大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4699)ウチダエスコ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ウチダエスコとその他

株価

3230円(人々は、隊列組んでじっくり進んで来たが勝てるとみて突撃するも勝ちきれずまた隊列を整えてきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4699 6840 3565 8057
企業名 ウチダエス

AKIBA

ホールディングス

アセンテック 内田洋行
市場 JQS JQS 東証一部 東証一部
業種 サービス 電気機器 卸売 卸売
時価総額(億) 116.3 66.9 178.1 534.5
株価 3230 728 1316 5130
決算期 2021/07予 2022/03予 2022/01予 2021/07予
予想売上(億) 210.0 150.0 65.0 2,900.0
予想営業利益(億) 27.0 7.5 7.0 102.0
営業利益率 12.86% 5.00% 10.77% 3.52%
予想純利益(億) 19.0 4.0 4.9 61.0
売上成長率(年複利/期間) 3.9%/14年 7.7%/15年 14%/7年 4.9%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 14.5%/14年 #NUM! 50%/7年 7.4%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 12.3%/13年 1.9%/14年 26%/6年 -0.8%/13年
PER 6.11 16.72 36.72 8.24
PBR 1.38 3.16 8.13 1.11
ROE 22.6% 18.9% 22.1% 13.5%
ROA 13.8% 4.8% 13.8% 5.5%
配当利回り 1.39 0 0.27 2.34
配当性向 8.5% 0.0% 9.8% 19.3%
総資産(億) 137.5 83.8 35.1 1112.6
自己資本(億) 64.9 20.4 20.9 385.3
自己資本比率(%) 47.2 24.4 59.6 34.6
一言感想 業績加速? あげ あげ 業績加速

 今週は比較。銘柄スカウターの10年スクリーニングで直近計画共に10年最高売上営業利益のもの(対象221銘柄)を市場統計推移記録表にかけ、2021/3/17と2021/8/27比較してROEをさげておらずPBRも110%以下のもの(対象21銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。歴史的好調が続いてる中で評価が抑えめなのを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年09月01日取得。ウチダエスコ。内田洋行配下のオフィスサービスいろいろ。比較にオフィス関連っぽい。ゲストに親の内田洋行

ウチダエス

業績

ICT利用環境やオフィス空間でのプロフェッショナルサービス(キッティング、オフィス移転、ネットワーク構築、システム保守、ソリューション)とか。

それに限らずいろいろ組み合わてオフィスワークを便利にする的な。

堅実に稼ぐも長く停滞感がありました。2000年から2019年までの売上複利成長をとると1%ないくらい。そのなかで2020は増収+26%の増益+108%の大躍進。

2020「主としてICTサービス事業において、IT関連機器導入サポートやキッティングサービス等の販売が、学校市場及び民間市場で堅調に推移」

コロナ絡んでオフィスの見直しとかでそれ関連の方かと思いましたがICTサービスのほうが好調ですね。「大型案件を含む学校市場向けタブレット型端末等の販売に加え、学校市場及び民間市場向けのICTサービス販売が堅調に推移」まあこれも学校向けでここらも授業方法見直しとかもあるかもしれません。

2021「主としてICTサービス事業におけるGIGAスクール構想案件への対応が大きく貢献」でICTが大きく伸びる一方、オフィスシステムとかは「大手企業においてテレワークが定着したことに伴いオフィスでのプリント量が減少し、トナーカートリッジの売上が低調」とかでわりと冴えない感じです。

それで総体としては絶好調だったんですが、特需に支えられた感もあり、でてきてる計画は「、2021年7月期にあった学校市場におけるGIGAスクール構想案件による売上高及び各利益における増加要因がなくなったことを見込んで」ということで減収減益。2019年以前よりは成長ではありますが。

会社としては特需は終わったと言ってるのでなかなか難しい局面。計画は上振れも下振れもあります。

 

財務

資産増。自己資本比率あたり高くもないけどずっと伸びてるね。

で、有利子負債は少なめで負債は手形とか前受とかが大きめ。

有形固定は少なめで総資産172億のうち10億もない感じで目先は電子記録債権が跳ねてるね。現金は右肩に近い。

見た感じサービスだけど生産設備とか持ってる感じでもなく事業的には商社に近そうな感じですね。

顧客のニーズに合わせていろいろなメーカーからものを集めてパッケージングして卸すみたいな。

で、順調、まあBPS右肩だし。現金も増えてて手形とかの多さを見るに仕事も増えてるとは見れますね。

 

CF

営業CFはプラスも安定という感じではなく大きいときと小さいときの差が激しい。商社あるある。

も、投資はほぼいらないので長期のFCFは普通にプラスだし増配もしながら現金も積んできてますね。配当性向は低くて還元はあまりやる気なさそうです。

まあでも順調という他。まあ視点は順調すぎたところからどの程度の反動で済むか?だとは思いますが。

AKIBAホールディングス

業績

パソコン周辺機器メーカーのアドテックを中核とする持株会社

セグメント。アドテックが作るメモリが中心。

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中心であるメモリが好調もあり伸びているが、増えてもなお薄利であるのをどうみるか。これはとりあえず競争優位性の類があるかは怪しいところです。

も、勢いはあり2013年以降ずっと増収が続いてますね。2019年からようやく利益もまともにでだしたくらい。

一方過去は2002-2012年は減収傾向でまた赤字も多い感じで減収入ってくるとかなり厳しくなるとは想像できそうです。

自己資本比率も低いこともありめっぽう高ROEです。(ROAは並)

とはいえ1Qで大きめの増収増益でいきなり2四半期上方もはいり目先は勢いあり。・・計画は勢いはどうかな・・ってところになってきてます。計画は保守傾向ありますかね。というかすでに上方来てるしね。

 

財務

財務悪い。2013年に自己資本比率80%あったのが2019年に20%。で、利益剰余金もマイナスまでいってます。メモリ特需に救われたところはありそうです。

で、ここのところいろいろな資産がぐわっと増えてますね、有形も流動も。固定比率自体は低め。ファブレスかも。

有利子負債なども増えてます。自己資本比率も増えてるので事業拡張で必要に迫られての借金となりそうですが。

 

CF

営業CF2020まで赤字も多く。2021年にようやく出た感じ。ただこれは売上債権棚卸し資産の拡大によるところが大きそう。つまりより売れてくるので黒字にならなかった。

そしてやはり投資はしてなくファブレスっぽいですね。売れてるけどそれに見合う投資がない。

それで、財務CFは今の所ずっと借りてますが、有利子負債≒現金くらいになっててみためほど財務悪くないですね。

 

アセンテック

業績

仮想デスクトップとか、ITインフラとか(ストレージとか)。

正直細かい内容はわかりませんが、2017年上場以来くらいからは増収増益が続いてます。それも利益はなかなか高成長・・・も、売上は2020年あたりから鈍化感あり。

その他高EOE維持でROAもめっぽう高めで利益率も伸ばしてきてて相当優秀なように見えます。

おそらくコロナで落とした増収率を戻して成長できるかくらいでしょうか。

1Qでは増収も横ばいに近い感じですね。これは前期あまり数字が出てなかったときのものなので今の所増収足踏みから抜け出せてないようには。

株安も続いてるようで成長期待から期待を落としてきてるようなところには。

業績も足踏み感あるなか落とし所を探る感じでしょうか。

 

 

財務

卸とかいてますが、生産設備っぽい有形固定とか殆ど持ってないタイプ。

目先1Qで総資産35億で現金16億売掛10億とかでだいたい水物が資産かな。負債も買掛前受とかが中心で借り入れもなさそうだね。

順調ですね。

 

CF

営業CFは安定しないところもあるけど、卸だからね。長期には普通に出てる。投資がいりません。よって長期には普通にFCFでると。配当とかさして出してないので現金積んできてるね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげかな
週足で乱高下してよこよこ
月足でいちおうあげ
確認。

評価・売買判断

ウチダエス

テクニカル的には、2019年までわりと普通の上昇ですが2019年末、2020年6月くらいにに大きく吹上て落ちるという乱高下。2021年に入ると落ち着いてるかゆるやかに落ちてるくらいも、2019年以前の水準より高いので依然上昇トレンドは途切れてないにはなるのかなあと。底らしいのは2662(すぐ切れそう)とかコロナ安値1801とか。ここらを見ながら2019年以前からの上昇が続くか?みたいな視点で。2度あることは3度で途中吹き上げるかもしれないし。

 

ファンダ的には、オフィス関連サービスですがIT系専門商社と見てたほうが実態に近そうな。GIGAスクール構想にも押され特需でここ2年業績も跳ねた感。

それが落ち着きどの程度に収まるか?がポイントですがね。

元来、長期にほぼ増収もなく地味に利益をだしてBPSは伸ばしてきてるくらいの停滞蓄財企業くらいにみてたほうがいいかもしれない。それで2002-2018年たりでBPS成長取ると11%とかになり、停滞としてもROEもなにげに高くて蓄財能力自体は高いとなりそう。このあたりをどう見るか。

評価。

減益もみてたほうがとも思うのでPBRで1.4ほど。これはウチダエスコとしては高い方。まだ評価されてるとは見てた方が過去はPBR0.4台くらいはあります。

とはいえなんかGIGAで顧客も増えてこのまま業績の勢いが続き成長みたいになるとこれでも十分妙味あるきもしますが。

 

 

AKIBAホールディングス

メモリが好調で伸びてる。ただメモリは競争優位性のたぐいはなさそうで薄利、また売れなくなるときは非常に厳しく過去は赤字も連発とかも。

とはいえ、今の所ずっと伸びている感じ。特にここ数年はかなり勢いもありそう。この勢いがどうなるかでしょうか。

財務は悪そうですがこれは勢いいいため。現状仕事が終わりお金が入る前に仕事がふえてお金が必要な感じで財務悪化。あとは借り入れも現金くらいでいうほど財務劣悪でもなくまた固定資産ないので設備が重しになることも考えにくい。

評価。

正直評価が難しいタイプ。勢いよく来たけど計画は鈍化感ある感じにもなってきてますし。ただおちつくと財務がすごく良くなりそうでそいうのをどう見られるのかも測り難く。

PER15のPBR3とか。これはROEを維持して伸びるという前提で見られてそう。財務良化は財務レバレッジ低下でもありROEを維持できるのか・・以前はPBR0.2以下もあったようだね。勢いない低ROEになるとやはり厳しそうですね。

 

アセンテック

高付加価値のITパッケージ卸売というかんじでしょうか。卸としては極めて優秀な数字を叩いてます。これは競争優位性の類があるやもしれません。極めて経営者が優秀とか。競合を抑える独占契約あるとか。まあないかもしれないけど。

収益性や財務CFにまで問題なく優秀さを感じるけど、成長だよね。2021足踏みで伸びるとしてる2021の1Qも現状足踏みという感じでしょうか。このあたりをどうみるかですかね。

評価。

PER36とか、これは非常に高い評価です。というかPER80とかから落ちてきてる感じで超期待されてるからこの程度さげてもまだ期待されてるとなりそうで、成長鈍化は許されない水準にまだあるような。成長期待とバリエーションの落とし所を探る感じでしょうか。考え方次第で答えも分かれそうで難しいやつ。

 

内田洋行

事務系商社。ウチダエスコの親だね。ウチダエスコと大きくは近い見立てになりそう。

ここ数年は弾けてる感じだけど、元々は長期停滞感ある業績で卸だから薄利はいいとしてもBPSものびてるのか伸びてないのか程度ということで、ここ数年の変化が変身を示してるのか?とう視点でみるのがいいのではないでしょうか。

まあ目先まで調子はいい方になるのですが評価もPBR1.1でも内田洋行としては盛り上がってるようなかんじですので(2017年以前はPBR1もなさそう)、もうちょっと調子見てから考えてもいい気は。あるいは調子をエスパーできてるなら事前にいってもいいかもね。わたしはわからん。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

平和ですよ。

 

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用語解説(日記比較編)

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