大河の一滴

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投資の結果責任の原則

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たぶん常によくある話なんだと思うけど

 ある日Twitterでこのようなものを見ました。

 

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そんなことを振り返りながら投資と向き合う姿勢をどうしようかみたいなことを考えてみる話。

ちなみにここでもまとめられてますね。元ツイートは削除される可能性もあるしいつまでも読めるとも限らないですが。

「結婚するための資金200万円を使って信用取引で貴社の株を買ってしまいました。どうか、370万円で100株を買い取って頂けないでしょうか?私の人生詰みます。」 - Togetter

なくしてはならない種のお金であろう結婚資金をレバレッジで買ってしまって迅速にほぼ全部吹っ飛んだということになろうと思います。

 

この話はAIinsideという銘柄で起きた話ですね。

自分もやられました。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

この方はその成長性を覆す開示が出る直前に買ったというなんとも間が悪い瞬間でいかにもついてないとは思いますし、非常に運が悪いと思いますし、理不尽で踏んだり蹴ったりだとも思います。

 

これには色んな意見ありそうだよね。

馬鹿だとか自業自得だなんて意見の方が多いとは思います。

そのなかで自分は運が悪いと思います。それもかなり。

これはそういう種の話だと思うんですよね。

でも自分もこれは救済するべきケースには当たらないとは考えるところです。

 

なぜなら同時に運がいいことも起こり得る。理不尽に運がよくて棚からぼたもちみたいなケースもありえるからです。

これは運が悪い。理不尽に損したと言えるケースですが同時に投資は運がいいこともありえます。理不尽にいいことがあり大きな利益を得ることだってあります。
そのとき運がいいときは受け入れて運が悪いときは助けてなんて通らないのです。

・・というか通るなら自分もやる。みんなやる。だからそれは通らないわけです。

 

実際にこの人も逆のことが起き、買った日に素晴らしい好材料が出て株価がいきなり倍になってもそんなの自分は予想してなかったしこんなの理不尽だから利益は返上するなんてしないわけです。こっそり誰にも言わず利益を得て終わったはずです。もちろん自分もそうします。

 

そしてそれは投資において当然の権利であり義務であり・・原則なわけです。

ここでは現在はそうなってるとしておきますが。いずれここも政治的な理由とかで変化するかもしれませんからね。

 

でもともかく!

投資では理不尽に運がよくて思わぬ利益が出たときもそれを受け取っていい。と、同時に運が悪く理不尽なことで損失を被ろうとも救済されることはない。

 

これは投資をするなら、その人はこれを受け入れないといけないわけです。

それがいかに理不尽なものであろうと、それがいいものであってもわるいことであってもその結果は受け止めていい、そして受け止めなければならない。

これは投資の最初の方にある大原則の一つです。3本の指にはいるかもしれません。

 

そうですね。これは誰かがすでに言ってるかもしれませんが自分もここで名前をつけてみましょう。

 

投資ではその結果はいかに理不尽なものであろうとその結果を受け止める権利、あるいは義務がある。

これは投資の結果責任の原則です。

 

まあ、投資した金額以上は損しないでいいよ(有限責任)というルールと言うか救済はありますけどね。

 

ただ自分は可哀想だと思ってることがありあす。

この投資の結果責任の原則を理解してない人が損するケースです。

無知が罪でもあることは否定しがたいも同時に可哀想だとも思うところです。

 

運が悪い時理不尽に大きな損失も被りうるってことを理解してなかった中で、理不尽に大きな損失を被り避けられないこと。

そしてそれで本質的に失ってはならない例えば人生も壊れるような種のかけ方をし、取り返しのつかない人生の傷を残してしまうこと。

これは自分も憐憫の念を感じるところです。

 

彼?はルールを知らなかった。

時速60キロ以上で走るのは犯罪である。それを知らなかった。

その中で時速120キロ出してしまい捕まり免許を取り上げられて罰金も払う羽目になった。

このとき知らなったから許されるなんてことはありません。

でも可哀想ではないですか?

だって知ってれば60キロに収めて悲劇をさけてたかもしれないのです。

そして知らない事はその人の罪でもあると同時にその人のみの罪というわけでもないと思うのです。その人にそのルールを知らしめる責をもつものもいると思うんです。しかしそのものが罰を受けることはない。

(ちなみに初犯で速度違反一発で免許取り消しは点数的にあり得なさそうであくまでこれは例です)

 

このAIinsideの悲劇はこの人も自分も被りました。けれど自分は傷はうけたけどなんともないは語弊ですが取り返しのつかないことにもなってないし人生も壊れてません。

けれどこの方はあるいは人生も壊れたかもしれない。

 

そしてこの違いは自分にはこの投資の結果責任の原則を理解していたかいないかの違いだったと思うのです。

 そしてこの原則を知らないがために予感も覚悟もしてなかった損失を被り人生を壊す人が今日もいると思うんです。

 

宝くじで全財産飛ばす人ってあまり居ないように思えます。

まあパチンコとか競馬は少しいるかもしれないけどこれは依存症の部類といえてある意味病気なんじゃないかと思ったりします。 

その中で株やFXとか仮想通貨とか金融商品はわりと病気でもなさそうな人が一発で全財産飛ばすって事例はままある気はするところで、これは知っていながら抗えない種の病気というよりはただの無知が故だと思うところで知ればかなり避けられる種のものだと思うんだよね。
だから宝くじだと起きないからね。

  

知らないはずなんです。
信用で全財産株に突っ込むのは、あるケースでは全財産宝くじに突っ込むより悲惨な事にもなりえる、それもそんなに珍しいケースでもないことを。

宝くじは当たらないと何も残らないとみんなが知っていて、そしてそうなるとどうなるか?というところの想像が働く故に宝くじに全財産つぎ込む・・もっと借金して買うとかする人はほぼ皆無でその種の悲劇など起きないわけです。

 

 だからもしそれが起きるなら、それは知らなかったという話だと思うんです。

上手く行かなかったら、あるいは想定と逆にいったらどうなるか?ということに想像力が及ばなかった。

知らないがゆえに想像できなかったってことだと思いますよ?

 

 でも残念ながら知らないがゆえの苦境も不幸も誰も助けてくれません。

知らないがゆえの幸運が奪われないのと同様に。

だれも助けてくれません。

あなたを誰も助けられません。

 

故にあなたはあなたが助けるしかない。

助ける方法は簡単です。

知ることです。

知ってそれを踏まえて想像して準備することです。

 

知ることでその破綻は、あなたの破綻は避けられます。 

 

この投資の結果責任の原則

それを知らないがために起きた被害からは助けてくれなんてことは通りません。

それは原則です。速度違反を知らなかったために罰則から免れられることがないのと同様にそれは知らないとしても受け入れなければならない原則です。

 

ぼくらはそれがどんなに理不尽なものであってもそれをうけとめなければならない。

 

ほんとはそれを知ってるものはそのことをより多くの人に知らしめる責任もあるのではないか?とかも言いたくはなりますが、まあそれはいいでしょう。

政府とか東証とか証券会社とか業界が負うべき役目かもしれないですしね。

自分ならこの記事で少しそれを果たしたしね

 

・・まあそれはまたの話としてひとまず自分でしょう。

この投資の結果責任の原則が腑に落ちてないなら、腑に落とすべきなんだと思います。

それで避けられるべき不幸も避けられることは多いんじゃないかな?

投資をずっと続けて大きな成果にたどり着く。

そのためには必要なことだと思うんです。

 

 

投資の結果責任の原則

理解してますか?

腑に落ちてますか?

 

 

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