投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
株価
2228円(人々は、停滞する世界を抜けて大海原に漕ぎ出している。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。市場統計推移記録表で2020/3/13と2021/10/15で業種比較すると、予想利益を伸ばし、PERを下げているものは非鉄、医薬品、海運であるが、それらをマネックス10年スクリーニングにかけ高ROICのものから気になったものをチョイスして比較します。業種として好調も評価されてないもののなかから高効率なものを拾う意図。海運は皆ROICが低く選ばれませんでした。昭和電線ホールディングス。電線大手。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年10月19日に取得。
業績
電線大手で以下のようなものを。まあいろんな線ですね。
・エネルギー・インフラ(超高圧ケーブル、電力用機器部品「SICONEX」、架空送電線、産業用電線・ケーブル、消防用ケーブル、電設資材、免震・制振・防振)
・通信・産業用デバイス(通信ケーブル/メタルケーブル・光ファイバケーブル
・ LANケーブル、ワイヤハーネス、複写機用部品/ヒートローラ、 FA用ケーブル)
・電装・コンポーネンツ(無酸素銅「MiDIP」、銅合金、各種巻線、リッツ線)
・新規(ワイヤレス給電コイル、車載アルミケーブル、ワイヤレス給電コイル、高速伝送ケーブル、ロボット用ケーブル、超電導製品)
セグメント。まあ利益率が高そうな電線と通信ケーブルがどうなるかっぽいですが・・
まあでも、リーマンくらい以降は大きく売上規模が変わらない感じで成熟した停滞企業感はあります。上下はありますがほぼ売上横ばい。
その中で2016年までは薄利で純赤字もありBPSも伸びてなかったのが2018年以降は利益水準があがりROEあたりもわりと高めに推移してますね。BPSも伸びに転じてます。
赤字の2016は短信で詳しく説明してないですが減損切って事業セグメント変更もして「構造改革を実施していくとともに、成長が見込まれる分野への取り組みを加速させ、新たに策定しました「中期経営計画2016~2018」の実現に向けて取り組んで」ということで仕切り直し感はありますね。
で、2017からは、大きく利益が伸びてますね。これも短信で詳しく説明されてる感じでもなくセグメントでは電線が貢献、でん両システムが黒字復帰、巻線がまともに黒字化、通信ケーブルも貢献という感じで全体的にちゃんと利益を取れるようになった感。
全体としては原価率が89%とかだったのが87%に改善、以降も原価率を落としてきてるので、もともとギリギリだった利益率(1%程度以下)だったのがまともに利益が出る水準(3%程度から5%弱まで)になってきてる感じですね。
というわけで、仕切り直して各所の管理が行き届くようになった印象ですね。数字からは。
その中で今期1Qは大きく増収増益ですね。まあ前年比は前期が落ちたせいもありますね。でももっと長い目線でも好調感ある成績で通過というか1Qのわりには利益出てそうです。とはいえ成長という感じよりは堅調という感じですね。ちなみに原価率みると87.9%ってところですね。ちょっと増加ですが1Qですし。
財務
総資産は2008年1700億から目先2021年で130億ほどまで。純資産は2008年505億から2016年260億まで下がった後にふえて2021年480億まできてますね。
つまり総資産ではずっとリストラ傾向ですが身を切るリストラは2016年までで以降は儲けながら最適化を図ってるという感じでしょうか。
有形固定は一貫して伸びてませんね。土地あたりは一定です。投資を控えてるのでしょう。流動は2017年まで抑え増加に転じてますね。現金が一貫して下落傾向ですね。
負債は一貫して減少傾向です。流動も固定も減ってますね。有利子房も2015年以降ずっと返す側。
言えるのは資産でリストラをずっと進めてきてうまくいってそうだというところですかね。
CF
2011〜2014年で営業CFがもたつくことはあったけど、その他は基本安定ですね。
特に2017年以降は水準があがってます。業績改善がまっとうにCFにまで及んでるということですね。
設備投資は必要ですが、2015年以降はFCFは安定してますね。特に2018年以降はFCFが伸びてきてるのが好印象。まあだいたいFCFは負債返済にまわってそうですね。2018年以降配当してますが、現状余裕そうで配当性向も低く会社の状態を踏まえれば増配に来そうな気配ですね。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2018以前は横ばい感が顕著。も、2019年以降から上昇が顕著。というトレンドが変わってますね。2019年以降の上昇は今の所目先まで順調。これがどこまで続くか?と続くならどう乗るか?みたいな話かと。今だと週足の上る前の安値1464とか、目先日足の安値1967とかを基準にトレンドが続く限りですかね。
ファンダ的には、ケーブル色々の電線大手ですが。2016年以前は蓄財もまま習い程度の薄利でしたがガバナンスが効いてきたのかリストラを進めてようやく形になってきたのか2017年以降はしっかり利益が出るようになりさらに状態改善が進んでますね。
目先まで堅調ですね。前年比は弾けてますがこれは前期が悪いせい。
ですが成長とい感じでもなく停滞の中でしっかり稼ぎ蓄財もしっかりできるようになりましたくらいには見えます。まあそれでも状態良化ですし、実際問題めっぽう順調に見えます。増配くらいは飛んできそうに思えます。
評価。
PER10のPBR1.3くらい。状態はよく高くは見えないのですが、引いてみればシクリカルの停滞蓄財企業でありもう一声とはいいたくなるところですかね。
実際問題昭和電工としてはこれで高PERの高PBRに出てる感じです。安いとは考えないほうがいい気がします。利益が安定した2017年以降でもPER7以下とか普通にありますので。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=5805
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=5805
IRBANK:https://irbank.net/5805
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
ゲームでガチャをたくさん引いたらもってない新キャラがたくさん出てたぶん運がいい。
目当てのレアの排出率はおよそ4%で
それが35ありうち15は未所持。
そのとき161連して未所持が6来る可能性。
それくらいか気になってる。頑張れば計算できると思うけどめんどくさいのでたぶんしませんが。
自分は運がいい。
その結論だけ頂いて気持ちよくなろうと思います。
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記事補足してます。