大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3738)ティーガイア/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ティーガイアとその他

株価

1971円(人々は、一度は天下をとり押されて転落するも結果はでないが態勢は立て直りつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3738 9428 9435 3775
企業名 ティーガイア クロップス 光通信 ガイアックス
市場 東証一部 東証一部 東証一部 名証セント
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 1105.2 86.4 8811.9 37.4
株価 1971 900 18930 727
決算期 2022/03予 2022/03予 2022/03予 I 2020/12
予想売上(億) 4,530.0 440.0 5,850.0 24.5
予想営業利益(億) 134.0 21.4 830.0 1.7
営業利益率 2.96% 4.87% 14.19% 7.08%
予想純利益(億) 120.0 10.1 585.0 1.5
売上成長率(年複利/期間) 1.6%/15年 6.2%/15年 7%/15年 2.5%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 7.4%/15年 6.7%/15年 8%/15年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 10.3%/14年 9.7%/14年 7.8%/14年 5.4%/13年
PER 9.15 8.03 14.85 23.15
PBR 1.72 1.02 2.21 1.98
ROE 18.8% 12.7% 14.9% 8.6%
ROA 5.1% 4.1% 4.7% 5.8%
配当利回り 3.81 1.89 2.47 0
配当性向 34.8% 15.2% 36.7% #VALUE!
総資産(億) 2338.3 246.9 12568.4 26.6
自己資本(億) 640.0 79.8 3934.4 17.4
自己資本比率(%) 27.4 32.3 31.3 65.5
一言感想 減収足踏み あげ あげ 成長崩れ低迷

 今週は比較。 ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で20%以上のもの(247銘柄)及び銘柄スカウター10年スクリーニングで5年PBR相対水準で10%内(467)を双方満たすものから気になったもの(16銘柄)をチョイスして比較します。ある程度の期間ずっと高収益でありながらここ5年で低PBRに評価されるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年07月30日取得。ティーガイア。携帯販売。比較に近いっぽいクロップスと光様。ゲストにガイア仲間のガイアックス

 

ティーガイア

業績

だいたい携帯販売ですが、決済サービスなども。これはクオカードですね。クオカードを発行しているのはここです。正確には発行してる会社を買収ですね。

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2013年以降減収傾向が続いてます。7300億から4500億で結構な減収。お、利益は維持という感じですね。原価率が落ちる傾向です。

減収はじめの2014年「モバイル事業で前期に引き続き販売チャネルの最適化を推進したこと等により、販売台数が前期 比で減少した結果〜決済サービスでPIN販売システムを用いた電子マネー系商材の販売が伸び悩んだ結果」とかですね。

その他目立つ要因というかモバイル事業で衰退感がある他、決済事業で売れる商材の変化があるとかの流れで減収。2018年からクオカードを傘下にして2019年から結構利益貢献してますね。

 総じてモバイルは低調で減収減益傾向で、決済サービスは目先伸びてます。

総じてリストラ傾向が続いているとは感じます。

冴えないは冴えないのですが、ROE水準はなにげに高く、営業利益あたりは下げるのを食い止めている一方EPSは実は2019年まで伸びてます。

さすがに目先コロナかモバイルの落ち込みが大きいのでEPS、ROEは低下ですね。

やはり減収に歯止めがかかるところはみたいかもしれません。

通期は減収ですね。とはいえ目先四半期は復調傾向にあり、計画では減収に歯止めをかけるとはしています。計画自体はめっぽう正確な印象はあります。

 

財務

総資産2300億で流動1800億でかなり流動よりの構成。現金と差し入れ保証金が大きいですね。有形固定は小さくあまり増えてませんね。のれん計上してます。ばいしゅうしてそうですね。

負債は1700億と多めですが、大きいのはカード預り金1060億。クオカードですね。負債の半分以上はクオカード発行によるものです。発行額は増えてます。発行額増えるを嘆くのもよくわからないのでいいのではないでしょうか。

というわけで資産はかなりクオカード関連が占めてます。金融はバランスシートが膨らみますね。

買収はこれっぽい。

ティーガイア<3738>、富士通<6702>傘下の富士通パーソナルズから携帯電話販売事 - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

こんな記事も

【ティーガイア】携帯ショップ最大手が「規模拡大」に走った成算 - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

衰退気味のモバイルにテコ入れを入れに来てる感はありますね。モバイル関連の買収は2011年まで遡るようです。買収自体は多めですが。

 

CF

営業CFはプラス。クオカードのカード預り金を考慮してもプラスですね。このあたり携帯ショップなどは日銭商売になりそうでCFの筋はよいですし。固定資産は持たないので設備投資は低調。よって、FCFはかなり出る体質です。

で、買収しまくり感ありますが、意外に投資CFは低水準で2021年は珍しく大型買収かけてきてる感じです。あとはクオカードですがこれは買収されるクオカードがお金持ってたので買収でお金増えてます。もちろん預り金なので儲かったとかの話ではないですけど。

で、近年はすごい勢いでお金増えてますがだいたいクオカードですね。クオカード発行してお金増えてる。目先預り金1000億に現金476億ってところだから、見た目ほどお金持ちじゃないです。

あとは以前はFCFはほぼ還元に回しあまりおかねもってないところはありました。あまり宵越しの銭は持たない方で、配当は配当性向で決まってそうですが、余裕できたら自社株買いが飛んできてるようなところはあります。

このへんで利益横ばいでもEPSが上がってるところは。BPSも上がってますね。これはえらいかもしれない。さすがに近年はモバイル不調でEPS減ですが。

 

クロップス

業績

 色々やってる中でキャリアショップが主力は主力くらい。

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わかりにくいのは店舗転貸借業務ですがこれは飲食向けテナントを又貸ししてるテンポイノベーションが子会社ですね。

まあ総じてキャリアショップとかビルメンテや派遣など地味で大きくは儲からないけど、大きなリスクはあまりない系のものを多角的にやるよううなスタイルでしょうか。卸などは薄利だけどあまり大損しにくいですしね。その手のものが多そうです。

何が強みとかはないけど要領よく稼げるもので稼ぐみたいな。その中でたまたまテンポイノベーションがスマッシュヒットした的な。

それで長期に成長感あります。常に増益してるほどでもないですけど、増収ならだいたいですね。

計画は地味目の成長計画。といいつつなにげにEPSとか10%近く複利で出てるんですけどね。

 

財務

資産増。自己資本比率あたりは低めだけど、有利子負債は返してるし資産は増えてるので有利子負債比率あたりは低下してますね。

財務健全化が進んでいる。このへんは自己資本比率だけみてもわからないところだね。

有形固定は意外に少なめ。 負債は長期預かり保証金あたりが多めで増えてますね。代理店契約の保証金や敷金、保証金の受け取り金額が具体例だそうですがテンポイノベーションですかね?ここでは深くはつっこみません。順調にしか見えないし。

 

CF

 営業CF安定。近年大きなCF入ってる。

差入保証金預かり保証金あたりの理由が大きそう。このへんはテンポイノベーションのうごきかもしれない。飲食とコロナなどもからみ。

まあそれで大きくFCF出て現金も積んでるんだけどこの営業CFの積み方は業績異変かもしれない・・・とテンポイノベーション見たけどこれは大丈夫そうなので杞憂かも。

まあ、ここ二年は出すぎだから反動はくるとは思ってたほうがいいかも。

で、2019年以前は意外に営業CFが弱くFCFがあまりでてない感じの仲ここ二年はかなりFCFでた感じでもちろんいいこと。これを永続と見るか一時でまた戻るとするかで判断変わりそうですね。次の1Q見るとちょっとわかるかもね。この記事作成時点ではまだ出てません。

 

光通信

業績

だそうです。

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だそうです。バランスいいですね。携帯電話は取次の一部ですね。

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近年は好調で2018年以降増収が続き、利益は2012年以降増益傾向ですね。2021年も電力なかったら増収増益と強調してました。

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で、利益率とかはのびていてやはり好調というほかないけど、ROEは低下傾向がでてます。このあたりをどう考えるか。EPSが伸びてるからいいという見方はできますね。計画も増収増益です。

 

財務

で、決算資料でやっぱり株買うのは好きみたいでこんな会社買うぞって方針は出してますね。決算資料で。で、450社投資してて下手な投資ファンドより投資ファンド感ある。そのわりにはセグメントすらないんですが。
でも資産推移だしててこの辺は個人投資家味あります。そして実際かなり凄腕投資家感あるパファーマンスになってますね。ほんとに投資ファンドやってもよさそうな。

 

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 で、長期に資産は激増してます。あらゆる項目がふえてそうですね。自己資本比率も低下傾向です有利子負債などもかなりありそうです。

このあたり、借り入れ目視してなんでも買い漁る感でてます。

 

CF

 営業CFは安定的で近年増加傾向。も、それ以上に投資はお好きで特に2018年以降は常に財務CFプラスにしていろいろ資産買ってますね。有形固定というより投資有価証券買ってますね。増配は続いてますね。自社の株主にも還元はしてるにはなりますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足でさげてもみあい
月足であげてさげかなあ
確認。

評価・売買判断

ティーガイア

テクニカル的には、まずは2018年まであげて3230まで。そこからは安値高値切り下げの下落トレンドはそうですね。その中でコロナ1638からは高値は切り下げるも下は下げ渋ってる感じで下落は止まりつつあるようには。また長期の上昇に向かってくるなら面白いかもしれない。底はやはり1638までは見ておきたい。


ファンダ的には、主に携帯ショップ。携帯ショップは衰退感でてます。も、減収もクオカードなどの貢献もあり利益は維持。資産はクオカードが占めるところが大きく、またクオカードでBSが肥大化しておりクオカードになんかあるとやばいですね。まあ金融はそんなものですが。

で、財務はクオカード負債もあり良くはないですが、CFの筋はよくわりとキャッシュフローは安定で、それもあり高還元を実現していたところも。近年現金が増えてますがこれはクオカードのせいであまり自由に使えないお金です。

で、久しぶりに携帯ショップの大型買収をどう評価するかですかね?

評価。

PER10切りのPBR1.7ほど。携帯ショップは低調で衰退感もあるので高評価されるというのも不自然だけど、高ROEを維持してるCFも安定し還元熱心な企業の評価としてはどうだろうか・・?みたいには。・・・ですがこれくらいはティーガイアとしてはよくある評価で歴史的ににはニュートラルな評価で上も下も。あまり評価されるような事業ではないということを念頭に還元とか安定性とかを見れるならもってもいいかもしれないくらいでしょうか。あとクオカードが爆発したら観念してください。たぶんしないとはおもうけど。

 

クロップス

儲かりそうなものをいろいろ手を出しているという印象。現在携帯ショップが主力だけどこれが本業という意識もないかもしれない。テンポイノベーションの親で今の所優秀な子。

テンポイノベーション抜きに長期に堅調な業績を見せてて財務も良化が進む。ただ営業CFは弱いところがあったが目先、大きく伸びてる。これを発展と見るか変調とみるか。

評価。

PER8のPBR1ほど。状態にしてはほどほど感もある。成長性とバリュエーションは好バランスなようにも思えます。まあ歴史的にはあまり高評価にはならない感じですね。携帯ショップですしね。それにしてもPERで低めなようですが。

あとテンポイノベーション時価総額と持ち株比率見てみるとテンポイノベーション以外の事業評価はされてないとはみれますね。投資するかしないかは考え方だと思うけど。

 

光通信

業績も向上傾向もありいろいろ好バランス感もあるけど、なんというか特に近年は資産収集家みたいな感じになってる印象。借り入れもバンバンしていろいろ買い漁ってる印象です。今の所十分結果でてます。ただ市況が悪くなると悪い影響が大きくなる恐れはありそうで注意点かと。

それぐらいというかそっちが本丸なようには思えます。現状懸念は顕現されず資産収集はまだまだ続くような気はするところ。ただこういうのは悪化すると早いようにおもえるのでだから注意。

評価。

PER15とかPBR2.2とかは光通信としてはいかにもよくある水準で上もしたもの通常運転中となりそうです。成長性を踏まえるともう少し上なきもするけど、やってることはかなり市況などにも左右されそうでわりと長く盤石とも見にくいところでそういう意味では過剰評価って気もするところで、だから考え方でしょうかね。

 

ガイアックス

ソーシャルサービス支援会社。

ソーシャルメディアサービス(運用・コンサルティングインフルエンサー向けメディア、ブロックチェーンのウェブメディア、採用広報支援)

・企業内SNS社内SNS、女性活躍推進のための社内SNSクラウドグループウェア

・Webマーケティング支援(オウンドメディアブログ、コーディネートメディア、Webマーケティング支援、シェアサービス提供プラットフォーム、デジタルコンテンツ制作)

・インキュベーション(投資育成支援、シェアリングエコノミー領域)

まあざっくりマーケティングですね。

こういうのはすごくラキラしてるか、鳴かず飛ばずか・・ってみると両方だった。

2017年にあで右肩上がり感の売上(ただ利益はついてこず)で2018年に大きく減収でその後足踏みという感じ。

2018「主力事業であるソーシャルメディアサービス事業において、当連結会計年度期首 よりアディッシュ株式会社及びその子会社2社を連結の範囲から除外」

新生ガイアックスみたいな感じかもしれませんが現状利益は安定しない感じですね。

利益剰余金もマイナスですね。というかずっとマイナスですね。増収してても膨れてるだけで儲かってなかったやつですね。

ただ財務はきれいになった感あるので反撃・・もCFは安定してないのでどうでしょうね。

ここまでみて鳴かず飛ばずだなあという感想です。

個人的にはPER23とかPBR2とかの優良企業評価では手を出したくないですね。私としては優良企業に見えないですからね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 今日は休みでしたか。

記事作ったので出しますけど。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表