大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3741)セック/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

セックとその他

株価

2459円(人々は、都会にでるも馴染めず。ずっと帰りたがっている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3741 2317 3727 9895
企業名 セック システナ アプリックス コンセック
市場 東証一部 東証一部 東証マザ JQS
業種 情報通信 情報通信 情報通信 卸売
時価総額(億) 125.9 2521.6 40.1 24.5
株価 2459 2237 181 1316
決算期 2022/03予 2022/03予 2021/12予 2022/03予
予想売上(億) 67.0 661.0 41.3 101.0
予想営業利益(億) 10.5 83.0 0.7 1.6
営業利益率 15.67% 12.56% 1.75% 1.56%
予想純利益(億) 7.5 53.7   1.2
売上成長率(年複利/期間) 5.9%/15年 15.2%/15年 -3.5%/14年 -0.1%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 8.6%/15年 13.1%/15年 #VALUE! 0.4%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 4.8%/14年 12.4%/14年 -13.3%/13年 -0.6%/14年
PER 16.76 40.34 #VALUE! 19.19
PBR 1.97 8.39 1.97 0.32
ROE 11.8% 20.8% #VALUE! 1.7%
ROA 9.5% 13.8% #VALUE! 1.0%
配当利回り 2.4 0.89 0 2.28
配当性向 40.2% 36.1% #VALUE! 43.7%
総資産(億) 79.4 388.9 31.3 117.4
自己資本(億) 65.8 256.3 21.4 74.8
自己資本比率(%) 82.9 65.9 68.2 63.8
一言感想 あげ あげ 復活? 停滞

 今週は比較。銘柄スカウターの10年スクリーニングで直近計画共に10年最高売上営業利益のもの(対象221銘柄)を市場統計推移記録表にかけ、2021/3/17と2021/8/27比較してROEをさげておらずPBRも110%以下のもの(対象21銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。歴史的好調が続いてる中で評価が抑えめなのを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年08月31日取得。セック。リアルタイム技術専門会社。比較に銘柄スカウターで同じ携帯組み込みソフトで並んでいたもの。ゲストにコンがついてコン”セック”。

セック

業績

リアルタイム技術専門会社。と言われても。

セグメントも宇宙最先端とか社会基盤とか言われても何してるのか想像できない系。ちょっと呼び名とかを飾りたがる懸念はある。

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そのような怪しさ?はあるも業績自体は長期に増収傾向。2011年以降くらいは毎年増収まではないも、成長傾向が見られ目先が一番売上も利益も出てますね。

規模が出るにしたがい販管費原価率も下がる傾向は見て取れてやはり増収が続くなら大丈夫そうには見えます。

BPSくらいなら右肩くらいですね。
あ、ちなみにリアルタイムとかは以下みたい。

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実際問題応用範囲は広そうですね。

 

財務

自己資本比率。借り入れも無きに等しで目先1Qで総資産74億で流動57億の有形固定4.6億とかで流動よりでソフト会社寄りっぽいですね。

現金も伸びる傾向があるくらいで問題ないとしか。

 

CF

営業CFマイナスもあるけど売上債権の影響とかでだいたいプラス。

投資は少なくFCFは出るタイプですね。

増配傾向ですが、配当性向は高めですね。現状大丈夫そうですが減益になるいと厳しいかも。 

システナ

業績

 こういうの。

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数字見ると原価率高いタイプで開発受託して開発者雇って開発するタイプじゃないかな。

成長となりそう。さすがに2021はコロナ影響か久々に減収減益だけど計画はまた成長という感じだし出してる中期経営計画の目標もおろしてないね。

1Qで前期並み。どうみるか。

総じて利益率高くROEも高水準維持で目先業績足踏みも優秀なシステム開発会社であることは疑いないですね。

 

財務

 1Qで総資産366億のうち現金180億手形110億とかで、有形固定10億とかで極めて流動より。仕事に固定資産はいらないタイプ。

負債も買掛未払いくらいでだいたいになりそうで財務は普通に順調な開発会社ですね。

 

CF

 FCF安定ですよねーって見るとそうだった。

現金積み続けてます。

配当は利益並みですね。気が向いたら自社株買いで調整してそうだね。だから毎年現金積むくらいだから順調だよ。

アプリックス

業績

こういうの。

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こういうの 。

こういうのはなんか強そうな気もするけど、業績見ると全然そんなことなくて、2011年売上105億とかが2018年にはだいたい3.7億とだいたい吹き飛んでるくらいの弱さ。で、事業見て強いとか弱いとかいいとか悪いとか判断することが悪いまでは言わないけど数字をみてその裏付けをとるというかもう、数字で強い弱いいい悪いは判断していいのではないかとか思う事例。

まあずっとふんだり蹴ったりなのですが2019年に変調が訪れて、

売上が150%増とかになってます。ちょっと詳しい数字は開示されてませんが「水処理システムをIoT化するオールインワンパッケージ「HARPS(ハープス)」を日本で提供開始し、これまで営業活動の中心としていた海外のみならず国内においても積極的なサービス展開を開始したほか、世界的なキッチンメーカーFranke Kitchen Systems Ltdの蛇口一体型小型浄水器「Franke Vital Capsule System」に当社のフローセンサーが搭載され、2月より販売開始」あたりでしょうか。

ほかは「総合エンターテインメント事業を中心とした事業から、スマートフォン用のアプリケーションやクラウドサービス開発等のIoTソリューションを中心とする事業への転換を行ってまいりました。当該事業転換に伴い、ゲーム、アニメーション及び出版の事業会社売却、旧来のソフトウェア事業を推進していた海外子会社の清算、非収益部門の廃止や本社移転等、様々な施策を行ってきたこと等により、前連結会計年度まで7期連続となる売上高の著しい減少、営業損失の計上及び営業キャッシュ・フローのマイナスが継続」とかありましたがそれの解決のためわりと大きめの財政政策したっぽい。

それで2020年はさらに跳ねてきてますね。ソリューションが急激に伸びてきてます。

事業転換が成功しつつあるようにもおもえ、久しぶりの黒字ですね。

これが軌道に乗るか否か?

2Qでて売上は+31%の赤字で来てますね。計画は薄利な黒字。

売上が出つつあり長いトンネルを抜けて反撃感も醸し出てきてるようにも思えますが、2Q決算資料みると黒字のテクノロジーは売上伸びてる感じでもなく、規模が出るソリューション(通信)が現状赤字とまだ大丈夫とするのも難しいかも。

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財務

総資産31億に流動23億に有形固定はほぼない感じでしょうか。のれんがなどの無形は7億ほどだね。

実際はだいたい現金手形が資産となりそう。財務は意外に悪くもなく 目立つ負債は買掛と借り入れくらいはあるけど、総負債<現金くらいは成立しててだから財務はきれいといえます。

利益剰余金はマイナスです。

 

CF

営業CF赤字。2019年は久しぶりに黒字だったね。2020年は赤字だし今期2Qでも出てるか微妙な感じなのでまだ厳し目かなあとは。これまでの苦境は増資で乗り切ってるところあるのでまだわりとまた増資が飛んでくるかもしれない。

 配当?できるわけないでしょう。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足でまだあげ
確認。

評価・売買判断

セック

テクニカル的には、週足までバリバリ下げ。ですが2018年までは上げてましたね。2016年1250が2018年5520とかまで。も5520以降の下げで2018年安値2516あたりは切ってるので目先は週足で底なし。となると次の基準は1250とかですね。流石に遠い。あとはコロナ安値2255がなにげに近いのでここを基準に切らないなら反転も期待してみるとかはできそうです。


ファンダ的には、具体的に何をしてるのか?とかは捉えにくいも、結構長く順調に来てるし利益率やROEもなかなか高い水準で結構優秀という印象。財務も順調なソフト会社のものという印象でCFもそうですね。CFや財務に不安が出ることは現状想像しにくい。配当は割と配ってるので減益は減配につながるかもしれないくらい。

ただ高成長という部類ではなさそうで順調さも見ながらそこをどう考えるかくらいでしょうか。

評価。

PER17程ですが状態踏まえるとそんなに高くも見えない。こんなもんじゃないか感。といいつつもっと上もありそうとみると、PER17ほどいはわりとセックとしてPER低い方みたいですね。

順調さが続くならどっかで評価見直されるタイミングもありそうな。順調さが続かないとわかんないけど。

 

システナ

順調なシステム開発会社。各数字かなり優秀でめっぽう高収益。CF財務も問題なくだから極めて順調。その中で目先は業績が足踏みしてるね。会社は成長する計画はおろしてません。 

評価。

PER40ほど。十分に期待されているという水準と見るべきか。というかシステナとしても高い方のPER。PER50はつけたことないかな。PER15以下ならあるるかな?ってところ。まあ当時よりROE高くなってそうだけど。

とりあえず評価は成長は続く、あるいは加速するくらいの評価と見てた方が実際そうなるならそれでもありかもしれませんし、だから考え方ではないかと思います。

 

アプリックス

既存の事業はほぼ解体され仕切り直しに来てて目先はそれが立ち上がりつつあるようにも。

とはいえ、まだ利益が撮れてる感じでもなくCFも出せてるか微妙。

このままのびていけるか?利益出せるようになるか?がポイントでしょうか。目先はまだどちらともつかない感じ。増資なれしてる。苦しくなるとすぐ増資とかは飛んでくるかもしれない。

評価。 

増資まつりをしながらPBR2ほど。これはなかなか意外で事業転換がうまくいき売り上げててて利益出るなら意外に妙味も見れる水準かも。・・とも思えるけど意外に財務は健全で財務レバレッジもかからないし財務改善による大幅BPS増などもくるかわからぬところで、まともなROEまで上がらないと厳しいかも。現状そんな感じでもなく。

やはりあまり優位性ないかもなあとか思ったりします。

 

コンセック

 工具が中心。工事もやってるね。

2014年以降利益は安定してるけど売上は伸びてる感じでもなく。2009-2012年とか赤字でBPSも伸びてないかなあという感じというか営業利益率2%もなさそうでROEも2%ないかなあという。

財務は悪いってほどじゃないしFCFも出るけど、配当配ると返済も進められるか微妙で、現状維持でいっぱいいっぱいで配当配るのでやっとくらいの印象です。蓄財もできない程度の収益性ってことです。

評価はPB0.3とかではいそうですねという感じ。超低評価ですが定位置って感じです。

収益性が跳ねるとかの根拠があるとか低評価で配当貰えればいいとかなら選択になるかもね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転で御座います。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表