大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

一番じゃなきゃダメなんですか

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20210828205756j:plain
日本で三番目に高い山をご存知でしょうか?

まあここでも見ていただくとして。 

ja.wikipedia.org

 

山とか湖くらいだとわりと言われる機会も多く、5番目くらいまで覚えてしまったとか言う人もいるかもしれない。

ですが、やはりだいたい何かで覚えてるのは一番だけって二番はもう怪しいなんて人がだいたいなのではないでしょうか。

 

そんな中で一番とそれ以下。

それらの違いについてかんがえてみる話。

そしてそれが一番じゃなきゃダメじゃないなら・・

一番にならなくてもいいですよね?って話。

 

ここらに近い話だね。繰り返しかもしれない。

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

一番じゃなきゃだめなものは例えばなんでしょうか?

例えばスポーツとかはかなり1番じゃなきゃダメなところはありそうです。

というかダメではないけど1位と2位では大きく得られるものの差があります。

ものによっては日本10位くらいだと鳴かず飛ばずでそれでプロとして活動するのも難しいなどすらあります。

例えばスポーツなら一位の人が総取りみたいなところがあるように思えます。

そしてスポーツに限らず多くのもので近いことにはなってそうですね。

 

そのようなものは勝者が利益を総取りするわけで、そういうのはかなり1番じゃなきゃダメなわけです。

 

でも勝者総取りでもないものもあります。

例えば受験勉強。

これで試験に合格するかしないかは、一番も二番もあまり変わらないでしょう。たぶん両方合格。

 

このとき試験に受かるという目的を達するためには一番じゃなくていいわけです。

なので一番じゃなくていいものもあるわけです。

 

このときなにが一番じゃなきゃだめでそして一番でなくてもいいものはなんなんでしょうか?

勝者総取りっぽくなってしまうものとそうではないものの違いってことですね。

 

その違いを考えるに・・

これは得るのものが称賛とか名誉とかが知名度自体が報酬とか、報酬がそれらに相関する場合はそうであるかのように思えます。

人は三番目なんてだいたい覚えていませんからね。 

 

そのような知名度のようなものは利益の多くをごく一部の勝者が総取りします。ものによっては3位くらいでまるでそんなものが無いなんてことにもなるでしょう。

 

例えば観光地とかスポーツとか本とか顕著だと思いますが、知名度が実際の利益に強く相関するものに思えます。

 

例えば富士山の近くのそれなりに高い山は富士山に比べはるかに観光客が少ないだろうし、オリンピック10位くらいは1位の人に比べはるかにCMやコーチの仕事も少なく報酬も下がるだろうし、なんかの文学賞で佳作くらいだとあまり本も売れないし、YouTuberも少数の知られた人が圧倒的な収益を得ます。

 そのようなある種のものは名誉とか知名度に実利的な報酬も連動してたりしたりします。

その種のものが勝者総取りの一番じゃなきゃ駄目なものってなりそうです。

 

ちなみにパソコンの速度競争はこの一番じゃなきゃ駄目なやつでしょうね。一番になるなら・・世界最高の性能だと示したのならより高度な処理を要求される高度な仕事や研究を依頼されることになるでしょう。そこで、あまり二番目以下にお願いしたいとする人は少ないと思います。一番が混んでててとてもお願い出来ないとか価格を大きく下げてるとかでない限り。

 

人に知られる事が報酬に連動するようなものは1番じゃなければダメなんです。

というよりそうであると報酬のケタが上がるわけです。

 

そして人にあまり知られる必要がないものはどうでしょうか?

上でいいましたが試験とかですね。

試験に通るためなら人に認知される必要はありません。

合格人数に限りがあるなら順位は関係あり、どこからかは不合格ですが、一位通過も十位通過も同じ合格になります。ここではあまり3位通過のときに1位通過にがんばってなるメリットはありません。まあ主席通過に特典がある場合は一位がそりゃいいですけど。

 

この手のものも意外にたくさんあります。

・東京大阪で移動するのに一番早いとか安い手段を選ぶ必要。

・英語を学ぶのに一番売れてる参考書を選ぶ必要。

・規模が小さいような競争(例えば家族麻雀とか)で一番になる必要。

・その他色々。

 

まあいろいろありますがそれを分けるのは、他人の認知が報酬や利益に大きく左右されることか?だと思うところですがどうでしょうか?

 

他人の認知が報酬だったり大きく影響する場合は一番がかなり総取りする。

他人の認知があまり報酬に関係ない場合は一番じゃなくてもいいし、順位が低くてもあまり損しない。

 

ではないでしょうか?

 

さてその中で投資はどうでしょうか?

これは一番じゃなきゃいけない・・一番の報酬が大きい・・側面と

一番じゃなくてもいい 側面があるように思えます。

 

投資であっても1番であることが有益なこともありますね。

・他人からの賞賛とか尊敬とかの名誉

・有益な情報を持ってくる人もでてくるかもしれません。

・商材とか売りたいなら一番になると売れるんじゃないかな。(おそらくは知名度がない人の中身のあるそれより中身がなくても高く沢山売れると思われます。)

・その他

 

意外に有益そうなこともあり魅力的なところもあり求める人も多いのも納得がいきます。

投資でも知名度が報酬や利益に絡むところはないわけでもなく一番になる意味がないというわけでもなさそうです。

 

しかし投資利益自体は知名度の影響をほとんど受けません。

投資成績でプラス20パーセントの利益を得た時に、周りと比べて順位が高いならじゃあ倍になるね。とかないわけです。

みんながみんな倍とかなってる時だろうとプラス20パーセントは20パーセントプラスなわけです。

投資利益自体は、それが100万円の利益ならそれが一番でも3番でも100番でもビリでも目立とうが誰にも認知されなかろうが、100万円の利益は100万円の利益なわけで、そこに知名度によるボーナスもペナルティもないわけです。

 

一番じゃなきゃダメなんですか?

投資は投資利益自体は一番でも何番でもどうでもいいです。

そんなことはどうでもいいのです。

 

まあ一番を取って、それが他に知られて知名度になる・・・

他と比べて圧倒する成績であると知られたら、こいつは凄い人だと思われて有益な情報がもたらされてそれが成績をさらに押し上げるなんて事もあるかもしれませんがその程度ではないでしょうか?まあこれも人によっては大きいとなるかもしれないからやはり一番になる意味がないかといえばある場合ももちろんありましょう。

まああとは商材売りたい場合は一番がいいでしょうね。なんなら実際に一番じゃなくても一番と見せかけることが大事かもしれないね。実際の力より知名度が利益に関わるからね。

 

でも・・・

投資は1番じゃなくてもいいわけです。

プラス20パーセントは常にプラス20パーセント。プラス100万は100万。損失100万は損失100万。

そこに順位とか知名度は関係ないわけだしスポーツ選手は10位だと暮らせるか怪しいけど10位の投資家は暮らせていけるわけです。

その区別は知っていてもいいと思うわけです。

 

区別ついてますか?

それは知名度や認知度がアップして報酬が大きくなりうるもので順位を上げることに努力を払うべきものなのか?一番でなくてもより近いところを目指すべきものなのか?

あるいは順位を上げる必要はなく、その順位が報酬に左右されることはないものなのか?

 

それを考えて区別しておくべきだと思うんですよね。

商材売りたいなら目立って認知されるべきだね。あるいは一番になるべきかもしれない。

でも投資利益自体は順位に関係なく、100万円は100万円だ。

ならばそこで誰かに勝つのも負けるのも対して意味なんてない。

誰かに勝てば気持ちいいかもしれない。何かにまければ悔しいかもしれない。

しかしそんなの気持ちいいか悔しいだけでそれは1円も儲かりも損もしない無意味なものだ。

ならそんなの犬にでも食わせとけって感じです。表現ですから犬虐待じゃないですから

 

まあ順位を上げる努力が100万の利益を150万の利益に押し伸ばすかもしれないし、だから順位を上げる努力は否定しません。インデックスに勝つ努力もしていいんじゃない?

だから区別しろって言ってます。

何がメリットで何がデメリットか。

 

考えて必要なら手を伸ばし、要らんなら投げ捨てときゃいいと思うわけです。

 

まあメンタルコントロールの話ですね。

必要な焦りと不要な焦りは区別する。

意味がないと思うなら、それに意味はないそんなことで焦ったり顔を青くするのは不利益である。そう言い聞かせる。

その繰り返し。

区別して考えて、あるべきだという形になるようにその意思をもってコントロールを試していく。

 

そういうことが大事だと思うんです。

そしてそういうことが不要なときは焦りを感じず不要なことはしない。

必要なときは焦り、必要な手段を講じていく。

そのような手段を作っていくと思うわけです。

 

 

それは一番じゃなきゃだめなんですか?

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ