかなり好調ではないか。いやまあ成長って感じではないけど。

財務は有形固定は減る傾向で投資は抑えてそう。財務改善が進んでるね。自己資本比率増の有利子負債返済。営業CFはだいたい出て近年はFCFもプラスで安定。

総じて成長というよりは守ってる感じだけど堅調は堅調で蓄財です。余裕があるのか増配傾向ですね。

PBRでほどほどの水準。過去にはもっと低い評価もあったけど増配もして配当利回りだとかなり高めに出てそうでインカム狙いだとめっぽう妙味もあるような?まあ化けるとかなさそうだけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転。

暴落だろうとね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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